もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

ミュシャ展  ~ミュシャと新しい芸術~

2018-04-30 10:21:39 | ぷ♂の日記
今日の日記は、この日のことなんですが、
バタバタといろいろありついアップするのを忘れておりました。

ですが企画展はまだまだ開催中ですので。

(*^人^*)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先週から始まった新しい企画展

IMG_1695_20180328110239c07.jpg
「ミュシャと新しい芸術」

ここでいう新しい芸術とは、とりもなおさずアールヌーヴォーのこと。
で、ミュシャといえば、アールヌーヴォーの旗手でありますから、
いかにもといえばいかにもと思えば、実はさにあらず。
というのも、ミュシャ自身は
「芸術とは普遍的なものであるべき。」
と考えていたので、いわゆる流行はもちろん、古いも新しいも芸術にはあり得ない、
とそのように考えていたのです。

ですがなぜ、そう考えていた当の本人が、
新しい芸術の波の代表のように取り上げられるのか?

今回の企画展では、その辺から始まって、
その後、つまりアールヌーヴォー以降の足跡を貴重な習作などを交えて紹介されておりました。

すごく乱暴に述べるなら、

芸術家を志しながら、時流に乗った作風で一風を風靡してしまった故、
芸術家としてよりもむしろデザイナーとして高く評価され、
自分が本当にやりたい仕事ではなく、
いわゆる「仕事」をこなすことに忙殺されたパリ時代。
それを打破すべく出版した(ほぼフリーの)図案資料集が多くの模倣を生み、
かえって彼自身の名声を高め、皮肉にもより一層多忙となり、
芸術面よりはむしろ、企業広告などの商業面にかかわり続けることとなり、
結局、それは大きな「アールヌーヴォー」という流れとなり、
ミュシャ自信をがんじがらめに縛っていった。

ですが、彼は芸術を「日常の生活の中にあるべきもの」ともとらえていたので、
そういう意味では、先ほどの「仕事」は図らずも一般家庭内に彼ならびに、
その他多くの作家の作品を定着させることとなったので、
そういう意味では、彼は一つの大きな自身の「仕事」をこなしていたということにもなった。

とまあ、つまり、意に反したはずの活動が、
結果的に本来の目的の一つを達成させてしまったばかりではなく、
のちに彼が「芸術」を大衆にと、意識して行った各種行動、
紙幣、切手などなどの無報酬デザインや作品の無償提供などよりも、
大きく深く波及したのが皮肉だなと感じてしまういました。

とまあ、私の感想はこのくらいで、実際の展示内容をざっと紹介すると、
おおむねだれもが「これ!」とイメージするパターンの作品があるので、まず嬉しい♪
しかも今回は展示方がなかなか良くて、
大判ポスターの横には、同寸の習作、
いくつかの連作がテーマごとに並列展示、
と、近づき離れて、何度も見直したくなる感じ。
また、いわゆる作品ではなく、
ビスケットのパッケージ、メニュー、カレンダー、切手、紙幣など、
彼の手によるデザインの製品の実物も多く展示されており、
これらも、その時代に触れるという点で非常に楽しいものがあります。

だから、私はちょっとの間100年前にタイムスリップした感覚を味わいつつ、
にやけた顔で展示室を数回行ったり来たりしておりました。

かなり楽しかったんで、期間中また行きたいなと、もう今からそう思っております。


皆さんもGWの間に一度訪れて見られてはいかがでしょうか?
(=^^=)ゞ










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モンゴナイト 2018年4月号 ~中の島公会堂~

2018-04-29 10:24:54 | ぷ♂の日記
さてさて、私のぎっくり腰や寒さにめげてしまってなどなどで、
前回の9月以降初めての開催となりましたが、久しぶりに開催しました。

ですが、今回は多くの方々が予定ありということで不参加表明。
皆さんお忙しいな~。
と、思ったら!
そうか!GWの初日じゃないか!
そりゃ皆さん旅行やツーリングなど楽しい予定がいっぱいで、
夜にこんな場所で集まっている場合じゃないはずだ!

こりゃ、もしかしたら今回はわしだけか?

などと思いつつ一人向ったわけなのですが…

IMG_2006.jpg
ん?いつものにも増して公会堂あたりがにぎやかだぞ?


だから気になり見に行ってみると…
IMG_2007.jpg
臨時のカフェが開設されており、おいしそうなコーヒーとビールが!

バイクじゃなかったらな~。

てなわけで、後ろ髪をひかれつついつもの場所にバイクを置くと、

IMG_2008.jpg
何やら特設ステージが!

そうか、今年で100周年なのか!
個人的にここで入学卒業式などをした身としてはちょいとうれしい♪

てなわけで道路を挟んだ向かい側からそのにぎやかな様子をながめつつ、
私は一人、空を見上げ、ちょいとお月見。

IMG_2014.jpg
うむ、良い月だ!

そういや、先ほど食べた立ち食いそばでも月見をしたな。

とはいえ、撮影前にいつもの癖で即玉子にそばを覆いかぶせたもんだから、
こんなにきちゃない写真。
IMG_2004.jpg
月見きつねに、季節のかき揚げ(タラの芽)をのっけて550円なり♪


さてさて、それにしてもやはり誰も来ないな…


IMG_2019.jpg
これほんまにわし一人違うん?


と、少々不安になりつつ、ベンチに腰掛け、
特にやることもないので首のストレッチなどをして時間をつぶしていると…


キタ~!

わざわざ八尾かららぴんさんとその友人のPCXさんがおいでくださいました♪
IMG_2025.jpg

てなわけで、3人集まりこそこそ&ワイワイと話をしていたら、
あっという間に時間は過ぎて、22時を回ってしまっておりました。

いつもなら21時過ぎには公会堂のライトアップ終わってしまうのに、
この日はがいつまでもあるから気づかなかった!
やっぱGWだから観光客に向けサービスしてたんかな?

そんなわけで、一同GWなど関係なく翌日も仕事のみなので、ここらへんで解散!
ちょっこっとだけバイクを交換したりしながら、家路につきました。



そういうわけえ、今回も無事開催できました。
これからの季節は夜風が気持ちよくなるので、また頑張って開催しますので、
皆さんどうぞよろしく。

(*^人^*)
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ラムだっちゃ! “Lamb“ ~JS&S~ (後編)

2018-04-28 10:20:29 | ぷ♂の日記
さて、前回ストーブ本体をきれいにしたので今度はケース。
この様な感じで、錆と蜘蛛の巣でえらいことになっていたので、
まずは全体に錆取り油を吹いて、ワイヤブラシでしこしここすります。

ずいぶん頑張ってみたのですが、結果はこんな感じ。
IMG_1399.jpg
う~む…

当初はこすると穴が開くんじゃないかと思うほどでしたが、
意外にも薄いながらも鉄板はしっかりしていたので、
一通りブラシをかけて一応納得。
また、赤さびを黒錆にする転換剤を塗ろうかどうか迷いましたが、
まあ、このさび色も味ということで、しばらくはこのままにしておくことにしました。
(本来はのケースの色は真鍮っぽい色のゴールドのようです。)

そうそう、そういう感じで内側も磨いていたのですが、
汚れをふき取るとこのように…
IMG_1401.jpg
わずかながら、元の塗装がみえてまいりました。
やはり本来はゴールドっぽい塗装で、
この部分には使用法が書かれていたようです。

ただ開閉部ヒンジは芯棒はひどい錆で折れてしまったので、
ここはやり直さねばなりません。
IMG_1409_201803121324226de.jpg

ヒンジのゆがみを修正し、可動部のさびを落としたのち、
新しい芯棒を突っ込んでしっかりかしめれば、
IMG_1416.jpg
作業完了!

ついでに真鍮版をはさみで切りだして…

IMG_1418.jpg

穴をあけて、クネクネ曲げて…

IMG_1486.jpg
ほい、ストッパーの出来上がり!

で、この作業中、ケースをいじる手が錆で赤くなってしまたので、
結局錆転換剤を塗ってしまいました。
(=^^=)ゞ

そんなわけで一応ケースは完成。

これにストーブを組み込んで遂に完成したので、
さっそくストーブをIN!

IMG_1509.jpg
うん、小ぶりのケースにみっちりはまって子気味が良い♪

まんまピクニックシリーズのミニチュア版みたい!
う~ん、可愛くてよいな~♪

で、前回も書いたようにバルブがないゆえ…
IMG_1512_20180315152411ee7.jpg
使用しないときはこの様に、チューリップは外し、
ニップルキャップをしっかりしめておく。

そんなわけで、ピカピカに磨いたら愛着もわいてきたのですが、
火をつけてススだらけにしてしまうのもなんだか嫌な気に…
(バルブがないから、「プレヒート=黒煙&スス」だからね)

ですので、しばらく床の間の飾り物に♪
となれば、暇を見つけてケースもゴールドに塗装しようかな?
ついでにトラジマ模様も入れればちょうどいいかな?

だって…
IMG_1507_201803151524126cc.jpg
「うち、ラム(Lamb)だっちゃ!」
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井戸端会議

2018-04-27 09:47:12 | 犬日記
毎朝の散歩道。
うちの子たちは集団でわらわらと歩いているわけですが、
意外にも統率が取れているので、結構まとまって、スムーズに歩けておるのです。

ですがそれでも、途中でかまってくれる人たちがいれば、
目ざとく気づき、
「こんにちは!」「おはよう!おはよう!」
と、全員で取り囲むのでちょいとした騒ぎ。

だからこれが、仲良しのお友達(わんこ)であったりでもしたら、
しばらくは納得するまで動こうとはいたしません。

この日もちょうどそんな感じで…

CIMG1181.jpg
「こんにちは!」
「あ~!諭吉くんや~!」


CIMG1182.jpg
「諭吉くんや!」
「諭吉くんや!」
「諭吉くんや!」



CIMG1185_20180427095053ec8.jpg
「ど~も!ど~も!」 

と、仲良しの諭吉くんに久々に会えたもんだから、みなさんテンションダダ上がり!
こうなると、なかなかこの場所を移動することはできません。
だからしばらく、みんなが納得するまで待つことにし、
その様子を眺めていると、
諭吉くんを中心に、うちの子たちがぐるり取り囲み、
そして皆で鼻先合わせて、クンクンクン…

「なんだかこれって井戸端会議?」

言葉こそ発していないものの、
いろいろな情報のやり取りをこうしてしているんだろうなと思うと、
なんだかおかしくて、おかしくて。

さて、そんな井戸端会議ですが、
どこにでもそういう集まりが苦手なタイプっていますよね?


実は、諭吉くんの弟分たび助君がそういうタイプ。

だから…

CIMG1187_20171207152247026.jpg
「な~、はよ帰ろ~~~!」


あ!

そういうえば、うちにポコもそういうタイプだ!

というわけで、ポコを見ると…

CIMG1104.jpg
「おしゃべりはみっともないよ~!
ぐにゅ~!」


と、こんな感じ!

ですがお話し好きさん達の会議はそう簡単に終わるはずもなく…


「では次の議題は?」
「たび助&ポコをいかにして会議に参加させるかというのは?」
「異議なし!」
「異議なし!」


というわけで、会議は踊り、お散歩は長引くのでありました。

(=^^=)ゞ


*おまけ*

同じくお友達わんこのトトちゃんの場合は…

IMG_9805a.jpg
井戸端会議開始かと思いきや、うちの子たちのお尻のにおいを嗅ぎたくて仕方がないので、
このように(矢印)、そ~っと背後から忍び寄る!
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カブエンジン盆栽計画 その5

2018-04-26 10:00:42 | ぷ♂の日記
わたしのガレージの居間に鎮座しているこのエンジン。
IMG_0965_20180210153909efe.jpg
正体はホンダスーパーカブ C102のもの。

もともとは、これ(C105)を入手したとき、念のため部品取り目的で手に入れたもの。
ですが幸いにも、いまのところこれに頼ることなく無事活躍してくれておりますので、、
ただいまこのエンジンは、文字通り床の間の飾り、
いわゆる盆栽エンジンとしてここにこうして置いてあります。

ととはいえただ単に放置しているだけではなく、
一見してお分かりのように、キャブレターとマフラーが付いているのみではなく、
IMG_0964.jpg
移動可能な木製台座の中にはコイル内蔵で、
この様にニュートラルランプとメインスイッチも設置。

またキャブレターにはケーブルが接続し、
この様にスロットルも備えてあります。
IMG_0962.jpg

ということはつまりどういう事かといいますと、

この状態でエンジンをかけて遊べる!

実際過去にテストをし、一応始動のめどが立ってはいたのですが、
一人ではキックが不安定で踏み下ろしづくらく、
かといって手で押し込むにはちょい無理があるのでいまいちお手軽にはいかず、
いつの間にかそのまま放置になっていたのです。
(過去の記事、その1その2その3その4

そういうわけで、その後はガソリタンクを外し、エンジンオイルを抜き、
こうして部屋の中にしまい込んでいたのですが、今更ながら気が付いた!

IMG_0968.jpg
このエンジンはセル付きだったじゃないか!

そう、一番最初に動作確認をしたものの、
その時モーターが不動だったため以降その存在を無視していたのですが、
ここを修理すれば、ボタン一つでエンジン始動できるじゃない!
そうなりゃ、部屋の中もお気軽にエンジンをかけて遊ぶことができる!

モーター不動の原因はなんだろう?
導通自体はきちんとはあるから、
おそらくブラシの摩耗くらいじゃないかな?
というわけで、さっそくブラシの手配。

とはいえ、もう50年以上前の部品当然メーカー在庫は期待できないので、
あちこち探してなんとかゲット。

IMG_1197.jpg
「ブラシ?これで歯を磨くの?」

いえいえ、ブラシというのはもモーター内部のコイルに断続的に電気を流すパーツ。
絶えず回転面に接触しているため、柔らかい黒鉛でできており、
ゆえに定期交換が必要な消耗品なのです。

というわけで、先日時間があるときモーターを分解にかかったのですが…

いや~、固い!

モーターとケースを止めているボルトが固くて緩まない!
むろんトーチであぶって、ショックドライバーで叩いたりしてるんですが、
しつこい2本が緩まない!

さてさて、こんな状態で無事復活なるのか?
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ミニーその後

2018-04-25 10:20:04 | ミニー
昨日は雨の予報の休日。
ですが、起きだすとまだ降っていなかったので、
わんこを引き連れまずは朝の散歩。

そののち、ミニー1頭を連れ出して獣医さんまで走る!
目的は先週処方していただいた薬のその後の経過や、今後の対応の相談。

まず外耳炎はかなり良くなっており、内部のべたつきも臭いもほぼなくなっておりました。
ですので、今後は自宅で薬を日に一度♪

で、問題の咳の方は良くも悪くもなく、また肺の方の雑音も変化はなし。
つまりは処方してもらった薬(心臓の薬と利尿剤)による影響がないわけで、
この咳や肺の雑音の原因は心臓にはないと思われる。
実は以前レントゲンを撮ってもらった際、肺部に白い影があった旨をお伝えしていたので、
そうなると怪しいのは肺に腫瘍がある可能性。
そしてそれは乳腺の腫瘍から転移している可能性がかなり大きい。
そしてまた乳腺の腫瘍もかなり大きい(2センチ越え)だから、
悪性であると考えるほうがよい。
(乳腺腫瘍は簡単に悪性化するので、ごく小さいうちに切除するのが基本だそうです。)

とはいえ、それが正しいかどうかの確認は、
MRIなどにかける必要があるが、そのためには全身麻酔などで、
体に負担がかなりかかるのと、費用面でも、7~15万円とかなり高額。
また仮にそれで結果が判明したとしても、
行える処置は外科的処置と抗がん剤。
そうなると、ミニーの体力がそれに耐えられるかどうかが問題となるのはもちろん、
それで完治する保証はないうえ、大きな苦痛は必ず伴う。

と、このような説明を一通り受けたのち、結局今後は次のようにすることに。

あまり咳き込まないよう、なるべく激しい運動や興奮させるようなことは控え、
咳き込む度合いや肺の雑音を定期的にチェック。
腫瘍の大きさや形状の変化に気を付ける。

つまりは、無理させず穏やかに過ごさせ、よく体の変化を見ておくということですね。


こうしてあれこれ診てもらい表に出ると、幸いまだ雨は降っていなかったので、
ミニーとゆっくり散歩しながら家まで。

いつも不思議なのは、こういう時行き道は何かにつけモタモタとするのに、
帰り道はすごくスムーズにすたすた歩く!
むろんお家が好きな子なんで家に帰れるのがうれしいのだろうけれども、
全く通ったことのない道でも、なぜか家の方向が分かるのか、
離れる向きだと嫌がって、向かう方向だとスタスタスタ。
本能的に方角が分かっているんでしょうか?

それでもやはり、しつこく足を止めるところはいくつかあります。

CA395794.jpg
「ちょっと待って!」


CA395795.jpg
「ここ、新しい書き込みがあるねん!」


そうそう、こういう場所は「犬のBBS」やからね♪

いや、今風に言うなら「犬のSNS」かな?


そんなわけで、お家に帰って、遅めの朝ご飯を食べて…

CA395793_20180425132525553.jpg
「ぐ~~~♪」


咳き込むことなく、穏やか~に寝て過ごしました。

で、私も一緒に、夕方近くまで寝てしまいましたとさ!

(=^^=)ゞ
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ムクのこと ~病気篇~

2018-04-23 09:58:19 | ムク太郎(むく)
さて、このようなわけで我が家の一員になったムクですが、
当初より体に、つまり健康面ではあれこれ問題がありました。

具体的には、胆泥(石)、腸ポリープ、そしてクッシング症候群。

一番気がかりであった胆泥は幸い、危機的な状況になることはなかったのですが、
後の二つも、最後の最後まで良くなることはなく、文字通り一生付き合うこととなりました。

まずは腸ポリープ。
一番最初に気づいたのは、排便時の出血。
おトイレの度にかなりの量の鮮血が出るではないですか!
しかも、その排便もスムーズにいかず、5分から、長ければ10分間も排便のポーズでうろうろと動き回る。
むろん本人も辛そうだし、便も柔らかくかなり調子が良くなさそう。
ですので大変驚き、元の飼い主に問い合わせたところ、
「それは痔です。昔からですので心配いりません。」
とのことであって、そうなのかとも思ったのですが、
その後薬を塗っても全く改善する様子がないので、くわしく検査をしたのですが原因は不明。
「ムクの下血?」参照)

ですがその後も相変らずのため何度か検査を受けなおし、
数年後その原因がポリープであると判明しました。
(もしかしたら、それ以前は小さくて見つけにくかったのか?)
とはいえ、その時すでにシニアと呼んでよい年齢になっていたので、
開腹手術に体が耐えられるかの不安と、術後の心配もあったため、
肛門の内側から引っ張り出せるポリープのみを可能な限り切除することにしたのです。
「ムクの手術」参照)

ついでに額にあったイボもとってもらったので…
IMG_6891.jpg
心痛の落ち武者ムクです…

ですがその甲斐あって、しばらくは快便生活が続き、絶好調に!

IMG_1529.jpg
喜びのザビエルムクで~す!

そんなわけで、ご機嫌さんでみんなと一緒に散歩に出れるようにもなりました。
IMG_1622.jpg
「わはははは~♪」

こんな感じで外見的には健康になったように見えてはいたのですが、
体の内部ではじわじわと病のダメージは蓄積されていたようです。
「ムクの病」参照)

実際、先ほどの手術の効果も数カ月しか持たず、
その後はまた以前通りの状態に逆戻りしてしまいました。
おそらく、切除後も新たなポリープが発生しているのだろうとのことでしたが、
そのつど手術するというのは、非現実的な話であったので、その後は投薬治療に。

そういうわけで、お散歩も歩調の合うシニアさんのプーが相棒となり、
歩く距離もどんどん短く、近所の公園などがメインになってきたのです。
「晩秋の散歩」参照)

またこのころになると目も耳もかなり悪くなっており、
近くによって声をかけても気づかずにいて、体に触れてはじめて気づくようにもなっておりました。
そうそう、このころから家でも表でもオムツを着用させておりました。

IMG_9174.jpg
「それは内緒にしてくれ~!」

とはいえ、本人はあまりそういう事を気にせず、いたってマイペース。
むしろ、弱るムクを気遣い甘やかしてくれるお母さんの腕の中が嬉しくてたまらないし、

thumbnail_CIMG6179.jpg
「うへへへ♪」

お散歩の距離や頻度が減ることが楽ちんで嬉しかったようですらあります。

IMG_2839.jpg
「ラクチ~ン♪」

だから、この子のこういう明るい性格のため、
私たちはその体内での変化に気づけず、
「こりゃ、まだまだ長生きするな♪」
とそう信じて疑いを持ちませんでした。

ですが、次第にそのムクの様子にも変化が出てきます。
これは病気ではなく、精神的な変化。
年と共に赤ちゃん返りするあの現象がムクの身にも起こってきたのです。
「夢見るムームー」参照)

これはまあ避けて通れないことなので、そう悲観することはなく、むしろ、
毒気が抜けて丸くなり、子犬みたいで可愛くなったと感じたほどでした。

ですがその後すぐさま起こったのが眼のトラブル。
もともと白内障であった眼が、今度は角膜に穴があき眼球破裂の恐れまで出てきたのです。
眼の状態(「ムクとお出かけ」および「ムクの眼」参照)

ですので、誤って眼をぶつけないように、
急きょ家の中であの子がぶつかりそうな場所にクッション材を括りつけたりなどと対応。

そう、まだこの時もムクは元気に動き回っていたのです。
眼こそ見えなくなったものの、器用に家の中を縦横無尽に。
しかも、なぜか、絶対「今はここに来てほしくない!」とそう思っている時その場所に、
タイミングよく(?)、迷わず一直線でダッシュしてくるから、
「もしかして、こいつ見えててわかってるんちゃうか?」
と、そう思ってしまったりもしました。

ほんと、そういう時のダッシュ力はかなりなもんで、
この時もやはり、
「こりゃ、まだまだ元気だよ♪」
と、そう思っていたのでした。

そう、実際あの日の朝も昼もそうだった程に…


つづく



今回はつらい話が多かったので、ムクにはご褒美を。

CA392609.jpg

お芋や野菜、果物なんかも大好きなムクでした。


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春眠暁を覚えず (こいの季節 2018)

2018-04-22 10:13:22 | ねこ
おはよ~!

IMG_1883.jpg
うにゃにゃ… まだ眠いにゃ…


と、ご飯もそっちのけでいつまでも寝ているミーコさん。
でもまそれも仕方はない。
猫はもともと、「寝る子」つまり「ねこ」から転じた名前だそうだし、
何よりも、今この季節は、我々だって布団から出るのがつらい!
いわゆる「春眠暁を覚えず。」ってやつですね!

でも反対に、今の時期だからこそ、
朝早くからハッスルしている方々も!

そう、ことしもやってきました、「こいの季節」です!
うちの近所のような、コンクリートで張られた都市型河川にも、
この時期だけはたくさんの鯉で文字通りあふれかえります。

IMG_1876.jpg
腕が悪くてよく写っておりませんが、矢印の所に大きな鯉がおるのです。

というのも、春のこの時期は水温が上がって来るので、
フナ科の魚たちにとってはそれは産卵開始のGOサイン!

ですので、我先にと浅瀬の水草を求めて産卵のために集まるのです。
これはいわゆる「のっ込こみという現象で、
昔フナ釣りをよくしていたたころには、竿を片手に喜び勇んで出て行っていたものです。

ですが、事情を知らない方々からしてみれば、
ある朝起きてみたら、普段は魚などあまり見かけない近所の川に、
あふれるほどの大きな魚の群れが!

だから、これは異常な状態で、
もしかしたら、地震や高潮、そういったもの前触れではないかと騒ぎだすのです。

で、私はそういうから騒ぎを見るにつけ、こう思うのですよ。

これがほんとうの、こいのから騒ぎ

な~んてね。

おあとがよろしいようで♪ チャンチャン♪

(=^^=)ゞ
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ラムだっちゃ! “Lamb“ ~JS&S~  (前編)

2018-04-21 11:06:00 | ぷ♂の日記
先日とあるオークションで見かけたこれ。
IMG_1351.jpg
正体不明のイギリス製のストーブ。

一見、モニターの古いタイプかなとも思ったのですが、
この様に小型でシンプルな構造から燃料はガソリンだからあれらとは全くの別物。
IMG_1356.jpg

むしろ初期のプリムス71(↓)等とよく似ております。
IMG_1385.jpg
この様な、バルブも安全弁も持たないシンプルなガソリンストーブは、
1900年代初頭に家庭用としてよく見られたものなので、
このストーブもおそらくその時代のものと判断しました。


まあケースの形状に特徴があるので、
ちょいと調べれば素性も判明するだろうなとは思っておりました。
IMG_1359.jpg
それにしても、錆がひどいな~。
これ下手にさび落としするとと穴が開くんじゃなかろうか?

さて、ですがタンクをよく見てみると、汚れの下に刻印を発見。
IMG_1362.jpg
でも、なんて書いてあるのかいまいちよくわからないなと思っていると、
アメリカンクラッカーかヤジロベーのような特徴的なロゴマークが見えたので、これにて正体判明!

以前いじっていたトーチに同じ刻印があり、その時くわしく調べていたのです。
s.jpg

製造はイギリスで1800年創業の老舗、JS&S (Shaw, John & Sons)
とはいうものの、この会社がストーブやトーチを扱いだしたのは1914年からなので、
このストーブもそれ以降の製品。(おそらく1920年代半ばから30年代半ば)
さらに詳しく調べると、このストーブの正式名称も判明しました。

“Lamb“ Petrol Stove

直訳すると「子羊」ガソリンストーブ
ラムはペットネームなのかな?
ん?
そういや、イギリスではこの手のストーブやトーチ、ランプの総称を、
「Lamp」(ランプ)と呼ぶから、
一字違いで音が似ており、これ同様小さく可愛い
「Lamb(ラム=子羊)」をチョイスしたんでしょうね。
なかなかいいセンスしてますね♪

で、製造はやはり1920年代ごろと、JS&S製造のストーブの中でもかなり初期のものでした。


というわけで、身元が判明しすっきりしたから、今度はストーブもすっきり綺麗に。
まずは分解して清掃。
シンプルな作りのため分解は固着対策さえすればあとは至って簡単。
IMG_1367.jpg
ライジングチューブを引き抜いたのですが、不思議なことにウイックがない。
バラバラになってタンクの中にあるのかと思ったけれど、そこにもないし、
チューブ内に破片すらないから、過去に誰かが分解し引き抜いた?
(でも感じ的に過去にチューブを引き抜いたようには思えなかったけどな…?)

で、チョチョいのちょいで…
IMG_1394.jpg
ピッカピカ~♪

ウイックはいつも通り銅線を芯にして作ったけれど、
もしかしたらこれもともとは芯がなく直接ウイックを放り込んでいたんじゃないかな?
だったら経年劣化でボロボロになって崩れ落ち、
タンク内に残骸が残っていないというのもうなずけるんだけどね。

ちなみに、先ほどはわけのわからなかった刻印もきれいにしっかり確認できます。
IMG_1515_20180315151918101.jpg
ね?ヤジロベーっぽいでしょう?

というわけで、あとは組み付けて完成!

そうそうその前に、ニップルキャップのガスケットを作らねば。
IMG_1396.jpg
オリジナルはこんなコルクだけど、ゴムでいいかな?

完成~!
IMG_1517.jpg

バルブを持たないので、
燃料を入れたまま持ち歩いたり、保管したりする際は、
この様にチューリップを外し、ニップルキャップをしっかりとしめておきます。

そんなわけで、本体が一応できあがったので、
次はケースのさび落としにかかります。

続きは次回 ヽ(^∀^)ノ


*おまけ*

そうそう、その後いろいろ調べていたら、
どうもこのストーブにはバーナー部にいくつかのオプションがあり、
調理以外の多目的に使用できたようです。
b_20180310134256302.jpg
医療機器の消毒や、はんだ付けロウ付けなどにも活躍したんでしょうね。
後、画像にはありませんが、
マントルを装着しランタンにできるキットも一般的であったようです。

この時代のストーブにはこういうオプションがよくあり、
RADIUSUなどでは、ランタンに変換できるヘッドもあり、
それ等は今別売してもかなり人気が出るだろうなとか思っております。

だからか、この時代の小型ストーブには、タンクの部分に取っ手が付くのが多いです。
その方がタンクを手でつかむより何かと作業性が良いでしょうからね。



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ツツジの話

2018-04-20 09:39:35 | ぷ♂の日記
ん?

CA395790.jpg
路上で宴会?!

実は昨日は、同級生が近所でやっているお店に軽く飲みに出ておりました。
というのも、諸事情で本日限りでお店を閉めしばし充電期間に入るとのことなので、
ならばと私も顔を出したというわけなのです。
ですが、同じことを考えていた同級生も多いようで、
お店に着くと入りきれないほどの同級生であふれていたため、
こうして路上にテーブルといすを置き、ひと騒ぎさせていただいていたのです。

おかげで最後に楽しい時間を過ごすことができました。
Tさん、またおいしいお料理を期待して待っていますね。
どうもありがとうございました。

さて、ちょうど今頃はこうして夜に表に出ていると、
寒くもなく暑くもなく本当に気持ちがいい。
だから夜のお花見なら今自分が最高なわけですが、桜はもうとおに散っている。
でも今はタイミングよく、道々にツツジの花が一斉に咲きだしそれは見事なほど!

そういや、先日ミニーともツツジでお花見をしましたね。
IMG_1952.jpg
「どっちがきれい?」

だから今からしばらくは、散歩がてらツツジを楽しむことができるのです。
口さみしくなったら蜜も吸えるしね♪(ただし注意点を後述します。)

さてさて、ですがこのツツジ、漢字で書くとたいへんややこしい!
え~と、確か草かんむりも、木へんもつかず、
雰囲気的には「髑髏」(どくろ)に似た不気味な漢字…
とは思うものの全く出てこない。
だからクイズなどでも難読上位としてよく出題されております。
で、正しくはどう描くのかといいますと「躑躅」
ほんと、読みにくい…
といいますか、みなさんはこの漢字に疑問がございませんでしたか?
私はかねがね、
「なんで植物名前なのに草かんむりとか木へんでなく足へんなの?」
と不思議だったのです。

で、ある夜のこと昔に書かれた本を読んでいたときに、
読めない漢字が出てきたので、漢和辞典を取り出し調べておりました。
で、その時に、
「そういや、ツツジの躑躅ってどういう意味があるんだ?」
と気になったのでそれぞれの漢字の意味を調べてみました。

すると…

→ためらう、立ち止まる
→踏む
などで、この二つが組み合わさると、ツツジなわけですが、
実はそれ以外にもこの二文字の熟語があり、
その意味は
躑躅(テキチョク)→立ち止まりためらうこと、行きつ戻りつし進まぬこと。
とあるではないですか!
(ちなみにツツジの意味の方には「ツツジ(植物)の漢名」とありました。)

ますますもって意味がわからない!
しかしさらによく見ると、このような説明が、

ツツジを示す場合は本来「羊躑躅」と書いたが、羊の字が失われた。
これはツツジの葉を羊が食べると、動けなくなって死んでしまうことから。


なるほど!
これですべての謎が氷解した!

ツツジの語源は本来その葉や花の様子から、
「ツヅキサキギ」(続き咲き木)、「ツヅリシゲル」(綴り茂る)などと呼ばれていたとのことですが、
これはあくまでも発音の話。
で、表記の方は中国から漢名の「躑躅」をそのまま持ってきたのですが、
こちらの方は発音ではなく意味から生じたものだから、
「え?なんでこんな漢字になるの?」ってなっちゃったということなんですね。
(日本ならまず植物の名前には草かんむり、木へんをつけますもんね。)

そんなわけで、こうして漢字の成り立ちから意味を理解できると、
もうしばらくは、読めないってことはなくなりますね。
まあ、書く方は少々ややこしいので、しっかり覚えねばならないけれどね♪

でも、本当にツツジの葉を食べて羊が死ぬなんてことがあるの?

実は…

毒性の強いツツジがあるんです!


とはいえ、有毒なものは主に3種。

レンゲツツジ、キレンゲツツジ、シャクナゲ
最初の二つは、朱色や黄色でよく目立つし、シャクナゲも特徴があるから一目わかります。
また葉の付き方も、普通のツツジより少しスカスカした付き方なんで、
そういうツツジを見たら、蜜を吸うのは思いとどまったほうが無難です。

詳しくは「ツツジ 毒」で検索するといろいろ詳しい記事が出てきますから、
小さいお子さんをお持ちの方は是非一度ご覧あれ。



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ミニーの近況

2018-04-19 09:52:09 | ミニー
さて先日の休日は朝からバタバタ。
税務署をはじめ、市税、府税事務所へと年貢を納めに参りました。
以前は区役所などで手続きができたのに、
今ではわざわざ街中へ出ないといけないのでかなりめんどくさい。
おまけに、駐車場はあるくせにバイク置き場はなかったりするから、
バイク移動の身としては、ほんと~~~にめんどくさい!

だからこういう時は、手持ちのバイクの中でも一番小さなモトコンポで出動します。
これだと自転車の間にも簡単に差し込めるし、
特に私のは色目が色目なんで目立たないしね♪

さてそんなわけで、なんとか無事役所周りを終えた後は、
日本橋までひとっ走りし、ちょいと必要な電気部品を買いに行きます。

ここはその途中にある鳥居。
まるで行く手を遮るがごとくに…
IMG_1930.jpg
「とまれ!」

真下が一旦停止になっている鳥居って、結構珍しいんじゃないかな?

そうして、一応用事を終えたのですが、
急いで出たので朝ご飯を食べていなかったから、
本当はどこぞの公園でコーヒーを沸かしパンでもかじりたかったのだけども、
この日は時間がなかったので、そのままいつものパン屋さんに寄り道。

IMG_1932.jpg
塩パンとカスタードホルン♪

ホルンは、買った後でカスタードクリームをたっぷり入れてくれるので、
焼きたて生地のサクサクに冷たいクリームが美味しい!

さて、こうしていたら時間はもうすぐお昼前!
大急ぎで家に戻り、ミニーを連れて獣医さんまで。
なんせ、予報では午後から雨とのことでしたから、
用事はすべて午前中に済ましたかったのですよ。

IMG_1941_20180418101728d51.jpg
「あ~、疲れた…」


あ!
一つ大切なことを言い忘れてました!


ミニーは晴れて我が家の子になったのです!

というのも、当初はこういう経緯であったわけですが、
その後H岡さんちにいた子が立て続けに2匹亡くなってしまい、
H岡さんの奥さんが精神的に参ってしまったために、
ミニーを受け入れることできなくなっちゃったのです。
そしてまた一方我が家では、
私が毎日世話を焼いているうちにどんどん愛情が深まってしまい、
とても手放すことができない状態になってしまっていたので、
そういうことならいっそうちの子に…

とそういうことになったのでした。

そんなわけで、ミニーを我が家の子として正式に登録すべく、
予防注射などをしてもらいに、いつもの主治医さんへ行っていたのでした。

ですがついでにあちこち検査してもらった結果、
①肺に混じる雑音および咳
②乳腺の腫瘍
③外耳の炎症
の三点がかなり気になるとのことで、
まずはその治療をしてからワクチンなどは接種することとなりました。

まず①については、前回治療していた風邪の話をさせていただくと、
その後遺症かもしれないけれど、肺の雑音は内部に水がたまりつつあるように聞こえるので、
それが原因だとすると、心臓が弱っている可能性がある。(ナナの場合と同様)
ただ、②の腫瘍が気管付近に転移しているという可能性もあるものの、
まずは、利尿剤で水分の排出を促しつつ、心臓の薬を使い、
その変化を見てから、そちらの可能性も考えてみる。
③については、来た時からマラセチアの治療をしそれを終えた旨をお話ししたところ、
その後このような状態になっているということは、体質的にアレルギー気質だと思われるので、
耳の治療をしつつ、シャンプーを週一に行うようにとのことでした。

そんなわけで、ミニーはこれからしばらく、週一程度の頻度でお医者さん通いすることになりました。
でもまあ、帰り道は特に急ぐこともないから、
その都度のんびり散歩ができると思うと、さほど苦にもならないね。

そうそう、ミニーの散歩といえば以前はこんな感じで頑固者でしたが、
最近ではずいぶん慣れてきて、こちらの指示通りお利口に歩いてくれるようになってきました。

だからこの日の帰り道もこんな感じ。


ミニーお花がきれいに咲いてるよ。
IMG_1950.jpg
「え?どこどこ?」


上上! 足が短いから気づかんか?
IMG_1947.jpg
「失礼な!ぷんぷん!」

というわけで…

抱っこで記念写真♪
IMG_1952.jpg
「これならよく見える♪」
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お骨のことなど (ぷーどる♀)

2018-04-18 10:13:04 | ぷ♀の日記
今日は奥さんの日記です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ペットの最期を見送る時。

まだペットの葬儀場といったものがあったのかどうか
よく分からなかった時代、
犬や猫が亡くなった時は、役所に連絡をし、
引き取りに来てもらったものだった。
しっかりと包んで、職員さんに渡す。
当然のことながら、お骨は帰ってこない。

時代は進み、ペットの葬儀場の広告などをよく目にするようになった。
ちょうどその頃、人間の斎場でペットの火葬をしてもらえる場所があった。
うちでは、亡くなった子の葬儀代を、
次に受け入れる保護犬の治療費にまわそう、ということで
その斎場で火葬してもらっていた。
ペット用の祭壇も置いてくださっていて
中の炉まで見せていただいた。(火葬の様子は見ないことにした)
お骨は、他の子達と合同の火葬となり、お骨は帰ってこないのだけれど、
とても、心のこもった所であった。
なのに、何年かして表の祭壇で問題があったとかで、
苦情を受けたらしく、祭壇はなくなってしまった。

時を経て、うちもペットの葬儀やさんで葬儀をすることとなり、
個別に、家族立会いで火葬をしてもらうようになった。
今のところ、2社にお世話になっている。
(うち1社では、社員さんがお経もあげてくれる)
個別葬なので、お骨は帰ってくる。

pet_osoushiki.jpg

さて、お骨、といえば、骨壷。
大きさも色々あるし、形も。

この大きさ、普通は、
お骨を折って入れるようである。
中で割れてしまわないように、ぎゅっと入れるのだとか。
なので、準備されているものは、小さい目。

しかし、である。
今回、私のミスなのだけれど、準備されたものではなく、
一つ大きいのに変えてもらえば良かった。
自分でも、何故、承知してしまったのか、ワカラナイ。
頑張ったムクの骨を葬儀屋さんが骨壷の中で折った時、
「あっ」と声が出たと思ったが…出てなかったらしい。
頭の骨もキュキュッと入れられて、蓋を。
その時も、骨が砕ける音がしたような気がする。
せっかく残った骨が砕けちゃった。。
後になって思う。
その時、私は辛く、悲しかったんだと。
そういえば、前の子達は大きいのに入れてもらっていたのに、
なぜ、ムクだけ、こうしちゃったんだろう。。
自分でもワカラナイ。ごめんね、ムク。

骨壷が大きいと、中で割れてしまうことがあるという。
けれど、「割る」というのは、「割れてしまう」のと違う気がする。
なので、骨壷は、大き目のをお勧めする。
骨壷なんて、後からでも、買い換えることができるから。
小さいのとか、かわいい形のとか、色々。
一度、割れたものはもとには戻らないから、
一旦、大きめのに入れておいて、
その後、好みの物に入れ替えたら良いのではないかと思う。

尤も、大型の子なんかだと、
割らずに全てをきれいな状態で納めようとすると
かなりの大きさになるだろうし、
聞けば、人間でも、全部は納めないそうなので、
お骨を折って、納めるのは、ごくごく当たり前のことのようなので、
そんなに気にすることではなさそうである。

ただ、自分の子の骨を折っちゃうのは
ちょっとでも、心にひっかかるかもしれない人は、
おっきい骨壷に変更してもらうと良いと思う。

とはいえ、
お骨が残っても残らなくても
あの子達自身は気にしていないようにも思う。

結局、自分の気持ちをどんな風にもっていくか、かな。

さて、ムクのお骨。
娘がティッシュに丁寧に包んで別にしておいてくれたものは
何か、可愛い入れ物でも探して、納めようかと思っている。


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もういいかげんにやめて!

2018-04-16 10:00:29 | ぷ♂の日記


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*もういいかげんにやめて!*

あんなに大事に愛していたのに
どうしてたやすく捨ててしまえるの?

どうしてそんなに悲しい話を
張り付く笑顔で語り続けるの?

聞きたくないからふさぐ耳
見たくないから瞑るまなこ
言いたくないから閉ざす口
もうこれ以上は 無理! 無理!

もういい加減にやめて!
もういい加減にやめて!
もういい加減にやめて!
もういい加減にやめて!

裂かれた生木に もがれた半身
深く刺さった心の痛み

どうしてそんなに平気な顔して
刺さったそのトゲ突つきまわせるの?

聞きたくないからふさぐ耳
見たくないから瞑るまなこ
言いたくないから閉ざす口
もうこれ以上は 無理! 無理!

もういい加減にやめて!
もういい加減にやめて!
もういい加減にやめて!
もういい加減にやめて!

もう何も聞かない
もう何にも見ない
もう何も言わない
もう 無駄! 無駄!無駄!

 ~間奏~

聞きたくないからふさぐ耳
見たくないから瞑るまなこ
言いたくないから閉ざす口
もうこれ以上は 無理! 無理!


あなた基準の人生哲学
(もういい加減にやめて!)
終わりの見えない自慢話
(もういい加減にやめて!)
こっちを向ているどこかのテポドン
(もういい加減にやめて!)
いつまで続くのこの下手な歌?
もういい加減にやめて!
やめて!
やめて!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


とある朝、いつものように散歩に出ていると、

「もう!いい加減にしてぇ~!」

と、ヒステリックな声を上げ家を出ていく女子学生と出くわして、
その時の彼女のセリフが頭に残り、
家に戻ってそのセリフをギターで弾いていたらサビのフレーズになっちゃい、
そのねちっこくいやらしい感じが気に入ってしまったので、
ネトネトしつこい粘っこい感じにを目指してみたら、こんな感じに仕上がりました。

でもやはり、
時折「見ざる言わざる聞かざる」になりたいときは確かにありますね。

で、そういう時は、早めに風呂に入って頭から布団をかぶって寝るのです。

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トマトの玉子焼き

2018-04-15 09:59:51 | お料理
さて、先日来少し力が入らないので、
今週は夕飯もかなりの手抜きな日が続きました。

まず買い物に出るのがおっくうで、
帰宅後料理するのもおっくう。
ですので、勢い冷蔵庫の中のものを使用して、
行き当たりばったりで適当に作る日々。

幸いといいますか、なんといいますか、
冷蔵庫には月曜日に間違って買い込んだ野菜と玉子がたくさんあったので、
それでも作るのにさほど苦労はしなかったのですが、
その中でも、うっかり買いすぎたトマトは少々持て余し気味。

一個食べてすごくおいしかったので、9つほど買ったら、
その後おまけで5つもらったので、合計14個。
ですが、トマトを好んで食べるのは家族では主に私だけ。
(娘はプチトマト、奥さんは加熱トマト専門)
でも、おやつ代わりにかじれるだろうと高をくくっていたら、
ムクがあんなことになたっため、食欲がうせてしまいほとんど手付かず。

仕方がないので冷凍し、料理用にしようかなとも思いましたが、
こんなにおいしいのをわざわざ冷凍するのももったいない。
(ちなみにまるまま冷凍しておくと、解凍時水道水をかけまわすだけで、手で皮が簡単に剥けるので便利。)

そこでどうしたもんかと思たっと気に、冷蔵庫にたくさんある玉子を思い出したので…

CA395787.jpg

これは中華では割とポピュラーな一品で、
手軽で美味しくご飯が進むのでおすすめです。

特に今の時期のトマトのように、硬めで酸味が強いものほど、
バランスが良くなり美味しいです。
で、何より、食欲がない時でもご飯が進む!進む!

最近では美味しくて便利なペースト状の中華ダシもあちこちから出ているので、作るのも本当に簡単です。

~作り方~

材料(3人前)
玉子5~6個、トマト中3つ、青野菜適当
(ただし、ネギニラなどはにおいがきついのは玉子とトマトの微妙な調和をぶち壊すのでNG)

①少量のお湯で中華ダシ(塩味のあるもの)を溶き、牛乳を適量入れる。
(この辺、いつも適当なんだけど、だいたい100cc未満かな?)
②①に卵を割り入れよく混ぜる。
③フライパンに少し多めの油を入れ加熱し、②を入れ一気に過熱、
火が通りきる少し前、半熟の数歩手前でお皿に移し替える。
③フライパンに、くし形に切ったトマトを投入し強火で一気に加熱。
(もたもたしてると汁が出てきて煮ものになります)
もしほかに野菜を入れるなら、先に炒めておいてからトマトを投入のこと。
今回私は小松菜の軸を入れました。
④トマトの皮の端っこがめくれ上がったらお皿のたまごをフライパンに戻し入れ、
強火で加熱しつつ、かき混ぜ出来上がり。

ポイントらしいポイントってないんですけど、
しいて言えば、最初玉子汁にしっかり味を付けておくこと
つまりそれ自体がソースの役目も果たすので。
後で塩コショウしてもいいけど、そうするとトマトから汁が出てきてしまうのと、
せっかくのトマトと玉子のハーモニーに邪魔が入った感じになっちうような気がします。

実はこれご飯だけでなく、ビールにも良く合うんですよ。

というか、

トマトってそのままかじってもビールに良く合うよね?
果物みたいな味をして面白いやつだ。


でも、

実は私成人するまでトマトが大の苦手だったんですよ。

なのに今はこんなに大好き。

不思議なこった~。
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ムクのこと ~前編~

2018-04-14 10:34:44 | ムク太郎(むく)
5~6年ほど前、うちのお店によく遊びに来る犬好きのお客さんがおられました。
聞けばその方もご自宅にたくさんの犬(トイプードル)を飼っておられるとのこと。
そういう事もあり、数年間うちの子とたちを見に店に立ち寄ってくださっていたのですが、
6年前のある日、「犬を飼えなくなったので新たな飼い主を捜してほしい。」
と相談に来られたのです。
くわしい事情は伏せますが、なんにせよ待ったなしのそういう話。

そこで、あれこれ手を尽くしたものの、そう簡単に新しい飼い主が見つかるはずもなく、
まずはいったん我が家で預かる形となり、
ムク、プー、ぽこ、ペコの4頭の子たちが来ることとなりました。
ですが、そのうち唯一の女の子のペコは突然死してしまい、
残る男の子3頭のうち最も大きく、年長であったのがムクでした。
(この辺のくだりは「急変直下」を。)

元のお家でも一番最初に来た子であったらしく、
すごく甘えん坊で、独占欲が強く、そばにほかの子が近寄ると、
口元をめくり上げ、牙を見せながら、
「カチカチカチ…」
と、細かくかみ合わせつつ音を出し威嚇しておりました。
そのくせほかの子には遠慮なしに異常な距離まで近づいたり、
当たり前のようにフードのお皿に顔を突っ込んだりとしたい放題。
ですが、我が家の子たちはそういう事をするものが誰もいなかったので、
「なんでそんなことするの?」
と、警戒し、一定の距離をとることとなってしまい、
それが後々、ほかの子たちから嫌がられる原因となったのです。

ですが人に対しては至って従順で、そのようなそぶりは全く見せず、
歯をたてることは一切なく、ブラッシング、爪切り、耳や目への点薬なども文句を言わず素直にさせてくれました。
また、おもちゃ、特にボール遊びが大好きで、
放り投げてやれば、喜んでくわえて戻って来るなど愛嬌たっぷりな面も。

だからきっと、この子一頭だけであったなら、
本当に素直で飼いやすく、愉快で楽しいよい子であったのだろうなと今でもそう思います。

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「ふんふ~ん♪」

さて、実を言いますとこの時の3頭はそろいもそろって似たような性格で、
特に、この3頭が顔を合わすと、遠慮なし、本気の噛み合いを始め出し、
文字通り血を見る!

もともとの家族なのになぜ?!
そう思っていると、どうももともとそういう感じだったので、
以前は各々別々の部屋で暮らしていたのだとか。
(よっぽど、それぞれが溺愛され、独占欲が高まりすぎたのか?)
とはいえ、狭い我が家ではそうもできないので、
階ごとに分けてみたり、ケージを使用したりと…

ですが幸いなことに、そのうち最も過激であったプーが私の従妹の所にもらわれて行き、
そこで存分の愛情をもらい、最後まで幸せに暮らせたため、
残る、ムクとぽこは、それなりの距離感で我が家で暮らしておりました。

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「わはは!玉の輿~♪」 プー


とはいえ、ムクの方が主張が激しく、下癖の悪い(詳細は後述)ので、
どうしても常に私たちの目の届くそばに置くことが多かったので、
ポコは結構不満顔なのでありました。

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「わははは!わるいね~!」

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「いつかやっつけたるねん…」

さて、そんなムクは来た時からうちの奥さんにべったりで、
その異常なほどの懐きようは、お風呂やトイレ、そういう場所まで追いかけて行き、
少しでも姿が見えなくなると、大声で泣き叫びアピールするほど!
実は、ぽこの方もお母さん大好きなストーカーで、
「お母さん大好きでたまらない隊隊長」とまでなっているわけですが、
ここまでなりふり構わないような行動はとらなかったのです。

だからムクの場合はストーカーを通り越し、
なんというのか、大きな駄々っ子? そういう気がしてなりませんでした。

この日(↓)も奥さんが所用で出かけており、当初それに気づかずよく寝ていたのに、
目を覚ましそれに気づいた途端の大騒ぎなのでありました。

くわしくはこちらを。


さて、こんな感じで至ってマイペースで自分勝手なムクですが、
その分良くも悪くも純粋で、それゆえの突き抜けた天然!

勝手にカバンに入り込んでは寝入っていたり…
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zzzz~♪

お尻スタンプで、いろいろなものをくっつけて運んでみたり…
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ペタン! スタスタスタ~♪


自分でリードを絡めあたふたしたり…
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頭にいろんなものを乗っけてもらい自慢げだったり…
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王様~♪

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星の王子さま~♪


せっかく買ってきたお花をいきなり食べだしたり…
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山桜美味しい~♪


なぜか必ず冷蔵庫にお腹をくっつけて寝るし…
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気持ちイイ~♪


だから、ほぼ毎日、愉快な行動で、私たちを笑わせてくれておりました。

とはいえ、本人はいたって真剣でまじめで、
おまけに自分自身のことを「イケててかっこいい」と思い込んでいたようで、
私たちがそうして笑っていると、

CA392706.jpg
「失礼な!プンプン!」

と遺憾に感じている風でもありました。

こんな感じでいつの間にかちゃっかり我が家にポジションを得たムクですが、
実は、当初から体の方にはいろいろな問題を抱えておりました。
次回はその辺をお話させていただきます。

CIMG9350.jpg
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