12月29日4時30分、雨が降る東京を出発。
小雨になっても止むことがないまま、目指す車山高原に着きました。
宿泊先は知人が経営するペンション『ピステ』。http://www.piste.co.jp/
オーナーは『元万座スキー学校インストラクタ』。
今はペンション経営、スキーインストラクタ、登山ガイドなど手広く活動しています。
奥様はもちろん、『元万座スキー学校の生徒さん』でした。
雨がやむまで部屋で一休み。部屋はご覧のように、ちょっとしたホテル並みの雰囲気。
午後になっても時折小雨が降っていましたが、ゲレンデはスキーヤーでにぎわっていました。
時には雨脚が強くなり、濃いガスも出ることがありました。それでも標高が万座とほぼ同じで
あるため、そこそこの雪質でした。
スキーの後の楽しみは、ペンションのお風呂と食事。
私は温泉、同行者の娘はジャグジーバスへ。
『ピステ』には、23歳になったばかりの長女がハイハイの頃から家族で来ていました。
長男が生まれてからは、夏に避暑がてら来たこともあります。
今回一緒に来た次女とは、彼女が小学3年生の頃から二人で毎年スキーシーズンに来て
いました。中学の3年間は部活や受験で来れませんでしたが、今年高校生になって、4年
ぶりの『ピステ』です。
子どもが小学生でも、『ピステ』のシェフである奥様の方針で、食事は大人と全く同じのシェフ
ご自慢のイタリアンテイストのフレンチをいただいていました。おかげで、次女は『ピステ』の
フランス料理の大ファンになり、今回の宿泊先は、彼女の指名です。
『ピステ』には本格的なワインセラーがあり、約250種類、1500本ものワインが用意されてい
ます。グラスもワインに合わせたこだわりのものが揃っており、ワイン好きの人にはたまらない
でしょう。
全く下戸の私でも、雰囲気を味わうだけで十分に楽しめます。
ワインのほかにも、美味なコニャックなどが多数揃っています。
ダイニングは、お洒落で落ち着いた大人の雰囲気が漂っています。
普段は我が家で一番男らしい次女ですが、不思議とこの静かな雰囲気に合わせた言動を小学生
のときから取っています。子どもには少々場違いな感じですが、フランス料理を楽しませ、食事の
マナーを学ばせるには最適です。今回はデザートの焼きリンゴとアイスクリームの食べ方を、逆に
子どもから教わった次第です。
翌朝、ペンションの玄関先の温度計はマイナス2度を指していました。
雪が降り続いており、車も道路も真っ白です。
スキー場のバス停も真っ白。
リフト乗り場には、たくさんのスキーヤーが並んでいます。
ゲレンデの気温はマイナス5度。日中も人口雪を降らせていました。
雲を間近に見ることができます。
時折晴れ間を見ることができました。天気が良ければ富士山を見ることができますが、そこまで
晴れることはありませんでした。
久しぶりの車山でのスキーは天候にはいまひとつ恵まれませんでしたが、先週万座で教わった
滑りの復習に専念することができました。おかげで、子どもへのスキーレッスンは随分と手抜き
状態になってしまいました。