もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

プリムス96のメンテナンス

2020-06-29 09:31:31 | ぷ♂の日記
今回メンテの御依頼があったのはこのストーブ。

DSCN9764.jpg
小型ケロシンストーブの定番プリムス96

感心するほどにシンプルな構造なのに安定した性能のプリムスが誇る名機ですね。
よく国産のマナスル96と混同されがちですが、
両者の構造は全く違い、マナスルの方はむしろラージヘッドを搭載したプリムス210というべきものです。
で、こちらの96は前述のようにヘッド構造がいたってシンプルで、
込み入ったチューブのない、円錐状のヴァポライザー(加熱器)がヘッドの肝となり、
その頂点にニップル代わりの穴が開いただけのシンプルな構造。
ヴァポ2
(詳しい構造はこちらを「96タイプのヴァポライザー」

ですがそのシンプルさゆえに、穴が広がるとニップル交換できないという困ったことも…
でもそこは頭の使いどころで、まあなんとかどうにかなるのです。
(詳しくはこちらを、「広がったニップルの穴」

さて、今回のご依頼内容は以下の二点。

①使用中燃料が漏れる。
②ポンプの手ごたえが頼りない。


前述のようにシンプルな構造故、
こういう場合のほとんどはガスケット類やポンプカップの不良です。

そこでまずはフィラー部を確認すると…
DSCN9767.jpg
やっぱ硬化してまるで石みたい…

こうなると、NRVも推して知るべしで、ここはまずは交換ですね。

ただ、フィラー部のガスケットが新品当時のオリジナルのものであったのと、
ポンプカップの状態が非常に良かったので、
この個体は、過去に数度使用されただけで、そののち放置されていたのではないでしょうか?
しかし幸い、保管が適切でったので、全体の状態としてはかなり良いものとなっております。
(オーナーさんラッキ~♪)


というわけで、サクサクとばらして洗って、磨いて、(通路を)吹いて…

と、そう思ったのですが、NRVがやけに固い!
多分オリジナル其のままでしょうから、きっと鉛ガスケットのないタイプ。
こいつは固着しやすく、変に食いつくとなかなか抜くことできず分解が難しいのです。
ですので、「NRV抜き屋さん」なる専門の方もおられるくらい。
(1回3千円程度ですが本当に困ったときには頼りになるはず!)

ですが今回は、炙ったりなんやかんやこういった方法で無事抜くことができたので、
その後は予定通り、洗って、磨いて、(通路を)吹いて…

DSCN9777.jpg
これにて組み上げの準備ができました

その後ガスケットやNRVを交換し、ポンプカップを給油したのち加圧し圧漏れ状態を確認します。
10分放置で全く圧漏れがないので、まずOKと判断し、
次は燃料をタンクに入れテスト燃焼。

DSCN9794.jpg
おお!バッチぐ~♪

弱火強火も安定し、ポンプの動作もスムーズで気持ちが良い。
そんなわけで、楽しくテストを終えたのでこれにて作業完了!

DSCN9782.jpg
さあ、あとはオーナーさんのもとへ!


てなわけで、今回も無事作業完了。

それにsても、やっぱこの96は良いストーブだ♪
小さくて、しっかりしてて、
まるで宝石みたいなストーブであることだなあ~♪


**動画**


プリムス96のテスト燃焼 (PRIMUS 96)
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早起きはいろいろと得 ~モトコンポ&GIストーブ&100均コッフェル~

2020-06-28 09:27:18 | ぷ♂の日記
この日は時計を見間違えて、いつもより1時間早めの5時半に起床。
だから1時間早く散歩にでると、涼しくて爽やかでとても快適♪
わんこたちも結構嬉しそう♪

で、散歩から戻り、猫のおトイレ掃除などをしてみても、
あたりまえだけど、いつもより1時間余裕がある。

それならばと…


DSCN9406.jpg
この軍モノコンビで近所の池まで出陣

早朝ゆえ人気の少ないため、不審者がられることもなく、
順調に湯沸かし出来ます♪

DSCN9416.jpg
お!沸いた、沸いた~♪


で、早速モーニングコーヒーを頂こうとしたのですが…


a.jpg
あ!

パックが水没してしまい、このままじゃあコナッコナのトルココーヒー
まあ、沈殿を待って上澄みを飲み、あとはコーヒー占いをするという手もあるのですが、
そこまで気も長くないし、時間もない。

さて、どうしたもんかと考えたのち…

DSCN9424.jpg
見事リカバー!


DSCN9423.jpg
「どうやったん?」
「それは内緒やんな~♪」
「な~♪」

(答えは下記動画の中に)

と、影法師たちが会話する中

DSCN9419.jpg
頂きます♪


てなわけで、朝一番仕事前からひと遊びできたので、
この日は結構得した気分。

うん、やっぱ早起きはしてみるもんだ♪


DSCN9703.jpg
ちなみにこの時使っていたコッフェルは、近所の100均で買ったもの。


ですがなかなかに具合が良くて…

DSCN9705.jpg
このように、ケースにピッタリ収納可能!

やあやあこれは本当に便利だ!

おまけにこのGI用のケースには、
SVEA123JUWEL34などの筒型ストーブもぴったり収納可能なので、
もうこういう失敗をしなくてもよいかも?

DSCN9706.jpg
無論フタもキッチリはめれます!

そんなわけで、GIストーブオーナーの方々。
見かけたら、ぜひゲットなさってください♪


こういうことに気づいたのは、実はこの日の朝のこと。
やはり早起きは何かとお得だね~♪

ヽ(^∀^)ノ



**動画**


HONDA モトコンポ&GIストーブ M-1950
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タンクの穴、ヒビ塞ぎ

2020-06-27 09:28:05 | ぷ♂の日記
以前修理したGIストーブのタンクですが、
その後使用しているうちにまた漏れが再発しました。

CIMG1251.jpg
またここからお漏らししちゃうのです

やはり外側からの補修の場合は、内圧をごく狭い点でしか受けることができないので、
結果高圧にさらされることとなり耐久性はあまりない様子。
そこで今回は、内側からふさぐことにしました。

IMG_3111.jpg
この時使ったエポキシ樹脂でタンク内部をすっぽりとコーティングしてみたのです。

この方法だと、漏れの原因となるアナヤヒビをすっぽり覆ってしまうことができるので、
かかる圧力も点ではなく面で広く受けることができるので、
耐久性もぐっとアップするのです。

ついでにもう一つ別のストーブのタンクも同様に処理しました。

DSCN9084.jpg
これは以前ご紹介したSELSのお仲間でまた面白いやつなんです。
(詳しくはこちらを)

この個体の場合は、穴が三か所開いていただけではなく、
鉄製タンクの内部がかなりさびでやられていたので、
それらの対応も含めて、ぐるっと全体をコーティングしました。
まあ、いわば鉄のタンクの内側に、さらにエポキシ樹脂のタンクを作ったという感じです。
これでこの先も当分安心できるというもの♪

さて、前述のGIストーブも無事作業完了。

DSCN9129.jpg
加圧放置テストでは24時間経過後も漏れはなし


ついでに割れて砕けたハンドルの代わりに、
手持の真鍮素材でハンドルを自作してみました。

DSCN9131.jpg
熱を持つ部分なので、素手でも操作できるよう皮で覆いました。



そういうわけで、早速テスト燃焼してみることに。

DSCN9148.jpg
うん、調子は上々♪


皆さんも、お手持ちの大切なストーブのタンクに、穴が開いたりクラックが入ってしまっても、
あきらめないで一度チェレンジしてみてください。
また楽しく使用できるかもよ?


ただし、修理後の使用はあくまで自己責任でね♪


**動画**

GIストーブ タンク圧漏れ修理テストなど ~~~GI stove M-1950~
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ゆきのです♪

2020-06-26 09:56:16 | ゆきの
先日の休日、お昼間はこんな感じで気ままに過ごし、
午後は、わんこと寝室でのんびり。
いつもなら、このまま夕飯を食べてシャワーを浴びて寝るだけなのですが、
この日は少し違いました。

DSCN9747.jpg
久しぶりに車でお出かけ。

向かった先は…

DSCN9749c.jpg
コンテナの山?

さてさて…
バイクにはよく乗る私ですが、車は年に数えるほどしか乗りません。
実際こいつも今年で25年目ですが走行距離は3万8千キロ程度!

そんなわけで、
「さて、前回はいつ乗ったっけな…」
と毎回乗るたびに思うのですよ。

で、今回もそういうことを考えながら車の中で、
確か記憶ではピコを迎えに行ったときだったかな…
(実際はミニーとのお別れの時でした。)
その前は、墓参りで、その前も墓参り…
で、それ以外でいうと、以蔵を病院へ連れて行ったとき…?

あれ?
ということは、この車って墓参りと、犬関係以外ではほとんど乗っていないことになるやん?

と、そんな感じで車中で待機していると、係のお姉さんが呼びに来てくれました。

実はここは空港の貨物ゲートの荷物受取所。
でそしてそこで受け取ったのは…

DSCN9750.jpg
「こんにちは、ゆきのです。」

はい、やっぱり今回も犬関係でした!

(=^^=)ゞ

さてさて、この子は遠路はるばる空を飛んでやってきた、我が家の新しい家族のゆきのちゃん。
以前奥さんがお邪魔してきたハニーウィンクルさんのところから来た女の子です。

残念ながらくまちゃんの生まれ変わりではないのですが、
いつか来るくまちゃんの良きお姉ちゃんとなるべく、今回我が家の新しい家族となりました。

今はまだ二度目のワクチン接種前なので、他の子たちとの合流は出来ませんが、
仕切り代わりの柵越しに、
「私もいっしょにあそぶ~!」
と、大騒ぎで眺めております。

無論遊びたい盛りのピコも柵越しに、

IMG-4126.jpg
「早くこっちっへおいでやさかいに~!」

と、しっぽとお尻フリフリ手ぐすね引いて待っております。


でもあともうちょっとだけ我慢してね♪

IMG-4142.jpg
はやくみんなとあそびたいの…

そんなわけで、無事みんなと合流出来たらまたご報告させていただきます。

(*^人^*)


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天気の良い日は橋の下♪ ~CA105T&C.D.F.~

2020-06-25 11:37:38 | ぷ♂の日記
先日の休日。
まだ今月お墓の掃除に行っていなかったことに気づきあわてて出かけたのです。

幸い天気は良く。
本当によく。
ものすごくよく…

一通り掃除が終わると、日に照らされて干物のような状態に。

ですがね、
驚くことに汗をあまり書くこともなく結構気持ちがいい。
そう、日差しは強いものの、湿気がほとんどなく爽やかなのですよ!
まるでハワイみたい!
(行ったことないけど…)

てなわけで、そのまま家に帰るのももったいない気がしたから、
いつものお気に入りの河原に向かってGO!

DSCN9728.jpg
ブオオ~ン!

DSCN9729.jpg
とばせ!とばせ!

DSCN9734.jpg
ひゃっはぁ~!

DSCN9733.jpg
最高ぅ~♪

と、超ご機嫌でいつもの河原の木陰を目指したのですが…


木陰がない!


といいますか、
正確に言うならば身を隠せるほどの木陰がない!

そう、もはや日差しが真夏のそれ並みに強烈で、しかも時刻が正午ごろだったため、
涼めるような木陰がどこにもないのです。

さてどうしたものかと考えてみたところ…

そうだ!あそこにしよう!

DSCN9710.jpg
というわけで、橋の下へ。

幸いこの川は大きいので、そこにかかる橋も大きくて日陰も広い!
そんなわけで、ここに腰を据えて一服することに。

無論、ちょいと休憩するだけならば、公園など他にも場所はあるのだけれども、
じつは、こういうこともあろうかと、今回はこういうものを積んできていたのです。

IMG_2365.jpg
この時復活させたC.D.F.!


IMG_2368.jpg
うん、渋いぞ!渋すぎる!

おまけに火力も…

IMG_2373_202006241023119b7.jpg
渋い!渋すぎる!

なんかね、やけに火力が弱いの。
風に弱いサイレントバーナーで、しかもこの場所が
橋の下で常にグルグル回る強風が吹くという場所柄もあるけれど、
それを差っ引いてもやけに火力が弱い!
(その理由は帰宅後判明!最後の追記をどうぞ)


だからね、先ほどのように時計を眺めつつ…

おかしいな~?
もう沸いてもいいころだろうに…
と、そう思い、何度も何度もふたを開け、
最終的には我慢ができず沸騰を待たずにラーメンを放り込んでしまいました。
(むろんスープ先入れで)

IMG_2384_202006241023132d9.jpg
それでもなんとか美味しく出来上がる♪


で、ついでに食後のコーヒーも淹れておりました。

IMG_2388.jpg

先ほど400、これが200、合計600ccの湯沸かしでしたが、
なんやかんやで30分。
やはり時間がかかりすぎ!
8Rでももっと早いぞ!

やはり風の影響だろうか?
いやでも、同じサイレントのエンダースやブスでもここまで時間はかかるまい。
これはやはり、どこか調整不足なのだろうか…

ちなみに、点火準備の際にポンピングしただけで、以降一度も追加加不要だったから、
圧漏れなどはない様子だから、やはりこうなるとニップルとチャンバーの距離かな?

とまあ、いろいろ考えながらも結構楽しめたのでこれはこれで良し!

IMG_2392.jpg
良く働いた!エライ!エライ!


それはさておき…

今回このように橋の下で遊んでいて思ったこと。

そういや子どもの頃、
「あんたは橋の下で拾ってきた子や。」
って、良く言われたな~。

当時は近所に小さい川しかなかったから、
「そんなとこに捨てられたら、すぐ流されてしまうやん。」
と、そう言っておりましたが、そうすると、
「そやで、だから箱に入って流されてきたんや。」
と、そう言われ、何となく桃太郎気分になったことを久々に思い出し、
なるほど、こんなに広い川の橋の下なら、
万が一捨てられても、当分は大丈夫やな。

と、妙に納得したりしておりました。

(=^^=)ゞ

IMG_2375_20200624102317b78.jpg



**追記**

というわけで、今回ストーブの火力が上がらなかった原因を色々考えておりましたが、
もしかしたら原因はバルブの開きが不完全だったからではないかと考え、
帰宅後スピンドルを分解してみました。

すると…

DSCN9755.jpg
手で触れただけでポキリと折れた!

実はこの部分は、本来分割可能なようにねじ止めされているのですが、
錆びと金属疲労でもかなり脆くなってしまっていた様子。
だからおそらく、ハンドルを回した時のトルクがこの部分でねじれるような力となって、
先端にあるスピンドルまで十分伝えることができず、
バルブがすこししか開かなかったゆえの低い火力であったのでしょう。

というわけですから、ここをしっかり直せばきっとっと強い火力が得られるはず!

とはいえ、手持のタップデハピッチが合わないみたいだし…

DSCN9756.jpg
さて、どうやって修理しようか?


ほんと、どこまで手のかかるストーブなんでしょうね?

(=^^=)ゞ


**動画**



HONDA CA105T & French military stove C.D.F.
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個人教授さんのおかげです♪ ~仏軍用7025C.D.F.復活!~

2020-06-24 09:48:45 | ぷ♂の日記
さてさてさて、一旦レストアしたものの、
その後予期せぬトラブルで修理に行き詰まっていたこのストーブ。
(トラブルの詳細はこちらを)

IMG_9044.jpg
インドシナ大戦時のフランス軍用ストーブ、
シリーズ7052タイプC.D.F.


ですが、先週こうして個人教授さんのおかげで修理のめどが立ちました。

DSCN9585.jpg
きちんと分解できれば、修理はどうとでもなるもんだ!

そういうわけで、早速組み直してみたのですが、
やはりチューブ取り付け部から圧漏れがあるようで、
良く調べると分解時開けた穴部分から微妙に漏る様子。

そこではんだを流してみたのですが、
なんせ地衣さんパーツのために、患部を熱してみるものの、
すぐにほかの接合部のはんだが溶け出してしまうので、
結局うまく流し込めない。

そこで仕方なく、今回もタンク内部にエポキシ樹脂を流し込み、
内側から圧漏れをふさぐことにしました。
その結果は上々で、結局タンク内部をほとんどコーティングしたために、
なんとなくタンクの剛性が上がったような感じです。

(=^^=)ゞ「けがの功名?」

そして無事再組付け完了!

DSCN9641.jpg
弱点の接合部には、ノンアスベストのガスケットを追加してみました。

その後圧漏れテストを経たのちに、いよいよテスト燃焼。

DSCN9650.jpg
お!いい感じ!


DSCN9653.jpg
最大火力でこんな感じですね。

ちなみにこいつは、ニップルとチャンバーの距離がキモのようで、
そこが違うと燃焼に結構影響が出る様子。

ちなみにただいまこのような感じですが、
DSCN9667.jpg
本体のサイズの割の火力が弱い気がするので、
今後使用しつつ調整し、ベストな位置を探したいと思っております。

そういうわけで、一旦はあきらめかけたこのストーブ。
こうして無事復活させることができたのも、
これもひとえにあの方のおかげ!


何度も言うよ!
残さず言うよ!
個人教授さん!


(*^人^*) 「あなたのおかげです!」


**動画**

仏軍用ストーブ №7052 TYPE C D (French military stove)
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子猫その後のその後

2020-06-22 09:51:27 | ねこ
この時お話しさせていただいたように、へその緒のついたままで保護した子猫は、
無事新しいおうちに迎えていただくことができました。
ですが、やはり体力が持たなかったのか、シロ子ことカウちゃんが懸命のお世話にもかかわらず…

そういうわけで、飼い主さんのご希望で、その前に旅立ったミケ子の横に埋葬することに。

DSCN9046.jpg
可愛らしいお花を添えて。

そして残ったのはクロ太ことバルちゃん
(実はこの子はのちに女の子と判明! (*^人^*))

最初のうちこそ自力でミルクを飲んでいてくれたのですが、
すぐにほとんど飲まなくなってしまい飼い主さんはあわてて病院へ。

すると状態はやはり思わしくなく、再度胃に直接チューブを入れミルクを飲ませねばならなくなったので、
飼い主さんは日に三度病院へ通うこととなり、
結局は、朝預け、夜引き取りに行くという感じで数週間過ごさねばならなくなりました。

またそのような状態だったからでしょうか、
目の方も調子が悪くなり、一次は左右の眼がふさがってしまうようなことにもなったのですが、
懸命の介護のおかげでそれは何とか無事乗り切ることができたとお伺いしました。

そして最初に拾い上げてからちょうど一月と十日。
「もう危機は脱したと獣医さんが太鼓判を!」
と、大喜びの連絡が!

そしてその直後、うちのお店にバルちゃんともども遊びにいらしてくださいました。

IMG_2355_20200621160159bc5.jpg
「ん?ここはどこにゃ?」

久しぶりに会うともうすっかり子猫の姿で、
お目目ぱっちりで歯も生えて、
そして驚くほどにお腹がポッコリ♪

これがまあ本当に、弱々しかったあの子かと…

最初こそ様子を見るのに大人しくしておりましたが、
すぐに慣れて、お母さんの手を噛んだり飛びついたりと、
いわゆる普通の仔猫の動き!

じつは診ていただいている獣医さんでもここまでの回復は予想外であったらしく、
病院中の先生方が、「すごいすごい!」とバルちゃんを囲んで大喜びであったとか。
うんうん、その気持ちは非常によく分かりますね。

で、最後にはもうこんな感じでお腹を見せて大暴れ!

IMG_2356_20200621160200573.jpg
「うにゃにゃにゃ~!」

母猫のお乳すら知らない子ですが、大事に大事に世話してもらったおかげで、
人間大好きな元気な明るい子になったようです。

そしてすでにいる先輩にゃんこたちともちゃんと挨拶できているそうなので、
これから猫社会のルールーなどもおいおい覚えていくでしょうから、
この子の未来は明るいぞ!


そういうわけで、本当にほっとして、そして嬉しいバルちゃんとの再会でした♪

ヽ(^∀^)ノ


**動画**

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2020年の挑戦

2020-06-21 09:40:34 | ぷ♂の日記
思い出した!
本当に小さなころから心に決めていたことを!
つい先ほどぼ~っとカレンダーを見ていて思い出した!

今年は2020年じゃないか?!


じゃあ、あれだ!

挑戦するしかないやないの!


え?


何をかって?


え~っと、それはまだ考えていないのですが、

とりあえず、今年のうちに挑戦せねばならんのです!

だってこれは、小さいとき、
そう保育園の頃からそう決めていたから。

そう、ウルトラQこの話を見てからずっと!

2020A

とはいえ、この話は結構難解な内容なので、子供にしてみたら全く意味不明。
だから実際の話の内容はもちろんのこと、表題の意味することもも理解できず、
ただ、ただひたすらケムール人に怯えていただけなのです。

それでもこの「2020年の挑戦」という表題だけはやけに印象深く心に残り…

だってそうでしょう?
あの頃2020年なんてずっとずっと未来だとそう思っていたし、
もしその時が来たならば、自分では想像もつかないような、
何でもできる、なんでもかなう、
そんなものすごい世界になっていると、そう思っていたから。

だからその時は、
「そんな未来になったらば僕も何かに挑戦しよう。」
と、そう思っていたのです。


そんなわけで、今日の日記の表題を見て、
あっ!
っと懐かしく感じた御同輩諸君。

今年のうちに何か一つ挑戦してみない?

そして、今からでももう一回り大きな自分を目指さない?

とはいえ…

200109-ultraq-05.jpg
ここまで巨大化すると困るけど…

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ん?どこかで見たぞ! その② ~SELUS HIRONDELLE~

2020-06-20 09:31:42 | ぷ♂の日記
DSCN5474.jpg
ん?

DSCN5473.jpg
んん~~?

う~ん、初見であるはずのこのストーブ。
でもどこかで見た気が絶対するぞ…

あ~、これだこれ!

CIMG4925.jpg
米軍用ストーブM-1940

でも見比べると全然違う。
圧倒的にチープで、全体から漂う強いパチ臭さ!
におうぞ、におうぞ…
プンプン臭う!

そしてこれには覚えがある。
絶対以前嗅いだ覚えがある!

このチープさ、パチ臭さ。
でも、何とも絶妙なパクりセンスの良さ。
これはあれだ!
以前ご紹介のM-1942のパチものと絶対同じにおいだ!

IMG_9065.jpg


というわけで、調べてみたら案の定。
やはり今回もフランスはSELUS社製のストーブでした。

前回のなんちゃって1942の時もそうだけど、
これも本当にうまく元デザインを取り入れてるな~。
見比べると全く別物なのに、見た目の印象は元デザインをほきちんとイメージさせる!
これって、結構難しいはずだから、ある意味デザインセンスが抜群ってことなじゃないでしょうか?
いやはや、さすが芸術大国フランスというべきか…

というわけで、ちょいとこいつをよく見てみると、

DSCN5476.jpg

ゴトクはこのようにタンクにはめ込み式ですが、風防を兼ねるとはいいがたい。
見た目がどこか不思議に映るのは、チューブがやや傾いていてヘッドがオフセットしているためで、
じっとみていると、だんだん不安になってくる…

でも、それにはちゃんと理由があって、
それはおそらくニードルとヘッドの位置をタンクの中心に持ってくるため。

DSCN5478.jpg

ヘッドのデザインはまんま1940で(これには欠品でしたが)セットすべき風防もまんま1940.
ニードルは本家同様レバーを回転して上下させます。
プレ皿はこんなに小さくてよいのかな?(のちにこれは杞憂と判明)
なお、スピンドルを固定するスタフィングボックスは欠品でした。
さてどうしよう…?

で、ポンプと燃料口兼用かと思い引き抜くと…

DSCN5481.jpg
あれ?ここはただのスリーブだ?!

じゃあ燃料口は?
そう思いひっくりかすと…

DSCN5479.jpg
そこ(底)にあったか~!

まるでRADIUS42みたいだな。
s-52e23b114266b.jpg

ちなみにこの色は塗装で、タンクは鉄製です。

DSCN5483.jpg
磁石がくっつく♪

DSCN5480.jpg
無論ゴトクも鉄製

ということは…

DSCN8798.jpg
やはりタンク内が錆び錆び~!

串の先に磁石をつけ、地道に採取するとこんなに取れました。

といいますか、何気に給油口からのぞいてみてびっくり!
サビで腐って穴が開いてるやん!

で、こちらが給油口からライトで照らした様子。

DSCN8799.jpg
ポンプ部の少し上に小さく光るピンホールが確認できますね。

さてどうしたもんかと考えた結果、
以前と同じようにエポキシ樹脂で内側からごそっとコーティングすることにいたしました。

その結果…

DSCN9078.jpg
ピンホールは無事埋まったのですが、さらにその外側にもクラックが入っていたようで、
その部分からエポキシ樹脂がにじみ出ておりました。
まあ、これでどちらも塞ぐことができたので結果オーライ♪

その後仮組し加圧してみたところ、きちんとニップルから空気が出たので、
タンクの漏れが解消できたのを確認できました。

そして欠品のスタフィングボックスですが、
見た目とは言えM-1940をパクっているんだからもしかしたら…

DSCN9077.jpg
その予想通りM-1940のものがぴったり合いました。
ほっ…

で、指でつまんでいるのはNRV.。
以前のM-1942のパチモンSELSの藻同様なタイプでしたが、フランスでは一般的なのか?

そういうわけで、これでめどがついたので、ひどい状態になっていたウイックを新調し、
これにて作業完了か…

おっと、まだこれがあった!

DSCN8807.jpg
錆び錆びでもげたニードルの再生

これもおそらくM-1940と共通部品かと思われますが、
なんせ錆がひどく途中で腐って痩せており、ねじ回す際に途中でもげてしまったので、
ネジ部などの詳細が不明のままです。
ですが、幸か不幸か、基部にニードルパーツが食い込んだまま残っているので、
そこをとっかかりにニードルを再生することに。

まずは残ったニードルにちょうど合うように真鍮パイプを加工しはめ込みます。

DSCN9244.jpg

真鍮とは言えそのままでは細かな加工が難しいので、
こういう場合は一度トーチで炙って焼きなましてから作業を行うと楽です。

そして今度はそのパイプに合うサイズのニードルを以前(↓)の要領で作成します。
「ニードル再生 ~英軍用№7~」

DSCN9245.jpg
左に写るのがピンセットなんで、結構細かい作業です

この場合針は長めに作っておき、セット後不要部分をカットします。
仕上げに耐火パテで確実に固定すれば…

DSCN9261.jpg
これにてニードル再生完了!


さて点火してみるか♪

DSCN9259.jpg
んん? なんかすごくおかしいぞ?


炎は片寄るし、勢いはないし、おまけにしばらくしたら消えてしまった。
ニップル?
いやいやこの症状は燃料経路の詰まりかガス欠。

そこで一旦ニップルを抜き取り、加圧し燃料の噴き出方を確認。
すると、バルブの開きに応じてきちんと湧きだすように燃料が出てくる。
ということは、ニップルに問題があるか、もしくはニップルをセットしたときに何か問題が?
そこで今度はニップルをセットし同じようにバルブを開閉。
すると、ほとんど出てこない。
ん~?
ニップルの詰まりはないし…
でも念のためと、ニードルを作動させようと少しいじると、
あ!メチャ勢いよく噴射した!

なるほど、そうか…

多分今回の原因は自作のニードルが悪さをしているってことなんでしょう。
というのも、自作ニードルは、パイプをかぶせて作ったものなので、
どうしてもオリジナルより一回り太くなります。
ですのでそれが、結果的に燃料通路を狭めることとなったのでしょう。


さてどうしたものかとニードルをイジイジしていると、
どうも特定にポイントだと燃料が安定して吹き出すことが分かったので、
そういうことなら(個人的には)問題ないかと再度テスト燃焼。

結果は…


DSCN9268.jpg
お~快調♪快調~♪

最初心配していたプレ皿の志位佐々も気にならないほど、
素早い立ち上がりで、とても安定した炎が勢い良く噴き続けます。
やれやれこれで一安心♪

思えばこいつにはかなりてこずったなぁ~。
そんなことを思いながら眺める炎はまた格別でした♪

ヽ(^∀^)ノ



それにしても…

DSCN9276.jpg
ほんまにM-1940そっくりだ!


燃焼音なんかも笑えるほどそっくりなんで、よろしければ下記動画も併せてごらんください。

*追記*

その後いろいろ調べていると、このストーブの製品名は「HIRONDELLE」だと判明。
フランス語で意味するところは「ツバメ」ということらしく、
本来タンクに貼り付けてあるラベルにもツバメのイラストがありました。
なるほど、先ほどの燃焼で感じた立ち上カがりの素早さ、
つまり、ツバメの様なスピーディさが売りのストーブだったのでしょうね。

DSCN9286.jpg
そこでさっそくラベルを自作

うちのプリンタは色弱で色目がどうも変ですが、まずはイメージ通り♪


ついでに以前ご紹介のこちらの名称も判明しました。

IMG_9060.jpg

「CAMPING RECAUD」
意味は「キャンプ用ストーブ」
なるほど、そのまんまか…


**動画**

仏製ストーブ SELUS HIRONDELLE (M -1940type)
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キタキタ!ヤングコーン!

2020-06-19 09:42:59 | 食べ物
さて、先日いつものように八百屋さんで買い物をしている最中、
何か変わったものはないかと見ていると…

おおお~!キタキタ!今年もこれ来たやん!

去年の夏、試しに買ってみて物凄くおいしかったのだけれども、
ただ一つの心残りが~!

というのものちに知ったこういう情報。

ヤングコーンは実はひげが美味しい

そう、あの時はそれを知らず虫って捨ててしまったので、
後程試してみたく再度探してみたのですが、もう時期ハズレでなくなっていたのです。

それだけに今回は満を持してのチャレンジ!

てなわけで、早速調理したのです。

まずは、まるで新鮮なタケノコの穂先のような皮を丁寧に剥いてゆきます。

DSCN9442.jpg
一本でこれくらいのひげが取れるので、意外と食べ応えがあるのかも?

で、全部(9本分)でとこんな感じ。

DSCN9443.jpg
おお!意外にひげがボリューミー!

後は加熱してどれだけ量がかさむかですね。

というわけで、調理ですが、コーン部は前回同様フライパンで炒め蒸し。
マーガリンで軽く炒めたあと、さっと料理酒をふりかけフライパンで蒸します。
こうすると、コーンの持つ甘みはもちろんほのかな酸味(というにも弱いくらいの)が出てきて美味い!
で、ひげはざっと塩茹でしてちょいと妻でから食べ方を決めることに。

てなわけでこちらが出来上がり。
DSCN9445.jpg
ひげは意外にかさが減ることもなく、相変わらずのボリューム♪

で、麺つゆやマヨネーズ和えなどいろいろ聞いてひげの食べ方なのですが、
ちょいとそのまま食べてみると…

なに?!めちゃ甘くておいしいやん!

しかもその甘みはひげのくせに、きちんとコーンの甘み♪

ひげのくせに~!

だって、本来捨てるような部位のくせにこうも美味しいなんて、
なんか本当に面白い!

てなわけで、結局そのまま食べることとなり、
家族にも大好評!

皆さんもこの夏見かけられたらぜひお試しを!

とくに、このひげ!

久々のおすすめ食材ですよ♪

コメント (2)
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桃栗三年、もう何年?

2020-06-18 09:57:42 | ぷ♂の日記
IMG_3805.jpg
お~!何とも立派な桃とナス!

じつはこれ、近所の友人宅の庭の家庭菜園でできたもので、
昨日奥さんが持ってきてくれはったのです。
数週間前、庭で見せてもらったときは、全く気付かぬ大きさだったし、
ナスに至っては、まだ花も咲いていなかったのに!

そこでさっそくいただいたのですが…

なにこれ?!めちゃくちゃ甘くて美味しい!

あれ?桃ってこんなに濃厚な味だったっけ?
そう思うほどに、お店で買うのよりも美味かった!

これはもう家庭菜園どころか、家庭果樹園と呼んでもええんでない?

Y君ご夫妻どうもありがとうございました。(*^人^*)

さて、前述のようにここのご夫婦と私たちは友人で、
さらに言うと、旦那さんは私と中学校、小学校、いやさ、保育園まで一緒なのです。
で、奥さんの方は、うちの奥さんとやはり中学校y小学校の同級生なのですよ。
で、私と、私の奥さんは、これまた、中学校、小学校の同級生なので、
そのことから導かれる答えというと…
ズバリ!
私の予測では、友人ご夫妻も実は中学校、小学校の同級生!

ヽ(^∀^)ノ

わかりやすい話をややこしく言うとざっとこんな感じです。
(=^^=)ゞ

てなわけで、たまに会ってはあれこれ話をするのですが、
会話をかうぃわするにも、とても気軽で
まあ、なんといいますか…

痒い所に手が届く?

そういう感じ。

これはもう、皆が同じ地域で同じ時間を過ごしているからこそなんでしょうね。

だから話し出すときりがないこともあるので、
たまに夫婦でお邪魔してしまうと、ついつい話し込んで長居してしまう。

(=^^=)ゞ


とはいえ、やはり、時には全然話が食い違うこともあったりして…

私「そういや、あの頃は、色塗った棒を持って公園を走り回ってたな。」
Y「なんで?」
私「なんでって、Xライダーごっこやん!」
Y「そんなん、高学年になったらもうしてへんで。」
私「うそ!してたで、首にスカーフ巻いて…」
Y「そんなん、おまえだけやん。」
私「うっそ~!」


う~ん、どうも同じ場所、同じ時を過ごしても、
その過ごし方に若干の違いはあったようですね…

(=^^=)ゞ



とはいえ、この付き合いも、思えば無茶苦茶長いよね。

桃栗三年柿八年。
わしらの付き合いもう何年?


これからもどうぞよろしくお願いいたします。


(*^人^*)




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これぞ休日!

2020-06-17 10:50:15 | 犬日記
昨日今日、朝の風がやけに爽やかで気持ちが良い!
だから昨日の休日は、わんこの散歩から戻るとすぐバイクにまたがり発進!

DSCN9623.jpg
木陰で飲むアイスコーヒーは最高♪

その後、とあるモノを探しにホームセンターをはしごするも見つけられず、
仕方なく帰宅。
そこで時間を見ると、思いのほか早かったので、
今度はこいつに乗り換え、近所の公園へ。
DSCN9630.jpg
近場で森林浴ができるので嬉しいね♪

その後同じく近所の先輩のお店へ立ち寄りお仕事の邪魔をしてから帰宅。
すると、留守番わんこたちが熱く出迎えてくれたので、
そうかそうか、お散歩に出たいかと準備をすると、
「いや、別にそういう意味では…」
と、もはやシニアのわんズ達は少々しり込み。

そこを、なだめすかして散歩に出、楽しく散歩を済ませると、
携帯がジリリリリ~ン♪
で、出てみると…

DSCN9633.jpg
「ついたぞ~!」

学生時代からの連れであるカワグチとマスダがお出迎え。
じつはカワグチに臨時収入が入ったので、メシをおごってくれるというのだ!
こんなこと、半世紀近くの付き合いなのに初めてだ~!
だから、こりゃもう乗っかるしかないってことで、
近所で一番豪華なお店に乗り込み…

DSCN9635.jpg
迷わずステーキだ~!


カワグチさんきゅ~!

DSCN9634.jpg
わはは!くえくえ!

てなわけで、とても美味しくいただいて、
その後もあれこれいろいろ話をしたのです。
なんせ、コロナ騒動で久しく会っていなかったもんね。

で、その後はみなと別れて帰宅したのですが、
日差しは強いものの、相変わらず風は爽やかで気持ちが良いので、
寝室でわんこを侍らせしばし読書。
でもすぐに眠たくなったので、布団を敷いてわんことゴロゴロ♪

だから、

IMG_3773.jpg
こっちでスヤスヤ~♪


IMG_3774.jpg
あっちでもスヤスヤ~♪

で、私もそこに混じって横になり、
ああ、朝からバイクで遊んで、そんツレと会ってメシを食って、
そして今こうして、かわいい子らに囲まれて寝ている。
これはなんと最高な日やろね~♪
まさに、ザ・休日!

そう思うと嬉しくなって、寝ているわんこをさらに引き寄せ、
ウリウリウリウリ頭や体をわさわさしていると、

「ちょ、うっとうしいねんけど…」

と、そういう感じでかりんがスタスタと離れてゆき、
板の間にぺたんと大の字になって、
「パパは暑苦しいねん…」

で、私はその見事な「大の字」に感心して、「カメラカメラ…」
と、起きだして、
すると、その動きで、
「なんや?なんや・?」と、皆も一緒に起きだして…

そしてまた皆でしばらくわさわさと遊ぶのでした。

(=^^=)ゞ



てなわけで、最後にかりんお見事な大の字をどうぞ♪


IMG_3793.jpg
これぞの字!
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困った時に頼りになる人! ~空回りするチューブ~

2020-06-15 09:27:16 | ぷ♂の日記
先日、私の力ではどうにもならなかった問題が解決いたしました!

一つはM・Sキャンパス3
DSCN1965.jpg


もう一つは
仏軍用ストーブCDF
IMG_8647_2018011116445304e.jpg

解決してくれたのはいつもの通り。
小さなものから大きなものまで機械ものならなんでもこなす、
とくに公私ともに特殊作業のスペシャリスト、
困った時の個人教授さん

彼には過去何度も助けてもらっておるのです。
これこれ、大きなものではこんなものまで!)

さて、そこで詳しく今回の問題を申しますと…

まずキャンパス3の方は、以前詳しく述べていますのこちらをご覧いただいた方が早いのですが、
簡単に言うと、チューブがタンクにめり込んでいて、回転させることができなくなっていたのです。
そこでそうしたものかと思っていたら、
彼がベアリングプーラー(ベアリングを引き抜く特殊工具)でえいやっと!

やれ嬉しや!
これで無事タンクとチューブを分離させることができ、まずは一安心♪
以前の不良チューブのキャンパス3とニコイチさせれば無事一段完成です♪

DSCN9593.jpg

さて、一方こちらが超難問。

DSCN9585.jpg
タンクとチューブが見事分離できておりますが、実はこれが大変でした。

というのも、前回無事レストアが終わり何度か使用していたときのこと。
途中から火力が落ちるので、一体どうしたことかと調べてみたら、
チューブ根本でじわじわ圧漏れがあるのを発見。
おかしいな?
ここはねじ止め剤も使用してしっかり密閉したはずなのに??
そこで、ちょいと緩めようとトーチで炙って回してみると…

あああ!クルクル回る~!


というのも、チューブをねじ込むタンク側の部分、
DSCN9586.jpg
この指さす部分がとも回りをしていてチューブを外すことができなくなっているではないの!
しかも厄介なことに前述のねじ止め剤がしっかり効いているのでどうにもこうにも。

言葉ではわかりづらいと思いますので、断面図で示すとこういう感じ。

断面図c

ですので、最初は供回りするパーツをはんだや接着剤で固定して何とかしようとしたのですが、
ほとんど隙間がなく作業しづらいうえ、例のねじ止め剤が効いていて緩められない。
ですので、いつまでたってもチューブは空回り!

そこで最後の手段と、タンクに穴をあけそこから痴愚で固定して回そうとしていたのですが…

ここにきて個人教授さんが、あっと驚く方法で無事解決してくれたのです。

それがどのような方法か種明かしの前に、ぜひ一度皆さんもお考え下さい。
その方が、このアイディアの凄さがよく分かると思うから



いいですか…?



答えは…



DSCN9586.jpg
矢印の三か所に穴をあけてピアノ線を突っ込み固定してからチューブを回転!

なるほど~~~!

先ほど同様断面図で示すならば、

断面図b
こういう感じ。

これは全く思いもつかなかった!
そして非常に納得。

だからもうう感動的ですらあって、
本当に頭の良い人とは
こういう人を言うのだなと…


ちなみにその後の固定方法についても…

DSCN9595.jpg
こういう治具をこしらえて、

DSCN9597.jpg
こうして上向きに引っ張りながらはんだ付け!

なるほど、これもスマートで完璧な方法!


てなわけで、今回は彼のあまりにも見事な手腕を、
ぜひ多くの方々にも知っていただきたいと思い記事にしてみました。

いやほんと、

これからも、困った時の個人教授さんだわ~♪



いつも本当にありがとう!

(*^人^*)
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梅雨最高♪

2020-06-14 09:55:11 | イゾー(以蔵)
こんにちは。
梅雨とはいえ、連日鬱陶しい天気で、その上蒸し蒸しジメジメと、過ごしにくい毎日が続きますね。

そんなわけで…

DSCN9481.jpg
「うわ~!やめてください~!」

と、さすがにもっさもさを誇る以蔵君もスッキリさせることに。

DSCN9484.jpg
「こんなん、なっちゃった~♪」

うんうん、これで少しは過ごしやすくなるでしょう。

とはいえ、さすがにこう雨続きだと、きれいにカットしてもすぐ汚れちゃうし、
それより何よりお散歩に出ることができなくなるので困るよね。

DSCN9484b.jpg
「え?そうですか?」

おや?あなたは以蔵君?

DSCN9484b.jpg
「いえいえ、私は通りすがりのクロわんこ。」

じゃあなに?お散歩に出れなくてもいいの?

DSCN9484b.jpg
「だって、その方が朝はゆっくり寝てられるし…」

「ふんふん。」

DSCN9484b.jpg
「昼もゆっくり寝てられるし…」

「ふんふん。」

DSCN9484b.jpg
「夜もゆっくり寝てられるし…」

「寝てばかりか~い!」

というか、その物凄い散歩嫌いは…

やはり君の正体は以蔵君ですね!

これが証拠だ!

DSCN9484.jpg
「ば~れ~た~か~!」


というわけで、ここ数日は毎日、特に朝の散歩に出ていないので、
いつもなら5時半に起きるところを、ずぼらして7時過ぎまでグースカ寝ております。
これはもちろんわんこだけではなくこの私も。

ですので、鬱陶しい天気だなとは思いつつも、
朝目覚め、雨音が聞こえると、

(よっしゃ~!)

寝床で小さくガッツポーズ!
そして残り1時間ちょっとの至福の時を、わんこたちと共に過ごすのです♪
だから、ある意味この時期は好きな時期なのでもあります。

まあ、洗濯物が乾かずに、ばたばた奮闘している奥さんと、

p2.jpg
「わたしは雨でも気にせぇんさかいに~!」

と、元気有り余るちびっこだけは、恨めしそうに雨空をながめておるのです。
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皆さんいろいろ考えるもんだ ~代用消耗品~

2020-06-13 09:41:15 | ぷ♂の日記
昨日今日、このストーブをレストアいたしておりました。
DSCN9492.jpg
旧チェコスロバキア軍用ストーブ Meva2140

このストーブは旧共産圏のチェコ共和国から届いたのですが、
同様に共産圏から届くストーブは往々にして独自のメンテというか修理というか、
ある種の加工ともいうべきものが施されております。
それらは特に消耗部品に顕著で、具体的にはウイックや各種パッキンなど。

思うに当時(冷戦時)東西の物資やその流通には明らかな差があり、
それらが豊潤な資本主義圏に比べると、共産圏では明らかにすべてが不足しておりました。
ですので、本来なら耐油ゴムで作るべきパッキン、グラファイトで作るべきガスケット、
そういうものが純正はもちろん素材自体が入手困難であったためか、
他の素材で代用し何とか機能を果たせるようにして使用した。
そういう跡が良くあちらから来るストーブには見受けられます。

今回のMevaもまさにそうでした。
最初気づいたのはスピンドル部分を分解したとき。
見慣れたカーボングラファイト(黒鉛)が入っておらず、中にはひも状のものが。
それは石綿ロープで、それをスピンドルにぐるぐると巻き付けて使用しておりました。
今回は不燃性の石綿でしたが、以前は可燃性の綿糸
またある場合は細くひも状にカットしたの時もありました。

そして次にフィラーパッキンを外そうとしたところ、
非常に固く硬化していたのでトーチで炙ったのですが燃える気配がなし。
そこでおかしいなとよく見てみると、
薄い鉛のシートを幾層にも重ねたうえで穴をあけ使用しておりました。
なるほどな…
この部分も以前コルクを打ち抜いたものを使用したのを見たことがあるので、
先ほどと併せて、
「なるほど、緊急時はそれらでも代用できるんだ…」
と勉強になったほど。

まあ、考えれば、耐油ゴムやグラファイトが一般的になる前には、
皮や綿糸を、短いスパンで交換するのを前提に使用していたのだから、
ある意味正しいチョイスとも言えますね。

そんなわけで、それらのある意味異物を取り除き、きれいに清掃して磨いてみました。

DSCN9506.jpg
今度はきちんとしたものを組み込もうね♪


そうそう、言い忘れてましたが、こいつはウイックも変でした。
明らかにロープのきれっぱしを、芯材も入れずに無造作に突っ込んであっただけ。
あれでも一応火は噴くでしょうが、何かの拍子に抜け落ちて火がつかなくなるぞ。

DSCN9551.jpg
だからウイックもきちんと新調

そうそう、以前もやはり共産圏のストーブをいじっていたら、
ガーゼの包帯をウイック代わりに利用しているのを見て、
これは非常に参考になりましたね♪

そんなこんなで、

DSCN9533.jpg
無事完成!

DSCN9580.jpg
燃焼の方も調子良し!


そんなわけで、今回も無事作業は完了!

でも、こういう風に予想外の処置がされていると、
麺くらいはするけれど、いろいろ面白いので、実は結構嬉しかったりするのです。

(=^^=)ゞ


あ、これ今回も放出予定ですので、ご検討の方は下記動画をご参考に♪

**動画**

旧チェコ軍用Meva2140テスト燃焼(Czechoslovak military stove Meva2140)
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