第5リフト降り場を少し登った所からの眺めです。(撮影日時 2008/2/11 9:10)
樹木の間から見える遠方の山並みは、映画『銀色のシーズン』の舞台となった
八方尾根を中心とする北アルプスの山々です。
北アルプスの雄大な姿は、白銀の世界における勇者の風格を感じます。
この日は同じ所から、浅間山の左肩に富士山も見ることができました。
第5リフト降り場を少し登った所からの眺めです。(撮影日時 2008/2/11 9:10)
樹木の間から見える遠方の山並みは、映画『銀色のシーズン』の舞台となった
八方尾根を中心とする北アルプスの山々です。
北アルプスの雄大な姿は、白銀の世界における勇者の風格を感じます。
この日は同じ所から、浅間山の左肩に富士山も見ることができました。
坊主山方面が一番真っ白に見えた日に、その上空に飛行機雲が伸びた
一瞬です(撮影日時: 2008/03/02 9:21)。
今シーズンは万座に行けども行けども青空に出会う機会が少なく、そのた
め、坊主山を遠望できる機会もわずかしかなく、待ちに待った瞬間でした。
この一週間後には、真っ青な快晴の下で坊主山を滑ることが出来ました。
この場所へは、十分に積雪があり、天候が良いときにしか行けません。
写真で見る以上に、実際は幻想的で、水の色は見事なコバルトブルーです。
ここへ行くためには、多少の汗をかく労力とスキー技術、そして、急斜面を
滑り込んでいく勇気が必要です。帰りも汗をかきますが、林の中を縫うよう
に滑ることができ、自然の野山でのスキーを満喫できます。
4月26日土曜日、お天気が少々心配でしたが、除雪が完了してこの23日に開通
したばかりの草津~万座~志賀ルートを通って、横手山に行ってきました。
早朝、万座スキー学校でご一緒する機会が多いO様と、渋川で合流。O様の車
に乗り換えて、まずは草津へ。
草津から渋峠までは、濃い霧と小雨交じりのあいにくの天候。どこを走っている
のか分からないほど視界が悪く、景色を楽しむことができず残念でした。天気が
悪いため、立ち止まることなく車を走らせます。途中、数メートルの雪の壁を見な
がら、「この時期、毎年志賀に来ているが、こんなに高い雪の壁を見たことがな
い。」とO様の発言。
当初の計画では渋峠ゲレンデ付近に駐車し、渋峠と横手山を滑る予定でしたが、
雨が降っていたので渋峠を素通りして横手山に行くことにしました。
幸い横手山ゲレンデには雨は降っておらず、視界もご覧の通りまずまずでした。
まずは横手山山頂を目指して、リフトに乗りました。時折晴れ間が見え、なぜ
かほっとします。
山頂近くの視界も、まあまあといったところ。
さすがに山頂は曇り空で視界が良くない上に寒いため、展望台には誰もいま
せんでした。
リフトに乗っていると、かなり強い向かい風と少しばかりの雪が降り、スキー
ウェアを着込んでいても寒さを感じました。同行のO様は薄着のため、口には
しませんでしたが、相当寒かったと思います。
お天気が下り坂のため、二人で回数券を一つだけ購入・使用。時間にしてわず
か1時間半程度、本当に一滑りだけして終えました。
駐車場に戻ると、O様のスキー仲間お二人と偶然出会いました。
着替えた後は、万座を目指して出発。途中、車を止めてあちこちで撮影。
渋峠です。
渋峠は、雪の壁が私の背丈の2倍以上ありました。
国道で一番高い標高地点です。案内板の地図によって、芳ケ平と万座、草津の
地理関係が良く分かります。
山田峠あたりでしょうか。この辺の雪の壁が一番高く、5、6メートルありそうでした。
晴れていれば坊主山が見えるところで撮影。山影が全く見えず残念。
白根山についての説明が書かれている看板の向こうには、白根山が見えるハズ
です。
先月、万座スキー学校の“The Surprise”コースで坊主山を滑りに来た際、ある
ことで、この看板には助けられました。O様は、看板に書かれている白根山の噴
火の歴史に見入っていました。
万座に着くと日進館(旧万座温泉ホテル)裏に車を止め、まずは温泉・極楽湯に
直行。まだ午前11時頃だから、空いているだろうと思って温泉に入ると、意に反
して湯船は満員状態。こんなに混んでいる極楽湯は、初めてでした。
風呂から上がると、腹はペコペコ状態。万座スキー学校のレストラン サン・クリ
ストフへ向かいました。中に入ると、校長先生と事務長がそれぞれ別のお客様と
歓談中でした。挨拶を済ませると、すぐさま昼食をいただきました。食事中外を見
ると、視界が極めて悪くなり雪が降っていました。
サン・クリストフで1時間ほど休んだ後、草津に向かいました。草津でも時々雪が
降っていました。道の駅の温度計は、0度を表示。雪が降るはずです。温泉街に
て、私はお土産用に、O様は食べ比べるために二軒のお店で温泉饅頭を買いま
した。
車の中で二軒のお店の温泉饅頭を食べ比べてみましたが、味の違いが全く分か
りませんでした。
渋川に到着して、O様と私の『ゴールデンウィーク 横手山での一滑り』は無事に
終了しました。
志賀~万座~草津ルート(国道292号線)の除雪が完了し、本日(23日)開通した
とのことです。
道路脇は、高い雪の壁に覆われているそうです。
開通したという情報を耳にすると、明々後日(26日)の土曜日は良い天気になり
そうなので、渋峠や横手山でひと滑りしたいと思う今日この頃です。
万座の今シーズンの積雪量は、私の個人的経験で言うと「平年より、やや少な
め」でしょうか。
プリンスゲレンデでは降雪機で人工雪を降らせるため、自然の積雪量が分か
りずらくなっていますが、第4ゲレンデや朝日山ゲレンデ、そして熊四郎コース
を見ると天然雪の量がよく分かります。
オフピステを見たり行くと、もっとよく積雪量が分かります。
下の写真の中央(通称、日進館裏)は、新雪・深雪を味わいにしばしば訪れる
斜面です。2005年以降に毎年撮影した写真をご覧ください。
2005年(平成17年)3月6日撮影
前日に新雪を滑った証拠のシュプールが残っていました。私は残念ながら転ん
でしまい、挙句の果てに雪の中にサングラスのレンズを失くしてしまいました。
2006年(平成18年)2月10日撮影
このシーズンは12月から大雪が降り、ふんだんに積雪がありました。
確か撮影の後、新雪・深雪を滑りに行ったように記憶しています。この年も思う
ように上手く滑れず、翌シーズン、スキー板(俗に言う○○グッズ)を購入する
動機につながっていきます。
2007年(平成19年)2月25日撮影
昨シーズンはかつてないほど少ない積雪量のため、斜面にブッシュが出て
おり、滑るどころではありませんでした。期待していたサプライズコースでは、
オフピステに出かけることができませんでした。
2008年(平成20年)2月11日撮影
今シーズンはなぜか、日進館裏を滑る機会がありませんでした。
2005年以降、再び毎シーズン万座を訪れ、スキー学校に入校して黒岩隆夫
先生と小川俊明先生に教えていただいています。お二人には、私が20代の
頃もよく教えていただきました。
ゲレンデにおけるお二人のアドバイスは対照的で、隆夫先生は理論的かつ丁
寧なアドバイス、小川先生は一番注意すべきところをワンポイントアドバイス。
私にとってどちらのアドバイスが良いかはケースバイケースで、隆夫先生のア
ドバイスがしっくりと来ることがあれば、小川先生のアドバイスがズバリと理解
できる場合があります。
今シーズンは短い時間でしたが、梶伸之先生と斉藤修先生に初めて教えてい
ただきました。私にはお二人の教え方がとても新鮮に感じられ、滑りにも大き
な成果が出たように思います。
それぞれの先生が教えようとしていることや言っていること、言いたいことが同
じでも、教え方や言葉のわずかなニュアンスの違いで理解度に違いが出ること
を改めて感じたシーズンでした。
今シーズンは昨年以上に万座に行き、スキー学校でお世話になりました。
年間の受講日数をみると、なんと過去最高のシーズンでした。
ただし、残念なことは、かつてのように教わる毎に急激に上達しないことです。
とは言っても、少しずつは上手くなっている気はしているのですが??
これまでのシーズン別に、そのときの居住地(都道府県)、万座滞在日数、万座
スキー学校の受講日数を記憶の限り記してみました。
なお、1998年以前のデータはアバウト(概算)です。
滞在日数 (受講日数)
1977~78年(愛媛) 10日 ( 7日)
1978~79年(愛媛) 10日 ( 6日)
1979~80年(愛媛) 10日 ( 6日)
1980~81年(東京) 20日 (10日)
1981~82年(東京) 25日 ( 8日)
1982~83年(愛媛) 2日
1983~84年(愛媛) 2日
1984~85年(東京) 5日
1985~86年(東京) 2日
1986~87年(東京) ナシ
1987~88年(東京) ナシ
1988~89年(東京) 1日
1989~90年(東京) ナシ
1990~91年(愛媛) ナシ
1991~92年(愛媛) ナシ
1992~93年(埼玉) ナシ
1993~94年(埼玉) ナシ
1994~95年(埼玉) ナシ
1995~96年(高知) ナシ
1996~97年(高知) ナシ
1997~98年(愛媛) ナシ
1998~99年(東京) 4日 ( 4日)
1999~00年(東京) 2日
2000~01年(東京) ナシ
2001~02年(東京) ナシ
2002~03年(東京) ナシ
2003~04年(東京) ナシ
2004~05年(東京) 3日 ( 3日)
2005~06年(東京) 8日 ( 7日)
2006~07年(東京) 10日 ( 9日)
2007~08年(東京) 14日 (14日)
記録を補足すると、
1. 万座に通い始めた頃は、1週間あまり連続で滞在していた。
2. ’80~’81年、’81~’82年のシーズンは、年末年始は約10日間滞在。土日・
祝日もよく万座に通った。この2シーズンは、根岸マネージャによく拉致?拿
捕?され、シモベと化していた。
3. ’89年は会社の後輩の希望で、日帰りで万座に行った。映画『私をスキーに
連れてって』の存在は知っていたが、万座が舞台であることは知らなかった。
その後テレビで『わたスキ』を観て、後輩が万座に行きたがった理由が分る。
4. ’99年、インターネットで万座スキー学校のホームページを見つけ、久しぶり
にスキー学校に入校を決意。
5. 2005年 “The Surprise”に初参加して再び万座の虜になり、今に至る。
志賀~万座~草津ルート(国道292号線)の除雪作業が始まったとのことです。
(写真は志賀高原観光協会提供のもの)
23日午前10時にルートオープン予定だそうで、前日の22日には長野県山ノ内町
役場主催による『雪の回廊ウォーキング』が開催されるそうです。今年は雪が多く、
3メートル以上の雪の壁があるようです。
“The Surprise”にてスノーシューを履いて歩いたコースが、『雪の回廊』に変身し
たところを歩いてみたい気がしています。22日は無理でも、その週の土日か次の
週の土日あたりに行ってみるか、と思う今日このごろです。
元万座スキー学校インストラクタ、現在は車山スキー場でペンション『ピステ』のオーナー兼
スキーのインストラクタをしている知人から、うれしい便りが届きました。
http://www.piste.co.jp/
うれしい便りの内容は、なんと、『宿泊予約サイトの 「じゃらんネット」において、口コミランキ
ング ホテル部門 夕食の部で一位になりました』ということでした。
http://www.jalan.net/jalan/doc/ranking/yoru/03_index.htmlを見ると、ペンション部門ではな
く、ホテル部門の夕食というレベルの高い厳しいカテゴリーの中で一位を獲得していました。
『ピステ』には昨年の暮れ、子供の希望で宿泊してフルコースのフランス料理とワインを堪能
してきました。http://blog.goo.ne.jp/powdersnow-manza/d/20071231
スキー、ワイン、フランス料理、そして温泉が大好きで、落ち着いた雰囲気が好みの方に是非
とも『ピステ』をお勧めします。
今年1月から2月にかけて上映された映画『銀色のシーズン』に、森林限界を超えた雄大な
雪山をダイナミックに滑走したり、林の中を縫うように滑り抜けるシーンがありました。
規模の違いこそあれ、万座周辺の新雪に覆われた雪山でも同じように、爽快なスキーがで
きます。
そんなスキーへいざなってくれるのが、万座スキー学校 黒岩隆夫先生の“The Surprise”
コースです。
万座を訪れるようになって、まもない頃のことでした。
黒岩先生に、草津までスキーツアー連れて行っていただきました。快晴で絶好のツアー日和
の下、道中、粉雪が深々と降り積もった自然の野山を滑る爽快さを教わりました。以来、そ
の感激が心にしっかりといつまでも残っていました。
長い時間的空白を経て、3年前に万座を訪れ、あのときの感激を再び味わうことを期待して
“The Surprise”に初参加。久しぶりに黒岩先生に教えていただくとともに、雪山に連れ出
していただきました。そして、粉雪が降り積もった万座周辺の雪山に感激するとともに、私の
錆び付いたスキー技術に再度磨きを入れ、新雪・深雪を自在に滑れるようになりたいと思っ
たのでした。
。
それが、万座に再び通うようになったキッカケです。
今回“The Surprise”に参加していた方から、
「3年前、隆夫先生は『あなたが久しぶりにやって来る』ということで、とても喜んでいた。」
と聞き、私はとてもうれしく思いました。万座の自然とのふれあいはもとより、万座スキー学校
に集う人との出会いも、万座を訪れる大きな楽しみです。
私の2007年~2008年『万座のシーズン』は、このたびの“The Surprise”をもって終了
です。
今シーズンは、私にとって万座歴30周年でした(途中長いブランクがありましたが)。この記
念すべきシーズンを思い出深く過ごすことができました。
万座スキー学校のレッスンで様々な滑りを堪能したり、多くの人々との再会や新たな出会い
がありました。
また、万座スキー学校内のホールにて、普段はあまり接することのないカクテルパーティや
ピアノコンサートに浸り酔いしれることもできました。
“The Surprise”をはじめとする各コースでお世話になった万座スキー学校関係の方々、
並びに楽しいひとときをご一緒させていただいた方々に深く感謝いたします。ありがとうご
ざいました。
では皆さん、来シーズンも『粉雪の万座へ、again』
3月9日 午後 疲れた身体のクールダウンを兼ねた“The Surprise”総仕上げのレッスン。
朝日山第2リフトに乗る姿には、2日間に出会った様々のサプライズに満足感や充実感が
溢れています。
リフトに乗って左手を見ると、白根山から帰る道中で滑った林間に、我々が残したシュプール
を見ることができました。
雪猿の皆さん、生き生きとした滑りでした。
このとき斉藤修先生から教わった腰の後に手を当てた滑り方と、雪の野山での新雪滑走時
に黒岩隆夫先生から受けたアドバイスによって、私はどうやら課題の後傾姿勢が直ったよう
で、黒岩先生から「滑りが良くなった」とお褒めの言葉をいただき、これもサプライズでした。
万座スキー学校 黒岩隆夫先生の“The Surprise”コースには、雪景色にもサプライズ
があります。
見るからに軟らかそうな雪肌
坊主山からの眺め
林間での眺め
遠方に八方尾根などの北アルプス、手前は万座山ゲレンデ
万座スキー学校の映画で、豪快な新雪滑走の撮影に使用された急峻な斜面
志賀高原の横手山山頂
白根山山頂からのパノラマ
その1
その2
その3
その4
白根山火口のお釜
雪に覆われた弓池
雪面に野ウサギの足跡(写真の右下) その上空に飛行機と飛行機雲(写真の左上)
苦労して登った白根山頂にて、雄大な景色をバックに満面の笑みで記念撮影
どこの雪景色にも、サプライズがあります。特に汗をかき苦労して見ることができた雪景色
には、本当に得がたいサプライズがあります。
それも、“The Surprise”コースの楽しみの一つです。その証拠が、記念撮影の笑顔に示
されています。
このブログのテーマ『万座の粉雪と雪景色、流れる雲と青空』は、今回の“The Surprise”
で最高のものを味わえました。
3月9日(日) 午前9時、昨日と同じ場所に集合。
晴れ渡った青空に爽やかな雲がたなびき、風もない心地良さに、みんなリラック。
リラックスムードの中で、じゃれあっている雪猿がいます。
今日の目的地は白根山山頂。足取りも軽く歩んでいます。
左手前方には、昨日滑った坊主山に我々のシュプールが見えます。
しばしの休憩中に記念撮影。雪猿の心には、まだ余裕があります。
ここから急峻な登りが始まります。
まもなく頂上ですが、息も絶え絶えに。
山頂に登り切った後には、絶景をバックに記念写真。
今日のメインステージです。(具体的な場所はマル秘です)
写真で見る以上の急斜面に、飛び込んでいく勇気がなくては思うようには滑れません。
2年前、この斜面を全く上手く滑れず、今回はリベンジ。
心の中は、“No guts.No glory.Go for it!”
『根性なしに栄光なし。行ってみろ!』
視界が良いにもかかわらず、斜面の途中から斜度が変わるため先が見えません。
滑り込んで行き、先が見えたと思ったらサプライズが。想像以上に落ち込むような
急斜面、さらに突っ込もうとしましたが時遅く、リズムを崩してあとはほぼ直滑降。
悔しい思いを残してしまいました。
強者の雪猿たちが滑った後のシュプールです。(向かって一番左が私のシュプール)
滑り込んだ先には、この時期にしか行けない幻想的な世界が待っています。その世界
に、サプライズを期待して行きます。(幻想的な世界とは何か? これもマル秘です)
幻想的な世界から現実に戻るためには、雪の壁を登らなくてはなりません。壁の最上
部は特に急ですが、雪猿たちは巧みに登りきります。
ここから先は雪の平原や道路、林間などを滑って、万座スキー学校を目指します。
制限速度40キロの標識があるにもかかわらず、スピードを出して滑っていく雪猿。
目的の斜面を滑り終えた後の帰り道は、皆さん満面の笑顔で実に楽しそうです。
スキー学校にたどり着いたときには、心地良い汗をたっぷりとかいていました。
3月8日 午後のセカンドステージは、坊主山の大斜面とその先から熊四郎コース
に至る林間の新雪滑走へ。
坊主山山頂に向かって登る姿は生き生きとしていて、その後に待ち構えている新雪
滑走に期待を膨らませていることが分かります。
上空は雲ひとつない快晴。
映画『銀色のシーズン』の冒頭にある、山頂からの新雪滑走シーンと雰囲気は同じ。
もちろん気分も。
大斜面に向かって滑り込む前に、黒岩先生から危険な箇所について注意があります。
斜面の下で撮影用カメラを構えている黒岩先生の声を合図に、一人ずつ滑走開始。
これが“Surprise”最高の爽快さ!!
シュプールは全て、我々が刻んだのものです。坊主山山頂まで登る苦労と滑る勇気を
持った者だけが、新雪の大斜面にシュプールを刻むことが出来ます。
ここからは林間コース。
黒岩先生より「ここは上信越高原国立公園の特別保護地区です。木にぶつかって、大
切な木を傷つけないように滑ってください。」という、ユーモアのある注意。また、
「木のすぐ側はツリーホールと言って、幹の周りが落とし穴のようになっているので
避けて滑ってください。」とコワイ注意も。
そんな注意にも、雪猿たちは恐れることなく奇声、いや喜声を上げながら、快適に林
間の新雪を滑り降りて行きます。楽しさのあまり、私は飛び跳ねながら滑るシーンも。
木々の上には真っ青な青空。全てがサプライズシーン。
全員無事に、朝日山第1リフト乗り場に帰還。
我々のシュプールが朝日山ゲレンデから鮮明に見えます。
夜のミーティングでも和気あいあいと楽しみながら、日中撮影した写真を映し出したテレビ
画面に見入っていました。