粉雪の万座へ

万座の粉雪と雪景色、流れる雲と青空に魅せられ綴っています。

スイス・ゴルナーグラート: マッターホルンの雄姿

2018年03月18日 | 17~18シーズン

2月26日、曇り空であまり視界が良くない天気に、「これではマッターホルンが見えない」とガッカリ。

ホテル前の坂下方向を見ても眼前に山。

反対側の坂上を見ても山。
ツェルマットが谷間の街であることがよく分かります。


ゴルナーグラート登山鉄道ツェルマットの駅舎内です。


電車が来るのが待ち遠しく、あちこちをウロウロ。


ようやく電車が来ました。
スイスの雪山には、赤やオレンジの車体が似合います。

登山電車は静かにゆっくりとしたスピードで、確実に急勾配を登って行きます。

ツェルマットの街が下に小さくなる中、昨日行った教会が見えました。

さほど混まず全員が座れ、静寂な車内でした。


しばらくの間電車は霧の中を走り、たまに車窓から見えても雪の壁だけ。


標高3089mのゴルナーグラートに到着。

気温はマイナス23℃。万座より寒い気温に驚きましたが、それでも風が弱くて助かりました。
日本では風速は秒速で表示されますが、ここスイスでは時速。
15㎞/hは秒速だと4m程度です。

山頂にあるのは天文台かと思ったら、ホテルでした。
そのホテルをバックに集合写真。

標高3100mに建つその名も『3100クルムホテル・ゴルナーグラート』は、スイスアルプスで一番高いところに
あるホテルのようです。

次第にガスが薄れ、晴れてきそうな気配でした。

太陽がもう少しで顔を出しそうでした。
この日のガイド小瀬さんが山々の説明をしてくれますが、憶え切れません。

広大で長い距離の斜面を滑ってリフト乗り場に行くと、たくさんのスキーヤーがリフト待ち。
それでも高速リフトなので、待ち時間は思ったほどはありませんでした。

ガイドの小瀬さんは高速で長い距離を一気に滑り、「どこまで滑って行くの? まだ止まらないの?」といった感
があり、あっという間に昼食時間に。
昼食はレストラン『シュヴァルツゼー』で。

メニューはスイスの郷土料理ロシティ。食べる毎に好きになって来ました。

 

レストランに入ってしばらくすると、マッターホルンが次第に姿を現して来たので外へ。

ついに山頂が見えました。

名峰というにふさわしい山姿でした。

万座のスキー仲間と記念撮影。
感激のあまり、スキーウェアを着るのも忘れていました。

リフトに乗ってもマッターホルンにうっとり。

マッターホルンは見る場所によって、山の姿が全く異なります。

どこから見ても雄姿が絵になります。

昼食後、青空の下でスイスアルプスのロングランスキーを堪能。

それにしても広くて長い距離のバーンでした。

整備されたコース脇のオフピステは氷河で、危険なクレバスが潜んでいるので滑走は厳禁とのことでした。

 
この柵の向こう側は、イタリアとのこと。

明日以降、チャンスがあればイタリア・チェルビニアやヴァルトルナンシュへのツアーが予定されていて、期待で
胸が膨らみます。

午後3時半、ツェルマットのバス乗り場まで無事に滑り降りてきました。

スマホのアプリで、時間別にリフトなどの利用状況が分かります。

滑走距離や移動した標高差も分かります。
26日の滑走距離は28Km、標高差は4200mでした。

チロル風の家並みが絵に描いたようでした。


宿泊先のホテルのすぐ近くからもマッターホルンが見えました。

街から見えるマッターホルンは勇ましい山姿でした。

ホテルに帰り着替えて少し休んだだけで、再び駅前へ。

駅前を通り越し、スタンドバーを探し求めて街を散策。

前日Uhさんが目をつけていたバーのドアを開け中に入ると、あいにくほぼ満席でした。
空席を探してうろついていると、運よく席が空きました。
店内のテレビにはスキーレースのビデオが流れていて、さすがはアルペンの国と感心しました。

三者三様の飲み物を注文。

飲み始めて間もなく、街を散策しているフェロートラベルの河野さんを見つけ、手を振ると気づいてくれ、すぐさま
店内に入ってきて写真撮影となりました。

夕食前、フェロートラベル主催のコミュニケーションパーティがあり、自己紹介。
ファミリー、ご夫婦、スキークラブ、一人、グループなど様々な参加メンバでした。

 

 

 

 

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