2月12日は二日間フランス全土で吹き荒れた猛烈な嵐が過ぎ去り、風もなく快晴で最高のスキー日和。
ホテルの裏山が朝日に輝いていました。
スタートはバルディゼールでゴンドラに乗って、ベルバルド山頂へ。
ここでUhさんと一緒に記念撮影。
ベルバルドからティーニュへ向かって滑ったり、リフトに乗ったりが続きます。
途中立ち寄った標高2704mのトヴィエール。ここからの景色はヨーロッパらしい雄大さです。
ティーニュ・バルクラレに到着。
ここからエギューイ・ペルセに向かいます。
いよいよエギューイ・ペルセが見えてきました。
リフトからエギューイ・ペルセの写真を撮っていると、同乗の見ず知らずの女性が私を撮ってくれました。
女性はフランス人ではない様で、その仲間とずっと英語で会話をしていました。
どこから来たのか聞こうと思いましたが、それ以上は英語を話せないので「サンキュー」だけ言って終わりに。
ついにエギューイ・ペルセに行けるリフトに乗りました。
風によって岩が崩されて穴が開いた奇岩『エギューイ・ペルセ』。
今回のバルディゼールツアーで、一番行って間近で見たかった所です。
リフトを降りるとエギューイ・ペルセの反対側に出ました。
穴の真下に行きたかったのですが、ガイドのベルナールがさっさと行ってしまいここまで。
ベルナールお薦めのレストランで昼食。
外観は古い建物ですが、味は絶品の食事でした。
昼食後はエギューイ・ペルセの裏側にかかるリフトに乗って、再び岩のそばへ。
何度見ても不思議な岩です。
ティーニュ・バルクラレに戻り、ここから地下ケーブルカーに乗りました。
この地下ケーブルカーの車体は芋虫のようですが、信じられないほどの高速で走ります。
さすが、日本の新幹線に匹敵する高速鉄道TGVを開発したフランスだと感心しました。
地下ケーブルカーの到着駅は標高3032m。その上はグランモット氷河。
ここからさらにグランモット氷河にかかるロープウェイに乗って、このエリアの最高地点3456m
へ行けるのですが、残念ながら寒さにロープウェイが凍り付いて動いていませんでした。
グランモット氷河の反対側に、モンブランを見ることができました。
昨年行った西ドロミテのファッサほどではありませんが、時折飛行機雲を見ることがありました。
5時近くに再びベルバルド山頂に戻り、バルディゼールの街を目指して帰路につきました。
この日はなんとも超長い距離と長い時間スキーをした『ロング滑走』でした。
日が暮れてから、バルディゼールでは女子のパラレルレースが開催されました。
フランスの第2クラス以下の選手が出場していましたが、常にスキー板の先を下に向けて滑る
素晴らしいスキーでした。
レースのあと催される花火大会を見るつもりでしたが、レース時間が伸びて夕食時間になったので
ホテルに戻りました。
この日の夕食も会話が弾み、楽しく美味しいディナーになりました。
フェロートラベルのガイド園原さんのレポートはこちらです。
http://euro-snow.fellow-report.jp/?p=67561