22日午前5時前後に北海道の大雪山・黒岳で初雪が観測され、25日は富士山で初冠雪
が観測されたとのこと。
東京も昨日の朝は肌寒いくらいで、テニスをしてもほんのり汗をかいただけでした。
インターアルペンスキースクールのホームページを見てみると、お知らせに「2010/11シ
ーズン カレンダーアップしました!」とあり、『万座校カレンダー』をクリックするとご覧の
通り、キャンプスケジュールが豊富にあります。
メニューがたくさんあり過ぎて、いつ、どのキャンプに参加しようかと迷ってしまいます。
今日の昼過ぎ、、『万座限定早割券』について鬼押出し園「スキー担当者」へ電話をし、
あれこれと質問。
スキー担当者の方が言うには、「5,500円の万座限定早割券ほどお得なものはない。」
とのことでした。
万座スキー場オープンの12月11日まで2ヶ月半、間近になってきました。
厳しい残暑が続いているものの多少涼しくなり、テニスに最適の季節に近づきつつなって
いることを身体で感じています。
昨日は3時間、今日は4時間半テニスをしましたが、ヘトヘトにならなくなりました。
今週からW社の新しいテニスラケットを試打でき、早速2~3本使ってみました。
昨年購入したラケットより、更にソフトでボールをコントロールしやすいモデルありました。
コーチが「昨年のモデルより、断然良くなっていますよ。」とおっしゃるので、私は「商売が
上手ですね。」と言うと、「いや、商売抜きで、本当にいいですよ。」と切り返され、「じゃあ、
来週も借りて試してみます。」ということになりました。
テニスラケットよりもスキーブーツを買い換えたいのですが、自分の足に合うブーツを探
し出すのがおっくうなため、未だ行動を起こせないでいます。
2010年4月、ハウスユキが閉ざされました。時をほぼ同じくして、私の実家も空き家に。
それぞれ建物自体は残っていて、家人も健在ながらも、住み慣れた二つの家に誰も住ま
なくなった今、心やすらぐ帰る所がなくなった感があります。
初めて万座を訪れた1978年2月、粉雪の万座の名のとおり、万座・鹿沢口の駅舎から
万座温泉のバスターミナルまで、そしてハウスユキも、深々と粉雪に覆われていました。
朝、四国・松山を出発し、万座に着いたときには日が暮れ、ハウスユキでは既に夕食が
始まっていたように記憶しています。
そのシーズンに大ホールが完成し、以来この暖炉に火が燃え続けていました。
大ホールではミーティング、映画鑑賞、年越パーティ、ピアノコンサート、カクテルパーティ
等々、いろいろな想い出があります。
最初に泊まった部屋は洋室でした。
そして、奇しくも最後に泊まった部屋も同じ洋室です。
近年はもっぱら和室に泊まることが多く、自宅でくつろぐのと同じ感がありました。
かつてはスキーヤーズベッドに寝ることが多く、そのときは喫茶コーナー(スチューベの
改装前のこと)でインストラクタや同宿者と語り合ったり、歌ったりして憩いのひとときを
過ごしていました。
ハウスユキには一人で来たり、学生時代の友人、職場の仲間と来ていました。
結婚してすぐ女房と訪れ、先シーズンからは末娘と宿泊も。
ハウスユキに泊まる際の良さの一つは、相部屋で顔なじみの方や初対面の方と外界の
ことは忘れて、楽しくスキー談義ができることでした。
ハウスユキをバックに、スキーヤーの皆さんと記念撮影をしたこともありました。
玄関を出てすぐ左の柱に、大きな寒暖計があります。
ハウスユキに到着すると、いつもこの寒暖計で気温を確認していました。宿泊した翌朝
は朝食前に気温をチェックして、その日に何を着込むか判断していました。
寒暖計は、ハウスユキを閉じた今も健在です。
万座ハウスユキの玄関のドアを開けて中に入ると、いつも笑顔で迎えてくれた事務長、
スキーに熱い情熱を持った黒岩校長をはじめマネージャ、主任、インストラクタの皆様
の想い出と共に、ハウスユキのことは夢のまた夢になりました。
9月4日(土)の朝7時30分頃、軽井沢72ゴルフ場前を旧軽銀座へ向けて車を走らせ
ていました。
同じ日の午後4時頃、東京に帰るため同じ所をインターに向かって走っていました。
ちょうどその日、小川俊明先生とお弟子様達(3名様)が軽井沢でゴルフを楽しんで
いたようです。
そうと分かっていれば皆様とお会いしたかったのですが、後の祭りでした。
昨日日帰りで、軽井沢経由で夏の万座へ。
例年だと「初秋」と言うべきでしょうが、今年は暑いため「晩夏」でもなく、「夏」そのもの。
大学1年の末娘とその友人と一緒に、まずは軽井沢で木漏れ日の下にて、小川のせせらぎを
聞きながら朝食。爽やかな涼しさを満喫できました。
その後娘たちとは軽井沢駅前で別れ、一人で万座へ。
ハウスユキに行きましたが、ひっそりとしていました。
今春から営業を閉じているハウスユキですが、もしかして、あれはあるのでは思って行くと、
やっぱりありました。
それは、玄関前の寒暖計です。
これだけは、しっかりとハウスユキを見守り正確な気温を示していました。
11時20分、22.5℃。
さすがは万座、下界は猛暑日でもこの気温。日陰に入ると、とても涼しく感じられます。
第4ゲレンデ、プリンスゲレンデ、朝日山ゲレンデを見てまわると、斜面には花がいっぱい
咲いていました。
最後に再びハウスユキの前を通って帰路につく際、ある人の辞世の句が浮かび、もじり
ました。
『雪と舞い、雪と消えにしハウスユキかな。万座のことは、夢のまた夢。』