粉雪の万座へ

万座の粉雪と雪景色、流れる雲と青空に魅せられ綴っています。

坊主山周辺のパノラマ

2009年01月30日 | 08~09シーズン
坊主山周辺のパノラマ写真です。(1月25日撮影)

撮影場所から坊主山を見る限りは滑れそうでしたが、近づくと積雪量が不十分なこと
が分かり、滑走を断念しました。

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新雪を求めて

2009年01月26日 | 08~09シーズン

1月24日、今シーズン4回目の万座です。


この日は冬型の気圧配置のため、お天気は最悪の状態になりそうな気配。
 


万座スキー学校・滝沢厚男先生の『スキーレシピ』に参加しました。
 
滝沢先生に教えていただくのは、これが初めてです。


ゲレンデの状態はアイスボールがゴロゴロとしていて、まるで舗装していない砂利道を
滑っているような感覚でした。思わず「舗装した雪面を滑りたい」と叫びたくなります。
 
お天気は晴れたり曇ったり、ときには吹雪いたりと気まぐれな空模様でした。
遠くに見える坊主山が真っ白な新雪に覆われており、行って滑りたくなります。


25日の朝、7時30分の気温はマイナス12度。なんとなく、晴れそうな雰囲気です。
 


9時過ぎ、万座の上空は雲ひとつない快晴。
 


最高のお天気です。
 

レッスン開始時、滝沢先生が「新雪を滑りに坊主山に行こう」と言うではありませんか。
この言葉に心が躍ります。
 
坊主山を目指して、足取りも軽く。


この辺りはツボ足で歩くと、ご覧のようにモモまで足が埋もれることが。
 


次第に坊主山に近づきます。
 


時折、滝沢先生が積雪量を確認します。
 

ひたすら、雪原を歩きます。
 

途中、白根山に登ろうということになり、頂上を目指します。
 

頂上の少し手前で記念撮影。強風にもかかわらず、皆さん楽しそう。
 

横手山がよく見えます。



頂上手前の新雪を滑っては登り、滑っては登りを繰り返します。
 



粉雪の新雪は、最高でした。


近づいてみると、白根山山頂も坊主山も滑るには積雪量が少ないと判断。残念でした
が、来たルートを引き返しました。


万座では珍しいスノーボールのゲレンデやオフピステの新雪を滑ったあと、フォーメー
ションでの楽しい滑りを味わい、2日間の「スキーレシピ」を終えたのでした。

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坂の上の雲と爽やかな人々

2009年01月17日 | 坂の上の雲

このところ東京も随分と冷え込んでいるので、昨夜シェラカップに水を入れて外に出し
て氷が張るか試してみたら、今朝、厚さ5ミリぐらいの氷が張っていました。


8時30分から今年初めてのテニス。
気温が低くても陽が出て風もないために30分もすると身体が十分に温まり、そのうち
に汗ばんできました。


今年の年賀状にこのブログのURLを記入したところ、四国・松山の知人から年明け早
々突然メールが来て、「ブログの中に、『坂の上の雲』関連のことが出ておりましたので
・・・。昨年7月、『秋より高き・・・ 晩年の秋山好古と周辺のひとびと』(アトラス出版)とい
うささやかな書物を出版させていただきました。」とのこと。
早速インターネットで調べると新宿の紀伊国屋書店で販売されていることが分かり、先
週会社からの帰りに立ち寄り購入。

読み始めると、心爽やかな気分に。
秋山好古が軍人でながら、リベラリストであり平和をいかに希求した人であることが実に
爽やかに描かれています。また、秋山好古と心を同じくする友人達についても書かれて
おり、みんな私心のない明治に生きた爽やかな人々です。


著者(知人)があとがきの最後の行に引用する、正岡子規のさわやかさを象徴する俳句
を紹介します。
『松山や秋より高き天守閣』


この本を読むと、爽やかな心になること間違いなしです。

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ホワイトアウトの万座

2009年01月13日 | 08~09シーズン

1月10日(土)、今シーズン3回目の万座です。


スキー場に向かう途中、万座ハイウェイの料金所を過ぎたあたりから吹雪いてきて、
時折全く前が見えないホワイトアウト状態に。慎重に運転して、朝8時30分頃スキー
学校に無事到着。


早速スキーウエアに着替えて、プリンスゲレンデへ。
 
ゲレンデは差ほど吹雪いてなく、平穏な状況に一安心。午後から参加する『エンジョイ
スキーイング』に備えて、軽く足慣らし。

午後1時30分より朝日山第2ゲレンデにて、小川俊明先生の『エンジョイスキーイング』
開始。午後になってから気温は次第に下がりマイナス10度以下になり、本格的な吹雪
になってきました。吹雪の中、我々のほかに、某スキークラブも黒岩隆夫先生にレッス
ンを受けていました。
 
リフトに乗っていて気づいたことが一つ。小川先生が乗ったリフトは、どんなに強風が
吹いても揺れません。他の人が乗ったリフトは、ブランコのように揺れているのですが。
不思議なことです。


吹雪で視界はよくありません。
 


滑っていると、猛吹雪で突然ホワイトアウト状態になることがあります。
(猛吹雪を撮影)
ホワイトアウトの中を滑る感覚は、真っ白い世界を漂うような何とも言えない不思議な
感覚です。


あっという間に2時間のレッスンを終え、ハウスユキへ。


マイナス10度以下の吹雪の中でも、顔と指先以外は程よい暖かさでした。
その理由は、スキーウェアの下にダウンウェアを着込んでいたからです。写真の左がそ
のダウンウェア。(かつて万座に通い始めた時分に購入した、普通のスキー用ダウン。
つまり、スキーウェアを二枚着ていたことになる。)

昨シーズン、小川先生が「他のインストラクタが寒いと言っていても、俺は寒くないのだ。
なぜなら、スキーウェアの下に登山用のダウンウェアを上下とも着込んでいるから。」
と教えてくれたので、真似てみたのです。その効果は絶大で、寒がりの方にはお勧めの
着こなし方です。



1月11日(日) 7時30分の気温はマイナス13度。
 


初めは曇り空でしたが次第に青空が広がり、風もなくなってきて最高のスキー日和に。
 


青空を雲が間近に流れる様子は、私の大好きな風景。
 
スキーレッスンはポールを滑ったり、ブーツのバックルをはずして滑ったりと盛り沢山。

バックルをはずして滑ると太ももの筋肉が痛くなるようですが、私の場合は何ともない
どころか軽やかそのもの。考えられる理由は三つ。
一つは言われたとおりの運動をしていない(出来ていない)。
二つ目の理由は、日頃しているテニスの効果。テニスの効果だとすれば、うれしい限り。
三つ目は、サポート機能のあるタイツの効果。今シーズンから、他社よりも疲れにくいが
セールスポイントのF社のタイツを使用しています。


この日の夜はミーティングの後、お楽しみの本格的なカクテルパーティ。
万座をこよなく愛する方の厚意による、定例となってきた万座スキー学校関係者ならび
に受講生を対象としたイベントです。



1月12日(月) 朝8時の気温はマイナス10度。
 
朝の早い時分は青空が広がっていましたが、次第に雲に覆われてきました。


 
視界は利いていたのでポールレッスンを交えながら、3日間のテーマであるベース作り
に徹した滑りを行い、午前中で無事『エンジョイスキーイング』終了。


昼過ぎからスキー場は大雪になってきましたが、万座鹿沢口駅のある三原は明るい
青空。
渋川では遠方見える山々は、どれも雪化粧。
 


猛吹雪のホワイトアウト、青空と流れる雲、ベース作りのスキー、ポールレッスン、
温泉、カクテルパーティ、インストラクタや万座に集うスキー仲間との語らい等々を楽し
むことができた3日間でした。


次回のお楽しみになったことは、新雪・深雪に覆われた山野を滑ること。まだ積雪量が
不十分のためですが、これから更に降り積もることを祈るばかり。
次回は1月24日~25日、滝沢厚男先生の『スキーレシピ』に初参加予定。楽しみです。


 

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万座で迎春

2009年01月02日 | 08~09シーズン

年末の29日に、高校生の末娘と二人で万座へ。
万座はご覧の通りの快晴。一日中、雲ひとつない青空が広がっていました。
 

スキー学校は大賑わい。


私の娘もスクールに入って、スノーボードに初挑戦。
石塚奈央子先生に一から教わり、午前中の後半にはリフトに乗ってなんとか滑ってい
ました。
 
当初はスクールに入るのを嫌がっていた娘ですが、石塚先生の教え方が気に入ってか
午後も入校。午後はリフトをフルに使ってレッスン。
子供の写真を撮ったりレッスン風景を眺めていて、「親馬鹿かな。」と自問自答。


万座の雪景色を楽しみながら、久しぶりに丸一日一人でフリースキー。
 
第5ゲレンデ上部から北アルプス・八方尾根を眺望。坊主山もかなり白くなってきました。


浅間山の左肩に、かすかに富士山を見ることができます。(写真では分からないか?)
 

青空に映える樹氷が、清清しく感じられます。
 


30日 朝7時過ぎの気温はマイナス3度。万座にしては暖かな朝。


娘は朝ゲレンデに出かけるインストラクタと一緒に、事務長が運転する車に乗せてい
ただきバスターミナルへ。そして、朝一番のバスで万座をあとに。
子供曰く「高校生は忙しい」のだそうです。


この日、今シーズン初の朝日山第2ゲレンデ滑走。
  
熊四郎コースの積雪量は、まだまだの様子。


第2ゲレンデのコンディションは、最高。
 
午後からレギュラーコース3Days第3期に参加。
5Daysと合同開講のため、集合場所のリフト乗り場は参加者で溢れていました。
顔なじみの方が多数いて、和やかな雰囲気に包まれていました。


31日の朝は前日までの好天とは打って変わり、気温マイナス12度で雪が舞っています。


真ん中に立っている方が、3DaysのインストラクタであるSAJデモ斉藤潔先生。


黒岩隆夫先生は、5Days第1班を担当。


お楽しみの昼食会模様。斉藤先生はカレーをおかわり。
 


午後は時折晴れ間も。


夜はミーティングの後、みんなで年越しパーティ。
私にとって、4度目の万座での年越しです。前回の年越しは3年前。
その前(1、2回目)は独身時代でした。

家庭がありながら年末年始に一人でスキーに来ている人は、
1 スキーが好き
2 家庭を捨てている
3 家族に見放されている
のいずれかだろうと言うと、同部屋のNさんがすかさず「私は1番だ。」とおっしゃる。
自分はと考えると「1番と3番」かと。なぜなら「元旦までスキーに行ってくる。」と言うと、
我が女房に「もっと長く行ってもいいよ。」と言われたのでした。

年が改まると同時に、有志で万座温泉薬師堂へ初詣。
内二人(MさんとTさん)はなんと防風機能が全くないフリース姿のため、「寒い」を連発。
そりゃそうです。外はマイナス12度の深夜、風も吹いていたのです。


2009年元旦、朝の気温はマイナス11度。
静かな年明けです。
 


ハウスユキと日の丸をバックに、3Daysの受講生8名で2009年元旦の記念撮影。
右下の写真は、前列の人の手で『2009』を表現しています。分かります?
 


元旦のプリンスゲレンデ。


3日間のレッスンでは、終始滑りの基礎作りに時間を割いていました。
股関節を折り曲げで腹筋に力を入れ、両足の間と踵に重心を置き、足を前に動かし、
エッジを立てないで面で滑ることに専念。
 
同じスキーウエアに身を包んでいるのは、F夫妻です。
斉藤先生が見ても判別がつかないほどに、お二人の滑りは兄妹のようによく似ており、
似たもの夫婦そのもの。


自分自身にとって今回のレッスンの大きな収穫は、
1 腹筋に力を入れて滑るとギャップに当たっても安定した滑りができる
2 股関節をオーバーなほどに折り曲げてちょうど良く、後傾にならない
3 アイスバーンではエッジを立てないで、面で滑ると転ばない
4 急斜面でも終始ゆっくりとした運動でスキー板を操作すると楽に滑れる


特に腹筋に力を入れて滑るというのは、斉藤先生自らの内感から発見したもので、
その独自的発想は私にとって新鮮かつ絶大な効果をもたらせてくれました。


8名の受講生全員の滑りが進化した、充実した3日間でした。

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