もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

増えた通知書

2023-04-20 14:13:06 | かりん
毎年の狂犬病の予防注射の季節。
わたしは手元にある、まだ捨てることのできず手元に残してある通知のことを思い出します。
それらは通知が届いたときにはもうお空に行った子たちのもの。
特に一年で5頭見送った一昨年(↓)はなおさらでした。
http://hisuaki.blog31.fc2.com/blog-entry-4787.html

通知書

そんなわけで、今年はかりんの通知がそこに一枚増えました。
だからそれも大切に保存。
変な話、これも私には思い出の一部なのであります。
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かりんのこと  ~かわいいかわいい赤ちゃん返り時代~

2023-04-16 08:45:56 | かりん
さて、前回前々回とかりんおお話をさせていただきましたが。
その後も相変わらずかりんはかりんで、全く変わらず。

ずっとずっとかわいらしく、そしてきれいで甘えん坊。
それどころか、歳を経て、いつしかシニアさんといわれる年頃になるとともに、
逆になんだか仔犬っぽくなってきて、私たちは「かりんの子犬返りだ!」とよくそう言っておりました。

損なわけですからお散歩に出たり、また病院へ連れて行ったりした際にも、
「あら!可愛い。この子は何か月?」
と子犬に間違われることもしばしば。

だからそういう時私は、
「いえ、この子はもうおばあさんなんですよ。」
と、そして、
「でもとてもかわいいロリおばあちゃんなんです。」とも。

じつは、このかりんのお話も今回で一応おしまい。
そうなると、やはり最後の今回はお別れの話になってしまいます。
ですが、それが私にはやはりどうしても辛く、なかなか綴ることができず…
だから、ついずるずると先延ばししてしまっておりました。

そういうわけで、おしまいの今回はなるべく多くの画像をペタリ!
どんどん貼って、そしてその思い出を述べてゆきたいと思います。


まずは弟分の以蔵君とカット仕立てのツーショット。

IMG_1246.jpg

男の子嫌いのかりんが、唯一嫌がらず仲良くしていた以蔵君。
でもそれは、男の子としてではなくどうも弟としてみていた感じ。
だからお散歩のときなども、あれこれと仕切りたがって、いつも以蔵の前を歩いておりました。
「仲良し姉弟」参照)

この頃はもう左目が白内障になりつつありましたが、
それでも元気で毎日店に出勤しては看板犬を頑張ってくれておりました。


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「はい、では一緒にいらっしゃいませ~!」
「もう、しんどいポコ~。」


かりんはこの時まだまだ元気な14歳。
一方となりのポコちゃんは、長寿犬表彰を終えた16歳
同じように元気な声出しは、ちと無理があったよね♪


そしてまだまだアンヨも健脚で、毎朝2キロのコースを元気に歩いておりました。

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「さあ、今日も朝日とともに出発よ!」

そしてお散歩中はいつも兄犬ぽちの横につき、

CIMG1822_20200705101639b00.jpg
「お兄ちゃんも以蔵もちゃんとおる?」

と、弟分の以蔵の様子もちゃんと見守ります。


そっしてよく歩いたその後は…

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「でろ~ん♪」

と、よく休む。

そしてまた…

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「お散歩GO!GO!」

と、よく歩く。
これが健康の秘訣です!

だからこうして暮らす甲斐あって、

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「長寿犬表彰されちゃった♪」

まずは1度目の長寿犬表彰

そしてその後も、二度目(17歳)、三度目(18歳)の表彰をしてもらいました。

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記念ポスターにはこの姿で♪」

この頃には胆のうに「胆泥」がたまってきているのが発見されたため定期的に通院を。
だから診察や歩きやすさを考えて、毎回カットは短いショートになりました。

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「だからお洋服も色々楽しめたの♪」

で、寒くなりコートを着せてみると…

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あれ?なんだかぶかぶか?!

この前はパツパツだったのに?!


あれ?じゃああれはふっくら被毛のせいで太っていた訳じゃなかったのか!?

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「そう、失礼ね!」

そう、かりんは子犬時代からずっと毛量が多く、それはシニアになっても全く変わらず。
だからいつもコロコロしており、「ふとっちょさん」、「こぶたちゃん」などと呼ばれてもいたのです。
でもそれは濡れ衣であったわけですね。

でもまあ、確かに、ぽちに比べ常にズッシリみっちりはしておりましたが…

実際この頃でも、ちょいと毛の伸びを油断するとこんな感じ。

IMG_3892_2021050511022613e.jpg
「モッサモサのモサ子です~♪」

でも一皮むけば中の子はこんな感じ!

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「つんつるり~ん♪」

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「ね?スリムでしょう?」


でも、そんなどちらのかりんも私は大好きで、とてもかわいく思っておりました。


そしてその後ものびのび過ごし

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「びよ~ん!のびのび~♪」

そして元気によく歩き、

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「お兄ちゃんと一緒です。」


そして看板犬を頑張って

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「また、兄ちゃんと一緒です。」

そしてまた店番中も良く寝て

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「やっぱりお兄ちゃんと一緒です。」


こうして、ずっとずっと兄犬ぽちと一緒に楽しく過ごしておりました。

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「だって、お兄ちゃんがさみしがるから。」


そう、一緒に生れてからずっとこの兄妹はいつも一緒。
どこでもいっしょ。

だからこの先もずっとずっと一緒。

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「歩くの楽しいね~♪」

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「乗るのラクチンやね~♪」


そうして一緒に無事18歳の誕生日も迎えることができました。



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「かりんちゃんおめでとう!」
「お兄ちゃんもおめでとう!」


この分だと兄妹そろって19歳も夢ではないな♪

そんなことを考えていたら、この直後からかりんは発作を頻繁に起こすようになり、
それは年老いた小さな体にはかなりの負担となりました。

それでも兄妹そろって無事新年を迎えることがd系、ほっとしたのもつかの間。
かりんちゃんは、あっけなく。
しかし、かりんちゃんらしい行き方で、お空に昇ってゆきました。


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「疲れたから、ちょっと先に行っとくね♪」





今こうして綴っていても、つい涙がこぼれてしまいます。
でも、それはさみしいとか、悲しいとか、そういうのとは少し違う。
何だろう…?
うまく表現はできないけれど、かりんに対する思いが、一気に胸の中で膨らんで、
それが出口を求めて目から噴き出す感じ。
正確ではないけど、これが一番近い言い方。

実は私はこの子のことを生まれた時から溺愛しておりましたので、
いざその別れの時が来ればどれほどもだえ苦しむだろう。
ある時期からずっとそう思っていたのです。
ですが、実際のところはそうはならず、日々平穏に過ごすことができている。

それにはいろいろな理由があるのですが、その中で最も大きなのが兄犬ぽちの存在。
かりんと、ぽちは生れてからずっと一緒、常に寄り添い暮らしてきました。
ですから、もはやどちらもがお互いの半身のような存在で、それは私たちからしても同様。

だから先だったかりんは、実は今まだぽちの中にいるのです。
私にはそう感じられてたまらない。
特に、ぽちを連れお日様の下で散歩に出るとき。
地面にうつるポチの影、それがそのままかりんの姿に見えるのです


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「こうして重なるといっしょやね。」
「うん、ずっと一緒♪」



そしてこの先、いつか地面に映る私自身の影にも、
かりんやぽち、その他の子たちとの姿を重ねて見出すことができるようになれば…

それはもう、どんなに幸せなことか。







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かりんのこと  ~おねえちゃん気取り、先輩時代~

2023-03-24 09:04:17 | かりん
さてその後もかりんはみんなから愛され元気いっぱい!
そしてまたそれと同時期、我が家では保護犬を引き取ることが多くなり、
その都度かりんも新しい子たちとの生活が始まることに。

そうなると根拠のない自信に満ちたかりんちゃんは、その万能感からか、常に新入りの子たちに対しておねえさんぶる。
それがたとえ、自分より年上であろうと知ったことじゃない。

とはいえ、おトイレやちゃんとしたルールを教えるのは、母犬ぷーや当時リーダーとなっていた兄犬ぽちの役目。
だけども、自称「何でもできる」かりんちゃんですから、
「いい?このお家のルールはわたしよ。」

その堂々過ぎる態度にほかの子も一目置くほどに。
特にピーコはやたらかりんに心酔し、何から何まで真似するほどに。

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「はい、オヤツはこうしてかっこよく待つ!」 
「は、はい、こうですか?」


実はその後少し自信が出てきたピーコが次第に逆らうようになって、
ある時に頭でけんかをしたのち、かりんがねじ伏せられてしまうということがあttのですが、
押さえつけられているはずのかりんが最後まで負けを認めず威嚇するため、
「え?え?」と、うろたえたピーコがすぐどいて、その後をかりんが追い逆襲するということが。
多分、あまりに堂々としたかりんの態度に、ピーコも自信を無くしたんでしょうね。
(詳細は「折れないかりん」をどうぞ。)

モコ
CIMG9812.jpg

そうそう、ただ男の子は兄のポチ以外は嫌いであったようで、
次から次へとやってくる男の子には、「あっちいってよ!」と毎回冷たい態度。
ですが例外的に以蔵君に対しては別であったようで、そばに来ても嫌がることもなく仲良しさん。
(まあ、あの子は歴代の中でも群を抜いて優しくてよい子だったから。)

CIMG1831.jpg
「はい、ここで匂いを嗅ぐの!」
「ハイ、こうですか?クンクンクン。」


ですがそれは、男の子として好きとかというのではなく、弟としてみているようであり、
実際いつでも以蔵に対してはいつもお姉さんらしく振舞っておりました


思えばかりんは小さなときから(自分的には)万能感にあふれていて、
「私は、なんだってできるの!」
と、そう思っていた節があります。

たとえば、階段の上り下りに私たちに抱っこされていたとしても、
常に手足はピンと伸び切りジャンプの姿勢を保ったまま。

これは多分本人的にはぴょ~んとひとっ飛びしている感覚。
だから着地を待たず飛び降りようとし、こちらが慌てることもしばしば。

そんな「なんでもできる」かりんちゃんだからこそ、
この先輩&お姉さん時代はすごく充実していたのだろうなと、そう感じます。

かb
「お姉さんの言う通りすればいいから!」
「うちの方が年上なのにギョ…」
by もこ
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かりんのこと  ~子犬・イケイケ期~

2023-03-05 08:44:41 | かりん
こんにちは。
先日お空に旅だったかりんちゃん。
今回からしばらくの間あの子の思い出を語らせていただきたいと思います。

まず今回は生れ出てからと4歳ごろまでの子犬時代。
おおむねずっと無敵であったかりんちゃんですが、この時期は特にあらゆる面で無敵。
ですのでこの時期を「イケイケ期間」と呼ばせていただきます。

忘れもしない2004年9月10日。
「ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅっ」
朝一番聞き慣れないもの音で目を覚ますと、そこにはネズミのような小さな生き物。
その正体はかりんおお兄ちゃんであるぽち君。
そう、愛犬ぷーがいつの間にか私の枕元で出産していたのです!
だから大慌てで母犬ぷーの様子を見ると、なんともう一匹生みかけている!?
しかしかなり生むのに苦労をしており、かなりしんどそう。
そこでよく見てみれば、今度の子は逆子
知識のあまりない私でもおの状態は危険だとわかったので、即獣医さんや、調教師の先生に電話をかけアドバイスを。
そして汗まみれになりながら、どうにかこうにか取り上げてみれば、今度は首にへその緒が絡んでる!
ああ、しかもまだ胎盤が体内に残ったまま出てこない~!

そういう右往左往の大騒ぎののちに出てきてくれたのがかりんちゃん。
ちなみにその間兄犬ぽち君はおとなしく横で、「ぎゅ!ぎゅ!」。

こうしてこの日愛するぽち&かりん兄妹と出会えたのでした。

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奥がかりんで、手前がぽち

こうしてその後は兄妹仲良くミルクを飲んですくすくと…

そうなってくれるかと思いきや!

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「これぜんぶ私のん!」

こういう感じでよく出る乳首を独占するので、ぽちがミルクを飲めない!
おまけにぽちは乳首を吸うのがへたくそで、場所を変えても十分飲めない。

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だから緊急で哺乳期も

しかしその後お互いペースがつかめてきたようで、やがて兄妹そろって仲良くお食事。

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「おいしいね~。」「おいしいね~。」

そしてお腹が膨れると…


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「眠くなったよ…」


で、寝るときは大抵兄妹一緒にくっついて。

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すやすやすや…


こういう感じで生れ出たその日からかりんはかりん。
食いしん坊で、自由で、そして甘えん坊だけどお兄ちゃんには容赦がない。
こういう子だから、私たちはもちろん、母犬プー、兄犬ぽちの愛情も一身に受け、スクスク成長。

だからその2年後にはもう…

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ドッグショーにデビュー!


母犬ぷーが以前エクセレント賞をもらったこもあり、是非にと勧められていたのです。

そしてその結果は、エントリーした大会すべてで入賞しリボンをもらって帰ってきたのです。

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「また入賞しちゃった…」


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「わはは!この美貌が怖いわ♪」

だから私は手放しで喜んではいたんですが、当のかりんはと言いますと…


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「はぁ… しんどいな~。」

元が甘えん坊でぷーやぽちと一緒にいないとダメな子なので、こうして離れて過ごす時間がすごくストレスに。
そしてまた後々の病気ことも考え早めに避妊手術もしたかったので、ショーの魅力は尽きないものの引退することに。
先生たちからは「惜しい、ぜひこの子の子供を。」とおっしゃってくださったのですが、
やはり、かりんのことを第一に思うと、そう決断するしかなかったのです。

そういうわけで早々にドッグショーは引退したものの、その後はその関係でカットのモデル犬の依頼が舞い込み、
プー、ぽち、と親子そろって、トリミングの大会などに出場することとなりました。

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「親子二代で」「トリプル」「モデル!」」


そんなかりんですが、家ではやっぱり甘えっこ。
バリバリの妹キャラということもあり、我が家のだれもがかりんを甘やかす。
だって、すぐにこういうポーズをしてくるんですよ?

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「おばっけっけ~♪」


また母犬ぷーも負けず可愛い甘えたさんだったので…

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「母娘でWおばっけっけ~♪」

こういう風に毎日毎日が、とても楽しくキラキラ輝く日々でした。
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かりんちゃん、さようなら

2023-01-28 10:30:33 | かりん
昨日の夜、かりんと最後の別れをし、あの子を空に送ってきました。

何度見ても生前と変わらぬきれいでかわいいその姿。
だから、それがなくなってしまうのが惜しいので、せめてせめて。
いつものように、からだの主だった部分の被毛を保存用にカットして、
そして色紙に足形を写し、粘土で足型を取り。

それでもやはり、可愛いかりんが完全にいなくなってしまうのがつらく、つらく。
最後のお別れ前には、何度も体をさすり、手を握り…
かりんのことを本当に可愛がり大切にしていた兄犬ぽちもしっかり一緒にお見送りしました。

そしてしばらく後、小さかったかりんは、もっとコンパクトになって私たちの手元に。
それをしっかり抱きしめ、みんなの待つ家へと帰りました。


ああ、もうあの可愛くて大切なかりんちゃんはいないんだな…

やはりどうしてもそう感じてしまいますが、
お骨を見ると、やはり内蔵にダメージの跡が見られたため、
最期まで、本当によく頑張ってくれたなと。
なんせ、18年と4か月。
これ以上望めば罰が当たるというものだ。
だから、やっぱり、
「ありがとう。ありがとう。うちのこになってくれて、ありがとう。」
この以上何もないです。

これまで20頭以上の子たちを見送ってきましたが、今でもすべてのこの姿をはっきり思い浮かべることができます。
だからかりんも、そこに仲間入り。
そしてその時真っ先に思浮かべる姿はというと、
生まれたてのネズミのような姿、可愛いおもちゃのような子犬時代、美しいショー荒らしのビューティ時代、おしゃまな先輩おねえちゃんドッグ時代中年美魔女時代からの驚く可愛さのロリ婆ぁシニア時代

それらのどの姿もすぐに浮かぶのですが、真っ先に思い描く姿はやはりこれ。

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可愛いかわいい。
誰からも愛され可愛がってもらえた、私たちの宝物かりんちゃんの姿です。


**ご注意**
以下はお別れ時の画像になりますので、かりんの亡骸の画像が多めに出てきます。
苦手な方は御覧にならないでください。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【お家でのお別れ】

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親せきや友人からいただいたお花に囲まれ満足げなかりん



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ほかの子たちも、頻繁にあいさつにやってきました



【式場でのお別れ】

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この子のイメージの可愛いチューリップを中心に奥さんがチョイスしたお花と大好きなリンゴ


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最愛の妹を静かに見送るぽち君


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最期におててをしっかりニギニギ♪


こんな感じで、今朝からは全くかりんがいない生活がスタート。

それはやはり、どうしてもあちこちにあの子の姿を探してしまうことから始まりました。


**追記**

この一連のドタバタのさなかにおこったポチの異変ですが、
幸いお薬がよく効き、かなりしっかり立ち、そして歩き回れるようになりました。


RIMG6155.jpg
「どこ行ってたんッピ?」
「お医者さんでチックンされててん。」


この様に大きく傾いていた頭はほぼまっすぐに戻り、足取りもかなりしっかりし、おトイレもきちんと自分できるように。
詳しいことはまた後日。
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かりん旅立つ

2023-01-25 10:16:32 | かりん
18歳の誕生日以降の約半年、度重なる発作に耐えてきたかりんですが、昨日空へと旅立ちました。

前日は朝少し食欲を無くし心配していたのですが、お肉を焼いてげあると大喜びで食べてくれたので一安心。
その日は日中に一度日中に発作を起こしたものの、夕方もお肉を機嫌よく食べてくれ、
夜から朝にかけては珍しく発作も起こさず、落ち着いた様子でよく眠り、おトイレも落ち着ききちんとできておりました。

そしてあくる朝、娘がこの子たちのために作ってくれたプリン(結構大きめ)を大喜びでパクパクパク♪
その様子を見て、私は安心して用事に出かけ、奥さんはほかの子たちのご飯の用意に向かいました。

そしてそのほんのちょっとの時間の間のこと。
用を足しにトイレに向かったかりんは途中で発作を起こし、残念ながら今回は耐え切れずそのまま…

あまりにもあっけない最期であったので、帰宅後私は心の整理のつかぬまま、ただあの子の亡骸を見つめるだけ。

その後も、あれこれ用事をしつつも、「かりんがいなくなった…。」と、頭でわかっていてもやたら実感がない。
でも、確かにいつもかりんがいた場所はぽっかり空いているし、ご飯のお皿は一つ余っているし、
なにより、床に就き頭を右に向けても、あの子の姿がそこにない。
私の枕の右横は、18年間あの子の寝場所であったのです。

そして今朝、ぽち、かりん、お揃いの服を目にして、
「ああ、もうこの赤い服をペアで着ることはないのか…」

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こんな感じでじわじわと、あの子を喪った実感が襲ってきて来ており、
つい先ほども、お世話になった獣医さんへご報告の電話を入れた際、
「ああ、本当にかりんがいなくなったんや…」
と、いきなりなってしまい、その後は涙があふれ言葉にならなかったのです。

だって、この子は生まれる際私がこの手で取り上げた子なんですよ。

だから間違いなく、もうしばらくしたら強烈な喪失感と悲しみに襲われると思いますが、
これはもう仕方がないこと。
だって、それほど、いやそれ以上に、あの子と暮らせて幸せだったし、素敵なものをたくさんたくさんもらえたんだから。
だから、これから来る悲しみは、私(たち)だけの特権。
存分に浸らせてもらおうと、そう思っております。

毎回毎回愛犬を喪うたびに、そう思い、そう感じ、やはりそれが正しいんだとそう思う。
でもやはり、何度経験しても決して慣れることはないのです。


で、これらは全部こちら側の話であって、旅だったかりん自身については本当に良い逝(生)き方であったとそう思っております。
18歳とほぼ5か月という長寿の上、その間ほぼ大きな病気をせず最後まで散歩に出れるほど健康。
そして旅立つ直前も、大喜びで美味しいものをいっぱい食べ、そして満足してからポックリ。

できるなら私自身もそうありたいと思うようなうらやましい最期。

だから最後まで若々しくきれいでかわいいまま。

ここからは親ばか自慢なんですが、旅立つ前日も病院へ向かう際に、
「可愛いワンちゃん~。子犬?」
と見知らぬ方々から声をかけられるほどであったのです。

そういうわけで、もしよろしければお空に昇ったかりんお姿をご覧になってやって欲しいのです。
*でも、こういうのは見たくない方もおられるので、そうでない方のみ下のリンクをクリックしてください。

お空直後のかりんの姿

そういうわけで、かりんお話はいくらでもできてしまいますが、とりあえず今回はご報告まで。
落ち着き次第、この子の話をいろいろさせてくださいませ。


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かりん18歳と4か月12日

2023-01-23 09:24:37 | かりん
先日かりんを連れ病院へ行きました。
その際、直近の発作時の動画を先生に見ていただいたところ。

「ステロイドなどによる効果はあまり期待できないので、
副作用を考えると、むしろ投与しない方が良いと思います。
ですので、今後発作の回数が増えることとは思います。
そしてそのたび心臓への負担がかなりあるので、
いつか、その発作の時に心臓が止まるということも…」


なるほど。
覚悟はしておりましたが、もはやそういう段階であるのだな。

なるほど、なるほど…

ならばなおさら、一緒の時間を大切にせねば。

そういうことで、朝食欲のなかったかりんにお肉を焼いてあげたところ、大喜びで得完食。

うん、うん、うん…

明日もまたお肉を焼こうな♪

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「うん♪」

**追記**

昨夕昨晩、そして深夜、朝方。
かりんは今朝までの半日で4回発作を起こしました。
うち深夜と朝に二回は悲鳴を上げるほどきついものでした。

ですので、そのたびハラハラしつつ見守り、大きく波打つお腹がやや落ち着くのをじっと待ち、
その動きが止まらぬよう必死になって見守ります。
そして、その後かりんが小首をもたげ上げるのを確認できると、
「よかった~。」
心から安堵でき、「よくぞ戻って来た。」とかりんの体をそっとなでるのでした。

幸い今朝も食欲はあり。
かりんのために焼いたお肉を美味しそうにパクパク食べてくれました。

そういうわけで、ほかの子たちもお肉のお裾分けがあり、
と、大喜びで食べております。
きっとほかの子たちはこう思っているでしょうね。
「なんかええことあったん?」

「そうやで、ほんまにええことあってんで。
かりんちゃんが、まだここにいてくれてるねんで。」



**発作後のかりん**

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「あ~、しんどかった…」


「まだ起きんでええから、もう少し横になっとき。」

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「うん…」

そして、気持ち良さげに横になり眠りについたのですが…

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「すーすー♪  ……ん?」


何やら異変に気付くと…


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「これはお肉の匂い?! 起きなきゃ♪」



というわけで、みんなで楽しいお肉祭りが始まったのでした♪
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兄妹散歩

2023-01-22 09:25:13 | かりん
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「下ぁにぃ~! 下ぁに!」 「ははぁ~!」


というわけで、カートと調子に乗っていたかりんちゃん。

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「あれ?私もおりるん?」


そう、この日は天気が良く、何よりかりんの体調がよさそうだったので久々の散歩に出たのです。

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「なんでもないようなことが~♪」「幸せだったと思~う♪」


というわけで、兄妹そろってお散歩に出れることの幸せを、歯の無いお口でかみしめて、

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「さあ出発!」「レッツゴ~!」


とはいっても、フェンスで囲われた公園の草の上を、あちらこちらとうろうろ彷徨うだけ。

それでも18歳と5か月弱のご老体の二人には、これもまた立派な運動!


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「疲れたね。」 「帰りは車で帰ろう!」

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「ヘイ!タクシー!」 
「兄ちゃん、これカートや。」



とまあ、ただいまこのような超ゆるゆる散歩ですが、それでも私たちは大喜び。
願わくば、明日も、明後日も、その次も。
こうして元気に出ていけたらなと願います。
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かりんのお散歩 ~簡単なお仕事です~

2023-01-19 09:23:42 | かりん
こんにちは。
さて、色々と心配事が出てきたかりんですが、仕方がないことは仕方がないので、
今後もできるだけ今まで通り過ごさせてあげようということになり、
体調が悪そうではない限り毎日のお散歩もいつ戻りに出かけることにしました。

とは今まで通りてくてく歩かすのは不安があるし、
ましてや最近のように気温の低い日だと、血圧の変動で発作が出てもいけないので、
暖かい格好でカートに鎮座。
そのまま近所をぶらぶら流し、適当な場所で下ろして日向ぼっこ。
と、このような感じで済ますことにしました。

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「暖かいね~♪」 「ポカポカや~♪」

そんなわけで、今朝も…


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「あれ?かりんは?」 「ここ!ここにおるで~!」

カートに乗って、テクテク歩く兄犬ぽちを従えます。
そうして近所を一回りした後、いつも通りお家に戻ってお疲れ様のおやつタイム♪

つまり、かりんちゃんのこの日のお散はカートに乗ってゆらゆら揺られ、
そしてそのまま美味しいおやつをパクパクパク♪

で、かりんちゃん、どうやった久しぶりのお散歩は?

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「乗って、食べるだけの簡単なお仕事です♪」

うん、ええねん、これでええねん!

ヽ(^∀^)ノ
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ちょいと急(せ)かれる感じ

2023-01-18 09:56:44 | かりん
昨日は休日で、朝からあれこれ用事がありバイクに乗って走り回っておりました。

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で、いつもの河原に行っても…


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大好きなミュシャの新展示を見に行っても…


なぜか気持ちが急(せ)く感じで、じっくりと楽しめない。
いや、もちろん十分楽しんでいたつもりではあるのですが、
そこの場所でじっとしていると、心の隅に不安が生じ、できるだけ早く家に戻らねば、とそう思ってしまうのです。
その原因は明らかで、先日来からのかりんの体調不良

無論朝に様子を見て大丈夫と思ったからこそ出てはいるのですけれど、
それでもやはり離れているとあれこれ考えてしまう。
そんなわけで、バイクもミュシャも詳しい話はまた後日で、まずはかりんが気になりお家に一目散。

すると…

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「ポカポカやね~♪ 「ええ気持ちや~♪」

体調は良く、幸いお日様も良い感じで出てきてくれていたので、このようにしばし表で日向ぼっこ。
久しぶりにそろって表を歩く18歳兄妹を眺め、
「ああ、よかった…」
と、しみじみ、しみじみ。


で、そうなるとまたもやモヤモヤ急かれる感じ。

このポカポカのお天気があるうちに他の子もお散歩に連れ出してあげねば!

というわけで、ぽち&かりんのお散歩を済ませた後は…


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「ぼくでぇ~す♪」

ういろうとワハハハと歩き回り。

その後は元気チームで集団暴走!

RIMG5693.jpg
「私らの画像は使いまわし?」 「この日の画像やんね?」

ごめん!カメラ持っていくん忘れててん!


とまあ、こういう感じで一日でしたが、その後もかりんは落ち着いた感じで、
久しぶりに発作を起こさない一日となりました。

ああ、よかった…

こういう日が続いてくれることを心から願います。

(*^人^*)
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かりんの近況 ~寝たきり?そして…~

2023-01-15 11:55:08 | かりん
先週のある日、寝室からかりんの鳴き声が聞こえてきました。
それは悲鳴のような悲痛さであったため、あわてて様子を見て見ると、
かりんはカドラーからずり落ち、頭を下向きにしたまま動けずにいました。

以前から寝ぼけてこのようにずり落ちることはありましたが、
その都度普通に体位を変え体を起こせていたのですが今回は違う。
だから慌てててうつ伏せにして落ち着かせてみたのですが、
その後立ち上がることはもちろん、姿勢を保つのも難しくすぐに倒れ込んでしまう。

その後多少落ち着きはしたものの、足腰は相変わらず不安定で、
寝て、座ってからの姿勢の変化もできなさそう。
だから水を飲むのも、おトイレも手で姿勢を保ってあげないとできない様子。
(旺盛だった食欲にも陰りが…)

以前から後ろ足が弱っては来ていましたが、ついに限界が来たのか…?

とはいえ、落胆したり悲しんでいても仕方がないので、
オムツを履かせ、なるべく常に家族の誰かがそばにいるように。
無論歩くこともままならないため、ぽちの日課のお散歩の相手はういろう君に。

RIMG5914.jpg

そういうわけで、
「あのかりんもついに歩けなくなってきたか…」
と、カートを押しながらしんみりしつつ家に戻ると。
奥さんが。
「しばらく癲癇(てんかん)の薬を飲ますのをやめてみる。」
と。
あ!そうか!

昨年末からの連続する発作により、飲ませる薬が次第にきついものになっていたのです。
これらは神経に作用するものだから、当然その副作用も神経に…

そういうわけで、投薬をやめ様子を見ると、その日の夜からモリモリと食欲が復活!
そして用実にはもう普通に起き上がるしっかり歩ける!
そうか!原因は癲癇の薬だったのか!

RIMG5952.jpg
「また歩けるよ♪」


しかし、よくぞ気が付いてくれたものだ!
さすがだ奥さん!
だから「ありがとう、ありがとう。」とお礼を言うと、
「足腰は段階的に弱ってくる、一気に弱るのはおかしいと思って。」
と。

なるほど、言われてみればその通り。
と、言うか、普段私もよくそう口にしている。
なのに、いざ当事者となるともう全く思考が停止してしまうもの。
いやほんと、冷静な奥さんで助かった…

そういうわけで、とにもかくにもかりんはただ今元気です。
そして我が家は、この普通にしているかりんを見れる普通の生活のありがたさを今さらながら再認識。


**追記**

さてそういうわけで一安心していたのですが、
実は昨日夕方以降発作を何度も繰り返し、特に夜中は連続で何度も。
後に調べると、投薬を急にやめると、発作の程度がひどくなるとか。
そういうわけで、ただいま先ほど病院で診てもらった結果、
「もしかすると脳炎脳腫瘍の可能性があります。」
とのこと。
そこで、再度お薬を変更することに。

そういうわけで、一安心どころか全く予断を許さぬ状況となりましたが、
発作を起こさないときはいつものかりんなので、
調子のよい日は、今まで通りぽちとの兄妹散歩を楽しんでもらい、
そして美味しいものをたくさんパクパク食べさせてあげたいと思います。


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頑張っております! 18歳と4か月!~かりんの発作その後~

2023-01-09 09:23:27 | かりん
RIMG5615.jpg
「よっこいしょ…」 「どっこいしょっと…」

RIMG5620.jpg
「キョロキョロ…」 「ここはどこかな…?」


RIMG5618.jpg
「とりあえずこっちにいくね。」 「ほな僕はこっち…」


RIMG5614.jpg
「やっぱ、わたしもそっちにいく!」

というわけで、めでたく18歳と4か月目の誕生日を迎えたぽち&かりん兄妹。
近頃の朝の散歩はこのように朝日の当たる公園でのんびり気ままに歩いて(動いて?)おります。
兄犬のぽちは相変わらずの健脚で、トコトコ、トコトコ休む間もなく歩き続けておりますが、
妹犬のかりんは、最近とみに後ろ足が弱くなり少し歩くとすぐ立ち止まり、そしてまた少し歩いては立ち止まる。
まあ、年齢が年齢なので、軽い運動とともに新しい刺激があればそれで十分!
そう思い、それを見守っている毎日です。

さて、かりんといえば昨年からのてんかん発作
実はこれがかなり頻繁に起こるようになってしまい、年末などは日に5度も倒れてしまうようにまで。
ですのでそれ以降は投薬で押さえることにし、幸い以降は発作を起こすには至らず今日まで。

とはいえ毎日毎日心配で…

特に寝起きのトイレのタイミングで発作を起こすことが多いので、
恒例の夜中に数度のわんこのおトイレタイム時はドキドキ。
他の子の世話をしていてかりんを起こすと発作を起こすのではないか?
だからなるべく静かにせねば…
いやいや、それよりも、私たちが寝ている間に置きだして倒れてしまう方がこうぃあので、いっそ起こしてしまう方がいいのかも?
と、毎晩毎回悩みつつなのであります。

また食欲も若干落ちてきているようで、今までのようにフードを完食と行かない日も出てきております。
だから、お散歩後のご褒美おやつはつい倍増、倍増。
(幸いこれは毎回きれいに完食してくれております♪)

このような感じですが、今日もかりんは小さな体でいっちに、いっちに!
ぽちと仲良く歩いてくれております。

ですのでこの兄妹には心から感謝!
一日でも、一時間でも、少しでも長く、共に時間を過ごしてほしいと切に願うのでありました。


**追記**


今朝明け方久々に発作を起こしてしまいました。
悲鳴とともに倒れ痙攣していたのは本能数十秒でしたが、その後はなかなか起き上がれず。
痙攣時の体力の消耗は、100ⅿ走を全力で何本も走るほどのものらしいので、その消耗と負担はかなりのもの。
小さな体が大きく波打つ姿を見るのは本当につらく、つらく…

でも今朝はいつも通り起きて、ご飯もおやつもパクパク。
だから、また次の発作に備え、やはり体力維持のため食事と運動は欠かせないなとそう実感しました。


**よちよちお散歩動画**

頑張っております! 18歳と4か月!~かりんの発作その後~



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かりん3度目の発作

2022-11-26 09:40:02 | かりん
先日早めに用事を終え寝室でくつろいでいた時のこと。
いつものように寝床を敷き、そこにかりんをそっと置いたのですが、直後に異変!
転がるように布団から落ちたかと思うと、手足を突っ張り大きく口を開け硬直!
すぐさま抱きかかえ声をかけるも、開かれた口の中は血の気が引き、前身は信じられないほどの力でこわばっている。
「これは心臓の発作を起こしたのかも?!」

だから大慌てで奥さんを呼び、覚悟を決めつつ抱きしめていると、やがて力が抜けて行き、それと同時にお腹が大きくゆっくり波打ち始めました。
「あ、一山越えてくれた!」
そう感じ少し安堵したので口をめくり歯茎を見ると、赤みを戻したピンク色。

その後しばし抱いていたもの、やたら落ち着きがないので床に下ろしてみると、うろうろうろ。
水か?おトイレか?
思いつくまま連れてゆくが、そういう感じでもなく、ただうろうろうろ。
まるで身の置き所がないかの様子。
そうしていると、また息を荒げだしたので再度抱き上げ落ち着くまで腕の中へ。
それと併せ、主治医の先生に連絡を取り診察してもらうこととなりました。

実は前回高血圧で倒れた際、主治医の先生とは連絡が付かず、別の先生に診ていただいていたので、以降の診察や検査もそちらで。
ですのでその旨を伝え処方してもらっている薬も持参で診察を受けました。

そして診察の結果、「これはおそらくてんかん発作だと思います。」とのこと。
ポイントは、
①どの発作も、発作からの回復が1分程度と短時間。(心臓の場合はもっと時間がかかる。)
②心臓の状態は良くはないが、年齢相応で現時点で特に問題がない。

ですが、てんかんの対処は犬の場合本当にむつかしく発作時の対処程度のみ。
一応発作の予防薬もあるのですが、それは(心臓への)副作用のこともありかなりの頻度で発作を起こす場合のみ。
かりんの場合、今のところ1か月に1度程度の発作であるので、リスクの方が大きいと判断しました。

なお、てんかん発作といえば、かっての愛犬ななちゃんで何度も何度も経験しております。
あの子の時も最初の発作時には大慌てで走り回ったものでした。

そんなわけで、幸いその後は容体も落ち着きいつも通りの状態に。

RIMG5225.jpg
「あ~、しんどかった…」

しかしまあてんかんとは予想外でした。
あれは以前のナナちゃんの時何度も経験していましたが、今回改めてその対応を心に刻みなおしました。

ちなみに癲癇時の注意事項と対応としては。
①大きな声で呼びかけたり、身体をゆすったりしない。
 →発作時に何か特別なことをすると、後にその動作が引き金となり発作を起こす可能性を生む。
②口元には絶対手を近づけない。
 →痙攣で激しく歯を食いしばってるので、大変危険。
③照明を落とし、静かにして見守る。
 →発作は最大で1分程度なので、あわてず静かに様子を見守ること。

ああ、見事に全部守れていなかった…
だって、まず心臓発作だと思いあきらめかけたから。

でも、そうと分かった今後は覚悟しっかり見守っていきたいと思います。


そんなわけで、その後は落ち着いてくれて、翌日にはいつも通り元気にお散歩。


RIMG5226.jpg
「もう歩いてええのん?」
「うん、発作が無ければいつも通りでええって。」



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「じゃ、あっち行こか?」 「行こか?」

RIMG5230.jpg
「いやいや、こっち行こか?」 「行こか?」

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「ずんずん♪」 「ずんずん♪」

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「おやつもいつも通りやねん♪」
「それは良かったね♪」
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元気です! ~かりんの発作その後~

2022-10-21 09:18:27 | かりん
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「ほほほ! おにいちゃんは地を這うがよいわ~♪」


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「え?!わたしも地を這うの?!」


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「高血圧には軽運動がええねん。」「知ってる!そんなん!」


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「ぷんすか!ぷん!」 「怒ると血圧上がるのに…」


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「じゃあ一緒に行こうか。」「うん♪」


というわけで、しばし仲良く歩いた後は…

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「ぎゅうぎゅ~ぅ!」


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「出発進行!」「進行~!」


RIMG4730.jpg
「ところでおやつはまだですかいのぅ?」「ですかいのう?」


先日の発作以降、かりんはすっかり元通り。
見た感じ全く変わりがないので、あのとき倒れたのが嘘のようなほど。
とはいえ、それは今薬が効いてくれているおかげであろうと思うので、重々注意をしつつ毎日過ごし、
勉強不足気味の高血圧に関するあれこれもいろいろ勉強し、むりさせぬようにして過ごしております。

さて、そんな感じなので日課の朝のお散歩も無事再開。
無理させぬようカート中心で距離は短めに、とそう思うものの、
「く~んく~ん」
と途中で下ろすようせがむので、そこからしばらくは兄妹仲良くテクテクテク♪

うんうんうん、やはりぽち&かりはこうして並んで歩いている姿が一番だ!

そんなわけで、こうしてまた一緒に歩ける幸せをかみしめつつ、
朝日の中気持のよいお散歩に出ていたのでした。

さあ、明日もまた楽しく歩こう!



**動画**


発作後のかりんの近況 ~ぽちかり散歩~
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かりん倒れる!

2022-10-16 09:04:39 | かりん
最初に申し上げておきますと、ただいまかりんは回復し、いつも通り元気に過ごしております。

さて、昨日の朝、いつものようにあれこれ用事を済ませひと段落。
さあ次はポチとかりんお散歩だなと思っていると、3階から私を呼ぶ声。
その様子が尋常ではないので、急いで階段を駆け上がると、
そこにはぐったりとして動かなくなったかりんを抱く奥さんの姿が。

聞けば、いつものようにもりもりと食事を済ませ機嫌よくトイレに向かい用を足しに行くも、
踏ん張ってスッキリしたかと思ったその直後、
「きゃん!」
悲鳴とともにのけぞってそのまま倒れてしまったそうなのです。

だから奥さんが私にまずかりんの舌の色を見るようにと。
確かに、チアノーゼの症状が出ていればもう時間との勝負。
そこで覗き込むも赤みが十分なのか、青みがかってきているのかいまいちよくわからない。
だから、すぐにでも主治医の先生に診てもらうべく大急ぎで連絡するも、時間外でつながらない。
こうなれば直接お家を訪ねてみようと出かける準備をしていると、
「かりん少しましになったみたい。」
見てみると、顔を上げ鼻をひくひく。
先ほどのようにぐったりした感じはなく、体にも力が入っている様子。
その様子を見て少しほっと…。
だから、もうしばらく安静にさせ、落ち着いてから病院へ連れて行こうかということに。

そういうわけで、しばらく抱っこされたかりんですが、その後娘が鶏肉を焼き鼻先へもっていくと、
クンクンクン…
力強く鼻を引くつかせたかと思うと、身を起こしパクパクパク♪

RIMG4565.jpg
「もっと欲しいの♪」

だからその後もおやつをあれこれ出してみると、どれも機嫌よく完食。
そしてその後はかなり落ち着き、いつも通り歩いたり座ったり。

RIMG4573.jpg
「ふ~、満足♪」


RIMG4574.jpg
「でもまだまだ食べれるよ♪」


とはいえ、これで安心できるはずもなく、その後病院で検査を受けることに。
すると心配していた心臓などは以前と変わらず(年相応に)健康。
ただ血圧が170とかなり高かったため、今回はおそらくこれがの原因。
(高血圧の方が気張ったりして倒れてしまうあれですね。)
そこで血圧を下げるお薬を処方し、1週間ご再度検査を受けることに。

そういうわけで、まったく心配でなくなったわけではないのですが、とりあえずは一安心。
しばらくは運動も控え安静にし、お散歩もカートで楽しみつつ過ごしたいと思います。


そう言ことで今朝のお散歩は…

RIMG4590.jpg
「おにいちゃん!がんばれ!がんばれ!」

かりんちゃんはカートから高みの見物なのでありました。


RIMG4584.jpg
「でも、お散歩後のおやつは一緒に食べるよ♪」



**追記**

しかし今回は本当に驚き、おののき、うろたえました。
そして、覚悟を決めてしまいました。
正直抱かれたままぐったりしているかりんを見た時にはもこの最後の日が脳裏をよぎり、
「これはもう助からない。でもできるだけのことは…
それにしても何てあっけないものなのか?」

と、そう思っていたのです。
これはその後の話で奥さんも同様であったよう。

それだけに今回こうして無事に戻ってきてくれたのが本当に嬉しく、
また奇跡のようでもあり、
「これはきっとお空の子たちが皆かりんを送り返してくれたんだ…」
と、そう思ってしまうほど。

だから、いつもと変わらぬ日常がとてもありがたく嬉しく。
夜中のトイレ、朝ご飯、お散歩…
全てすべてがかけがえのない一瞬であるなと、今さらながらしみじみ。

これは当然ほかの子たちも同様。
なので昨晩はいつも以上にみんなと一緒に布団でぎゅうぎゅうに固まり、
「ああ、これこそが幸せ…」
そうかみしめながら眠りにつきました。
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