何度目を覚ましても もこ がいない。
誰よりも真っ先に飛び出して行ったベランダにもいない。
いつもいる場所のどこにもいない。
ジョイがうるさく吠えると「アホアホアホ!」とジョイに向かって
全身で吠えていた その姿がない。
散歩に出る時や店から帰る時に、「あ」に点々のついた声で
「早く、早く!」と吠えていた声が聞こえない。
ジョイが遠吠えを始めるとポチ、ピーコ、もこ も遠吠えをする。
それぞれの声で。
けれど、声が足りない。
もこ の声だけが聞こえない。
5月後半には卵巣の手術ができる状態だった もこの心臓。
抜糸の後も獣医さんに連れて行こうと思っていた。
仕事だったり 商店街の祭りの手伝いだったり
その他なんだかんだで、幾度も獣医さんに行きそびれた。
獣医さんが休みに入る前日には絶対に行こうと思っていたのに
その日に限って、目を覚ますと 酷い目眩がして手足が痺れて
起き上がれなかった。
それがあと1日、ずれていれば、獣医さんに連れて行けたのに。
そしたら…もしかしたら今も もこは…獣医さんは寿命だと言ってくれたけど…
人と話をするのも嫌だった。
いろんなことに苛ついた。一番は自分自身に対して。
至らない私と違って
もこ は偉かった。
何度も顔を上げて私と主人とを交互に
優しい目で見てくれた。
もこ がいなくなって
お花をいただいたり 電話やメールをいただいたり
そっと そっと見守っていただいたり
それぞれの優しさを いただいた。
~どうも ありがとうございます。~
もこ がいなくなって、空席ができてしまった。
本来なら、誰かを迎えることもできる筈。
けれど今の状態では新たに迎えることを躊躇する。
白状すると、8月10日の朝、目眩がしてからずっと
ずっと 主人がみんなの散歩をしてくれている。
私が行ったのは ほんの数回。
ブラッシングも気力がなくて殆どできなかった。
犬のブラッシングをすると かゆみが出る娘が
マスクをして、それでも ひじを赤くしながら
ブラッシングを手伝ってくれた。
主人と娘に負担がかかっている。
人とあまり会わない夜の散歩には
行けるのだけれど。
私がもたもたしている間や見ないようにしていた間にも
動物達は収容されて処分されている。
愛媛で最近、純血種の子達が多く遺棄されているそうだ。
今、毛が伸びてもしゃもしゃになっているプードルもいる。
『エコちゃんのおもちゃ箱3』のエコちゃんの母さんに
頼めば、引き出してもらうことは 可能だろう。
きっと、その子も 手元にくれば可愛いしぐさを見せてくれるだろう。
けれど、今の私には自信がない。根拠のない自信さえ。
…ごめんね。… 謝るしかない。。
88歳になる父の従姉から便りが届いた。
「日本中で災害に遭って困っている人が沢山おられるのに
何もできない年寄りの身が情けないです。」
と書いてあった。
情けないのは私のほう。
もういい加減、しっかりしないといけない。
もこ が「何してるぎょ~!」って言ってるかもしれない。
私はもう少しで大丈夫です。
~みなさん 本当にありがとうございます~
誰よりも真っ先に飛び出して行ったベランダにもいない。
いつもいる場所のどこにもいない。
ジョイがうるさく吠えると「アホアホアホ!」とジョイに向かって
全身で吠えていた その姿がない。
散歩に出る時や店から帰る時に、「あ」に点々のついた声で
「早く、早く!」と吠えていた声が聞こえない。
ジョイが遠吠えを始めるとポチ、ピーコ、もこ も遠吠えをする。
それぞれの声で。
けれど、声が足りない。
もこ の声だけが聞こえない。
5月後半には卵巣の手術ができる状態だった もこの心臓。
抜糸の後も獣医さんに連れて行こうと思っていた。
仕事だったり 商店街の祭りの手伝いだったり
その他なんだかんだで、幾度も獣医さんに行きそびれた。
獣医さんが休みに入る前日には絶対に行こうと思っていたのに
その日に限って、目を覚ますと 酷い目眩がして手足が痺れて
起き上がれなかった。
それがあと1日、ずれていれば、獣医さんに連れて行けたのに。
そしたら…もしかしたら今も もこは…獣医さんは寿命だと言ってくれたけど…
人と話をするのも嫌だった。
いろんなことに苛ついた。一番は自分自身に対して。
至らない私と違って
もこ は偉かった。
何度も顔を上げて私と主人とを交互に
優しい目で見てくれた。
もこ がいなくなって
お花をいただいたり 電話やメールをいただいたり
そっと そっと見守っていただいたり
それぞれの優しさを いただいた。
~どうも ありがとうございます。~
もこ がいなくなって、空席ができてしまった。
本来なら、誰かを迎えることもできる筈。
けれど今の状態では新たに迎えることを躊躇する。
白状すると、8月10日の朝、目眩がしてからずっと
ずっと 主人がみんなの散歩をしてくれている。
私が行ったのは ほんの数回。
ブラッシングも気力がなくて殆どできなかった。
犬のブラッシングをすると かゆみが出る娘が
マスクをして、それでも ひじを赤くしながら
ブラッシングを手伝ってくれた。
主人と娘に負担がかかっている。
人とあまり会わない夜の散歩には
行けるのだけれど。
私がもたもたしている間や見ないようにしていた間にも
動物達は収容されて処分されている。
愛媛で最近、純血種の子達が多く遺棄されているそうだ。
今、毛が伸びてもしゃもしゃになっているプードルもいる。
『エコちゃんのおもちゃ箱3』のエコちゃんの母さんに
頼めば、引き出してもらうことは 可能だろう。
きっと、その子も 手元にくれば可愛いしぐさを見せてくれるだろう。
けれど、今の私には自信がない。根拠のない自信さえ。
…ごめんね。… 謝るしかない。。
88歳になる父の従姉から便りが届いた。
「日本中で災害に遭って困っている人が沢山おられるのに
何もできない年寄りの身が情けないです。」
と書いてあった。
情けないのは私のほう。
もういい加減、しっかりしないといけない。
もこ が「何してるぎょ~!」って言ってるかもしれない。
私はもう少しで大丈夫です。
~みなさん 本当にありがとうございます~