もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

オレノバカ… ~リトルカブ復活?~

2020-05-31 09:46:16 | ぷ♂の日記
もうずいぶん長い間、それこそ2年近く放置しているわが愛車リトルカブ
以前は娘の通学バイクや、私のロングツーリングの相方として大活躍でしたが、
この時のパンク以降ついついそのまま放置し続けていたのです。
というのも、この7年前にチューブレス化が、結構面倒でその修理は私の手に負えないと思ったのでつい放置。
で、そうなると、ある日気づけばエンジンがかからない状態になっていて…
多分キャブレターのスロージェット蛾詰まってしまったんだと思うけど、自業自得。

で、原因は推察出来ていてもついつい面倒で…

DSCN8747.jpg
だって、この大きな予備タンクを取り外さねばならないから…

でも今回は、幸か不幸か臨時休業で暇だけはある。
そこで2年越しの重い腰を上げました。

DSCN8748.jpg
予備タンクはもういらないからこの際撤去だ!


でキャブを取り外し中をみると…

DSCN8749.jpg
サビ(緑青)混じりの細かい結晶がびっしり!

こりゃジェットも詰まるわいなと、大掃除の開始。

DSCN8755.jpg
まずは全体を灯油で洗い流し大きなごみを取り除きます。

その後各通路を薬剤やコンプレッサーできれいにしたのですが、
問題のスロージェットの詰まりだけが開所されず困りはて…

さてどうしたもんかと思ったら、
そうだそうだ!
手元にある予備パーツを見てみると、ちょうどの番手のジェットがあった!

DSCN8768.jpg
ケイヒンPC20の#35

ああ、持っててよかった予備部品♪


IMG_2321.jpg
そういうわけで、無事復活したのでお祝いのコーヒーを沸かしにちょいと近所の公園まで。

本日のストーブは、小さいながら質実剛健、
戦前生まれながらも、頼れる!かわいい!

IMG_2310.jpg
マックスシーヴェルトさんちのキャンパス3


ですが…


あれ?ガス欠???


そう、以前にもやったのにまたもや懲りずやっちゃいました。

そういうわけで仕方がないから…

IMG_2299_20200521093107fdb.jpg
アルコールの炎で、なんとか頑張ってみたりして、
どうにかこうにかコーヒが入りました。

IMG_2306_20200521093108066.jpg
で、まずは一服♪


でもまあ、カブは無事復活したからOK! OK!

IMG_2314_20200520174225a4a.jpg

そう思い家路につくrと…

ぶにゅにゅ~!

何だ~、この感触!?

これはやっぱり…


DSCN9041.jpg
はい、パンク!


そう、前述の空気漏れの結果であります。

今までは、家を出る際に一度空気を入れておけば二日は持っていたので、
まあ、それでよいかと安心していたら、
なんと今回1時間を待たずに空気漏れ!

あ~。

こうなりゃもう仕方がないので、気を付けながらノロノロと家路についたのであります。
う~ん、これもまあ自業自得か…

というわけで、
リトルカブの完全復活はまだだったのでありました。


ちゃんちゃん♪

そして、更なるオチ…

帰宅後、ストーブに燃料を補給するついでに荷物の整理をしていたら…

DSCN9063.jpg
あ!予備タンクを持って行ってた!

そうだった!そうだった!

あまりにガス欠をよくしてしまうので、その時に備えて普段から持ち歩くようにしていたんだった!

それさえも忘れてしまっていたなんて…


ほんと、

オレノバカ…



**動画**



ホンダリトルカブ&キャンパス3 ~MAX SIEVERT CAMPUS3 30~40s stove~
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ラジュース?プリムス?いえオプティマス! ~オプティマス00~

2020-05-30 09:17:23 | ぷ♂の日記
いきなりですが、皆さんこの手のストーブをなんて呼んでいます?

あ

例えば、こういうのなら箱型(箱スト)
s-CIMG8804_2015121111182433f.jpg


こういうのなら筒型(筒スト)
IMG_1653.jpg


と、それぞれ見た目からの相性があるのですが、
いざ思うと先ほどのタイプのストーブの場合は、そのようなしっくりくる名称が思い当たらないのです。
一応人によっては、UFO型、とかお鍋型とか呼ばれる方々もおられますが、
私にはそのどれもがいまいちしっくりこない。
考えると、ケロシン(灯油)ストーブの歴史の中でも最も古いタイプに属するのにね。
といいますか…
もっとも古いがゆえに単に「ストーブ」と呼ばれていたので前述のような愛称がなかったと言えるかもしれませんね。

というのも、面白いことにこのタイプのストーブは日本以外の各国では
「プリムスストーブ」と呼ばれることが多く、
日本ではベテランの方々から「ラジュース」と呼ばれることが多いのです。

というのも、当時この手のストーブを開発製造していた会社がプリムスであったため、
会社名がそのまま製品の代名詞となり、その後類似の製品が出てきても、
ひとくくりに同じその名称を使用されていたからなのですよ。

まあ、わかりやすく言うと、世界中で有名なスーパーカブというこのバイク。
DSCN3040.jpg
これは本来ホンダの製品名なのに、似た形のバイクがすべてカブと呼ばれ、
「ヤマハのカブ」とか「スズキのカブ」とかいう呼ばれ方が通用するのと同じですね。

ではなぜ日本だけ「プリムス」ではなく「ラジュース」なのか?
それはほぼ世界を席巻していたプリムス社が、唯一取りこぼしていたのがアジア地域だったため、
プリムス社より独立したばかりの新興会社のRADIUS(ラディウス)社はそこに商機を見出したのです。
(この辺の話はこちらをどうぞ。)
案の定品質に優れたその製品は人気を博し、
以降日本ではこの手のタイプを「RADIUS=ラジュース」と呼ばれることとなったわけなのです。


さて、前置きがかなり長くなってしまいましたが、
この手のタイプは当初のデザインが完成され過ぎていたためか、
その後のモデルも皆似たようなデザインで、ぱっと見では何が何だかよく分かりません。

それでも各社はその差別化を何とか図ろうと、あれこれ頑張り、
英国のモデルのようにヘッドにメンテナンスホールを持つものや、
ゴトクなどをアルミで軽量化しするなどパーツ改良をするところも出てきました。
DSCN9022.jpg
アルミ製ゴトクのヴェリタス

DSCN7005.jpg
ヘッドに穴を持つバーモス

ですがやはり全体的なイメージはそう変わったものは出てきません。

それでも中には、ぱっと見でそれとわかるデザインのやつがあるもので…

DSCN9110.jpg
それがこのオプティマス(OPUTIMUS)00

なんか、ぱっと見でほかのとイメージが違いません?
他のに比べて、なんというか、緊張感がなくほのぼのしている。
その理由はこのタンク形状。

DSCN9099.jpg
なんかすごく丸い!

そう、他社の製品はとんどタンクの円周部のエッジが立っているのに対し、
この00は、つるん♪ぬるん♪と曲面のみでできてる。
だから、なんというか、ついつい和んでしまう。
おまけに、そのサイズの小ささも相まって、実際目にして手に取ると、
「お~、なんと可愛いタンク!」
と、いわゆる「萌え」の状態に入ってしまうのです。

(=^^=)ゞ

実はこのオプティマス社も、プリムス社にひけを取らない老舗中の老舗。
で、このモデルも1920年代から1996年まで製造販売され続けた超ロングセラー。
にもかかわらず、その間ほとんどデザインの変更がなかったところを見ると、
やはり、かなり多くの方々が、この「丸み」に「萌えた」のでしょうね♪

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軍用モデルもあるのですが、ストーブ本体のデザインはやっぱりあのまま。

そんなわけで、実は私が一番好きなブランドはRADIUS社なのですが、
ことこの手のタイプでいうならば、
このオプティマス00が私の一番好きなモデルなのであります。

だから、見つければつい手に入れてしまうし、
そして、つい直してしまう。

だからその都度、友人に譲ったり、放出したりしております。

そんなわけで、今回もこの子を放出。

DSCN9118.jpg

調子はかなり良いですよ♪


**動画**


オプティマス00 テスト燃焼 ~OPTIMUS 00~
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爽やかな気候なんですが…

2020-05-29 10:11:21 | 犬日記
こんにちは。
ここ数日は、からっと爽やかで本当に気持のよい日が続いております。
ですので、わんこたちもお散歩に出ても絶好調!

DSCN9183.jpg
ふむふむ… 
今日も異常な~し!


ですが、さすがに日差しは結構厳しいので、
いつまでもこうして日向にいると暑くなってきてしまいます。
特に、全身モフモフのこの子たちの場合は、うちに熱がこもるので大変。

そんなわけで、散歩道でもちょいとした木陰を見つけては…

DSCN9182.jpg
「うひゃ~!避難、避難♪」


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「あ~、やっぱ木陰は良いね~。」
「うんうん、涼しい涼しい♪」


でもこれからの季節。
こういう日陰もどんどん小さくなってきてしまいます。
そうなると、もう逃げ場はないので、お昼の散歩はむつかしくなるかな?

DSCN9187.jpg
「さて、どうしたもんでしょう?」


DSCN9189.jpg
「日陰がないならエアコンをつければいいわ♪」


なるほど、さすがかりんちゃん♪




でもほんと、これからの季節、上からの陽ざしだけでなく、
足元からの反射熱もシャレになんないほどきつくなるから、
お昼時のお散歩ももうしばらく。
みなシニアさんなんで、ただでも夏バテしてしまうものね。

そうなりゃ夕方散歩か…
あれはあれで、夕焼けがキレイし、みんなの影が長く伸びるのが楽しいからいいんだけどね。


ま、結局年中わんこと散歩に出れれば楽しいってわけか…

(=^^=)ゞ


そうそう、我が家の超内弁慶さんですが、
その後すぐ表に慣れて、最近では毎朝お母さんと近所の公園で大ハッスル!

p1.jpg
「わ~ははははは~!」


p2.jpg
「う~ひゃひゃひゃひゃ~♪」

この様子だと、夏バテせずにガンガン走り回りそう。
それはそれでちょいと怖い♪
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モンキー復活!

2020-05-28 10:23:57 | ぷ♂の日記
昨年の不調以来あれこれ試してみたものの、いまだに調子のおかしいわがモンキー。
そこで、原因は点火系でコイルが一番怪しいと踏んだ私は、
バイク屋の56君いコイルを注文しに行ったのですが、
「それ、ポイントとかほかの部分が原因ちゃいますか?」
とのこと。

それでもまあ一応、中古のコイルを借りて帰って家で交換して様子を見ることに。
とはいえ、いつも調子がおかしくなるのはしばらく走ってからのことなので、
交換前にまず56君お店まで走ってゆきました。
するとやはり途中から調子がおかしくなったので、
店に着いたのち一度56君に試乗してもらい状態を確認してもらうことに。

で、しばし走ったのち彼の出した答えは、

DSCN8742.jpg
多分これ、プラグキャップかコードが原因

なるほどそうだったのか!

そこで、他のバイクからキャップを引き抜き好感してみたところ、

おおお!症状が無くなった!

なんとまあ単純な原因…

するとちょうどそこにきよさんが現れて、

「見るからにダメそうなキャップやもんな~。」

DSCN8743.jpg
う~ん、確かに…

とはいえ、この状態の外観で瀬戸内海横断丹波篠山などあちこち走り回っていたので、
まさかこいつが悪いとは思いもしなかった~!

いやはやさすがプロの目は違う!
感謝感激雨あられ!

(*^人^*)

そういうわけで、56君いプラグキャップ(むろん赤色)を注文し、
これでまた楽しく乗れるとニコニコしながら家路につきました。


DSCN8744.jpg
まだまだこいつと走れるぞ!


**動画**

ホンダ モンキー Z50Z ~HONDA MONKEY Z50Z~
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しばらくお休みメッサーぽち

2020-05-27 09:46:20 | ぽちぃ
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「いけいけゴーゴー!」


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「こんにちはポチです。」


というわけで、この日もポチを連れメッサーで遊びに出ておりました。
風邪はとても気持ちがよかったのですが、少し日差しが強くなったので、
エアコンのないメッサーではそろそろ暑さが厳しくなってきております。

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だからメッサーも木陰で一服

それだけに、そよ風が緑を抜けて吹いてくるこの原っぱはとても心地よい!

もう目が見えなくなってからずいぶんになるぽち君ですが、
肌で感じるのか、ここの広さはすぐに感じ取った様子。

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「え~っと、どっちに向いて歩こうかな~?」

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「よし、こっち!」

でもこういう場合、たいてい私の方に向かって歩いてくるんです。
思えば、生まれ出たときからそうでした。

夜中、というか明け方自力で生まれ出て、
私の枕元で、キュウキュユと鳴いていたくらいですから。
本当にパパっ子で甘えたさんなのであるのです。

それだけに、私にとってみれば、大切で大切で、本当にかわいい息子であります。

もちろんほかの子たちもかわいい大切な子ではあるけれど、
申し訳ないけれどぽちは別格。

そんなぽちも今年で16歳。
一体いつまでこうして一緒にメッサーで遊べるかな~。
そういうことを、毎回、毎回、つい考えてしまうのです。

だから機会があれば、いつでもこうして連れ出したいのですが、
残念ながら、そろそろこのお出かけも暑さが厳しくなってきて、
シニアさんのぽちには少々応えてしまう様子。

だから、夏を越し、秋口、少し涼しくなるまでお休みです。
それまでは、エアコンの効いたおうちの中でのんびり過ごそうな。

IMG_2229.jpg
「パパと一緒ならどこでもええで♪」


あ~、ほんまかわいいやつ!


**動画**



メッサー&ぽち ~MESSERSHIMITT Kr200 & POCHI~
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ひなたポっコ

2020-05-25 09:28:50 | ポコ
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「ふえ~。」

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「ほえ~。」


IMG_3711.jpg
「ほべべ~。」

と、ポコは相変わらず夜中から明け方にかけて絶好調であります。
先日病院で診てもらった際にも、心臓や脳をはじめ各部は、
(もちろんよくはないけれど)それほど悪化はしていないとのことでした。
ですが痴呆の方はかなり進んできておりまして、
もうずっと昼夜逆転し、目を覚ますとジタバタと暴れたり、
悲鳴を上げたりなどして私たちを起こすのです。

そこで睡眠導入剤のようなものを処方していただいたのですが、
それが強弱2種類。
弱い方は効果が出るまで飲ませて数日かかるそうですが、
強い方は即効性があり、確実に眠るとか。
ただし、中にはそのまま昏睡状態になる子もいるとか聞かされましたので、
そうなりゃやはり弱い方しか使えないですよね?

それでまあ、相変わらずポコと深夜のお付き合い。
これはこれで永遠に続くわけではないからいいのだけれども、
問題が一つ。

夜中に起きてるとお腹がすくんだよな~。

だから、やはり夜はぐっすり寝て欲しいなと思っていたら…


さて、最近のコロナ騒動で、うちの商店街も日中はアーケードの屋根の一部を開放し、
換気を良くするように努めております。
で、ちょうどその開放部がうちの店の前にあるものだから、
天気の良いときは、店の前に日だまりができるのです。

そういや、日光に当たると体内時計がリセットされ夜よく眠れるとかいうよな…

というわけで、早速ポコを陽だまりへ。

DSCN9067.jpg
「お~ぉ?なんだか まぶしぃポコ~?」

ついでにカーネーションの鉢植えも日に当ててみたら…

DSCN9069.jpg

なんだか「ぽこちゃんお疲れ様…」みたいな感じに…

(=^^=)ゞ


そういうわけで、このひなたぼっこならぬひなたポっコの効果がどうであったかといいますと…


DSCN9089.jpg
「あ~、日に当たるとよく眠れるポコ~♪」

と、その後お店でずっと気持ちよさげに抱き枕を抱え込んでさらに熟睡!

てなわけで、相も変わらず、夜中ポコと一緒に起きているのでありました。

(=^^=)ゞ
コメント (2)
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ヴェリタス ピクニックストーブ ~ Veritas Picnic Stove 1940~50s GB stove~

2020-05-24 09:42:17 | ぷ♂の日記
チョイと見づらいですが…

02_20200520160236003.jpg
自転車でツーリングキャンプをする少年のイラスト

この缶の中身はこんな感じ

DSCN9028.jpg
1940~50年代のイギリス製ケロシン(灯油)ストーブ
ヴェリタス ピクニックストーブです。

でも組み立て式なので、同じくイギリスのモニター社製の同名ストーブと比べると、
あちらは、オールインワンで即使用できる手軽さがあるから、確かにピクニックだけれども、
こちらの場合はむしろツーリングストーブといった方がしっくりします。

DSCN9065.jpg
左から、モニターピクニック・モニターツーリング・ヴェリタスツーリング

だって、簡単とはいえ、缶から出して組み立てる手間があるってことは、
その手間を感が手も、分解して小型にして携行性を高めたかったわけだから、
それってやはり、ツーリングだよね。

で、もう一度最初の缶のイラストを見てみると、
少年一人でテント張っているから、やはりこの製品の目的は食事だけのピクニックでなく、
宿泊を意識したツーリングでしょう?

しかもこのモデルはゴトクが軽量のアルミ製なので、
それはやはり、携行時の軽量化を目指したものだからいよいよそうでしょう?

とまあ、なんだかんだと長々書いておりますが、
私はどうにもこのネーミングから来る違和感を感じずにおれなかったのですよ。

でも、その後このストーブの素性を調べていて、
それが1940年代後半から50年代初頭にかけて作られたものだとわかり、
なるほどそれでか…
と、妙に納得できたのです。

というのも、その時期は第二次大戦が終結したころ。
特に戦勝国である各国では待望の平和を大喜びで享受する雰囲気が強く出た時代で、
戦時中抑圧された生活の反動からか、アウトドアブームが非常に盛り上がったのです。
ですので、それまでこういうストーブを作っていた各会社も、
新製品はもちろんや広告などすべての面でそのブームに乗っかりました。

つまり、そういう時代のストーブだからこそのネーミングだったからなんしょうね。

だから結構人気が出たのか、このようにちょいとスペシャルなバージョンも出てきました。

04_20200520162133959.jpg
かなり良質のクロムメッキで今でも見惚れるほどに美しいです。

もちろん真鍮そのものの質もかなり良いものを使っているので、
通常バージョンの製品も少し磨けばピカピカです。

DSCN8952.jpg
さあ、あとは消耗部品を交換すれば…

DSCN9022.jpg
出来上がり!(アルミゴトクの銀色がいいでしょう?)

ただ、NRVだけは調子がいまいちだったので、この際新品と交換しました。

DSCN9008.jpg
おかげで燃焼も快調!

そんなわけで、戦後すぐの平和で明るい雰囲気緒このストーブであなたもいかがですか?


**動画**

ヴェリタス ピクニックストーブ ~ Veritas Picnic Stove 1940~50s GB stove~
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ホンモノの満足感  ~Enders 9061~

2020-05-23 09:34:43 | ぷ♂の日記
昔々、中高生の頃のおしゃれといえば近所にあったジーンズ屋さんでした。
そこには、当時まだ洒落っ気のなかった私をもして惹きつける、とあるコーナーがあったのです。
それがいわゆる「米軍放出品コーナー」
いまでこそ、それらを専門に扱う、いわゆるアーミーショップはいろいろとあるのですが、
当時はまだそんなお店はなく、むろん目にするのも手にするのも初めてのものばかり!
それでも直感的に分かったカッコ良さ。
そしてそのどれもが本物でありそれまで目にしたことある「まがいもの」とは全く違う存在感を持っていたのです。
それはもちろんデザイン面だけでなく、機能面(素材なども)でもよりよくできていたから、
「やはりホンモノは違うんだ…」と小さいながらも非常に納得。

おまけに、思っていたよりも全然高くない!
むしろ結構安くてお買い得!
こうなるとハマらないわけがなくて、ちょくちょく覗きに行っては何か良い出物はないかと…

無論こういうものは基本的に中古品や古着ばかりだから、
同じ価格でもコンディションは千差万別。
だから、そこからより良いものを見つけること、まさに掘り出し物を見つけることもすごく楽しかったのです。
とはいえ、キレイで新品に近いものほど良いのかというとそういうわけではなく、
例えばバッグやケースなどは、所属部隊の番号や、認識標などが付いている方が、
いかにも「戦場で活躍していました」という雰囲気でプレミア感が増したりもしたのです。

この感覚は今でもずっと私の中であるものだから、
軍モノに限らず、あらゆるものについても同様な目で見てしまうから、
いわゆる「レプリカ」については、
たとえそれがどんなによく出来ていて、美しくともあまり心はそそられない。
で、反対に、たとえ少々みすぼらしくとも、汚れてくたびれていたとしても、
それがホンモノであれば心が惹かれてしまうのです。

そういうホンモノは、たとえ実用に向かなくとも、
手にしていると、身に着けていると、使用していると、
他では得られない満足感を得ることができるような気がするのです。

例えば先日仕上げたこのストーブ

DSCN8608.jpg
旧ドイツ軍のエンダース9061

ストーブ本体とケース内部はきれいに磨きましたが、
外観はこのような感じ。

DSCN8605.jpg

各部に錆が浮き、部分的には小さい穴も開いている。
そして所属を示すペイントが。

でも、前述のような理由から、それらがあってこそのコイツだと思うので。
私はこれにて作業完了にいたしました。

さて、このあと綺麗にするかどうかは次のオーナーさん次第ですね♪


**動画**


独軍用 Enders 9061 テスト燃焼



と、ここまで書いておきながら…

先ほど出品準備をしていて、ふとこいつの製造年を見てみたら、
え?1963年?!
わしの生まれ年や~ん!

というわけで、手放しがたくなってしまったので、
59年製、62年製、64年製のいずれかを放出することにしました。

こいつに限らず、カブハンターカブ、そしてスポーツカブ
これらみな63年製のわたしん宝物。
どうもね~、生まれ年のものには思い入れが入ってしまうからいかんのですよ。

(=^^=)ゞ
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どうしようもなく乗りたいとき ~スポーツカブ~

2020-05-22 09:46:36 | ぷ♂の日記
ここのところ、読書する機会が多かったので、
なんとなく昔のバイク雑誌などもほじくり返して眺めておりました。
すると、なんというか、当時の記憶がよみがえってくるからなのか、
なんだか無性にバイクに乗りたくなってきて、
気が付けば翌日は朝一番から…

DSCN8533.jpg
愛車を駆り出しコーヒータイム♪

こういう時つくづくこう思うのです。
「ああ、幸せ者だね~。」
とね。

特にこの日は前日の夜に、
旧車、特に60年代のホンダの特集本を読んでいたから、
数ある愛車の中でも迷わずこいつをチョイス!

DSCN8529.jpg
ホンダ スポーツカブ C115
(バイクノ詳細はこちらをどうぞ)

1963年生まれでくしくも私と同い年生まれのこいつはコンディションもは絶好調!
いきなりたたき起こしても、キック一発で機嫌よく目覚めます。
ただし、ヘッドとシリンダが、鉄とアルミの異素材の組み合わせなので、
暖機を十分にしてから走り出さないと、オイル漏れを起こします。

でも、本来はカブ用のエンジンなので、
その後はもう気を遣うこともなくぶん回せます。
それこそ1万回転以上は当たり前!

無論今となっては、決してパワフルとは言い難いエンジンですが、
それでも乗ればすぐわかるレーシーさ!
そういう意味で、「なるほど確かにスポーツだ。」と毎回乗るたびに感心してしまいます。

さて、そんな感じで好きなt気に好きに乗れる私は実に幸せ者ですが、
それはやはりタイミングというのがあるんですよね。
今回はなんといっても武漢ウイルス(新型コロナウイルス)のせいで
うちのお店が初めての長期臨時休業。
ですので、収入が無くなっても、時間だけはたっぷりあったのですよ。

まあ、どうしようもないときは,どうしようもないんだから、
今ある環境を楽しむほうに振らねば、損だもんね~。

てなわけで、この日の朝は大満足で帰宅したのでした。


さて、今晩はどのバイク雑誌を掘り出して眺めようか…

DSCN8548.jpg
で、今度はどのバイクで走り出そうか?

(=^^=)ゞ


**動画**

HONDA スポーツカブ C115 (1963年製)
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散歩日和

2020-05-21 10:14:17 | 犬日記
色々ありますが、ここ数日は本当に気候が良く過ごしやすい。
良く晴れて、それでいてからっと爽やかな空気で本当に快適♪

ですので、単に表をぶらぶらするだけでとても嬉しくなるのです。
ましてや、かわいいわんこたちと一緒ならばなおさらのこと。

DSCN8610.jpg
「お散歩やぁ~♪」×2
「お散歩かぁ…」×2


とはいえ、お散歩好きのポチ&チップに比べ、
お散歩嫌いの、かりん&以蔵の足取りは重い。


ですので、ある時はなだめて、ある時はおだてて、
そして時には抱きかかえ、なんだかんだでいつものコースへ。

で、そこまで来るとあきらめられるのか、急に足取りは軽くなり、
DSCN8615.jpg
「よいしょ、よいしょ!」

と、最後尾ながら頑張ってお兄ちゃん(ポチ)の後を追うのです。

で、途中のにおい嗅ぎスポットに到着したらば…

DSCN8618.jpg
「フンフンフン… ふ~ん、ふんふんふん…」

と、それまで存在感を消していた以蔵が一気に躍り出て
地面を、草を、土のにおいを嗅ぎまくり!

そしてまた、ここまで来ると帰り道だとわかるのか、
先ほどの散歩嫌いコンビもやけにやる気を出してきて、

DSCN8620.jpg
「さあ!頑張って帰るぞ~!」
「帰るよ~!」


と…


でもいつもマイペースにチップちゃんは、
そういうことはお構いなしに、鼻の効くまま気の向くまま♪

DSCN7981.jpg
「なんか、めっちゃ気になるものがありますねん。」

ゲゲ!なんやこれ!

とあるお店の前に無造作に置かれていたのは、
ウミガメ、キジ、タヌキのはく製と、牛の頭蓋骨。

しかも雨ざらし…

ディスプレイにしても、もっとこう何というか、もうちょっと…

まあ、そういう雰囲気が売りなのかもしれないけれど。

実はここ焼肉屋さんなんですよ。
だからもしかしたら、このカメとかもお肉を抜かれた後だったりして…

まごまごしてたら、チップさんもお肉抜かれて並べられるぞ~!


DSCN7969.jpg
「うひゃ~!逃げろや逃げろ~!」


てな感じで、本日も散歩日和でありました。

(=^^=)ゞ


**動画**

散歩日和
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本日より、営業再開!

2020-05-20 09:44:31 | 犬日記
先月コロナ感染防止のために臨時休業を始めた我が店。
あれからおおよそ1月ほど経ち、大阪も非常事態宣言が解除される見通しとなったため、
本当に久しぶりに本日より営業を再開しました。

とはいえ、一月も間が空くと、こまごまとした店の段取りを色々忘れていたりして、
きょうは店を開けるのに結構バタバタしてしまいました。
でもなんですね。
この仕事を始めておおよそ30年近く。
その間連休といえば盆と正月しかなかったのに、ここにきていきなりの大型連休!
もうね、一生分楽しませていただきましたよ。
とはいえ、むろん事態が事態ですから、旅行やツーリングなどに出るはずもなく、
ほぼ一日自宅周辺。
まあ、ざっというと、午前中は店に行き在庫のストーブをいじる内職と、
天気が良ければバイクに乗ってぶらっといつもの河原まで。
午後は、奥さんと交代でポコの看護。
すでに長い間寝たきりで、近頃はかなり痴ほうが出てきたため目を離すことができず、
午前中は奥さんが診てくれているのです。
で、午後私とバトンタッチした奥さんは、近所に住む、これまた高齢の義父宅へ。
そしてその間私は、わんこを侍らせ優雅に読書。

そして夕食後は、早々にお風呂に入り、早ければ8時に就寝。
というのも、前述のポコが深夜ほぼ1~2時間おきに起きだし騒ぐので、
それに備えて寝だめしておくのです。

とまあ、こんな感じで判で押したような一月でしたが、
それでも大変充実し楽しく過ごさせていただきました。
ですが今日からいつも通りの毎日。
さて、この切り替えを上手くできるかな?

というか…

仕事の仕方忘れてないかな?

(=^^=)ゞ


そうそう…

ちなみに昼間のポコは良く寝ております

DSCN8221.jpg
「んごごご~♪」
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超内弁慶!

2020-05-18 09:51:33 | 犬日記
さてさて、実は先日ピコさんが初めて表に散歩に出ました。
しかも、いつもお世話になっている訓練師さんに連れられて。

で、その時私もほかの子を連れ散歩に出ていたので、
帰宅するとちょうどピコの帰宅と鉢合わせ。

DSCN8704.jpg
「おかえり~。」

DSCN8705.jpg
「初散歩どやった?」

DSCN8706.jpg
「どうやった?」


DSCN8707.jpg
「どうやったんさ?」


DSCN8708.jpg
「マジ、やばたにえん!」

とまあ、こんな感じで全く余裕なし!

お伺いすると、どうもこの時は表に出てはみたものの、
一歩も歩くことができなかったとか。

そう、一歩たりとも!


実際家の扉を開け中で呼んでも、表で腰を落とし固まるだけで、
抱き上げ中に入れてやっと先ほどのような状態でした。

これには先生も苦笑いで、
「ピコちゃんは超内弁慶やな~!」


てなわけで、当面は人通りの少ない時間帯に、
家の近くに連れてゆき、そこから家に戻るまでの間を歩く練習をすることになりました。
なんか大げさな気もしますが、まずはこういうところから一歩ずつ。
そう、文字通り一歩ずつ。

ですが、相も変わらず動けなくて…

DSCN8802.jpg
「もうぼく先に行くから。」


DSCN8803.jpg
「えぇぇぇ~?」

と、お散歩嫌いの以蔵君に愛想をつかされるこの始末!

でもまあ、たぶんすぐに慣れて、
表でも家の中同様ガチャガチャと楽しむようにすぐになるのだろうなとは思うので、
そう思うと、今のビビり姿がかわいくて、
なんだかかもったいないような気もしながら楽しんでおります。

(=^^=)ゞ

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予熱器 (プレヒーター・Pre Heater)の話

2020-05-17 09:11:05 | ぷ♂の日記
普段私たちは、ストーブの予熱(プレヒート)の際、
ストーブに備え付けつけの予熱皿(プレ皿)にアルコール等の燃料を注いぎ点火し行いますが、
私はめんどくさいときには邪道と言われながらもガストーチで炙ったりも致します。

まあ、時間的にも心にも余裕のある時には、
アルコールのプレヒートそのものが儀式のようで楽しくはあるのですが、
だって、自宅でのテストの際などはアルコールを注ぐともったいないし時間もかかるし、
イラチ(せっかち)故早く点火しすぎたらすすだらけにしちゃうし…
(=^^=)ゞ

ですので、ゲニオールバタフライなどに装備されている予熱器には、
CIMG9413.jpg
「ほ~~!これは本当にナイスアイディア!」
と、そう思うと同時に、
「やっぱ、誰もが手早く火をつけたいんじゃないか!」
と、納得しつつ、うんうんとうなずいたり。

で、もっと他にそういう工夫はないものかと調べていたら…

やっぱ、あったよ!ありました♪

過去にいくつかそういう予熱専用機、いわゆるプレヒーターが製作されていたんですね。

で、その中で最も古くからあるシンプルなタイプがこれ。

00.jpg

たまに見かけるこのタイプ。
洗濯ばさみのようなものの先に石綿などがくっついていて、
それに燃料をしみこませ点火し、ストーブのヘッド下に挟みこみ使用するタイプ。

一応ストーブのプレ皿に燃料を注がなくともよいのと、
プレ皿よりも多めに燃料を注げるので、寒冷時に継ぎ足しの手間が省けるというメリットはあるかもしれないけれど、
個人的には、かえってめんどくさくて持っていても使わない。
(実際プレヒートにかかる時間と手間は、プレ皿で行うのとそう差はないでしょう?)

で、次に出てきたのは、強火力で一気にプレヒートを済ませる別体の専用機。

01_202003051449006ca.jpg

マッチ一本で簡単に点火できるタイキットのようなコイル式のガソリンストーブを、
斜めに炎が吹きあがるように設計されたもので、
これを側面についたフックでストーブのチューブに引っ掛け使用するというもの。

ちょうど実際の使用例がネットにあったので拝借。

02_20200305143802843.jpg

うん、なかなかよさそうだ♪
手持ちのつっぺを改造して作ってみようかな?

いやでも、バルブのないコイル式故、常に燃料を入れているのもおっかないし、
かといって仕様のたびに燃料を入れるってのも、なんか二度手間…

と思っていたら、

ありましたよ! 決定版!

それはなんと、後付けタイプの予熱器で仕組みは前述のゲニオールなど同様、簡単・便利・超強力!
こちらもネットからの画像を拝借します。

03_20200305144901289.jpg

ケロシンストーブのフィラー部に取りつけて、本体のポンプと燃料を使うので、
本当に合理的で無駄がない!

実はこの構造、過去に一度バタフライランタンをばらし自作しようと考えてみたものの、
思いとどまって辞めていたのほぼ同様。
それだけに、今うているなら私はとても欲しいし、
実際、今でも販売したら売れるのではないかと思うほどの優れものだと思います。
ですが、実際のところはというと、過去に売れた形跡もあまりないし、
だからか、現在ではほとんど目にする機会がなありません。

手軽で汎用性が高く、とても合理的で、
なにより、プレヒートそのものが楽しくなる!
いや~、ほんとにこれいいのにな~。
もし今あれば絶対手持ちのケロストとセットで持ち出すのにな~。
そう、96とか、21とか。
ん?
まてよ、それらと、言うかほとんどのケロストは、
火力調整バルブを持たない機種なんで、加圧した時点でニップルから燃料が噴き出すから、
このプレヒーターを使用できない。

そうか…

それで売れなかったんだな~。

とはいえ、こうしてプレヒートを楽しむ問アイディアはとてもよいしお得な考えなので、
只今ケースの飾りになっている、これらのトーチを出動させてもいいかもしれない。

CIMG6447.jpg
アルコール・ブロートーチ

(=^^=)ゞ







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ピクニック気分でレストア ~MONITOR PICNIC~

2020-05-16 11:01:03 | ぷ♂の日記
同じような作業をしていても「ノリ」というものがあって、
好きなものをいじっている時は、結構楽しく調子よくこなせます。

さて、そこで今回はこの英国製の古いケロシン(灯油)ストーブをいじっておりました。

DSCN8399.jpg
モニターピクニック

確か1940~50年代の製造で、私の知る限り世界最小クラスのケロシンストーブです。
(ケースは除いての話ね)
以前もお話ししたように、もともと小さいものが大好きな私ですから、
まずそのサイズだけで大好物なのですが、こいつはそれに加えて造りが良い!
良い自室を、もったいぶることなくぜいたくに使っているので、
小さいながらも手にしたときの存在感が大きくて、
使用せずとも、ついつい掌に載せて眺めていたくなる。
無論同サイズのストーブにプリムス96などもあるのですが、
(というか、こちらが元祖)
英国特有の「小さいけれどゴツイ」という不思議な感触が、このストーブにはあるのです。

そう、普通は小さければ「美しい」や「可愛らしい」にはなるのですが、
「ゴツイ」という感覚にはそう近づけるものではない。
そうそう、よく似た感覚で、小さいけれど「カッコイイ」の代表に、昔のミニがありますね。
あの車もやはり同じ英国製だからか、小さいくせにどこかごつさを感じます。
この辺やはり英国人は白人の中でもかなりガタイが大きな部類になるというのも関係しているのだろうか?

そんなこんなで、個人的にはこいつはかなり私の趣味なわけであるのです。

そういうわけで今回も一台レストアしましたが、作業は楽しくてノリノリ♪

DSCN8403.jpg
まずはばらばらにしましたが、前述のように材質が良いので腐食もほとんどありません。
ですから全体の汚れを落とし、一皮むけば…

DSCN8559.jpg
ピッカピカ!

後は各部の消耗部品を新品と交換してやればこれで復活!

DSCN8696.jpg
鉄鋳物製のスプレッダは良い感じに黒く焼けていて美しい♪

そうそう、一つ注意せねばいかないのは、
こいつのNRVは一般的なものより一回り取り付けねじ部分が太いので互換性がありません。
ですが、レンチのかかる部分は同サイズですから、
通常のNRVレンチを使用し脱着し、消耗部分のPIPを交換する必要があります。
とはいえ、今回新品に交換してあるので、まあ当分は不要な作業ですね。

DSCN8698.jpg
「灯油専用!」

ゆめゆめ、間違ってもガソリンを入れぬように。

DSCN8699.jpg
タンク底面の三つの丸い脚が、遠慮がちですごくかわいい!
でもこれ、どことなく仏具っぽくないですか?

DSCN8738.jpg
で、ケースもできる限り奇麗に磨きました。


DSCN8737.jpg
中このように収納しております。

本来はねじ込み式の漏れ防止のキャップが付属するのですが今回は欠品だったので、
コルクで製作してみました。

そうそう、むろん燃焼の方もバッチグー!

DSCN8725.jpg
勢いある強火

DSCN8730.jpg
結構使える安定した弱火

そういうわけで、終わってみれば、
「あ~、なんか楽しかったな~♪」
そう、まさにピクニック気分!

だからついつい、
「またいじりたいな~♪」
と、そう思うのです。

(=^^=)ゞ「実はまだあと数台あるのです。」


**動画**


ピクニック燃焼テスト ~GB stove MONITOR PICNIC~
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子猫三匹その後

2020-05-15 11:04:51 | 保護活動について
さてさて、先日お話ししていた子猫の件ですが、
結論から言うと貰い手先が見つかり、
昨日無事新しいおうちに迎えていただくことができました。


ですがそれまでの間に可愛らしかった三毛猫のミケ子が逝ってしまったのです。
それは生後2日目の夜のこと。
寝る前にミルクを与えようと子猫を見ると、
ミケ子が二匹の下でじっとしており、「あれ?寝ているのかな?」
と、そう思い手にすると、異様に体温が低く感じられたのです。
これはやばい!とすぐにそう感じた私はまずはミルクを飲まそうとしたものの、
哺乳瓶をくわえはするものの吸う力がない様子。
そこで回路や電気行火で包んで体温を上げようと頑張ったのですが変化なし。
そこで最終手段として、「お湯で温める」という方法を。
これは過去千頭以上もの猫を保護されていられる団体さんのサイトで奥さんが見知っていた知識。

DSCN8846a.jpg


慎重に温度を測りダメージの無いように注意を払いつつ10分ほど。
すると次第に体温が上がりそれで元気が出てきたのか活発に動き出しました。
そこで、体をよく乾かしてから、暖かいものでカイロとともに包み安静にさせると、
自力でミルクを飲むまでに快復。

DSCN8848.jpg

やれやれこれで何とかなるかと思ったものの、
その後は小康状態で、奥さんと娘が夜通し診てくれていたものの、
明け方頃にミケ子は逝ってしまいました。

そこで、翌日いつもの獣医さんに相談したところ、
恐らく初乳も飲めていない子たちなので、基本的にかなり危うい健康状態。
だから哺乳瓶で飲んでいるように見えても、実は量が足りていないということもあるので、
チューブで胃に直接ミルクを流し込むようアドバイスをいただきました。

そこでその方法をレクチャーしていただき、道具一式を頂き帰宅しようと、
会計を済ませてもらおうとしたところ、
「こんなことでお代はいただけません。」
とのこと。

本当にこの先生にはいつもお世話になりっぱなし。

そういうわけで、帰宅後即試してみると、
今までの苦労が嘘のように簡単に飲んでくれ(まあ飲ませているわけですが)調子も良さそう。
そして何とか、新しい飼い主さんのもとに元気な状態でお渡しすることができました。

DSCN8913.jpg

DSCN8915.jpg


ですが、やはり逝ってしまったミケ子のことを思うと悔しいのですが、
あの子は三匹の中でも結構上手にミルクを飲んでいた子なので、
獣医さん曰く、「もうそれは仕方のないことで、子猫にはつきものですから。」
と。

ですが、そのおかげで残る二匹にはしっかりミルクやりができたので、
ミケ子のおかげだなと思いつつ、
いつものガレージの裏庭に、そっと埋葬してまいりました。

ちょうど遅咲きの椿と山吹の花びらが一杯散っておりましたので、
少しだけでもにぎやかにとミケ子の上にそれらを集めて駆けておきました。

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