粉雪の万座へ

万座の粉雪と雪景色、流れる雲と青空に魅せられ綴っています。

奇岩エギューイ・ペルセ

2020年03月23日 | 19~20シーズン

2月12日は二日間フランス全土で吹き荒れた猛烈な嵐が過ぎ去り、風もなく快晴で最高のスキー日和。

ホテルの裏山が朝日に輝いていました。

スタートはバルディゼールでゴンドラに乗って、ベルバルド山頂へ。
ここでUhさんと一緒に記念撮影。

ベルバルドからティーニュへ向かって滑ったり、リフトに乗ったりが続きます。

途中立ち寄った標高2704mのトヴィエール。ここからの景色はヨーロッパらしい雄大さです。


ティーニュ・バルクラレに到着。
ここからエギューイ・ペルセに向かいます。
 

いよいよエギューイ・ペルセが見えてきました。
 

リフトからエギューイ・ペルセの写真を撮っていると、同乗の見ず知らずの女性が私を撮ってくれました。

女性はフランス人ではない様で、その仲間とずっと英語で会話をしていました。
どこから来たのか聞こうと思いましたが、それ以上は英語を話せないので「サンキュー」だけ言って終わりに。

ついにエギューイ・ペルセに行けるリフトに乗りました。
 

風によって岩が崩されて穴が開いた奇岩『エギューイ・ペルセ』。
今回のバルディゼールツアーで、一番行って間近で見たかった所です。
 

リフトを降りるとエギューイ・ペルセの反対側に出ました。
 

穴の真下に行きたかったのですが、ガイドのベルナールがさっさと行ってしまいここまで。

ベルナールお薦めのレストランで昼食。
外観は古い建物ですが、味は絶品の食事でした。
 

昼食後はエギューイ・ペルセの裏側にかかるリフトに乗って、再び岩のそばへ。
 

何度見ても不思議な岩です。

ティーニュ・バルクラレに戻り、ここから地下ケーブルカーに乗りました。
この地下ケーブルカーの車体は芋虫のようですが、信じられないほどの高速で走ります。
さすが、日本の新幹線に匹敵する高速鉄道TGVを開発したフランスだと感心しました。
 

地下ケーブルカーの到着駅は標高3032m。その上はグランモット氷河。
ここからさらにグランモット氷河にかかるロープウェイに乗って、このエリアの最高地点3456m
へ行けるのですが、残念ながら寒さにロープウェイが凍り付いて動いていませんでした。
 

グランモット氷河の反対側に、モンブランを見ることができました。
 

昨年行った西ドロミテのファッサほどではありませんが、時折飛行機雲を見ることがありました。
 

5時近くに再びベルバルド山頂に戻り、バルディゼールの街を目指して帰路につきました。
 

この日はなんとも超長い距離と長い時間スキーをした『ロング滑走』でした。


日が暮れてから、バルディゼールでは女子のパラレルレースが開催されました。
 

フランスの第2クラス以下の選手が出場していましたが、常にスキー板の先を下に向けて滑る
素晴らしいスキーでした。



レースのあと催される花火大会を見るつもりでしたが、レース時間が伸びて夕食時間になったので
ホテルに戻りました。
この日の夕食も会話が弾み、楽しく美味しいディナーになりました。


フェロートラベルのガイド園原さんのレポートはこちらです。
http://euro-snow.fellow-report.jp/?p=67561 

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2日続きの強風

2020年03月05日 | 19~20シーズン

2月11日もフランス全土で強風。
この日はラ・ダイユの地下ケーブルカーも止まっているとのこと。

唯一動いていたのはバルディゼール下部のリフトとJバーのみ。

稼働しているリフトが少ないため、ここにスキーヤーが集まっていました。

昼食後は幾分風がおさまり、ベルバルド山頂へ上がり滑走中、顔面から転倒。
この日は朝から滑りの調子が悪く、振り子沢で谷回り中にいきなり転び、雪面に
顔の左半分をしこたま打ちつけてしまいました。眼鏡が壊れて雪面がよく見え
なくなったので、下まで滑り降りたところで早々にホテルへ帰りました。

左眼の回りに殴られたような内出血がありましたが、幸い視力には問題がなく
ひと安心。

スキーの調子はいまいちでしたが、食欲は普段通り。
夕食を美味しくいただき、デザートもペロリでした。

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ラ・ダイユ~烈風のベルバルド山頂

2020年03月05日 | 19~20シーズン

2月9日は天気予報通り、フランス全土が嵐に見舞われました。
テレビのニュースを観てると最大で時速200kmを超える強風が吹き、鉄道の架線が切れたり支柱が倒れたところがありました。

フランス人ガイドのベルナールがリフトの運行情報を得て、唯一動いているのが地下ケーブルカーとのこと。
そこでホテル前からバスに乗車して、ラ・ダイユへ。

ラ・ダイユの地下ケーブルカー乗り場にはスキーヤーがたくさん集まっていました。
 

地下ケーブルカーの車両名前は『イーグル』。
バルディゼールのシンボルマークも鷲なので、ベルナールに「バルディゼールに鷲が生息しているのか?」
とたずねると、「カラスはいるが、鷲はいない。」とのことでした。
 

地下ケーブルカーは高速で、あっという間に標高2827mのベルバルド山頂に到着。
駅舎から外に出てみると、猛烈な風に身体を吹き飛ばされそうでした。
 

風に向かって滑ろうとすると止まりそうな中、ラ・ダイユを目指して滑り降りました。


スキーは早めに切り上げて、バルディゼールの街を散策。
ちょうど月曜市が開催されていて、街のあちこちにチーズ等の市が立っていました。
市では様々なチーズを試食でき、お店の方には申し訳ないけど買わなくても十分に満足できました。

街中にはとても古い家があり、いまだ現役として利用されていました。
  


50年前、この岩山で発生した雪崩に街の家屋が巻き込まれ、多くの方が亡くなったそうです。


この日の夕食も、ボリューム満点の肉でした。

 

フェロートラベルのガイド園原さんのレポートはこちらです。
http://euro-snow.fellow-report.jp/?p=67223

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バルディゼール滑走初日

2020年03月04日 | 19~20シーズン

2月9日、バルディゼールの初日です。

ホテルのすぐ後ろに山がありました。
初日なので、参加者12名の皆さんは元気そのもの。
ガイドはフランス人ガイドのベルナールとフェロートラベルの園原さん。
 

この日は快晴ですが、明日から天候が大荒れになるとの予報のため初日ながら徹底的に滑るハメに。
まずゴンドラに乗って、標高2560mのソレイズへ。
 

ソレイズからピッサイヤ氷河へ向かう山越えの名物リフトに乗りました。
この山越えリフトは途中から下りになり、それはそれは恐怖でした。
 

皆さん元気なので、余裕で滑っています。
 

ここで記念撮影。

遠方にグランモット氷河が見えました。

ピッサイヤ氷河にかかる、日本人スキーヤーが苦手のTバーリフトも何のその。

昼食です。


昼食後、再度山越えリフトに乗って反対側へ。
 

ここで日本ではお目にかかれない珍しい乗り物?に。

ベルトコンベアに乗って登ります。
乗ってしばらくすると、後ろの方でドタバタする音が聞こえてきました。
振り返ると、同行者の○○さんがひっくり返り起き上がろうと四苦八苦。
そうこうしているうちにベルトが止まりました。
 


ベルバルドのワールドカップコースです。さすがに急斜面。

ベルバルド山頂に、滑降のスタートハウスがありました。
飛び出しから急斜面です。
 

遙か彼方にヨーロッパ最高峰のモンブランが。
 

この日は行きませんでしたが、穴が開いた奇岩エギューイペルセがありました。
 

眼下に見えるティーニュを目指して滑って行きます。

ティーニュ・バルクラレにある大型ディスプレイと地下ケーブルカー乗り場。
 

なんと山のど真ん中にディスコがあり、たくさんの人が踊っていました。
 


広大なバルディゼールの主要コースの大半を1日で滑りまくりました。
後日、ガイドのベルナールに滑ったところを地図に書いてもらい、その滑走コースに驚きました。

ホテルに帰り着いたのは、夕暮れ時でした。

夕食はボリューム満点のステーキ。
以後毎日、肉、肉、肉の日々でした。


フェロートラベルのガイド園原さんのレポートはこちらです。
http://euro-snow.fellow-report.jp/?p=66805

 

 

 

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フランス・バルディゼールへの旅路

2020年03月04日 | 19~20シーズン

2月8日(土)、万座のスキー仲間Uhさんと成田空港で合流。

昨年のイタリア・西ドロミテでご一緒したNmご夫妻とも再会しました。
参加予定だったもう一組のTyご夫妻は、ご主人の都合で急遽取りやめになったとのこと。

目的地のフランス・バルディゼールへは、チューリッヒ経由でジュネーブまで飛行機で。
ジュネーブから車でバルディゼールへ行きます。

機体は従来のエアバス社から、ボーイング777に変わっていました。

チューリッヒ空港まで11時間39分。エコノミー席の窮屈な空の旅です。

機内のトイレ前で、昨年も一緒だったNbさんに会えました。
Nbさん、成田での集合時間にかなり遅れてしまったが、間に合ったとのこと。
でもトイレには間に合いそうもないとのことなので、順番を譲りました。


チューリッヒ空港まで1時間を切る頃になると、少し元気が出てきました。

チューリッヒ空港での入国手続きで「ジェノバへ行くのか?」と聞かれた気がして、
「いや、ジュネーブへ行く。」と純日本古語的な発音で答えましたが、通じたようです。

チューリッヒからジュネーブ行きへ乗り換え、しばらくすると雪山が見えてきました。


深夜、バルディゼールのホテルに到着。
フランス人ガイドのベルナールと私がお誕生日席に着席し、遅い夕食。

簡単とは言え、和食に比べると濃厚な夜食でした。

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