粉雪の万座へ

万座の粉雪と雪景色、流れる雲と青空に魅せられ綴っています。

冬の軽井沢 Ver.2

2022年04月24日 | 21~22シーズン

冬の軽井沢に滞在するようになって三年目。
この冬は例年になく、雪がよく降り積もったような気がします。

2月10日の夕方、ゲレンデからの帰り道にて降り積もった雪景色に魅せられて撮影。


雪が降り積もると、数日後コテージの軒先に氷柱を見ることができます。


最も長く成長したときの氷柱です。

 

この冬よく雪が降ったとはいえ、晴天率が高い軽井沢。
大抵はご覧のような青空と浅間山を見ることができます。


浅間山方向をよく見ると、一番右側が浅間山山頂、その左奥に湯ノ丸山、一番左端は烏帽子岳。
三年目にしてようやく各山の名前がわかりました。


日が長くなった2月下旬の夕方、スキーからコテージに帰った後、ベランダでコーヒータイム。
至福のひとときでした。
気温が低くても無風で穏やかであれば、心地良く一時を過ごすことができます。

 

2月の初め、イースト高速リフト上部にて雪面に何かが掘られていることに気がつきました。


『KARUSKI♡』と、文字とハートマークが掘られていました。
スキー仲間によると1月からあったと言いますが、2月になってから気づきました。
いつもボーとしてリフトに乗っていたからでしょうか。


天気が良い日はパノラマコースへ。
丁寧に滑ろうと思ってスタートするのですが、滑り始めるとそんなことは忘れて気持ちよく滑走。


晴れ渡った日は、北アルプス方面の眺めも絶景です。
人工雪のスキー場ながら、こんな日は自然の雪山と遜色ない爽快さを感じます。

長野地方気象台の資料によると、軽井沢の雪日数は年間約70日となっています。
70日というと、冬季のおおよそ半分。2日に1回は雪が降ったことになります。
しかしながら、感覚的には大半は晴天というか、ほとんど雪が降らない軽井沢ですが錯覚でしょうか。

 


2月下旬、テニス仲間のTdさんがやって来ました。
Tdさんは数年ぶりのスキーというのに、急斜面でも平気な顔をしてさらりと滑っていました。
山頂でTdさんを撮ってあげると、お返しにと撮ってくれました。

3月には万座のスキー仲間Amさんとkbさんが来てくれました。
夕食を共にしながら、万座に関わる話に花を咲かせました。

 

毎朝、定点観測的にコテージのベランダから西方を撮影しています。
夕焼けが綺麗なときには、あかね色に輝く夕陽を撮影。
夕陽が沈む瞬間です。


山の上にわずかな雲があり、その雲が光り輝く様を見ることができた光景です。


ズームアップして撮ると、北アルプスが影絵のように見えます。

 

3月8日、同じコテージに同居するスキー仲間と旧軽のうどん屋『つるとんたん』へ。
うどん屋とはいえ流石は軽井沢のお店、オシャレでした。
天井を見上げるとご覧のとおり、趣向を凝らした味わい深い照明に感激。


いろいろな巻き寿司を食べた後、締めのうどんとして『きつねうどん』をオーダー。
食卓の上に置かれたどんぶりを見て驚きました。
洗面器ほどもある大ぶりの器に、一面を覆うそれはそれは大きな特製の油揚げが。
うどんのひと玉が、完全に油揚げの陰に隠れていました。
四国生まれ四国育ちの私が食べてもうなる美味なうどんとだし、油揚げでした。

美味しさのあまり、完璧に食べ過ぎた一夜でした。

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山スキー

2022年04月16日 | 21~22シーズン

先シーズン万座から山田峠、芳ヶ平経由で草津へ行った際、重いスキー板やブーツにより疲労困憊に。
そこで今シーズンは山用の軽い板とブーツを新たに購入しました。
山用の道具を揃えたものの本格的に使う機会がなかなかなく、ようやく3月に雪山を登ってきました。

 

3月23日(水)8時過ぎに、元万座スキースクールのハウスユキ横へ到着。


万座のスキー仲間ObさんとTnさんの3人で、朝日山を登りました。

軽い山用スキーとブーツのおかげで、登っても登っても脚に重さをあまり感じることなく快調にハイクアップ。


晴れ渡る蒼空ではなく曇り空でしたが、おかげで雪質が変化することなく快適な滑走を味わうことができました。


午前中に2本滑り、3人ともすこぶるにこやかに。
誰も滑ってない雪山にシュプールを刻む爽快感は、まるでヒーローになったような気分。


雪を固めてテーブルと椅子を設営。
Obさんが鍋に予め作ってきてくれたポトフを温め、お湯を沸かして入れたコーヒーで乾杯。
冷えた身体に温かなコーヒーとポトフを、それは美味しくいただきました。
特にObさん特製のポトフは、ヨーロッパアルプスで食したものと同様の美味しさでした。

腹がいっぱいになると滑る意欲がなくなったというか再び登る元気が失せてしまい、後片付け。
スキー道具も車に積み込み、Obさんと私は豊国館の温泉へ。
スキー仲間でプールと呼んでいる露天風呂でひと泳ぎしてきました。

 

3月29日(火)の早朝、長く滞在していた軽井沢から全ての荷物を引き上げ、万座方面へ。


目指す雪山が見えてきました。


この日もObさんとTnさんの3人でハイクアップ。
昨シーズンと同じ木に、熊棚がありました。


心なしか昨年より高いところに熊棚があるように感じられました。


昨シーズンはここまで来るのが大変でしたが、今年は山用の道具で順調に登ることができました。


Obさんはここで休憩。
Tnさんと私はさらにハイクアップ。


昨年と同じところまで登り、軽く滑走。


Obさんが休憩しているところで昼食。
ここから一気に出発地点まで滑り降り、これで今シーズンの滑り納めとして帰路につきました。

久しぶりに自宅に帰り着き、女房に喜ばれると思いましたが、それは甘い考えでした。
やはり『亭主元気で留守がいい』ようでした。

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志賀高原&万座温泉スキー場

2022年04月13日 | 21~22シーズン

軽井沢から戻り、2週間になりました。
このところの陽気に、スキーシーズンの出来事を忘れてしまいそうなので振り返ります。


2月16日(水)、軽井沢のスキー仲間と志賀高原へ。
2年ぶりの志賀高原、次々と異なるゲレンデを滑り渡りながら日本有数の広大さを実感。
新たなゲレンデに滑り込むたびに、方向音痴の私は「えっ? こんなところに来たんだ!」と仰天。

バーンは前日の降雪により圧雪もままならないようで、快適に滑走とはなりませんでした。
その代わり、非圧雪エリアでは新雪を楽しむことができ満足。


奥志賀まで滑り込んだところで、グランフェニックスでコーヒータイム。


『ちょっと一休み』のつもりでしたが、あまりにも快適なため長居をしてしまいました。
王様のようにふんぞり返ってコーヒーを満喫しているYnさん、良い思い出になったようです。

 

2月22日(火)、万座へ。
前日のまでの大雪に、除雪が追いつかないようでした。

至るところで新雪・深雪を楽しむことができ、自分が舞い上げた雪煙を顔面に浴びながら私も同行のTnさんも大満足。
やはり万座の粉雪は最高でした。


極寒の万座から軽井沢へ戻ってくると、春のように暖かく感じられました。
とは言え、それなりに軽井沢も気温が低く、帰着した愛車のフロントにご覧とおりの氷柱が。




3月5日(土)再び万座へ。
朝一番はご覧のとおりの快晴でした。


Tnさんの娘さんとツーショット。


この日と翌日、Tnさん親子とともに黒岩与一校長にオフピステの滑り方を教えていただきました。


6日は日中でも山頂付近はマイナス15℃の雪模様。
マスクがパリパリに凍り付き、メガネもゴーグルも曇って困りました。
軽井沢ではマスクが凍ることはなく、改めて万座の寒さに驚愕。

前日の雪面にもう少し新たな雪が積もってくれることを期待していましたが、それなりに新雪を楽しむことができました。

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新雪を求めて粉雪の万座へ

2022年01月25日 | 21~22シーズン

天気予報で新雪を滑走できそうな日を選んで、Tnさんと1月12日に万座へ。

ところが猛吹雪でリフトは止まったまま。
そこでパトロール隊員に確認を取って、新調のツアー用ブーツを履きスキー板にシールを付けてプリンスゲレンデをハイクアップ。
Tnさんに道具の操作方法を教えてもらいながら、快調に登りました。
そして、誰もいないゲレンデを滑走。ただし、強風のため新雪は飛んでいて、ゲレンデの左端にある林近くに新雪があるのみでした。

リフトが動き始めても午前中は誰も滑りに出て来ず、私とTnさん二人だけのプライベートゲレンデ状態でした。
この日動いたリフトはプリンスゲレンデのみで、楽しみにしていた万座山を滑ることはかないませんでした。

 

一週間後の1月19日、再びTnさんと万座へ。
元ハウスユキの出入り口は全て閉ざされていました。


この日の万座は快晴。しかも無風。


前日降った雪がほどよく積もっていました。


朝日山も真っ白。


爽快な天気でした。


パノラマゲレンデ上部から坊主山や白根山、朝日山がくっきり。


坊主山も新雪を楽しめそうでした。


パノラマリフトを降り、ゲレンデの反対方向に北アルプスや妙高山などを見ることができました。


浅間山方向です。


かすかに富士山も見えました。
浅間山に噴煙が少し上がっていました。


万座山リフトも快適そのもの。


樹氷と青空に見とれてしまいました。


万座山山頂から見る四阿山方面の雪景色にうっとり。


午前中、万座山で新雪滑走を堪能。


同じリズムで刻んだ中央の3本のシュプールは、私のです。


Tnさんも自分のシュプールを見てご満悦。

新雪と好天気に恵まれた粉雪の万座は最高でした。

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冬の軽井沢

2022年01月24日 | 21~22シーズン

昨年の11月下旬から、大半を軽井沢で過ごしています。
その間は、先シーズンと同じこのコテージに滞在しています。


山の中腹にあって眺望が良く、窓から浅間山や北アルプスが見えます。


毎朝ベランダから定点観測的に写真を撮っています。


浅間山は強風のためか、雪が着かない斜面があります。


北アルプスはアルプスの名が示すとおり、ヨーロッパアルプスと山容がそっくりです。


夕方には、見事な夕焼けを見ることができます。


コテージの中は至ってシンプル。


寝室にあるのはベッドと小さな机と椅子のみ。


朝夕、林の中を歩いてゲレンデとコテージを行き来しています。


一番滑ることが多いプリンスコース。


お気に入りのパノラマコース。


たまに一番急峻なアリエスカコースを滑っています。


成人の日の三連休までは多くのスキーヤーで賑わっていました。
その後はオミクロン株の急拡大のためでしょうか、リフト待ちもなく滑り放題。
天気予報で万座に新雪が降る時を狙って、ときどき万座へ足を伸ばしています。


軽井沢にはいくつかの美術館がありますが、大半は11月から冬季は休館になります。


唯一千住博美術館が12月も開館していることが分かり、入館してきました。
作品の素晴らしさもさることながら、建物も斬新で魅力的でした。


週に一度は星野温泉トンボの湯や千ヶ滝温泉で身体をほぐしています。

 

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万座ベストスキー

2022年01月23日 | 21~22シーズン

昨年12月25日7時30分の軽井沢駅新幹線改札口です。


万座へ一緒に行くNmご夫妻を待っていると、村里敏彰さんが改札口から出てきました。


一年ぶりの再会の挨拶をして記念撮影。


しばらくするとNmご夫妻も出てきたので、村里さんにご紹介。


村里さんは万座スキースクール黒岩正樹先生の車に、Nmご夫妻は私の車で万座へ。

9時過ぎに万座に到着。
早速着替えてゲレンデに。


10時から村里敏彰さんと黒岩与一校長によるベストスキーに参加しました。
毎年恒例のレッスンで、今回も基本的な滑りを丁寧に楽しく教えていただきました。

午後から吹雪いてきて、万座らしい天気に。
感染予防のため付けているマスクが凍りつき、万座の寒さを改めて実感しました。

レッスンが終わり、寒さに耐えて笑顔で記念撮影。


この時期は新型コロナウイルスの感染者が極めて少なかったので、夜はホテルのレストランで皆さんと会食。
村里さんから東京オリンピック秘話を伺い、感心したり驚いたり。
「スタッフやボランティアの皆さんには感謝感謝だった」と言う村里さんの言葉がとても印象に残っています。


翌26日は朝から吹雪。
万座らしい天気の下でレッスン。

新雪も滑ることができ、シーズン初めの万座を満喫できました。

 

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初滑り

2021年12月01日 | 21~22シーズン

今日から師走。
間もなく本格的なスキーシーズンと言っても、暖かな一日でした。


本格的なスキーシーズンを前に、11月19日に軽井沢で初滑りをしました。
すでにもう何日も滑っているスキー仲間のTnさんとゲレンデで待ち合わせ、軽く足慣らし。

Tnさんは滑りがどんどん進化していますが、私は衰えるばかり。


この時期の軽井沢はスキーのほかに、テニスやゴルフを楽しむことができます。
21日の朝、ゲレンデに向かって歩いていると、テニスコートでラケットを振り回している人たちがいました。


10日間ほど、コテージ暮らしをしていました。


コテージからゲレンデまで徒歩で15分あまり。適度な散歩でした。


週の半ばに星野温泉『トンボの湯』へ。

温泉から出ると、ここで写真撮影をしている人がたくさんいました。


28日の朝、前日の夕方に降った雪で芝生が薄らと白くなっていました。


日中は天気が良くなりましたが、気温は低いままでした。


夜は軽井沢在住のスキー仲間と会食。食事のあと外に出ると、身体の芯まで冷える厳しい寒さでした。
日中は日差しがあると暖かですが、朝晩は東京都は比較にならない厳しい寒さの軽井沢です。
食後、軽井沢から自宅へ。家に辿り着くと、車の運転と10日間ほどのスキーにぐったりとしていました。

次回の軽井沢は12月10日過ぎから。
そして待望の万座では、25日から村里敏彰さんに教えていただきながら粉雪を味わう予定です。

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初冠雪

2021年09月07日 | 21~22シーズン

富士山が初冠雪。平年より25日早いとのことです。

【2018年1月12日撮影】

富士山の初冠雪の報せを聞くと、スキー場の新たなシーズンのオープン時期や積雪が気になってきます。
軽井沢は例年と同じ11月3日、万座温泉は12月25日にオープン予定のようです。
このところ万座はオープン日が少しずつ遅くなっており、ちょっと寂しい気がしています。

来シーズンは雪の状況以上に、新型コロナの影響を心配しています。
スキーシーズンが来るまでに感染状況が落ち着くことを願うばかりです。

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