もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

ミニーのこと

2020-04-23 09:28:40 | ミニー
先日いつもお世話になっているお店でのポチのカットが出来上が田tの出迎えに行くと、
「あの、これへちまちゃんとミニーちゃんに。」
と、お店の方がお花を二つ下さいました。

ですので帰宅し次ぐあの子たちの前に飾らせてもらいました。

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はやいもので、へちまが逝ってもう一月。
そしてミニーが逝って来週で一月。
もうすっかり気持ちは整ったつもりでしたが、
お花を頂いたとき、、御礼とともにあの子たちの最期の様子をお話しさせていただいていると、
いきなり感情があふれ出そうになったので、やはり口に出すとまだまだ。

でも文章ならばもう余裕が出てきました。
そういうわけで、今日はミニーの思い出を語らせていただきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

二年前の寒い寒いお正月、警察へ免許の切り替えに行った奥さんが、
その吹きっさらしの駐車場でかろうじて毛布一枚かけてもらった檻の中、
丸くなり寒さに耐えているに一頭の犬を見かけました。
それがミニーでした。

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そしてなんだかんだあったのち、我が家の一員として加わることになりましたが、
当初感染症などの症状があったため、当座は先住わんズとの合流は出来ず、
約一月後めでたく合流と相成りました。

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「はじめまして、こんにちは!」

今までいろいろあっただろうに、まっすぐで明るい性格のミニーは、
すぐに他の子たちとも慣れたようで、おうちの中も自由自在に歩き回るほど。

とはいうものの、ミニーの体、特に足まわりを見てみると、
爪が数本欠損し、一本の指は大きく外側に向け脱臼したまま戻らない、
そして肉球は厚くふわふわで異常に柔らかい。
これはつまり、お散歩はおろか平地を歩いたことがほとんどない足の裏。
お医者さん曰く、ずっと金網の上で過ごしていたときのような感じであったのです。
またこの避妊手術の跡がなく、乳腺が大きく肥大し腫瘍といっていいしこりがありました。

そして見た目は元気ですが、すでに10歳越えのシニアであることも間違いなさそうでしたから、
まず間違いなく繁殖犬として子犬を生まされ、そののち不要になって捨てられた
そういうパターン。

そう思うと、この子が不憫で、「残った時間はなんとしても幸せに過ごさせてやろう。」
と、そう強くそう思わざるを得ませんでした。

ですので、私はことあるごとにこの子を散歩に連れ出し、
その楽しさを味わってもらおうとしたのです。

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ですが…

なぜか散歩が大嫌いなようで、家から離れる方向では頑として動こうとしない!
ですが、帰り道はものすごくスムーズにテケテケ歩いて帰ろうとするのです。
(だから散歩は、私が抱いて連れてゆき、帰りは一緒に歩いて帰るそんな感じ。)

これの不思議だったことは、例えば自転車で初めての場所へ連れて行っても、
下におろすと、迷うことなく、家の方向に向かって歩き出すので、
野生の勘何なのんか何なのかわかりませんが、どうも家の方向が分かっていたようです。

ですがやがて散歩にも慣れて、公園でのんびり茂みを楽しむこともできるようになりました。

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「くんくんくん… 楽しい♪楽しい♪」

その後は毎月病院へ通い診ていただきながらも、
それなりに元気で、店に出ては愛想の良い看板犬として大活躍!

そして時には…

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「いらっしゃいませ♪」

またある時には…

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「よこそいらっしゃいました!」

と、大好きな段ボール箱相手に大はしゃぎをしたりと。

こんな感じで楽しく過ごし、

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なんだか少しミニーがビッグになったり

愉快な癖を披露したりと、毎日愉快に過ごしていたミニーだったのですが、
うちに来てちょうど一年目になろうかという頃、
とうとう例の腫瘍が大きく腫れあがってきたのです。
そしてまた、冬になり持病の肺水腫もわるさをし始めてきたので、
家では専用ドーム、店では私の膝の上、こういう感じで過ごしこととなりました。

IMG_0538.jpg
「うへへへ♪」

やがて年が明けると、腫瘍はいよいよ大きくなり、
そのうち先端が破れ血膿が流れ出してきました。
ですので、この時から毎日ミニーは腫瘍のケアのため、
日に二回薬を塗りガーゼ交換をして、そして一日中マナーベルトをすることとなったのです。

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「あらまあ!」

そういったわけで、衛生面からも、また体力的にも、
ミニーはお散歩も店番も出来なくなったので、その後はずっと寝室で過ごすこととなりました。
ですが、もともと散歩嫌いにこの子にとっては、それはそれで快適であったようで、
普段はお気に入りの寝床ですやすや眠り、私が帰ってくると、

名称未設定
「ごはん?おやつ?それともなでなで?」

と、上機嫌で出迎えてくれ、そのままベランダの方へ向かって走って行っては、
「さあ開けろ!早く開けろ!すぐに出せ!」
と、せかすように私を促しては表に出て

DSCN6995.jpg
「う~ん、最高♪今日も異常なし!」

と、いつの間にやら大好きになっていたベランダで、しばし至福の時を過ごすのでした。

ですが、例の腫瘍が日々大きくなり続けるだけでなく、さらにあちこちの腫瘍も大きくなりはじめ、
そのうち腹部の皮膚が大きく裂け痛々しい状態に。
こういう状態ですからかなりしんどかったと思うのですが、
それでも毎日おいしそうにご葉を食べ、そして尻尾を振りながらベランダを闊歩し、
お行儀よくきちんとおトイレで用を足しつつ、ご機嫌で毎日を過ごしていてくれておりました。

なのに、あの憎き腫瘍はお腹だけでは飽き足らず、
肺へ、そして脳へと転移し、ミニーの小さな体を痛めつけていたのです。
それに気づいたのは世の中が新型コロナで騒然となっていた三年目の春、
この時この時

こうなるとあとはもう一気でした。
あれだけ旺盛だった食欲も目に見えて衰えてゆき、飲み込むことすらしんどそうに。
ですが、それでも、器からは食べれなくはなっても、私の手からは食べ続けてくれ、
最後の日まで、お薬もしっかり飲んでくれました。

こうして振り返ると、この子と過ごせた2年とちょっとはそのほとんどが病気との闘い。
でも、それでも、この子はうちに来れて幸せだったと思えます。
というのも、この子は自他ともに認めるパパっ子で、私にとてもなついてくれていたから。
奥さん曰く、
「ミニーはパパと出会えて幸せやったね。
多分、これまでに『好き』と思える人に出会ったことはなかったやろうから。」

そう、実は来た当初、この子にはほとんど表情がなく、
ほぼ機械的に、食べて寝て、おトイレに行き、そしてまた寝る。
そういう感じだったのです。

ですが、私と過ごすうち、ある日急に目に光が宿り、表情が出てきて、
そして体全体で言葉を発してくれるようになったのです。
これはつまり、奥さんの言う言葉の通りなんでしょう。
だから、私は先ほどの言葉に対しそっくりそのままこう返しました。、
「わしもミニーと出会えて幸せやったよ。」

ほんま、そう。

だから、その思いは、他の子たち同様にずっと私の中にあり続けます。
いつまでも、どこまでも。
絶対に。


最初の春、私の膝の上にて
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「うふふ♪ うれしい♪」
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ミニーにさよなら

2020-04-04 09:22:46 | ミニー
昨日は、店を早く閉めミニーを送ってまいりました。
ダックスにしては小柄な体は、この闘病の間にいよいよ小さく軽くなってしまい、
ムチムチだった胴回りも痛々しいほどにあばらが浮き出て、
ああ、ほんまによくこの子は頑張ったな、とつくづく…

さて、あの子が逝ってしまってからその間は、
今まで通りずっと私たちの寝室で寝かせておりました。
ですので、当然その周囲をほかの子たちがわらわらと歩き回ります。

特に、我が家の子たちは皆もう目が見えなくなっていたりするものだから、
時にはミニーを踏みそうになることもよくあって、
「こらこら!そこはミニーちゃんが寝てるとこ!」

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「は~い。」
「は~い。」


てな感じで、ミニーは落ち着いて寝ていられたかどうだか。

さて、そんな中ですがリーダー犬のぽちだけは今回も様子が違い、

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くんくんくん…

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「………」

何か思うところがあるのか、このようににおいを嗅いではしばらくじっと一点を見つめ、
そしてまたかいでは、じっと見つめる。

そういう動作をしばらく繰り返したのち、
「わかった」というような感じでそのまますたすた歩きだし、
いつもの定位置で丸くなって寝てしまいました。

へちまの時も書きましたが、この子は昔からこういうことをよくするのです。
やはり何か見えているんでしょうか?(失明してますが)


さて、こういった感じで最後の時をみんなと過ごし、
昨日はいよいよミニーを空に送り出しに行きました。

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思えば、この子にとっては初めてのドライブとなりました。

そして数時間後、
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ミニーはミニサイズになって我が家に戻ってまいりました。

今頃はもう虹の橋を渡り、他の仲間や友達、
そしてもしかしたら親兄弟にも会っているかもしれません。

でも、なんせ脚の短いあの子のこと。
多分大きな虹の橋を渡るのにまだ時間がかかっていたりして…。
一生懸命チョコチョコ動かしているだろうけど、なんせショートストロークだから。

こんな感じで、とりあえずは一区切り。

でも気持ちはやはりまだそうもいかないので、
まだしばらくは低空飛行。

そして落ち着いたらば、ミニーのことを、また話させてください。


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といいますか…


実は、ここ数日ポコがガクッと衰えてきました。
老犬の衰えは、角度のある傾斜ではなく、いきなりの段差のような感じで落ち込むといいますから、
我が家はまだまだ厳戒態勢です。



*おまけ*

ミニーが帰宅し、いつもの寝床の位置に戻った時のこと。


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「クンクンクン…」

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「おかえり。」

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テッテケテ…


と、またしても目の見えなぽちだけが駆け寄り、
わんこ同士のあいさつのようにひととおり匂いを嗅ぎ、
そして一区切りついた後は、その場を離れいつもの寝床に戻ってゆきました。

そういや、ポチはミニーのことが大好きで、
闘病中もよくちょっかいをかけに行っては私に叱られていたのですよ。
それでかな…
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とてもよく頑張りました

2020-04-01 10:53:53 | ミニー
昨日の朝ミニーが旅立ちました。
以前から衰えていた食欲が、数日前からガクっと落ち込み、
一昨日からは、朝晩に薬を混ぜた流動食をほんの数cc飲み込むのがやっとでした。
ですので、そこを毎日の点滴で何とかしのいでおりましたが…

一昨日の夕方いつものように奥さんが薬を飲まそうとしてくれたたものの、
呼吸が深く数少なく、明らかに危ない様子。
そして顔を持ち上げ、苦しそうに大きく振るので、慌てて私を呼びに来てくれました。
そこで大急ぎで駆けつけ声をかけつつ体をなぜると、少し落ち着いたのか私に体を預けぐったりと。
だからこれはもういよいよその時が近づいてきたのだと感じた私は、
そのままミニーのそばにいることにしました。

最初はいつものように酸素室に入れていたのですが、
私と離れてしまうと、一生懸命探すように首を持ち上げようともがくので、
酸素室から取り出し、代わりに酸素濃度を上げそれを直接顔付近に充てることにし手元に。

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「ラクチンです♪」

こんな感じで数時間、ミニーは静かに穏やかに横にになってくれてはいたものの、
時折、「きゃん!きゃん!」と悲鳴を上げ、
その都度体をさすり声をかけ続けると、次第に落ち着き、また静かに横に。
しかし私はその度に最後の時がやってきたのかと、不安になりつつも覚悟を決めて…

ですが、ミニーは本当に頑張る子で、そういう場面を何度も乗り越えてくれ、
その間、私はミニー相手に出会った時のことや、一緒に散歩に出たときのこと、
お店で遊んだことなどをゆっくりと話をし、気が付くと深夜に、
そしていつの間にか明け方になっておりました。

その時にはミニーの息はかなり浅くゆっくりと、そして回数もかなり少なくなってきておりました。
この分だと血のめぐりも悪かろうと思い体をさすってみると、
背中も、そして手足も驚くほどに冷たくなっていたので、私は大急ぎで湯たんぽを温めに台所に。
レンジで温めるその間4分ほど、大急ぎでミニーのもとへ向かうと。
息はもう息と呼べるようなものではなく、口の両脇から空気が漏れ出すような感じの弱々しいもの。
ですが、私の気配を感じると、もう上がらない首を持ち上げようと力を入れるので、
首からのどにかけての筋が突っ張るように浮き上がる。

だから、もうこれが最後の時だとそう感じた私は寝ていた奥さんを呼び起こし、
「ミニーが逝くぞ。」

そして奥さんが慌ててミニーに駆け寄ると、先ほど同様のどと首筋に力を入れ、
そして口のわきから空気を漏れ出すように吐き出しました。
そして、そして、
その後すぐ、最後の息を吐き終えたミニーは、全身からゆっくりと力が抜けてゆき
そのまま旅だってゆきました。
2020年3月31日 午前6時45分 でありました。


こういう感じでミニーは最後まで一生懸命頑張ってくれ最後の挨拶もキッチリしてくれました。
また幸いにも、あの苦しい痙攣発作を起こすことなく穏やかに最後の時を迎えることができましたが、
これはきっと、「よくがんばりました」のご褒美ではないかと思います。
おかげでミニーはもちろんのこと私たちも本当に救われました。
(これは2週間前に見送ったへっちゃんについでも同様のこと。)

だから、見送ったその後も、「頑張ったな~。偉かったな~。」と、
悲しみよりもその前に、あの子に対するねぎらいの言葉をたくさんかけてやりたくなったのです。

がんばりb

そういうわけで、一昨年のお正月警察から引き取って、期間にしてはわずか2年間でしたが、
それ以上のもっともっと長い時間を過ごせた気がします。
そしてもちろん、それも私の大切な宝物。

だから今の悲しみとつらさも、同じくらい私だけの宝物です。


明後日、最後のお別れをしたらば、またこの子の話を少しさせていただきたいと思います。



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**追記**

こんなわけで、本当は今日「へちまの話」をアップする予定だったのですが、それもまた後日に。

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寒い春

2020-03-30 09:54:42 | ミニー
昨日今日、かなりの冷え込みで寒い寒い。
お日様も姿を消して鉛色の空模様。
桜の花も咲きだしているのに…

さて、毎日がんばり続けているミニーちゃんですが、
ここ数日ほとんど食べ物を口にできません。
かろうじて、薬を混ぜた流動食をほんの少し飲みこんでくれるものの、
後は何を出してもイヤイヤで、無理に口に入れるのもかわいそうなので。

そして今朝の明け方頃には軽く声を上げ、おトイレが出たのを教えてくれたので、
体を奇麗にし寝床を整え直したのですが、
その間酸素室から出していると、苦しいのか体をのけぞり固まってしまいます。
ですので、大急ぎでまた中へもどすと、ゆっくりと弛緩し静かな呼吸で寝てくれました。

そんな状態にもかかわらず私の気配があるうちは、
一生懸命首を起こしこちらを向いてくれるのです。
体はもう起こすことは出来ないので。

ですので、声をかけ優しくなぜ続けると、安心したかのように寝てくれました。

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せめて明日は暖かい春の日差しが出てくれたら、
そしてベランダでお日様を浴びさせてやることができたら。




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ミニーの痙攣発作

2020-03-26 10:27:15 | ミニー
一昨日は休日。
少し遅めに起きだして散歩に出ると良い天気なんですが空気がちと冷たい。
でもこの分だとお昼ごろにはかなり暖かくなるだろうな…
そう思いながら家に戻ると、ミニーの様子がおかしいとのことなので
時間外でしたがあわてて病院へ。

扉を開けると先生が待ち構えていてくださったのでそのまま処置室へ。
症状としては、「手足をばたつかせもがく」 「何度も首をもたげ口をパクパクする」といった感じですと伝えると、
前回のように肺に水が溜まっている可能背もあるので即検査にと。

しばらく待ったあと病室に呼ばれ中に入ると、底には落ち着いた様子のミニーの姿が。
そして、診察の結果、幸い肺には水は溜まってはいなかったものの、
心臓に不整脈が見られ、二拍ほど心臓の動きが停止してしまっている状態で、恐らくもがいていたのはそのためであろうとのこと。
また、おそらくお腹の腫瘍が脳にも転移してきてしまい、結果今回の発作の引き金になった可能性が高いとのこと。

そういうわけで、心臓の鼓動を強めるお薬と、脳の炎症を抑えるステロイド、
それと、万が一の発作時に使用ずる座薬を処方してもらいました。

なんか、先日逝ってしまったへちまの処方していた薬と一緒だな、
今ミニーにしている点滴もへちまの残して入った分だし。
そんなことを思いながら、待合室でミニーの顔を見ていると。

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ムニュ!

あんた!鼻つぶれてるで!


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「え?なにぃ?」


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「じゃ、反対向いて寝る。」

という感じで、いつも通りのミニーちゃん。
ほっ、よかった~。


そう、固形物は食べられなくなったし、歩くことも起き上がることもできなくなったけれど、
こうして私たちのことをちゃんと認識し、そして愛想よく応えてくれているから、
多分これからもいろいろ大変だろうけれども、
まだまだミニーちゃんと一緒に頑張っていきたいなと、そう強く思いました。


そんなわけで、幸いすぐに容体が落ち着いたので、
新たに処方してもらったお薬をもらい岐路につき、
少しほっとしながら浴びた朝日はとても心地よかったので、
帰りには日当たりの良い道を選んで歩きました。

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「ポカポカ~♪」


*追記*

さて、このようなミニーちゃんでありましたが、昨晩発作を起こし少し慌てました。
深夜の2時ごろ「きゃん!」と軽く悲鳴を上げたので起きてみてみると、
手足をばたつかせて苦しそうな様子。
そこで体をさすりながら声をかけていたものの、ばたつきは次第に引きつりに変わり、
やがて前足後ろ足ともに突っぱねて三角形のまま固まってしまいました。
そこで大急ぎで鎮静剤の座薬を挿入し、しばらく様子を見たところ、
体は次第に力が抜け、だらんとした感じに戻ってくれほっと一安心。
ですが、痙攣は相変わらずで、呼吸するたび、息を吐くたびに小刻みに体を震わせ、
その都度「きゃん!」と悲鳴を上げます。
ですがやれることといえば声をかけて体を撫ぜ続けることだけなので、
そのまま抱きかかえて、「大丈夫、大丈夫、ここにおるぞ。」と静かに言い続けると、
その言葉は届くのか、首をもたげこちらに向かい、そしてじっと顔を見るのです。
そうしているとやがて悲鳴は呼吸10回に1回となり、それが20回に1回と減ってゆき、
やれやれと思いながらそのまま見守ってましたが、1時間後再度痙攣が始まったので再び座薬を挿入。
先ほどの分の追加だったので効果がすぐに出たのか、
幸い痙攣は小さなものに変わり、悲鳴も20回に1回、30回に1回に。
そしてそのまま1時間ほど抱き続けると、やがて小刻みな痙攣も治まり、併せて悲鳴も上げなくなりました。

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そこで、やれやれと思いながら、「もう大丈夫やからな。」と声をかけると、
長い体を折り曲げるようにして私の顔に向きなおり、
そして答えるように舌で、ペロペロと私の顔を舐めてくれました。
だから、「そんなに気を遣わんでもええで。」と言いながら頭をなでると、今度はその手をペロペロ。
ほんと、優しい良い子です。

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そういうわけで、やれやれと一安心できたので、ミニーをそっと酸素室に戻したのですが、
「きゃん!」
すぐにまた鳴きだしたので慌てて覗くと、

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「……」

首を起こしてじっとこちらを見ており、そしてしばらくするとまた
「きゃん!」。


これはどうもつらいとか苦しいとかそういうのではなく、
「心細いので一人にしないで欲しい」という意味なのだとそう思ったので、
再度抱きかかえ膝に乗せたまま落ち着くまで座って待ちました。

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「安心、嬉しい~♪」

そんなわけで、私は寝るわけにもいかず、そのまましばらく本を読んでいたのですが、
この間今度はポコが悲鳴を上げはじめ、どれどれと見に行くと、
ウンチ~お水~オシッコのフルコースで、その後も落ち着きがないので、
ミニーとポコの2頭を抱えて座っていたりと…
そうこうしているといつのまにやら午前4時、
気づけばミニーは深い息をしてそのまま静かに寝てくれていたので、
今度は酸素室に入れず、私の枕元にそっと置き、私はも寝床に着くべく、
他のわんこたちの寝ている隙間に滑り込むように潜り込もうと、そっと布団をまくり上げると…

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「スヤスヤスヤ~♪」


先ほどの騒動などお構いなしに絶好調で爆睡中のすーさん(素甘)
うん、この子らの寝息が何よりのご褒美や!
そう思いいそいそと寝床に入ったのです。

(*^人^*)


てなわけで、すったもんだのひと騒動があったのですが、
おかげさまで只今ミニーは落ち着いて静かに気持よさげに寝ております。
さて、今日また追加の座薬をもらいに行くか。
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ミニー不調の原因

2020-03-21 09:36:59 | ミニー
先日ミニーの近況をお話しさせていただいたばかりですが、
その後また体調を崩し病院へ行った結果、その原因が判明いたしました。
それはずばり、例の腫瘍の転移。

一昨日の朝、ミニーの様子がなんだかおかしいことに気づきました。
寝た姿勢のまま、首だけをもたげ、そしてゆっくり振るようなしぐさをしつつ口をパクパク。
視線も定まらず、表情もあまりない。
ですが、頭をなぜ声をかけると、落ち着いたかのように頭を下げて、
そして大人しく寝るので、
「寂しくてわたしたちを探しているのか?」(白内障も進んできているので)
と思ったので、この日は家に置かず、カートに乗せて店に連れてきて、
そして常に目の届くところにいさせておりました。

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「しんどいの…」

途中、先程のように首を持ち上げてはいたものの、
その都度頭を撫で声をかけると静かに寝入ってしまったりで夕方まで過ごしました。
ですが、夕方ごろになると少し声をあげだし、その様子がどうも変。
明らかに何かおかしい。
どこかがいつもと全然違う。

そう思ったので夕方店を閉めたあと、そのまま病院まで走りました。

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「…………」

この時は、ほぼうつぶせの状態で、静かに息をしながらも寝入ることなくじっとしており、
待合室でも同様におとなしくしておりましたが、ときおり落ち着きなくそわそわしだすので、
頭とあごの下に手を添え声をかけ続けると、落ち着き寝てくれました。

そしてその後検査室に入っていったものの、いつもと違いやたらと時間がかかっている。
結局1時間ほど経った後名前を呼ばれ部屋に入ると、
そこには真っ赤な液がたくさん(ほぼ100㏄)入ったビーカーが。

「先生これは?」
「これは今ミニーちゃんの肺から抜いた水です。」
「水?肺から?」

じつはレントゲン撮影してみたところ、4日前にははっきり写っていた心臓がぼやけて見えなくなっており、
反対に肺の輪郭がくっきり写っていたことから肺に水が溜まっていると判断し抜いてみたとのこと。
ですので、この日の不調は溜まったた水が肺を圧迫し呼吸がしづらくなっていたことが原因

普通こういう場合は、「心臓の血管(弁の不全)」、「極度の炎症」、「腫瘍の発生」が考えられるが、
ミニーの場合、心臓に異常はなく、また炎症も目に見えてひどいものではない。
また、水が真っ赤になるほど血が混じっていることから、原因は恐らく腫瘍。
しかも、レントゲンで写らないほど小さなものであることから、
乳腺の腫瘍が肺へ転移してきたものと考えられる。
だから今後は根本治療はあきらめて、
その都度その都度の異変に対する対処療法に方針を切り替えましょうとのこと。

「はい、そうでしたか…」

まあ、あの腫瘍がどんどん大きくなり、そしてお腹や脇などあちこちに転移していった頃から、
そう遠くないうちにこうなるであろうことは理解していたし、覚悟はしていましたので、
先生のお話は、全てそのまま受け止めることは出来たものの、やはりショックはショック。

先日へちまが逝ったばかりなのに、今度はミニーかよ!
と、そうも思いながらも、だからこそ今できることは出来るうちに、できるだけ!

幸いピーコのように常に激しい痛みに悩まされるようなこともないようなので、
お腹の薬、止血剤、ステロイドを注射してもらい、飲み薬をいただきそれでしばらくは対応。

そして家に戻ったら、すぐさましまったばかりの酸素室を引っ張り出し寝室に設置。
そしてその中にミニーの寝床をこしらえてそこに寝かせました。

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「あ、なんか少し楽…」

水を抜いてもらったとはいえ、やはりいつも通りの呼吸は出来ない状態なので、
この中は息がしやすいのか、その後は首を上げたりすることなく朝まで静かに寝て居りました。

そして翌朝、いつものように起きだすことはできませんでしたが、
お腹のガーゼ交換をし、そして頑張って流動食を飲みそしてお薬も飲めました。
(点滴も頑張って耐えてくれました。)

だから、今は常に目の届くところに置きたいので、
前日同様店に連れてきたかったのですが、今はこの酸素室の中の方が楽そうなので、

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「行ってくるわな♪ お留守番頼むで。」

と、頭をなぜて家を出ました。

だから今は、はやく日が暮れ家に戻り、またこの子の頭を撫ぜたくてしかたありません。


*追記*

以上は昨日書いていた日記なのですが、それ以降ミニーは静かに穏やかに過ごしております。
幸い酸素室の効果があったのか、息もとても楽そう。
だから先日のように首をもたげることもなく、こちらが起こすまでいつまでもスースー寝ております。
ですので夜も床に就くとそのまま朝までぐっすり。
そういうわけで、ほぼ寝たきり状態ですので、おトイレはもう自力で起きてはできませんが、
幸い先日下の毛を奇麗にそり落としたので、汚れがひどくなることもありませんし、
蒸しオルで体を拭いてやるときなどは、
「あ~、気持ちいい~♪」
とむしろ気持ちよさげ。

そんな感じで、まずは穏やかに過ごせております。

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ミニーちゃんの近況

2020-03-19 09:49:20 | ミニー
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「めちゃいい天気や~!」

先日のお休みは、お散歩組も浮足立つほどに暖かく良い天気。
ですので、留守番組もベランダで日光浴。

ですが…

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「わわわ!なんか怖い!怖い!」

普段表に出ることのない素甘さんは、
驚くほどの眩しさか、それとも暖かさを取り越し暑いほどの陽ざしのためか、
なぜかキョドって私の足元にすり寄ってくる。
う~ん、なぜなんでしょうね?

一方ベランダ大好きミニーちゃんは、

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「ふんふんふ~ん♪」

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「たのしい♪たのしい♪」

と、余裕たっぷりでお日様を堪能。

ん?

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おや?そのお尻どうしたの?

実はこの子は先週末頃にはほとんど何も食べなくなり、
また寝たきりで動けなくなるほど体調を崩していたのですが、
へちまが逝く直前頃から少し食欲を取り戻し少しほっとしていたのです。
ですが、その翌日(日曜日)に再度食欲をなくし、全く動かなくなり、
そして血便交じりのひどい下痢が全く収まらなくなったので慌てて病院へ走ったのです。

DSCN7371.jpg
この時です

そして診察の結果、腸炎と気管支炎(および急性貧血)でありました。
そこで、それぞれの薬を注射してもらい、併せて点滴を受けました。
幸いその効き目があったのか、
昼過ぎには顔を持ち上げ、夕方には自力で立ち上がれるほどになり、
その日の夜には、缶詰などを少し食べることができました。

ですが、食欲にはかなりムラがあり、一昨日の朝は缶詰を食べられたものの、
その夜と翌朝(昨日)は流動食を注射器で飲むだけ。
(好物のプリンは一口かじって食べただけ。)
ですが、昨日の夜は缶詰を少しながら自分から食べてくれたので安心できたのですが、
今朝は、全く食べる気配がないので再び流動食を注射器で。

とはいえ、その昨日の朝はいつの間にか自分で起きだしおトイレに行き、
きちんと自分でしていたし、下痢も治まってきておりますので、
少しずつですが確実に回復に向かっているものと信じたいです。

ちなみに今朝は少しベランダに出たものの、少ししんどそうだったのですぐ寝床に戻り、
それからは時折首を持ち上げながらも、だるそうに寝ております。


さて、そこで先ほどのお尻なんですが、
寝たきりの状態でお漏らししてしまうと、どうしても下半身が不衛生になるので、
病院で毛を剃ってもらい、蒸しタオルなどで皮膚をケアしやすくしたのです。

なんか後ろから見たら…

DSCN7473.jpg
坊ちゃん刈りみたいで面白いな~
(尻尾も思っている以上に長いし…)

IMG_3542.jpg
「いや~、見ないで!恥ずかしい~!」

というわけで、恥ずかしくて穴に入ったミニちゃんでした。





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だから私はプリンを作る! (不調のミニー)

2020-03-11 09:45:02 | ミニー
DSCN7273_20200309101844d39.jpg

先日少しお話ししたミニーですが、
一昨日の夜にはしっかりご飯を食べてくれたものの、
その後ひどい下痢を起こし、その翌朝は全く何も食べずにじっとしております。
いや、正確には、食べようとして入るのですが食べれないような感じ。
普段大好きなフードや牛ミンチ、そしてプリンでさえも、
鼻を近づけ、においを嗅いで、少し口を動かそうとはするものの、
食べるというところまで行かない。
そこで試しに無理に口に入れてはみるものの、スグにぽろぽろこぼれ出る。
しかも、自力で体を起こすことも辛そうな状態でなので、常に支えてやらねば倒れてしまうほど。
実はこの直前も、おトイレに行けずにおもらししてしまっておりました。

ですが、とにかくお腹に何かを入れてもらわねばと、
お薬を溶かした流動食を注射器で口にいれてみたところ、
これは何とか舐めるように飲んでくれました。
ですがそれもにしてはわずかな量で、その後はもういらないと横を向くのです。

ですので、その後は汚れた体を奇麗にし、
そしていつものようにお腹などの腫瘍の手当てをした後は、
寝床で静かに寝ておいてもらうことに。

DSCN7270.jpg
右にあるのは古い点滴袋で、レンジで加熱した後タオルで包むと、
あたりが柔らかく、体の支えにもなるよい湯たんぽになるのです。
(一枚目でミニーの背中にあてているものがそれ。)

あとは、毛布でテントのように覆ってやれば完成。

DSCN7274.jpg
本当はこの子が大好きなドームの寝床で寝かせてやりたいのですが、
あれには、もう自力で出入りできないので、少しでもあの環境に近いようにと。

こういう感じが一昨日(月曜日)の朝だったので、
正直そろそろお別れの時期が来てしまったのかと、そう覚悟しつつ店番をしておりました。

そしてその夜、急いで店を閉めミニーのもとへ向かうも相変わらず元気はなく、食事もとろうとしない。
ですが、ふと思いつき、口をこじ開けて少しだけフードを入れてみたところ、
その分はもぐもぐしながら飲みこんだので、その後も同様に。
すると、少し調子が出てきたのか、途中からは自分で食べだし、いつもの7割程度を食べてくれました。
そして何とか自力で体を起こせるようになったので少し安心し床に就かせることができました。

とはいえ、実はこの日の昼から血が混じるほどの激しい下痢も起こしていたので、
夜皆で寝てからも、私は絶えず気は張っており、ミニーたちが動き出す気配があれば即起きだすといった感じ。
そういう感じで夜中何度も起きるものの、その大半は、へちまポコであって、
ミニーはおとなしく寝ままだったので一安心。
そういうわけで、安心しきって明け方に寝てしまったのですが、
次に目を覚ますとミニーがお漏らしをしており、半身が汚れてしまっておりました。

そこで娘に手伝ってもらい、蒸しタオルでもってからだをきれいにふきあげてゆくと、

DSCN7292.jpg
「スッキリして気持ちいいの~♪」

と、気持ちよさげで機嫌よさげ。
そして久しぶりに身を起こし、あたりをきょろきょろと見渡す元気が出てきたので、
娘が試しににちくわを差し出すと、大喜びでパクパク!
そしてその後も自力であれこれ食べてくれ、目にも力が戻ってきました。

幸いこの日は休日でしたから、私はその後寝室までミニーを連れてゆき、
ほぼ一日中ほかのもの侍らせながらそばについておくことができました。
ミニーはその間ずっと眠り続けておりました。
幸い下痢も治まり、夜に少しお味噌状のを出す程度でした。

そして今朝、明け方頃にミニーが起きだしたので、私も起きると、
またもやお腹を壊しております。
注手その処理を済ませ、からどぉ奇麗にしていたのですが、
またもや調子が悪いようでぐったり。

ですので、お腹のっ腫瘍のガーゼ交換の間もほぼ力が入らずぐにゃぐにゃ。
こういう状態で鵜sから食欲もほとんどないようで、フードも少ししか食べれない様子。
そこで、フードをあきらめ例のプリンを差し出してみると、

DSCN7300.jpg
「パクパクパク♪」

大喜びで完食してくれました。
ああ、よかった~。

こんな感じで、ここ数日は悪い状態が続いているミニーですが、
それでも調子のよいときもあり、その波は緩急なく凸凹とした感じ。
(まるであの子の今のお腹の状態みたい)
ですので、まったく油断はできないのですが、ミニーは一生懸命頑張っておりますし、
嬉しいこと、気持ちいいこと、美味しいこともまだまだ楽しんでおります。

ですので、今晩も私はプリンを作るのです。

そうそう、実は今朝へちまが痙攣の発作尾を起こし、
その後くしんどそうにして食欲をなくしていたのですが、
やはりあのプリンだけは完食してくれました。

だからやっぱり、私はプリンを作るのです。
作らねばならないのです!
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ミニーの近況

2020-03-01 09:48:56 | ミニー
DSCN6984_20200227131909492.jpg


以前からお話ししておりますように、ミニーちゃんは、
ただいま乳がんの腫瘍を抱えながらも、一生懸命頑張っております。

前回もお話ししましたように、只今お腹全体に腫瘍が広がり、
それらが内側から盛り上がりすぎたため表皮を裂いてじわじわと顔を出し出血している状態。
ちょうど、お腹の縦方向にファスナーをつけたような感じで、見ていてとても痛々しいのです。
特に一番最初に大きくなった腫瘍はどんどん自壊をはじめ、血膿を大量にあふれさせております。
さらに最近では、前足の両脇にも腫瘍ができはじめ、はっきりと盛り上がってきており、
部分的に出血していたりしております。
ですので今は朝晩二回、患部を消毒薬できれいに洗い、
そこに軟膏を塗り、その後保護のためワセリンを厚く塗り、
また患部周辺にもう体液によるかぶれが出てしまうのでワセリンを広く塗り、
その上に重ねた脱脂綿を乗せ、例の母乳パッドを当てたうえで、マナーベルトを装着させております。
ただ、陰部周辺については排せつの関係でどうしてもふさぐことができないので、
尻尾の根本付近にワセリンを塗った脱脂綿を固定しております。
するとこの子は尻尾を巻き込んで寝るので、
ちょうど尻尾に巻いた脱脂綿が、陰部の患部に当たり保護してくれるのです。
うん、これは我ながらナイスアイディア!

DSCN6981.jpg
「快適です♪」

そういうわけで、全面全体が腫瘍で腫れあがっているためにかなり動きがとりづらくなっており、
特にうしろ脚は全体にむくみがひどく思うように動かせず力も入れづらい状態。
ですので、しばらく横になっていたりした後は自力で起き上がることができなくなってしまい、
最近では寝床でのそそうが続いております。
とはいえ、オシメをつけると、さらに股間を圧迫するため動きづらそうなため、
今は寝床にペットシーツを敷き、その上にタオルを敷いて寝かせております。
そうすれば、そそうしても体の汚れが最小限で済むのであの子も楽なので。

ただ獣医さんのお話しでは、
幸い、乳腺はほかの部位に比べて神経が少ないため、腫瘍自体の痛み自体はさほどないとのこと。
とはいえ、裂けた皮膚はどう考えても痛いはず。

ですがどうぞご安心を。
こんな状態のミニーちゃんですが、何も毎日苦しいことばかりなわけではありません。

以前に比べれば少し落ちたものの、旺盛な食欲は健在で、
毎回ご飯の時は、「おいしい~!うれしい~!」
また、私に抱っこされて甘えるのはとても好きなので、
寝室での寝る前の抱っこタイムは、「うれしい!うれしい!」
と、長い体をくねねくねと丸めてそのまま寝てしまうほど。
で、調子のよい日には大好きなベランダに出てうろうろし、
「楽しい!楽しい!」と大満足しておりますから。

ちょうど先日のお休みの日も、
DSCN6990.jpg
「クンクンクン…」

DSCN6993.jpg
「ややっ!」

DSCN6995.jpg
「ふむふむふむ…♪」


とまあ、こんな感じでまだまだ楽しいこと、嬉しいことがいくつもあり、
その都度、ふわふわの飾り毛のついた尻尾を大きく揺らし喜んでくれるので、
それを見る私も、心から嬉しくなるのです。

そんなわけで、なかなか日記には登場しないミニーちゃんですが、一生懸命頑張っております。
(*^人^*)
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ミニーの腫瘍 ~頑張ってます~

2020-01-20 09:52:54 | ミニー
IMG_3413.jpg

ちょうど二年前の今頃うちに来たミニーちゃん。
来た当初からあった乳腺の腫瘍は、高齢のため手術もできず、
あれよあれよという間に大きくなってきてしまい、
昨年秋にはそのうちの一部が大きく裂けて出血しはじめ、
冬にはさらにその下部分も同様に出血し始めました。

そういうわけで、只今患部に軟膏とワセリンを塗りつけ、
その上を脱脂綿でカバーし、マナーベルトで固定したまま一日中過ごしております。
結構鬱陶しいだろうとは思いますが、
あっけらかんとした性格のおかげか、結構気にせず過ごしてくれております。

さてこんな状態の腫瘍なのですが、毎朝毎晩脱脂綿の交換のために患部を見るのですが、
今年に入ってまた新たな個所が複数一気に大きくなってきているのに気づきました。
今度は、前足の両脇、それと肛門とおしっこの間の部分。
特に後者は前回同様皮膚に亀裂が入ってきておりじわじわと出血し始めております。
(今回はつらくて写真が撮れませんでした。)

主治医の先生のお話しでは、乳腺の腫瘍自体には神経が少なく痛みも少ないとのことでしたが、
さすがに皮膚はそうでもないはずだから見ていてつらい。
また、急激に大きくなる腫瘍が、体内の腸などを圧迫・刺激するために、
いきなり激しい下痢に見舞われることも増えてきました。
そのうえ、顎や口の筋肉にも少し影響が出てきたのか、
ここ数か月で一気に食べるのが苦手になってしまい、
くわえてもくわえても、口からぽろぽろこぼしてしまうようになったのです。
とはいえ、口に入れば飲み込むことはしっかりできておりますし、
幸いにも食欲はさほど衰えていないので、
くわえやすい形状のフードを一口づつ手渡しにすれば頑張って食べてくれております。

ただいまこのような状態なのですが、いかんせん今は対処療法しかできないので、
腫瘍については患部が感染症にならぬよう消毒し、また保護するために保湿し、
下痢が始まれは薬を飲ます。
また食べ物についてはなるべくこの子が好み、そして食べやすいものを選んで与える。
そういうことしかしてやれません。

とはいえ、前述のようにあっけらかんと明るい性格の子ですから、
私が戻ると大喜びで迎えてくれるし、大好きなベランダへ早く出してとせがみます。
だからそういう様子を見ると、本当に嬉しく、心が和みます。

それでもやはり最近はしんどい時も多いのか、以前にも増して甘えてくるようになりました。
特に夜私がこの子たちのいる寝室に戻ってくると、大喜びではしゃぎまわるほかの子たちの後ろで、
低い姿勢のままじっとこちらを見つめ、そして私と目が合うとすりすりと寄ってきては私を見上げる。
そこで、「おいで!」と両手を開いて声をかけると、
「!」
ぱっと明るい表情になり、短い脚で懸命に飛びついてくるのです。

だからそっと抱き上げて腕の中に収めると、

IMG_3397_20200120100255171.jpg
「~♪」


と、とても満足気♪

その後体をそっとなでつけていると、
そのうち体を丸めてごそごそと私の股の間に潜り込み、
IMG_3400.jpg
「スヤスヤスヤ…」

だから私は、一日の中で寝る前のこの時間が今は一番大好きでなにより大切。
ミニーも多分そうであろうから、お互いこの時間を少しでも長く持ち続けたいので、
色々あっても頑張っておるのです。

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君の名は?

2019-12-20 09:30:39 | ミニー
丸い寝床を…

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長くするのは…


IMG_3271b.jpg
もちろん長いミニーさん


「ミニ子、起きや、朝やで!」

IMG_3272_20191213164529f1d.jpg
「ん~?」


とまあ、こんな感じで起こされたミニーさんは、
そのまますたすたとベランダへ向かうのが常なのですが、
最近朝は寒いので私はこう声を掛けます。

「ミニ子、まだ寒いからこっちおいで。」

するとミニーは、
「うん、わかった!」
という顔をしてくるりとUターンして私の方へ。
うん、とってもおりこうさん♪

ですが、先日そんなおりこうミニーにある疑惑が。
というのも、奥さんと娘が口をそろえてこう言うのです。

「ミニーは自分の名前を理解していない!」

へ?

話を聞いてみると、あの子はいくら名前呼んでも全く反応しないし、
寄ってきたりするのは何か食べ物をもらえるかもと思ったときだけだからなそうな。

「そんなことはない!」

だから私は前述のような話をし、「ミニーはちゃんと名前を理解している!」と主張したのですが、
「それは違う、声や視線に反応しているだけ屋!」と反論され、
ならば実験だ!
というわけで、ミニーを連れてきて声をかけてみることに。

すると…

何やら異様な雰囲気の中にも関わらずマイペースなミニーさんは、
まずはお風呂場の方へスタスタスタ…
そこですかさず私が、
「ミニ子!こっちこっち!」

だけど、あの子は全く意に介せずまっすぐ進む。
そこで、さらに声を大きくしたり手をたたいたりしてみても、相変わらずの無視。
なんでや~!

で、その後奥さんや娘がしゃがみ込み、
「おいでおいで~!」
と呼んでみると、
「ん?」
という表情でそちらの方へ。

ムムム…

「な?この子は名前ではなく、
しぐさとかに反応し、寄ってくるんやで。」

と。

ぐぬぬぬぬ…、では君の名は?


悔しいけれど、この時の実験ではそうやったかもしれん。
でもな、普段わしと折るときは、名前を呼ぶと寄ってくるねんで~!
と、未練たらしく主張をしつつ、ミニ子を抱えて寝室へ。

だって仕方ないねんもん。
この子は恐らくうちに来るまで可愛がられるという経験のないまま暮らしていたから。
だからもちろん名前を呼ばれることもなかったろうし、
名前があったかどうかすら怪しいもんだ

実際来た当初はほとんど無表情で、
「食べる」、「寝る」、「おトイレする」という行動パターンしかなかったもの。
で、ひと月以上一緒にいてやっと表情が出始め、今ではこんなに表情豊かになってんから。
だから、いま仮に名前を理解してなかったっとしても、
わしがしつこいくらいに呼び続けていれば、そのうちきっと理解できるはず!

そういうわけで、今日もわたしはこの子を抱っこしつつ、

「ミニ子はおりこうさんやな~♪」

と声をかけまくるのです。

(=^^=)ゞ

そういうわけで、皆さんもどうぞご一緒に♪
きっと、しっぽを振ってニコニコ顔でこっちを向てくれるはずだから!

せ~のっ


ミニ子~!



名称未設定
「は~い!」 「わははは♪」「はい!」

お?あんたらもかいな♪



*追記*

前回穴が開いたような感じになっていたミニーの新しい腫瘍は、
はっきりと肉が盛り上がり、徐々に大きくなってきております。
この画像の矢印部分です)
今回の場所は、股間の付け根部分のためこれから先大きくなり続ければ、
今でも立ち上がりづらいのに、ますますそれがひどくなる…

とはいえ、今は様子を見るしかないので、
とりあえず
「大きくなるな~!大きくなるな~!」
と祈りながら毎日朝晩薬を塗ってガーゼ交換しております。

ほんま、頼むわ!
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ミニーの腫瘍 その後 ~受難の日々~

2019-11-11 09:50:48 | ミニー
DSCN5027.jpg
「こんにちは、ミニーです。」

さて、以前お話ししたように、お腹の腫瘍がさらに腫れて大きくなったミニーちゃん。

状態はあまりよくないようで、最近は後ろ足も少し動かしづらい感じで、
少し縁のあるカドラーだと出入りに苦労するようになってしまいました。

また毎日の患部の消毒と薬塗りの際にも、
3日に一度くらいの割合で、結構な出血をするようにも。
ただ、獣医さんの先生曰く、
「これは一見、血に見えますが厳密にいうと違います。
腫瘍内に溜まった、血液混りの老廃物です。
ですので、出てきてもそう心配はいりません。」

とのこと。

実際、出てくるときは勢いよくドバっと出るものの、
しばらくテッシュなどで止血するとすぐに止まるので、
なるほど、先生がおっしゃるとおり血管の出血などとは全く違い、
溜まったものがあふれ出ているだけなのだなと納得。
ですので、血に弱い私も狼狽することなく、テキパキと処理できております。

とはいえ、最初はかなり焦りましたし、
今でも、予想外に大量に出ると両手がふさがるので一人では少し困ってしまうほど。

でもミニー自身には痛みはあまりないようで、
相変わらず毎日ご機嫌に過ごしております。
ただ、前述のように、少し歩きづらいのか、よちよち、よたよたとそんな感じ。

さてさて…

実はこの出血が、思わぬ難儀をミニーちゃんにもたらしております。
で、その難儀とはほかならぬポチ君

DSCN4457.jpg
「ぼく?」

そう、こんなにおとなしくともぽち君は男の子。
で、ミニーの出血は乳腺によるものなので、女性ホルモンがたっぷり!
それが毎日出続けているわけなので、ぽち君にすれば気になって仕方がない!

そういうわけで…

DSCN5168.jpg
「ふんふんふ~ん♪」


DSCN5169.jpg
「ちょっと待て!」
「はっ!」



DSCN5170.jpg
「においを嗅がせろ!舐めさせろ~!」
「あ~れ~!」



「こら~!ぽち!やめなさい!」

「スタコラサッサ~!」 byミニー

DSCN5171.jpg
「ほっ、これで一安心…」


DSCN5172.jpg
「これもいわゆるモテ期なの?」


てなわけで、日々ミニーちゃんの受難の日々は続くのですが、
こうしてみてみると、
むしろ毎回叱られているぽちl君の方こそ、受難の日々なのかなと、ちょいとかわいそうに思えてきました。

(=^^=)ゞ


*追記*

この日記を書いた日の夜のこと。
いつものように腫瘍に薬を塗ろうとすると、患部をカバーしているベルトが外れ落ちており、
しかもミニーがやけに患部を気にしている様子。
そこで見てみると一番大きな腫瘍がさらに大きく真っ赤に腫れあがり、
そのために、今までの開口部とは反対側の皮膚も大きく裂けてしまっておりました。
ですので、ミニーはそれを気にして舐めていたようなのです。
そこで、慌ててそちらも消毒し、薬を塗り保護したのですが、
以降はそこからも出血し、今まで一日一回の交換だったパッド交換が二回になってしまうほど。
ですが、幸い翌日からは少し赤みが引き、ミニーも当初ほどは気にしていない様子。
そこで少し安心していたら、その次は前回お話しした股の間の部分から勢いよく出血。
そこであてがうパッドの位置を少し後ろにずらしたらば、
今度はパッドのふち部分が内またに当たり、擦り傷に…

それもどうにか工夫したりワセリンを塗ったりで対応いたしております。
ですが、幸いなことに、ミニー自体は動きづらそうなものの、
相変わらず元気で機嫌よく、そして食欲も旺盛できちんと出しております。
ですので、まずまずまず…
そういったところ。

とはいえ、このようにこの子の腫瘍は急激に大きくなってしまうようなので、
今後も油断せずチェックし続け、万が一の時はいつでも病院へ走れるよう、
今後は毎日覚悟を決めておかねばなりません。

そんなわけで、実は今晩からフェリーに乗り込み、
恒例の瀬戸内海原付ツーリング(しまなみ海道)にでかける予定であったのですが、
今回はこんな感じで家を空けたくないので欠席することに決めました。
非常に残念ですが、ツーリングはまた来年もあるしね。

(*^人^*)


*追記の追記*

てな感じでしたらば、なんと先週末より以蔵が口から出血!
なんせ血小板減少症で血の止まらないこの子!
大慌てで病院へ走り診ていただいたところ、血の出どころは歯ぐきから。
とはいえ、前述のことから一般的な外科的処置は怖いので、まずは飲み薬で対応。
結果、昨日の夜の段階では一応血は止まった感じ。
どうかこのまま!

で、昨日から今朝にかけては、へちま、ミニー、かりん、そしてポチが冷えのためかお腹ピーピー!

わぁ~~!大忙しだ~!

てなわけで詳しい話はまた後日。
とにかくもこういうわけで、ほんと、ツーリング欠席にしておいてよかった…

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暇な雨降りは内職仕事

2019-10-28 10:31:13 | ミニー
この日は朝からの雨ふりで、店も朝からずっと暇。
そこで、「そうそうそう…」と、思い立ちちょいと内職仕事を始めました。

・内職仕事その1 靴底修理

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先日奥さんが百貨店に出かけた際、靴のかかと部分の底が剥がれ落ちたのに気づき、
ちょうど買ったお店が館内にあったことから立ち寄ると、
「費用は4000円で、3週間ほどかかります。」

それでそのまま帰ってきたというので、手持ちの補修材で何とかなるかと試しておりました。
材料は紳士用の靴底補修材。
幸い厚みがほぼ同じだったため、ちょうどのサイズにカットしたのち専用接着剤で張り付け。

DSCN5025.jpg
こんなもんか!

で、その後乾燥させてから釘で数か所固定して完成!

費用100数十円、納期二日やん!

で、ついでだからともう片方の靴のかかとをみると片減りしていたので、
こちらも補修材で肉盛りして調整。

DSCN5026.jpg
硬化後カットして完了♪



・内職仕事その2 照明づくり

先日から立て続けにレストアしたガソリンランタン(228E 228Fの使いやすさ明るさにびっっくりし、
「こりゃもうしばらくケロシン(灯油)ランタンの出番はないかな…」
と、そう思い燃料を抜いて保管しておこうと思ったものの、
「なんかこれきれいやんな~。」
と、改めてみるとそのかっこよさにしまい込むのがもったいない気がしてきたので、
ならばと、これらこれらと同じように照明化して店で使うことにしたのです。
とはいえ、むろん今後も普通に使用もしたいから、
電球を放り込んで光るようにしただけのやっつけ仕事。

で、チョちょいのチョイ♪

DSCN5030.jpg
出来上がり~♪

うん、なかなかよいね~♪


で、時計を見ると午後の5時前。
お!ちょうど獣医さんが開く時間だ!

というわけで、

・内職仕事その3 犬のお使い

傘を差しつつ今月分のお薬をもらいに行ったのですが、
せっかくなんでものはついで…

DSCN5027.jpg
「解せぬ!」

ミニーの腫瘍の状態を見てもらうのと、そのついでに爪切りをしてもらいました。
(この件はまた後日詳しくお話しします。)


てなわけで、店は暇な雨降りの一日でしたが、
私はなんだかバタバタと、でも結構充実した忙しい日であったのです。

たまにはこういうのもいいよね。
(=^^=)ゞ
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ミニーの腫瘍 その後

2019-10-17 09:35:13 | ミニー
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「よしよしして~♪」

と、このような感じで甘えたさんのミニーちゃん

でもそれも仕方がないこと。
というのも、以前からお話ししているお腹(乳腺)の腫瘍がまた悪くなってきているのです。

この夏の8月初め頃はこのような感じで大きく膨れ上がり一部口が開き血膿が出ている状態でした。
(これらの画像は少しグロいのでリンク先にアップしてあります。)

ですがその後一月ほどしてから、開口部がどんどん大きくなり出血量が増えてきたのみならず、
その下にある乳首の下でも新たな腫瘍が膨れはじめてきたのです。
こんな感じ(矢印部分です)

そしてその部分の膨らみ方が急激すぎたのか、
お腹の皮膚がすこし裂けてしまい、赤い肉が見えるような感じになってしまっているのです。
このような感じ

もちろんお医者さんにも診ていただいてはいるのですが、
手術で摘出する以外にほかにできることはないものの、
この子の場合、それをすると状態はより一層悪くなるだろうとのことですので、
ただいまのところ、日に数回消毒し、薬を塗り患部を保護することのみ。

ただ、不幸中の幸いといいますか、
今のこの子の腫瘍については、大きくなっても痛みが強まるようなものではないので、
見た目ほどの苦痛は本人にはないでしょうとのこと。
とはいえ大きさが結構なので動きにくく鬱陶しいのと、
今回のように、皮膚が裂けるとその痛みは当然あります。
ですので、その辺は出来るだけケアしてやってくださいとのことでしたので、
最近は前にもまして、好き勝手に、自由にそして快適に過ごせるようにと心がけております。

この子が好きなベランダにいつでも出られるようにとベランダのサッシは開けっぱなし、
寝床はほかの子がちょっかいをかけてこないよう出入り口を制限し、
そして、起きている間はこうして体をさするなど…

それでも近頃は寝ている姿勢からの起き上がりに苦労したり、
また今まで何ともなかった段差で戸惑ったりと、そういう姿が目につきだしてきましたので、
正直かなり心配になってきてしまいます。

だから、ついついその姿を目で追ってしまうのですが、
そうなると、その視線に気づくのか、

「呼んだ?」

と、ニコニコしながらこちらに向かい、ゆっくりしっぽを振り頭を下げながら寄ってくるのです。
だから先ほどのように体をなでなでするのですが、
その手が止まると…

IMG_3153_20191011132513d3d.jpg
「どうもありがとう。 ペロペロペロ♪」

と、まるで御礼でもいうかのように私の手を丁寧に舐めてくれるのです。

それがまた嬉しく愛おしいので…

IMG_3154.jpg
「よしよしよし♪」

で、この手が止まるとまた「ペロペロ…」

こうして楽しい永久機関が始まるのですよ♪

でもね、こんな感じでそばに寄ってきて、こうして甘えてくれると、
それはそれはこちらとしても非常に嬉しい!
だから見た目にはあの子がしっぽを振っている状態なのですが、
本当にしっぽを振って喜んでいるのは私なんですよ。

(=^^=)ゞ

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母乳パッド?

2019-08-08 09:30:45 | ミニー
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「なんですか?これは?」

いや~、話せば長いことながら、実は話は一昨日の休日にさかのぼります。



DSCN3968.jpg
「またや!」

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「またここや!」

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「またお医者さんや!」

というわけで朝一番、月に一度のミニーの検診に行っておりました。
そして、耳掃除と、目薬、そして爪切りを済ませたのち、肝心の腫瘍の状態を確認。
若干大きくなってきたようで、おそらくは他の個所にも転移しているでしょうとのこと。
まあ、それはもう覚悟の上なので、なるようにしかならないだろうとは思っておりましたが、
先生曰く、「今後は患部を何かで保護される方がいいですよ。」

というのも、ただいま腫瘍についてる傷口に毎日ワセリンを塗っておりますが、
今のように傷口を空気にさらしていると、やがて乾燥し大きく一気に裂ける可能性があるので、
予防のために、患部を保湿・保護しておく方がよいからとのこと。

とはいえ、問題はこの腫瘍。

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大きく球状なのでガーゼなどの固定が難しい

そこですすめてもらったのが、冒頭の母乳パッド!
おっぱいの先っちょに合うように最初からドーム型になっているのでおさまりがよい!
おまけに、出て来る血膿をすぐ吸収しべとつかせず衛生的!
さらにお肌に優しい素材なんで、アトピー持ちミニーちゃんの肌にも良い!

そんなわけで、さっそくベビー用品店まで行きこうして買ってきて、さっそく装着。

IMG_3005.jpg
「どすこい!」

固定に太目の包帯を使用したのでお相撲さんのようにも見えますが、
本人は嫌がるそぶりもなく全く普通。
こういう時、神経の太い子は助かります。

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「ちょっと、ベランダに出てみたいですねん。」

というのでそのまま連れ出してみると、

IMG_3013.jpg
し~といとい♪

IMG_3014.jpg
「は~、スッキリ~♪」

こんな感じで動きにも支障がなさそうなでほっとしております。

ただ、包帯での固定がいまいち信用できないので、
今はぽちが使っていたおもらし防止用のマナーベルトを利用し固定しております。
こちらは今の時期でも蒸れることなく快適そうです。

DSCN3994.jpg
「快適なの♪」
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