9月23日は『テニスの日』ですが、川崎市等々力陸上競技場で開催された『スーパー
陸上』を見に行って来ました。
なぜ見に行ったかと言うと、かつて万座温泉スキー場へしばしば一緒に行っていた友人
K君が、住んでいる鹿児島から先日東京に来た際、スーパー陸上の招待券をくれたか
らです。
早めに会場に着いたおかげで、1階の自由席を選び放題。どこに座ろうかと考えた末、
生で見たことがなく、陸上競技の中で迫力のある棒高跳びのバーのすぐ近くに席を取る
ことにしました。
おかげで、日本の棒高跳びの第一人者「澤野選手」を目の前で見ることができました。
テレビでは目にすることのできない練習では、選手たちはバーがない状態で調整
をしていました。
本番です。跳んでいる姿は、まさに鳥人。迫力満点、かつ芸術的でした。
澤野選手の棒高跳びのほかに、室伏選手のハンマー投げ、池田選手の女子走り幅
跳び、福島選手の女子100メートルなども生で見ることができ、感激ものでした。
特別ゲストとして、北京オリンピックの金メダリスト「ウサイン・ボルト選手」が来場。走
りはしませんでしたが、遠目にもとにかくデカイ体躯は、インパクト十分でした。
メインイベントは、男子100メートル。
北京オリンピック400メートルリレーで銅メダルを獲得した、この日のスーパー陸上が
ラストランとなる朝原選手、チームメイトの末續選手、塚原選手、高平選手が一同に
走るのです。
競技開始前の選手入場時には、なんと映画「銀色のシーズン」の勇壮な音楽が流れ、
気分が一気に盛り上がります。
100メートルを走っている選手の印象は、「美しい、きれいな走り」でした。
レース終了後、朝原選手を中心にリレーの仲間がトラックを一周。目の前を朝原選手
が爽やかな笑顔で手を振ってくれました。
全ての競技が終わった後、朝原選手の引退セレモニーがありました。
リレーの仲間かつ後輩の三選手が送る言葉を述べようとしますが、感極まって三人と
も言葉になりません。ボルト選手からも送る言葉がありました。
そして最後は。
朝原選手がスタンドに駆け上がります。
どこに行くかと思えば、朝原選手の奥さんや子供たち、ご両親の席に行きました。
とても爽やかで、感動的なシーンでした。