粉雪の万座へ

万座の粉雪と雪景色、流れる雲と青空に魅せられ綴っています。

スーパー陸上とスキー

2008年09月23日 | Weblog

9月23日は『テニスの日』ですが、川崎市等々力陸上競技場で開催された『スーパー
陸上』を見に行って来ました。
なぜ見に行ったかと言うと、かつて万座温泉スキー場へしばしば一緒に行っていた友人
K君が、住んでいる鹿児島から先日東京に来た際、スーパー陸上の招待券をくれたか
らです。


早めに会場に着いたおかげで、1階の自由席を選び放題。どこに座ろうかと考えた末、
生で見たことがなく、陸上競技の中で迫力のある棒高跳びのバーのすぐ近くに席を取る
ことにしました。
 


おかげで、日本の棒高跳びの第一人者「澤野選手」を目の前で見ることができました。
 


テレビでは目にすることのできない練習では、選手たちはバーがない状態で調整
をしていました。
 


本番です。跳んでいる姿は、まさに鳥人。迫力満点、かつ芸術的でした。
 


澤野選手の棒高跳びのほかに、室伏選手のハンマー投げ、池田選手の女子走り幅
跳び、福島選手の女子100メートルなども生で見ることができ、感激ものでした。

特別ゲストとして、北京オリンピックの金メダリスト「ウサイン・ボルト選手」が来場。走
りはしませんでしたが、遠目にもとにかくデカイ体躯は、インパクト十分でした。


メインイベントは、男子100メートル。
北京オリンピック400メートルリレーで銅メダルを獲得した、この日のスーパー陸上が
ラストランとなる朝原選手、チームメイトの末續選手、塚原選手、高平選手が一同に
走るのです。


競技開始前の選手入場時には、なんと映画「銀色のシーズン」の勇壮な音楽が流れ、
気分が一気に盛り上がります。


100メートルを走っている選手の印象は、「美しい、きれいな走り」でした。
レース終了後、朝原選手を中心にリレーの仲間がトラックを一周。目の前を朝原選手
が爽やかな笑顔で手を振ってくれました。



全ての競技が終わった後、朝原選手の引退セレモニーがありました。
リレーの仲間かつ後輩の三選手が送る言葉を述べようとしますが、感極まって三人と
も言葉になりません。ボルト選手からも送る言葉がありました。
 


そして最後は。

朝原選手がスタンドに駆け上がります。
どこに行くかと思えば、朝原選手の奥さんや子供たち、ご両親の席に行きました。
とても爽やかで、感動的なシーンでした。


裁判員制度とスキー

2008年09月14日 | Weblog

三連休の中日でテニスを楽しみたかったのですが、今日は仕事でした。
その仕事で、来年の5月からスタートする裁判員制度についての理解を深めるた
めに、法務省が広報用に作製した映画を観ました。

http://www.moj.go.jp/SAIBANIN/koho/pamph_dvd.html


俳優西村雅彦が演じる主人公や中村雅俊が演じる裁判官の家庭における父親と
息子との関係が、我が家と似たところがあり、裁判員制度だけでなく家族との係わ
りについても、身近に、そして深く考えさせられた、なかなか良い映画でした。


アメリカの陪審員制度を扱った名画に、ヘンリーフォンダ主演の「十二人の怒れる
男(1957年製作)があります。

昨年、この映画も仕事の一環で観ました。50年も昔の地味な映画ですが、観る者
の心を強力に引きつける名作でした。



事件の現場に居合わせなかった者が、いかに真実を見出すか。これは極めて困難
ながらも、裁判において最も重要なことであり、裁判員制度に臨むに当たっては、
相当の客観的洞察力と責任感や使命感、覚悟、そして、周囲の意見に安易に同調
せず、自分の考えや意見を述べる勇気、判断を下す勇気といったものが必要だと
感じています。



大自然の中=オフピステを滑るスキーも、雪に隠れた地形や変化する雪質を読む
鋭い洞察力と未知の急峻な斜面に飛び込んでいく勇気が必要で、裁判員制度と似
通った面があるなと思った一日でした。


秋と夏のハザマ

2008年09月13日 | Weblog

昼間は暑くとも、朝晩は随分と涼しくなってきました。
青空を見上げると空が高く感じられるようになり、秋の雲を時折見かけるように
なってきました。とは言うものの、まだまだ夏の雲の方が多く見られます。



先週の土曜日と同様に、今日も朝10時過ぎから午後1時30分頃までテニススク
ールでたっぷりと汗をかきました。コーチから「テニスを始める前と後の体重が
変わらないように水分を摂ってください。」と言われますが、2~3kgは減ってい
ます。
今日はサーブとバックハンドストロークがいつになく調子良く、フォアハンドもゲ
ームになると狙ったコースに打つことができ、パートナーにも恵まれて気持ちの
良いテニスができました。


気持ち良くテニスをするため、いつも手首と肘の補強とケガの予防を目的にテー
ピングをしています。この2箇所のテーピングをするようになってから、手首も肘も
ほとんど痛めることがなくなりました。
 
手首には、幅1センチの伸縮しないテープを巻いています。手のひらをしっかりと
開き、外側に少し曲げた状態でテープをきつく巻きます。こうすることによって血管
の血の流れを確保しながら、手首を固定することができます。この効果はてきめ
んに感じることができます。


肘には、キネシオテックスという伸縮性の人工筋肉テープを貼ります。
幅5センチ×長さ12、3センチぐらいに切り、肘を伸ばし、時計回りに少しひねった
状態で、テープを目いっぱい伸ばして貼ります。効き目は、「なんとなくあるな」といっ
た感じです。
キネシオテックスは、スキーで膝が痛くなったときにも使用しています。


写真の左下のテープ(その左は袋)は、レモシステムという『次世代型テーピングテ
ープ』です。いろいろな大きさがあり、伸ばしたりしないで普通に貼るだけです。
某スポーツ店のスキーフェアにてサンプルをいただき、私は肘に、高校でバスケット
をしている二女は膝に使用してみました。
効果のほどは、二人とも「よく分かりません。」
テープの張り方が、正しくないのかも知れません。


テーピングテープは正しい張り方をしないと、ほとんど効果がありません。正しい貼
り方をすると、その違いに驚くことがあります。
私は、テーピング方法をテニススクールのコーチに教えてもらっています。こんな貼
り方を誰が考えるのだろうと思うほど、いろいろなテープの切り方と貼り方があります。


テーピングと同様に大事なのがストレッチと、プレー後のアイシングです。夏のアイシ
ングは気持ちがいいですが、寒い冬はアイシングをすることがマレになります。


スキーをした後はアイシングよりも、あったかい温泉が一番ですね。