粉雪の万座へ

万座の粉雪と雪景色、流れる雲と青空に魅せられ綴っています。

魔法のスキー板

2021年07月18日 | 20~21シーズン

新しい山用のスキーを購入しました。

某日、早速万座スキースクールの小渕副校長とTnさんを誘って三人で雪山へ行ってきました。


雪山を登り切って、下り斜面を滑り始めたところで忘れ物をしたのに気づき、私一人で戻りました。
驚いたことに、緩やかな登り斜面を新しいスキー板はスイスイと滑っていくではありませんか。
登りを滑り上がっていくスキー板に、これは凄いと大感激!! 

忘れ物に辿り着いたところで、目が覚めてしまいました。
折角素晴らしい板に出会えたのに、それは一夜の夢でした。

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雪山遠足用のスキーグッズ

2021年06月21日 | 20~21シーズン

来シーズン(2021-2022)のニューモデルの予約販売会が催される時期になりました。
現在使用しているスキー板やブーツに格別な不満がなく、寿命的にも問題がありません。
ということで、しばらくは新たなモデルに興味がありませんでした。

ところが、スキーショップから予約販売会の案内が来るようになると、欲しくなった物があります。
それは雪山遠足用のスキーグッズです。


今シーズン、万座の小渕副校長が雪山遠足用に、スキー板とブーツを新たに購入していました。


スキー板を手に持つと、その軽さにビックリ。
スキー仲間のTnさんの板と同じような軽さでした。

それに引き換え、私の板はずっしりとした重さ。
板そのものとビンディングが重いのです。

さらにブーツも、ゲレンデ用とツアー用では重さにかなりの差があります。
つまり、板、ビンディング、ブーツのトリプルに重量差があり、雪山登山で足に大きな負荷が生じます。
その上に、小渕副校長先生やTnさんとは登攀技術と体力にも差があって、疲れや登りのスピードに影響が出ます。

そこで道具だけでも追いつこうと思うのですが、いろんな種類がある上に経済的な制約も。
さてどうするか。しばらく悩みそうです。

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雪山遠足:ネイチャースキーイング

2021年04月14日 | 20~21シーズン

3月27日万座の朝は、まずまずのスキー日和でした。

1時間ほどゲレンデで足慣らしをして、朝日山へ移動。

かつての万座スキースクールの建物ハウスユキは昔日のままで、懐かしさがこみ上げてきます。


この日は、インターアルペン万座スキースクールの小渕副校長が担当する『ネイチャースキーイング』に参加。
参加者はいつものTnさんと私、そしてKsさんとTzさんの4名でした。


9時半過ぎから登り始め、順調なペースで予定通り1時間ほどで朝日山上部に到着。


ここから、志賀高原方面にある山田峠を目指してほぼ水平移動。


途中、眼下に見える道路では除雪作業が進められていました。
除雪作業をしばらく眺めていたかったのですが、この日は先が長いので休むことなく前進。


後ろを振り返り望遠で撮影すると、万座山のすぐ先に北アルプスがあるように撮れました。


志賀高原の横手山が見え始めたところで、道路標識がこんな感じになっていました。
雪の深さが一目瞭然です。


山田峠に到着。そこから見上げた坊主山です。
山田峠には万座から来た我々のほかに、草津や志賀高原からやって来たグループが何組もいて驚きでした。

気持ちよく滑ることができそうですが、時間の都合で峠下の斜面へ。


斜面に向かって右は雪崩の名所のため、そこを避けて爽快に滑走。
ここへ来るまで2時間以上かかりましたが、あっという間のスキーでした。


束の間の滑走を楽しんだ後、芳ヶ平湿原を目指して緩やかな雪の平原を滑って行くと、周囲に新雪滑走を
楽しめそうな斜面をあちこちに見ることができました。


その中で最も急峻な斜面をよく見ると、何本ものシュプールが。
羨ましさと悔しさがこみ上げてきました。


念願の芳ヶ平湿原に到着です。

何年か前に万座温泉観光協会主催のトレッキングで来て以来の芳ヶ平。
雪に覆われた冬季に来たのは初めてです。


赤い屋根の芳ヶ平ヒュッテが見えてくると、元気が出て自然とピッチが上がりました。

 

大自然の真っ只中にあるヒュッテ。
ここへやって来るためには、自分の足で登ったり滑ったりして来なければなりません。
夏場でも、車で来ることは出来ないそうです。

 

中に入ると、ありました。


名車『スカイライン命名の地』と設計者『桜井真一郎』さんのサイン。

結婚前後にスカイラインに乗っていたので、『スカイライン命名の地』には心ときめくような響きがあります。


ヒュッテの中は木の温かみに溢れています。


壁にはオーナー愛用のいろいろな種類のスキーが飾られていました。


ヒュッテで美味しいパスタをいただいた後、『スカイライン命名の地』を目指しヒュッテを出発。


遠くに見える稜線が『スカイライン』です。
山並みのバックには蒼天を期待していたのですが、淡く雲がかかり少々期待外れのスカイラインでした。


『スカイライン命名の地』からは、ときおり新雪滑走を楽しみながら草津を目指します。


しばらく滑ると草津までの標識がありました。
時刻はすでに2時45分。


ここからは山道を滑って行きます。
この写真に写る箇所は良い方で、ひどい所はまるで凸凹だらけの未舗装道路といった感じ。
プルークボーゲンで滑るのですが、とても難儀な山道でした。


山の奥深くに、『常布の滝』がありました。


標識が立つ場所から相当先にあるため小さく見えますが、落差が70mもあるとのこと。


さらに進むと雪がない山道があり、スキー板をはずしたり付けたりを何回か繰り返しながら進みました。
こんな経験は初めてでした。

途中には橋もあり、なんとも変化に富んだ道中でした。


4時半頃、ようやく草津のゲレンデに辿り着きました。


ゲレンデ下のパトロールとスキースクールが入っている建物に到着すると、パトロール隊員やスクールの校長が出迎えてくれました。
そして、あちこちから『小渕さ~ん』の声が聞こえて、草津での小渕先生の人気ぶりにビックリでした。


万座を出発してから7時間も要した長い旅路の雪山遠足でした。

地図で確認すると、赤い矢印線が今回のルートになります。

青い矢印線は万座へ通い初めて2年目に、Ki先生に草津へ連れて行ってもらったコースです。
そのときに、『自然の野山で粉雪の新雪を滑る楽しさ』を教えていただきました。
以来、途中長いブランクがあったものの、『自然の野山で粉雪の新雪を滑る楽しさ』を求めて万座を訪れています。


今回のネイチャースキーイングでもって、今シーズンを終えました。
コロナ禍において、シーズンを大自然の雪の野山で締めくくることができ幸いであったと感じています。

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軽井沢生活

2021年04月11日 | 20~21シーズン

昨シーズンに引き続き、今シーズンも軽井沢暮らし。
と言っても11月下旬に軽井沢へ行ったものの、コロナ禍の緊急事態宣言により昨年末からしばらくは自宅で自粛。
そして、再び2月下旬から3月末まで軽井沢へ。

軽井沢滞在中は、このコテージに宿泊。
外見は少し古びた感じですが、室内は暖かで清潔感あふれる快適な居住性でした。


冬の間の軽井沢は基本的に晴れの日が続き、毎朝コテージからこの眺望を楽しんでいました。


朝夕は林の中の小径を散策。
周囲に人がいないときはマスクを外し、木々の香りを静かに味わっていました。


浅間山をバックに仕事着姿で撮影。


疲れたときには、星野温泉『トンボの湯』へ。
町民割引によりリーズナブル価格で利用できるため、重宝していました。



東京と比較して油断できない寒さですが、日々森の中で暮らしスキーをする軽井沢生活は実に健康的。
そして、万座まで一時間半で行ける気軽さ。3月26日にこの冬最後の軽井沢生活を終え、翌朝万座へと向かいました。

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オフピステスキーイング第Ⅱ期

2021年04月09日 | 20~21シーズン

3月9日(火)8時30分、快晴の万座です。

一時間ほど足慣らしをして、万座を出発。


着いたところは、元某スキー場への入り口。
万座スキースクールの小渕副校長先生が担当の『オフピステスキーイング第Ⅱ期』に、Tnさんと参加。

10時30分、ここからスキー板にシールをつけて登攀開始。


2km、1時間ほど登ると駐車場跡に到着。


駐車場跡から本格的な登りが始まります。


少し進んだ木の上に、大きな熊棚がありました。
熊がドングリなどの食物を木の上に運んで食べるとのだと、小渕先生が教えてくれました。


これほど大きな熊棚を見るのは、小渕先生も初めてとのこと。

木の上の熊棚を見て、熊に出会ったときに木の上に逃げてはダメだと悟りました。


登り続けると、かつて存在したリフトやゲレンデ方向を指し示す標識がありました。
かなり朽ち果てて、過ぎ去った年月を感じさせられました。


目的地である最上部の手前で、昼休憩。


目指す最後の急斜面。


登ってきた下部の斜面。
その先に見える遠方の山は、浅間山。


ちょっとした遠足気分で食事。
小渕先生が背負ってきたガスコンロでお湯を沸かし、本格的なコーヒーを入れてくれました。


時間の都合で上部の斜面途中で登攀をやめ、ここから滑走開始。

ひたすら滑る動画をご覧ください。

 

 


オフピステスキーの楽しみの一つは、自分が滑ったシュプールを見ること。
優越感に浸ります。

 

 

 

 

 

 


元スキー場跡を滑って感じたことは、登った分だけ確実に滑れるということ。
三人とも、「こんなオフピステスキーも良いものだ。」と喜びに浸っていました。

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オフピステスキーイング第Ⅰ期

2021年02月16日 | 20~21シーズン

2月13日(土)、快晴の万座へ。

プリンスゲレンデで少し足慣らし。
万座スキースクール小渕先生のオフピステスキーイングに、スキー仲間のTnさんと参加しました。

10時過ぎから朝日山をハイクアップ開始。

スノーボードのシュプールに沿って、小渕先生を先頭にTnさんの後ろを登って行きました。


普段は風が強い朝日山ですが、快晴の上に風もなく最高のオフピステスキー日和。
焦ることなくのんびりと何回も休憩。


一時間半かけて山頂に到着。
万座山のかなたに北アルプスや南アルプスが見えました。


目指す坊主山。


水分補給です。


朝日山から坊主山に向かう途中の風の名所も無風状態。
ここからの万座山と北アルプス方向は、お気に入りの景色です。


坊主山を登り、雪質が良さそうな山田峠方向にひと滑り。
面白いことに、シュプールに各人の体重差が現れていました。
記念にと写真を撮りましたが、カメラの撮影モード設定が誤っていて撮影失敗。残念。
現在使用しているカメラ、ダイヤル式の撮影モードが簡単に回ってしまうため困ります。


坊主山の山頂です。さすがに風がありました。


小渕先生、北アルプスに見とれていました。


誰もすべっていない坊主山を滑り、最高の気分。
もう一本滑ろうとリュックを置いてつぼ足で登り始めましたが、思った上に疲れて途中で断念。
登りは大変ですが、滑りは一瞬。


自分達のシュプールを眺めて大満足。


風のないところで遅めの昼食。
大自然の中での食事は、何を食べても美味しく感じられます。

食事を終えたTnさん、歩き始めた途端に腰まで雪の中に沈み込んでしまいました。
後ろから見ると、まるで雪の上に正座しているようです。


雪面に突いたストック跡。
ストックの先端部分が青く見え、なんとも不思議な現象です。


ここから先はツリーラン。


時折、冷や汗を流しながらのツリーランでした。


カモシカ、ウサギ、キツネ、タヌキの足跡があちこちにありました。


あっという間のスキー滑走でも、坊主山は遙か彼方に。


元ハウスユキの駐車場に戻り、帰り支度をしている間に小渕先生が手製のポトフを温めてくれ、美味しくいただきました。


日頃の運動不足に坊主山まで登っていけるか不安でしたが、なんとか到達できました。
小渕先生、Tnさんと誰もいない大自然の雪山へまた行こうと約束して、お開きにしました。

 

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万座 ベストスキースペシャル

2021年01月01日 | 20~21シーズン

新年明けましておめでとうございます。
一日でも早く新型コロナが終息し、平穏な日々がやってくることを願っています。

 

さて、年末の12月26日、万座へ行ってきました。


今冬はまずまずの積雪量で、ひと安心。


ゲレンデにスキーヤー、と言ってもコロナ禍のためか例年より少なめでした。

そんな万座で、『ベストスキースペシャル』を受講。

27日、朝7時。空は快晴。


定宿の豊国館の駐車場にも、雪がたっぷり。


気温はマイナス8℃。
スキーには絶好の気温です。

 

ゲレンデも最高のコンディション。


朝日山はまだ積雪が足らない様子。


遠くに見える坊主山は、もう滑れそうなほどに真っ白でした。


二日目のこの日、TnさんのSy嬢も来てやっと全員が勢揃い。


まずは集合写真。
全員が揃い天気もゲレンデのコンディションも最高ながら、皆さん旧知の仲なのになぜかちょっと固い雰囲気。

今回は二日間とも、村里敏彰さんに教えていただきました。
いつもながら、理にかなったレッスンに感心するとともに、少しだけ上達したような気に。


レッスンの合間に、山頂から北アルプス方面を眺望。


万座らしい雪景色です。


富士山も見えました。


ここで、Tnさんとツーショット。


非圧雪コースへ向かって、板を肩に担いで少しの距離を肉体的には苦しみながら汗だくになって登高。
オフピステのスタート地点に辿り着くと、苦労して登ったあとの開放感と喜びが自然と写真に表れます。


滑る前に、村里さんから新雪滑走のアドバイス。

ところが、アドバイスどおりに滑れず、あえなく転倒。
再度アドバイスを確認して滑り、なんとか完走できました。


コロナ禍を乗り越えて無事に東京オリンピックが終わったら、村里さんとオーストリアのアールベルグへ
行くことを約束してお開きに。


レッスン後に、スキー仲間のUhさんから無農薬で育てた白菜を大きな手提げ袋いっぱいにいただきました。
今シーズンもスキーで得られた絆により、楽しく豊かで幸せな時を過ごすことができるようです。

 

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12月の軽井沢

2020年12月31日 | 20~21シーズン

12月、軽井沢から望む浅間山の朝焼けです。

こちらは昼間の景色。

軽井沢に滞在中は、毎日この景色を楽しんでいます。

天気が良い日は、遠く北アルプスを見ることができます。


12月も下旬になると、パノラマコース上部から浅間山に向かって滑る爽快感を味わっています。

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2020~2021シーズン 初滑り

2020年12月14日 | 20~21シーズン

11月の三連休初日(21日)、軽井沢へ。
2020~2021シーズンの初滑りをしてきました。

リフト前には、たくさんの人が密になっていて驚きました。
多くのスキーヤーは上級者で、これにも驚きの一つ。

3連休中、一番長いリフト待ちは40分もあり、スキーよりもリフト待ちで疲れてしまいました。


一週間滞在し、ときどき疲れを癒やすために星野温泉『トンボの湯』へ。

ここも時間帯によっては結構入浴客がいて、以外でした。


12月4日、再び軽井沢へ。
この日の朝は気温が下がり、まずまずのゲレンデコンディション。
トレーニングには最適のバーンでした。

しばらく軽井沢に滞在する予定でしたが、思わぬ急用ができ夕方に帰京。

今シーズンはコロナ禍をはじめ想定外の用で、スキーの計画を立てづらくなりそうです。

 

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スキー板

2020年09月12日 | 20~21シーズン

チューンナップを依頼していたスキー板が返ってきました。

ストックリーの板もK2の板も2018-2019シーズンのモデルです。
ただし、K2は今年の6月にネットで購入したばかりで未使用、購入価格はストックリーの4分の1。
どちらの板も全く同じチューンナップをしてもらったので、滑走性能にどの程度の違いがあるのか楽しみです。

チューンナップはいつもの(株)スキッドへ、キャンペーン期間に依頼しました。
キャンペーン期間中は板をお店に直接持ち込む必要があり、持ち込みをスキー仲間のOdさんにお願いしました。
Odさんにはいつも気前よく引き受けていただき、持つべきは良きスキー仲間。とても感謝しています。

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