粉雪の万座へ

万座の粉雪と雪景色、流れる雲と青空に魅せられ綴っています。

2019~2020シーズン余滴

2020年05月17日 | 19~20シーズン

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、軽井沢でのスキーライフを終えてからは不要不急の外出を自粛。
のどかな春スキーを楽しむこともなく、初夏の日差しの下のテニスで心地良い汗を流すこともない日々を送っています。

このような事態になることを全く予想だにしなかった昨年の11月20日、軽井沢で例年になく早い初滑り。

以前から軽井沢には1年を通じて、家族で避暑、スキー、キャンプ等で時々来ていました。
ただし、これまでは宿泊しても2,3日程度で、最近は日帰りばかり。
さて2019~2020年シーズンは軽井沢に12月から3月までの半分以上滞在し、ほぼ毎日滑っていました。
軽井沢でスキー三昧の生活をすることになるとは、これまで考えたこともありませんでした。

12月、今シーズンほど雪が少ない万座は初めてでした。

おそらく人工降雪機がなければ、滑ることができなかったでしょう。
シーズンはじめは万座で、村里敏彰さんと黒岩与一校長に教えていただくのが定番。
雪不足でしたが、充実したレッスンでした。


2月、軽井沢での生活を小休止して、フランスのバルディゼールへ。
今年で4年連続のヨーロッパアルプス。
そのためか、アルプスの山並みを見ても、やや感動が少なくなったようです。
とは言え、やはり本場アルプスの景色は雄大でした。


風で穴が開いたというエギューイペルセ、なんとも不思議な形をした岩です。

どちらが表か裏か分かりませんが、反対から見ると色合いが随分と変わっていました。


遙かかなたにモンブランを見ることができました。

特に際立って特徴のある山容ではないため何回も見て、やっとモンブランと分かるようになりました。

 

天気が良い日を狙って、志賀高原へ。
日本アルプスもヨーロッパアルプスに劣らずなかなかの景色、見とれていました。



軽井沢で毎日見る雪化粧した浅間山も、良い山姿でした。


軽井沢・風腰公園で初体験したカーリング。
カーリングがこんなに楽しいものとは、驚きでした。



万座の朝日山で、スキー板にシールを貼って登山。
雲一つない快晴で、万座山の先に日本アルプス。実に壮大な景色です。

誰もいないところを滑る爽快なオフピステスキーと壮大な景色を楽しむために、山を登っています。



3月も終盤ながら、滑り納めを万座で深雪・新雪滑走を味わうことができラッキーでした。
これだから万座通いを辞められません。

 

今はもう、来シーズンのことばかり考えています。
新型コロナウイルスが今後どうなるか皆目見当がつかない状態ですが、終息することを願って前を向いています。

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万座ネイチャースキー

2020年04月19日 | 19~20シーズン

3月27日(金)、軽井沢でのスキーライフを終えました。

そして翌日28日の朝、軽井沢から万座へ。
雨を心配していましたが、幸い一日中曇り空でした。


ゲレンデに出ると、Tnさんの娘さんが元気に挨拶のポーズをしてくれました。

Tnパパ。
日々の努力が実っており、着実にスキーが上達しています。継続は力なりを感じます。


この日は、アルペン万座スキースクールの小渕副校長の『ネイチャースキー』をTnパパと一緒に受講。
雪が十分にあれば芳ヶ平へ行く予定でしたが、雪不足のため予定変更。

まずは万座山から熊四郎コースを経由して、朝日山の麓へ滑って行くことに。
熊四郎コースの滑走については、小渕先生が事前にパトロールに許可を得てくれていました。


熊四郎洞窟付近は雪が少なく、岩の落石の恐れもあって静かに注意深く滑り進みました。


雪が豊富であれば朝日山まであっという間ですが、少雪だったため少々手こずりました。


朝日山の下部に到着。
なんとか滑る程度には雪がありました。


スキー板にシールをつけて登攀。
前回(3月9日)は左手の大回転コースを登りましたが、今回は右手の斜面を選択。

休憩中の小渕先生。誰もいない大自然を満喫してると笑みがこぼれます。


これまで頂き物のシールを使っていましたが、今回は新調してグリップ力の高いシールで登りました。
おかげであまり苦労することなく、山頂へ到着することができました。


ゲレンデを見ることはできましたが、遠方は視界不良。


万座から志賀高原方面への道路は、既に除雪されていました。
坊主山の雪もかなり融け、もう大斜面の滑走は不可能でした。

この日は朝日山を滑走。
状態の良さそうな雪面を探しながら、しばしば急ブレーキがかかるスキーに四苦八苦でした。

 

翌日の3月29日、前夜からの降雪で万座山は新雪・深雪コースに。


小渕先生、珍しくゴーグルをしています。


TnパパのほかにKsさんも加わり、3月末の思わぬ新雪・深雪を味わいました。
滑りはじめは粉雪でしたが、途中からは雪が重くなり深雪に沈没も。


この日が今シーズン最後のスキーになりました。
シーズンの締めくくりを万座の粉雪滑走で終えることができ、とても幸運でした。

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マッターホルンに希望の光

2020年04月17日 | 19~20シーズン

昨夜(4月16日)テレビのニュースで、『マッターホルンに希望の光』と題してスイス・ツェルマットのマッターホルンにプロジェクターで各国の国旗やメッセージが映し出されている様子が放送されました。


新型コロナウイルス禍に対して、希望を与える光のメッセージとのことです。


世界中へのメッセージ、観光立国スイスの行動に感心しました。


相当強力なプロジェクターを使用していると思われます。

 

2年前にツェルマット・マッターホルンへ行ってから、彼の地からときどきメールが来ます。
このイベントについてメールが来ているのではと確認すると、4月9日に届いていました。
日本であれば、富士山をライトアップするようなプロジェクトです。スイスの発想の凄さに圧倒されます。




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軽井沢スキーライフ

2020年04月15日 | 19~20シーズン

今シーズンは12月上旬から3月下旬までの半分あまり、軽井沢に滞在していました。
滞在中はほぼ毎日、プリンスホテルスキー場で滑っていました。

スキー場は基本的には人工雪のため新雪・深雪を楽しむことはできませんでしたが、概ね天気には恵まれていました。

そんな軽井沢でも時折雪が降ると、景色は雪国に一変。

街も山々も雪化粧の軽井沢。やはりスキー場には自然の雪が一番です。


軽井沢の風腰公園には、日本では数少ないカーリング場があります。
ここでカーリングを体験できると知り、2月26日に行ってきました。

インストラクタの方に親切に教えていただき、楽しく初カーリングを体験することができました。
西日本にはほとんどカードチームがないため、ふと、故郷の四国でチームを作ったら全国大会へ簡単に
行けるかなと思いました。ただ、西日本には練習場がなく、西日本に一番近い会場がここ軽井沢とのこ
とでした。


朝一番、浅間山を望みながら気持ちよく滑ることが日課となった軽井沢でのスキーライフでした。

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快晴の志賀高原

2020年04月14日 | 19~20シーズン

3月12日、軽井沢・リトモスノーアカデミーのインストラクタ梶先生と志賀高原へ行ってきました。

天気予報通りの『晴れても気温は低め』で、雪質もまずまず。

午前中は高天が原やジャイアント、蓮池、サンバレーで、梶先生にマンツーマンで教えていただきました。
おかげで、なんとなく少し上達した気分に。


午後からフランス・バルディゼールへ一緒に行ったUhさんも加わり、一ノ瀬、焼額山、奥志賀へ。

壮観な日本アルプスを望みながら、心も晴れ晴れとしたスキーを満喫。
ただし、午前中上達したかのようなスキー技術が、午後にはまた元に後退。
世の中、なかなか思うようにはなりませんでした。

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万座のオフピステ

2020年04月13日 | 19~20シーズン

3月9日の午前8時、快晴の万座です。


気温が高く、春スキーのような陽気でした。
 


インターアルペン万座スキースクールの小渕副校長に引率されて、朝日山山麓から山田峠経由で坊主山
を目指しました。


スキー仲間のTnさんの他にスノーボードのインストラクタ温先生も参加して、ここまでは順調にハイクアップ。


朝日山の最上部までもう一息。
スキー板にシールを貼ってのハイクアップが苦手な私にとって、あとわずかの難関です。


朝日山を登り切ったところで記念撮影。
台湾出身の温先生は初めての朝日山。自前のカメラで撮ってもらっていました。
 


手前に万座山、その向こうに北アルプスの景色。最高です。
 

コンクリートの土台は、昔ロープウェイが架かっていた駅です。
ここから、右手に見える草津のゲレンデにロープウェイが架かっていたとのこと。今は草津のゲレンデ
ですが、ロープウェイが架かっていた当時はそこまでが万座スキー場のエリアで、昔の方が万座スキー
場は広大だったことになります。
 


朝日山最上部から見た坊主山。ここからは、ほぼ水平移動です。
 


シールでのハイクアップが得意のTnさんは快調そのもの。つぼ足で登る温先生は、若さもあってまだ元気な様子。


途中で休憩しながら景色を堪能。
 


坊主山がだいぶ近づいてきました。
 


山田峠に到着。坊主山山頂を目前にまた休憩。


ついに坊主山山頂に到着。シールを外して、ここから爽快な大滑走の予定でしたが・・・。
 

数日前に降雪がありましたが、この日は高温になったためスキー板に急ブレーキがかかり、転倒しないように
滑るのがやっと。爽快なスキーとはなりませんでした。とは言っても誰もいないオフピステは、ゲレンデとは
比較にならない楽しさがありました。
折角ここまで来たので一本滑ったあと昼食をとり、もう一本チャレンジしました。
自分のシュプールを眺めることができるのも、オフピステの楽しみの一つです。


坊主山の大斜面を滑ったあとはツリーラン。林の中も雪が滑らず、水平移動も多いのでスノーボードの
温先生は四苦八苦。それでも最後は両手を振りながら笑顔で滑り降りてきました。
大自然の中をつぼ足で登ったり歩いたり。悪雪を滑り終えて、とても疲れ切った様子でした。
 


雪質には恵まれませんでしたが、一日中快晴で心地良い汗をたっぷりとかいたオフピステでした。

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バルディゼール雑感

2020年04月10日 | 19~20シーズン

ロング滑走のバルディゼールツアー。フランス国家検定スキー教師のベルナールに連れられて、初日から
超長距離を長時間スキーしたツアーでした。

ベルナールの赤白のスキーウエア(ユニフォーム)は、フランス人には一目で国家検定スキー教師と分かる
ようで、時折彼にコースなどをたずねるスキーヤーがいました。彼はスキーが上手なだけではなく、美味し
い食べ物や地元のワイン、そしてこの周辺の歴史などにも詳しく、日本語を流ちょうに喋るナイスガイでした。

 

万座のような粉雪ではありませんが、至る所にオフピステがありました。リフトに乗って遠方の急峻なオフ
ピステを見てたとき、そこをほぼ直線的に滑るスキーヤーがいて、まるで映画のシーンのようでした。

オリンピックやワールドカップで使用されるハードパックの急斜面もあれば、柔らかな雪面で振り子沢の
ようなコース、コブが続く斜面などいろいろなコースがあり、結構手強いスキー場に最終日には疲れ切っ
ていました。


今回のツアーで一番のサプライズは、昨年のイタリア・西ドロミテでは寡黙だったNbさんがとても饒舌
だったことです。

よく喋るだけでなく、しばしばユーモアなコメントを発して一同納得したり爆笑したり。小さな子どもに優
しい彼に、一体何があったのでしょうか? 昨年もご一緒だったNmご夫妻も、Nbさんの変容にビックリ
でした。


穴の開いた奇岩『エギューイ・ペルセ』。自然のなせる業に摩訶不思議のひと言でした。

 

天候が日替わりで快晴の日があれば猛烈な強風の日もあり、顔面から転倒したりと正直に言ってあまり相性
が良いとは言えないバルディゼールでした。フランス国家検定スキー教師のベルナールにガイドをしてもら
ったロング滑走は、体力と技術不足でちょっと負担が大きかったようです。
コース整備はイタリア・西ドロミテのように完璧ではなく、その代わりオフピステがいるところにありました。
とは言え、そこはヨーロッパアルプス。雄大・壮大な景色とスキー場のスケールは大きく、リフトや地下ケー
ブルカーなどの機動力は抜群。街には様々な店や歴史のある建物があり、魅力が十分のバルディゼールでした。

そして今回も人柄の良い素晴らしいツアーメンバに恵まれ、楽しいバルディゼールツアーでした。

来シーズンは新型コロナウイルスの影響でどうなるか予測不能なところですが、2021年2月27日~3月7日の
日程でヨーロッパアルプス(行き先は未定)を気心の知れた方達と楽しむ予定です。現在催行人数に若干足
らないため、同行の方を探しているところです。

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バルディゼールからの帰国

2020年04月09日 | 19~20シーズン

2月15日の早朝、ホテルを出発してジュネーブ空港へ。


昨年イタリアの西ドロミテへ行った際、パスポートを見る限りドイツへ行ったようにしか見えませんでした。
今年はフランス・バルディゼールへ行きましたが、パスポートを得るとスイスへ行ったようにしか見えません。

ジュネーブ空港に雪の形跡はなく、遠方の山の丈夫だけが雪化粧していました。

ジュネーブ空港を飛び立つと、すぐにレマン湖を眼下に見ることができました。


軽井沢にあるレマン湖は全くの池ですが、本物は大きな湖でした。
地図で確かめると、湖の真ん中にスイスとフランスの国境があります。


チューリッヒ空港に到着。

チューリッヒ空港で成田行きに乗り換えです。

これからエコノミークラスで苦痛の始まりです。
出張でビジネスクラスを利用したときは場違いなような気がしましたが、いつかはビジネスクラス
でと思いながら耐えていました。

苦痛の空の旅路ですが、オレンジ色の朝焼けにしばし癒やされます。

日本までもう一息。

地球の端から端まで飛んでいるような地図です。


やっと銚子が見えてきました。


バルディゼールへ行っていた2月上旬は、まだヨーロッパでは新型コロナウイルス感染者は極わずかでした。
そのためか、チューリッヒ空港を飛び立つときにマスクをした乗客は皆無でした。
ところが飛行機が成田に近づくと大半の日本人客が機内でマスクを着用し、なんとも滑稽でした。

成田空港で手荷物を受け取り、ご一緒だった皆さんとまたの再会を約束して解散となりました。

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蒼穹のバルディゼール

2020年04月08日 | 19~20シーズン

2月14日、バルディゼールでの滑走最終日です。

この日はガイドがつかないフリー滑走になっているため、UhさんとNmご夫妻と一緒にまだ滑っていないグランモット氷河の最上部標高3456mを目指すことに。

まずはいつものベルバルド山頂へ。快晴の下で記念撮影。


ベルバルドからティーニュ・バルクラレへ向かうつもりでしたがコースを間違えてしまい、とんでもない所を滑りながらラ・ダイユへ滑り降りてしまい、振り出しに戻った感じでした。

再度ベルバルド山頂を経由して、トヴィエールへ。

愛嬌のある着ぐるみに、スキーヤーもご機嫌に。

フレンチアルプスの雄大な景色をしばし堪能。

標高2700mのトヴィエールから、雲の上に浮かぶ標高3000m級の山々の眺めです。

遠方には、フランスとイタリアの国境にあるヨーロッパアルプス最高峰のモンブランが。
マッターホルンのような特徴のある山姿ではありませんが、山頂はケーキのモンブランそのものの。


コースを迷いながらも辿り着いた標高3032mのグランモット氷河へ。

素晴らしい景色を動画で撮影。


青空が広がる最高の天気なのに、グランモット氷河の最上部に伸びるロープウェイは凍り付いたまま。


グランモット氷河からもモンブランを眺めることができました。
蒼穹の下とはいえ遮るもののない標高3000mでの撮影のため、強風が吹いていました。


コースを迷い迷いの珍道中でしたが、無事にバルディゼールの麓に戻りました。。


初日から長い距離を長時間滑ったロング滑走のバルディゼールツアー。
最後の滑りはヘトヘト。やっとの生還でした。


バルディゼール、鷲が生息していないのに要所要所にあるイーグルのオブジェ。似合ってました。


早めにホテルへ戻ったので、街を散策しながらショッピング。
ヨーロッパアルプスの街は、何処へ行っても立派な教会があります。


ホテル『カンダハー』の見納めです。


この日フェロートラベルの園原さんは、Nbさん達とオフピステへ。
http://euro-snow.fellow-report.jp/?p=67896

 

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バルディゼールの祭り

2020年04月07日 | 19~20シーズン

宿泊先のホテル『カンダハー』は、朝食は1階、夕食は地下のレストランで食べます。

2月13日の朝食です。
バイキング形式ですが、毎日ほぼ同じものを食べていました。
ちょっと食べ過ぎかなと思いつつも、今シーズンは基本的に毎日スキーをしているので体重は
シーズン前より3㎏ほど減ってベストコンディションでした。
 


午前中は曇り空、午後からは雪となかなか晴天が続きません。
まずはいつものベルバルド山頂へ。
 

急斜面のワールドカップコース、この日はカリカリのアイスバーンではなく少し楽でした。

次に向かったソレイズ。
ハートマークのオブジェがありました。
 

私はここで記念撮影。
 

これからピッサイヤ氷河へ。

昼食後、外に出ると大雪。
視界も悪く、一昨日の顔面からの転倒が頭によぎり、早々にホテルへ引き上げました。


夕方Uhさんとバルディゼールの街に出ると、お祭りの様な賑わいでした。
 

仮装した音楽隊もいて、日本のスキー場ではお目にかかれない賑わいでした。


フェロートラベルのガイド園原さんのレポートはこちらです。
http://euro-snow.fellow-report.jp/?p=67656

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奇岩エギューイ・ペルセ

2020年03月23日 | 19~20シーズン

2月12日は二日間フランス全土で吹き荒れた猛烈な嵐が過ぎ去り、風もなく快晴で最高のスキー日和。

ホテルの裏山が朝日に輝いていました。

スタートはバルディゼールでゴンドラに乗って、ベルバルド山頂へ。
ここでUhさんと一緒に記念撮影。

ベルバルドからティーニュへ向かって滑ったり、リフトに乗ったりが続きます。

途中立ち寄った標高2704mのトヴィエール。ここからの景色はヨーロッパらしい雄大さです。


ティーニュ・バルクラレに到着。
ここからエギューイ・ペルセに向かいます。
 

いよいよエギューイ・ペルセが見えてきました。
 

リフトからエギューイ・ペルセの写真を撮っていると、同乗の見ず知らずの女性が私を撮ってくれました。

女性はフランス人ではない様で、その仲間とずっと英語で会話をしていました。
どこから来たのか聞こうと思いましたが、それ以上は英語を話せないので「サンキュー」だけ言って終わりに。

ついにエギューイ・ペルセに行けるリフトに乗りました。
 

風によって岩が崩されて穴が開いた奇岩『エギューイ・ペルセ』。
今回のバルディゼールツアーで、一番行って間近で見たかった所です。
 

リフトを降りるとエギューイ・ペルセの反対側に出ました。
 

穴の真下に行きたかったのですが、ガイドのベルナールがさっさと行ってしまいここまで。

ベルナールお薦めのレストランで昼食。
外観は古い建物ですが、味は絶品の食事でした。
 

昼食後はエギューイ・ペルセの裏側にかかるリフトに乗って、再び岩のそばへ。
 

何度見ても不思議な岩です。

ティーニュ・バルクラレに戻り、ここから地下ケーブルカーに乗りました。
この地下ケーブルカーの車体は芋虫のようですが、信じられないほどの高速で走ります。
さすが、日本の新幹線に匹敵する高速鉄道TGVを開発したフランスだと感心しました。
 

地下ケーブルカーの到着駅は標高3032m。その上はグランモット氷河。
ここからさらにグランモット氷河にかかるロープウェイに乗って、このエリアの最高地点3456m
へ行けるのですが、残念ながら寒さにロープウェイが凍り付いて動いていませんでした。
 

グランモット氷河の反対側に、モンブランを見ることができました。
 

昨年行った西ドロミテのファッサほどではありませんが、時折飛行機雲を見ることがありました。
 

5時近くに再びベルバルド山頂に戻り、バルディゼールの街を目指して帰路につきました。
 

この日はなんとも超長い距離と長い時間スキーをした『ロング滑走』でした。


日が暮れてから、バルディゼールでは女子のパラレルレースが開催されました。
 

フランスの第2クラス以下の選手が出場していましたが、常にスキー板の先を下に向けて滑る
素晴らしいスキーでした。



レースのあと催される花火大会を見るつもりでしたが、レース時間が伸びて夕食時間になったので
ホテルに戻りました。
この日の夕食も会話が弾み、楽しく美味しいディナーになりました。


フェロートラベルのガイド園原さんのレポートはこちらです。
http://euro-snow.fellow-report.jp/?p=67561 

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2日続きの強風

2020年03月05日 | 19~20シーズン

2月11日もフランス全土で強風。
この日はラ・ダイユの地下ケーブルカーも止まっているとのこと。

唯一動いていたのはバルディゼール下部のリフトとJバーのみ。

稼働しているリフトが少ないため、ここにスキーヤーが集まっていました。

昼食後は幾分風がおさまり、ベルバルド山頂へ上がり滑走中、顔面から転倒。
この日は朝から滑りの調子が悪く、振り子沢で谷回り中にいきなり転び、雪面に
顔の左半分をしこたま打ちつけてしまいました。眼鏡が壊れて雪面がよく見え
なくなったので、下まで滑り降りたところで早々にホテルへ帰りました。

左眼の回りに殴られたような内出血がありましたが、幸い視力には問題がなく
ひと安心。

スキーの調子はいまいちでしたが、食欲は普段通り。
夕食を美味しくいただき、デザートもペロリでした。

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ラ・ダイユ~烈風のベルバルド山頂

2020年03月05日 | 19~20シーズン

2月9日は天気予報通り、フランス全土が嵐に見舞われました。
テレビのニュースを観てると最大で時速200kmを超える強風が吹き、鉄道の架線が切れたり支柱が倒れたところがありました。

フランス人ガイドのベルナールがリフトの運行情報を得て、唯一動いているのが地下ケーブルカーとのこと。
そこでホテル前からバスに乗車して、ラ・ダイユへ。

ラ・ダイユの地下ケーブルカー乗り場にはスキーヤーがたくさん集まっていました。
 

地下ケーブルカーの車両名前は『イーグル』。
バルディゼールのシンボルマークも鷲なので、ベルナールに「バルディゼールに鷲が生息しているのか?」
とたずねると、「カラスはいるが、鷲はいない。」とのことでした。
 

地下ケーブルカーは高速で、あっという間に標高2827mのベルバルド山頂に到着。
駅舎から外に出てみると、猛烈な風に身体を吹き飛ばされそうでした。
 

風に向かって滑ろうとすると止まりそうな中、ラ・ダイユを目指して滑り降りました。


スキーは早めに切り上げて、バルディゼールの街を散策。
ちょうど月曜市が開催されていて、街のあちこちにチーズ等の市が立っていました。
市では様々なチーズを試食でき、お店の方には申し訳ないけど買わなくても十分に満足できました。

街中にはとても古い家があり、いまだ現役として利用されていました。
  


50年前、この岩山で発生した雪崩に街の家屋が巻き込まれ、多くの方が亡くなったそうです。


この日の夕食も、ボリューム満点の肉でした。

 

フェロートラベルのガイド園原さんのレポートはこちらです。
http://euro-snow.fellow-report.jp/?p=67223

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バルディゼール滑走初日

2020年03月04日 | 19~20シーズン

2月9日、バルディゼールの初日です。

ホテルのすぐ後ろに山がありました。
初日なので、参加者12名の皆さんは元気そのもの。
ガイドはフランス人ガイドのベルナールとフェロートラベルの園原さん。
 

この日は快晴ですが、明日から天候が大荒れになるとの予報のため初日ながら徹底的に滑るハメに。
まずゴンドラに乗って、標高2560mのソレイズへ。
 

ソレイズからピッサイヤ氷河へ向かう山越えの名物リフトに乗りました。
この山越えリフトは途中から下りになり、それはそれは恐怖でした。
 

皆さん元気なので、余裕で滑っています。
 

ここで記念撮影。

遠方にグランモット氷河が見えました。

ピッサイヤ氷河にかかる、日本人スキーヤーが苦手のTバーリフトも何のその。

昼食です。


昼食後、再度山越えリフトに乗って反対側へ。
 

ここで日本ではお目にかかれない珍しい乗り物?に。

ベルトコンベアに乗って登ります。
乗ってしばらくすると、後ろの方でドタバタする音が聞こえてきました。
振り返ると、同行者の○○さんがひっくり返り起き上がろうと四苦八苦。
そうこうしているうちにベルトが止まりました。
 


ベルバルドのワールドカップコースです。さすがに急斜面。

ベルバルド山頂に、滑降のスタートハウスがありました。
飛び出しから急斜面です。
 

遙か彼方にヨーロッパ最高峰のモンブランが。
 

この日は行きませんでしたが、穴が開いた奇岩エギューイペルセがありました。
 

眼下に見えるティーニュを目指して滑って行きます。

ティーニュ・バルクラレにある大型ディスプレイと地下ケーブルカー乗り場。
 

なんと山のど真ん中にディスコがあり、たくさんの人が踊っていました。
 


広大なバルディゼールの主要コースの大半を1日で滑りまくりました。
後日、ガイドのベルナールに滑ったところを地図に書いてもらい、その滑走コースに驚きました。

ホテルに帰り着いたのは、夕暮れ時でした。

夕食はボリューム満点のステーキ。
以後毎日、肉、肉、肉の日々でした。


フェロートラベルのガイド園原さんのレポートはこちらです。
http://euro-snow.fellow-report.jp/?p=66805

 

 

 

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フランス・バルディゼールへの旅路

2020年03月04日 | 19~20シーズン

2月8日(土)、万座のスキー仲間Uhさんと成田空港で合流。

昨年のイタリア・西ドロミテでご一緒したNmご夫妻とも再会しました。
参加予定だったもう一組のTyご夫妻は、ご主人の都合で急遽取りやめになったとのこと。

目的地のフランス・バルディゼールへは、チューリッヒ経由でジュネーブまで飛行機で。
ジュネーブから車でバルディゼールへ行きます。

機体は従来のエアバス社から、ボーイング777に変わっていました。

チューリッヒ空港まで11時間39分。エコノミー席の窮屈な空の旅です。

機内のトイレ前で、昨年も一緒だったNbさんに会えました。
Nbさん、成田での集合時間にかなり遅れてしまったが、間に合ったとのこと。
でもトイレには間に合いそうもないとのことなので、順番を譲りました。


チューリッヒ空港まで1時間を切る頃になると、少し元気が出てきました。

チューリッヒ空港での入国手続きで「ジェノバへ行くのか?」と聞かれた気がして、
「いや、ジュネーブへ行く。」と純日本古語的な発音で答えましたが、通じたようです。

チューリッヒからジュネーブ行きへ乗り換え、しばらくすると雪山が見えてきました。


深夜、バルディゼールのホテルに到着。
フランス人ガイドのベルナールと私がお誕生日席に着席し、遅い夕食。

簡単とは言え、和食に比べると濃厚な夜食でした。

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