粉雪の万座へ

万座の粉雪と雪景色、流れる雲と青空に魅せられ綴っています。

散策

2020年04月21日 | Weblog

スキーシーズンが早々に終わり「これからはテニスだ」と思っていたら、新型コロナウイルスの影響で残念
ながら行きつけのテニスコートが休みに。

緊急事態宣言が発令された中でも、散歩は大丈夫ということなので近隣の遊歩道へ。
4月8日、桜が満開時期は過ぎたものの、まだ十分に見頃でした。


時折風が吹くと、花びらの散り様に趣がありました。
撮影中は気にとめませんでしたが、再生すると思わぬ鳥のさえずりにちょっと驚きでした。

 

遊歩道に面して小さな城跡があります。
見ただけでは城跡とは分からないほどに、やや小高いこぢんまりした城跡です。


静かな何もない城跡です。


天気が良い日こともあり、遊歩道には散歩やジョギングをする人が結構いました。
京都大学iPS細胞研究所・山中伸弥教授のホームページに、ジョギングする人から10m内は感染の危険が
あるとのこと。https://www.covid19-yamanaka.com/index.html
これを知ってから、遊歩道の散策は控えることにしました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

万座ネイチャースキー

2020年04月19日 | 19~20シーズン

3月27日(金)、軽井沢でのスキーライフを終えました。

そして翌日28日の朝、軽井沢から万座へ。
雨を心配していましたが、幸い一日中曇り空でした。


ゲレンデに出ると、Tnさんの娘さんが元気に挨拶のポーズをしてくれました。

Tnパパ。
日々の努力が実っており、着実にスキーが上達しています。継続は力なりを感じます。


この日は、アルペン万座スキースクールの小渕副校長の『ネイチャースキー』をTnパパと一緒に受講。
雪が十分にあれば芳ヶ平へ行く予定でしたが、雪不足のため予定変更。

まずは万座山から熊四郎コースを経由して、朝日山の麓へ滑って行くことに。
熊四郎コースの滑走については、小渕先生が事前にパトロールに許可を得てくれていました。


熊四郎洞窟付近は雪が少なく、岩の落石の恐れもあって静かに注意深く滑り進みました。


雪が豊富であれば朝日山まであっという間ですが、少雪だったため少々手こずりました。


朝日山の下部に到着。
なんとか滑る程度には雪がありました。


スキー板にシールをつけて登攀。
前回(3月9日)は左手の大回転コースを登りましたが、今回は右手の斜面を選択。

休憩中の小渕先生。誰もいない大自然を満喫してると笑みがこぼれます。


これまで頂き物のシールを使っていましたが、今回は新調してグリップ力の高いシールで登りました。
おかげであまり苦労することなく、山頂へ到着することができました。


ゲレンデを見ることはできましたが、遠方は視界不良。


万座から志賀高原方面への道路は、既に除雪されていました。
坊主山の雪もかなり融け、もう大斜面の滑走は不可能でした。

この日は朝日山を滑走。
状態の良さそうな雪面を探しながら、しばしば急ブレーキがかかるスキーに四苦八苦でした。

 

翌日の3月29日、前夜からの降雪で万座山は新雪・深雪コースに。


小渕先生、珍しくゴーグルをしています。


TnパパのほかにKsさんも加わり、3月末の思わぬ新雪・深雪を味わいました。
滑りはじめは粉雪でしたが、途中からは雪が重くなり深雪に沈没も。


この日が今シーズン最後のスキーになりました。
シーズンの締めくくりを万座の粉雪滑走で終えることができ、とても幸運でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マッターホルンに希望の光

2020年04月17日 | 19~20シーズン

昨夜(4月16日)テレビのニュースで、『マッターホルンに希望の光』と題してスイス・ツェルマットのマッターホルンにプロジェクターで各国の国旗やメッセージが映し出されている様子が放送されました。


新型コロナウイルス禍に対して、希望を与える光のメッセージとのことです。


世界中へのメッセージ、観光立国スイスの行動に感心しました。


相当強力なプロジェクターを使用していると思われます。

 

2年前にツェルマット・マッターホルンへ行ってから、彼の地からときどきメールが来ます。
このイベントについてメールが来ているのではと確認すると、4月9日に届いていました。
日本であれば、富士山をライトアップするようなプロジェクトです。スイスの発想の凄さに圧倒されます。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

軽井沢スキーライフ

2020年04月15日 | 19~20シーズン

今シーズンは12月上旬から3月下旬までの半分あまり、軽井沢に滞在していました。
滞在中はほぼ毎日、プリンスホテルスキー場で滑っていました。

スキー場は基本的には人工雪のため新雪・深雪を楽しむことはできませんでしたが、概ね天気には恵まれていました。

そんな軽井沢でも時折雪が降ると、景色は雪国に一変。

街も山々も雪化粧の軽井沢。やはりスキー場には自然の雪が一番です。


軽井沢の風腰公園には、日本では数少ないカーリング場があります。
ここでカーリングを体験できると知り、2月26日に行ってきました。

インストラクタの方に親切に教えていただき、楽しく初カーリングを体験することができました。
西日本にはほとんどカードチームがないため、ふと、故郷の四国でチームを作ったら全国大会へ簡単に
行けるかなと思いました。ただ、西日本には練習場がなく、西日本に一番近い会場がここ軽井沢とのこ
とでした。


朝一番、浅間山を望みながら気持ちよく滑ることが日課となった軽井沢でのスキーライフでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

快晴の志賀高原

2020年04月14日 | 19~20シーズン

3月12日、軽井沢・リトモスノーアカデミーのインストラクタ梶先生と志賀高原へ行ってきました。

天気予報通りの『晴れても気温は低め』で、雪質もまずまず。

午前中は高天が原やジャイアント、蓮池、サンバレーで、梶先生にマンツーマンで教えていただきました。
おかげで、なんとなく少し上達した気分に。


午後からフランス・バルディゼールへ一緒に行ったUhさんも加わり、一ノ瀬、焼額山、奥志賀へ。

壮観な日本アルプスを望みながら、心も晴れ晴れとしたスキーを満喫。
ただし、午前中上達したかのようなスキー技術が、午後にはまた元に後退。
世の中、なかなか思うようにはなりませんでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

万座のオフピステ

2020年04月13日 | 19~20シーズン

3月9日の午前8時、快晴の万座です。


気温が高く、春スキーのような陽気でした。
 


インターアルペン万座スキースクールの小渕副校長に引率されて、朝日山山麓から山田峠経由で坊主山
を目指しました。


スキー仲間のTnさんの他にスノーボードのインストラクタ温先生も参加して、ここまでは順調にハイクアップ。


朝日山の最上部までもう一息。
スキー板にシールを貼ってのハイクアップが苦手な私にとって、あとわずかの難関です。


朝日山を登り切ったところで記念撮影。
台湾出身の温先生は初めての朝日山。自前のカメラで撮ってもらっていました。
 


手前に万座山、その向こうに北アルプスの景色。最高です。
 

コンクリートの土台は、昔ロープウェイが架かっていた駅です。
ここから、右手に見える草津のゲレンデにロープウェイが架かっていたとのこと。今は草津のゲレンデ
ですが、ロープウェイが架かっていた当時はそこまでが万座スキー場のエリアで、昔の方が万座スキー
場は広大だったことになります。
 


朝日山最上部から見た坊主山。ここからは、ほぼ水平移動です。
 


シールでのハイクアップが得意のTnさんは快調そのもの。つぼ足で登る温先生は、若さもあってまだ元気な様子。


途中で休憩しながら景色を堪能。
 


坊主山がだいぶ近づいてきました。
 


山田峠に到着。坊主山山頂を目前にまた休憩。


ついに坊主山山頂に到着。シールを外して、ここから爽快な大滑走の予定でしたが・・・。
 

数日前に降雪がありましたが、この日は高温になったためスキー板に急ブレーキがかかり、転倒しないように
滑るのがやっと。爽快なスキーとはなりませんでした。とは言っても誰もいないオフピステは、ゲレンデとは
比較にならない楽しさがありました。
折角ここまで来たので一本滑ったあと昼食をとり、もう一本チャレンジしました。
自分のシュプールを眺めることができるのも、オフピステの楽しみの一つです。


坊主山の大斜面を滑ったあとはツリーラン。林の中も雪が滑らず、水平移動も多いのでスノーボードの
温先生は四苦八苦。それでも最後は両手を振りながら笑顔で滑り降りてきました。
大自然の中をつぼ足で登ったり歩いたり。悪雪を滑り終えて、とても疲れ切った様子でした。
 


雪質には恵まれませんでしたが、一日中快晴で心地良い汗をたっぷりとかいたオフピステでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バルディゼール雑感

2020年04月10日 | 19~20シーズン

ロング滑走のバルディゼールツアー。フランス国家検定スキー教師のベルナールに連れられて、初日から
超長距離を長時間スキーしたツアーでした。

ベルナールの赤白のスキーウエア(ユニフォーム)は、フランス人には一目で国家検定スキー教師と分かる
ようで、時折彼にコースなどをたずねるスキーヤーがいました。彼はスキーが上手なだけではなく、美味し
い食べ物や地元のワイン、そしてこの周辺の歴史などにも詳しく、日本語を流ちょうに喋るナイスガイでした。

 

万座のような粉雪ではありませんが、至る所にオフピステがありました。リフトに乗って遠方の急峻なオフ
ピステを見てたとき、そこをほぼ直線的に滑るスキーヤーがいて、まるで映画のシーンのようでした。

オリンピックやワールドカップで使用されるハードパックの急斜面もあれば、柔らかな雪面で振り子沢の
ようなコース、コブが続く斜面などいろいろなコースがあり、結構手強いスキー場に最終日には疲れ切っ
ていました。


今回のツアーで一番のサプライズは、昨年のイタリア・西ドロミテでは寡黙だったNbさんがとても饒舌
だったことです。

よく喋るだけでなく、しばしばユーモアなコメントを発して一同納得したり爆笑したり。小さな子どもに優
しい彼に、一体何があったのでしょうか? 昨年もご一緒だったNmご夫妻も、Nbさんの変容にビックリ
でした。


穴の開いた奇岩『エギューイ・ペルセ』。自然のなせる業に摩訶不思議のひと言でした。

 

天候が日替わりで快晴の日があれば猛烈な強風の日もあり、顔面から転倒したりと正直に言ってあまり相性
が良いとは言えないバルディゼールでした。フランス国家検定スキー教師のベルナールにガイドをしてもら
ったロング滑走は、体力と技術不足でちょっと負担が大きかったようです。
コース整備はイタリア・西ドロミテのように完璧ではなく、その代わりオフピステがいるところにありました。
とは言え、そこはヨーロッパアルプス。雄大・壮大な景色とスキー場のスケールは大きく、リフトや地下ケー
ブルカーなどの機動力は抜群。街には様々な店や歴史のある建物があり、魅力が十分のバルディゼールでした。

そして今回も人柄の良い素晴らしいツアーメンバに恵まれ、楽しいバルディゼールツアーでした。

来シーズンは新型コロナウイルスの影響でどうなるか予測不能なところですが、2021年2月27日~3月7日の
日程でヨーロッパアルプス(行き先は未定)を気心の知れた方達と楽しむ予定です。現在催行人数に若干足
らないため、同行の方を探しているところです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バルディゼールからの帰国

2020年04月09日 | 19~20シーズン

2月15日の早朝、ホテルを出発してジュネーブ空港へ。


昨年イタリアの西ドロミテへ行った際、パスポートを見る限りドイツへ行ったようにしか見えませんでした。
今年はフランス・バルディゼールへ行きましたが、パスポートを得るとスイスへ行ったようにしか見えません。

ジュネーブ空港に雪の形跡はなく、遠方の山の丈夫だけが雪化粧していました。

ジュネーブ空港を飛び立つと、すぐにレマン湖を眼下に見ることができました。


軽井沢にあるレマン湖は全くの池ですが、本物は大きな湖でした。
地図で確かめると、湖の真ん中にスイスとフランスの国境があります。


チューリッヒ空港に到着。

チューリッヒ空港で成田行きに乗り換えです。

これからエコノミークラスで苦痛の始まりです。
出張でビジネスクラスを利用したときは場違いなような気がしましたが、いつかはビジネスクラス
でと思いながら耐えていました。

苦痛の空の旅路ですが、オレンジ色の朝焼けにしばし癒やされます。

日本までもう一息。

地球の端から端まで飛んでいるような地図です。


やっと銚子が見えてきました。


バルディゼールへ行っていた2月上旬は、まだヨーロッパでは新型コロナウイルス感染者は極わずかでした。
そのためか、チューリッヒ空港を飛び立つときにマスクをした乗客は皆無でした。
ところが飛行機が成田に近づくと大半の日本人客が機内でマスクを着用し、なんとも滑稽でした。

成田空港で手荷物を受け取り、ご一緒だった皆さんとまたの再会を約束して解散となりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蒼穹のバルディゼール

2020年04月08日 | 19~20シーズン

2月14日、バルディゼールでの滑走最終日です。

この日はガイドがつかないフリー滑走になっているため、UhさんとNmご夫妻と一緒にまだ滑っていないグランモット氷河の最上部標高3456mを目指すことに。

まずはいつものベルバルド山頂へ。快晴の下で記念撮影。


ベルバルドからティーニュ・バルクラレへ向かうつもりでしたがコースを間違えてしまい、とんでもない所を滑りながらラ・ダイユへ滑り降りてしまい、振り出しに戻った感じでした。

再度ベルバルド山頂を経由して、トヴィエールへ。

愛嬌のある着ぐるみに、スキーヤーもご機嫌に。

フレンチアルプスの雄大な景色をしばし堪能。

標高2700mのトヴィエールから、雲の上に浮かぶ標高3000m級の山々の眺めです。

遠方には、フランスとイタリアの国境にあるヨーロッパアルプス最高峰のモンブランが。
マッターホルンのような特徴のある山姿ではありませんが、山頂はケーキのモンブランそのものの。


コースを迷いながらも辿り着いた標高3032mのグランモット氷河へ。

素晴らしい景色を動画で撮影。


青空が広がる最高の天気なのに、グランモット氷河の最上部に伸びるロープウェイは凍り付いたまま。


グランモット氷河からもモンブランを眺めることができました。
蒼穹の下とはいえ遮るもののない標高3000mでの撮影のため、強風が吹いていました。


コースを迷い迷いの珍道中でしたが、無事にバルディゼールの麓に戻りました。。


初日から長い距離を長時間滑ったロング滑走のバルディゼールツアー。
最後の滑りはヘトヘト。やっとの生還でした。


バルディゼール、鷲が生息していないのに要所要所にあるイーグルのオブジェ。似合ってました。


早めにホテルへ戻ったので、街を散策しながらショッピング。
ヨーロッパアルプスの街は、何処へ行っても立派な教会があります。


ホテル『カンダハー』の見納めです。


この日フェロートラベルの園原さんは、Nbさん達とオフピステへ。
http://euro-snow.fellow-report.jp/?p=67896

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バルディゼールの祭り

2020年04月07日 | 19~20シーズン

宿泊先のホテル『カンダハー』は、朝食は1階、夕食は地下のレストランで食べます。

2月13日の朝食です。
バイキング形式ですが、毎日ほぼ同じものを食べていました。
ちょっと食べ過ぎかなと思いつつも、今シーズンは基本的に毎日スキーをしているので体重は
シーズン前より3㎏ほど減ってベストコンディションでした。
 


午前中は曇り空、午後からは雪となかなか晴天が続きません。
まずはいつものベルバルド山頂へ。
 

急斜面のワールドカップコース、この日はカリカリのアイスバーンではなく少し楽でした。

次に向かったソレイズ。
ハートマークのオブジェがありました。
 

私はここで記念撮影。
 

これからピッサイヤ氷河へ。

昼食後、外に出ると大雪。
視界も悪く、一昨日の顔面からの転倒が頭によぎり、早々にホテルへ引き上げました。


夕方Uhさんとバルディゼールの街に出ると、お祭りの様な賑わいでした。
 

仮装した音楽隊もいて、日本のスキー場ではお目にかかれない賑わいでした。


フェロートラベルのガイド園原さんのレポートはこちらです。
http://euro-snow.fellow-report.jp/?p=67656

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする