25日(土)の早朝、自宅を出発時、車が示す外気温はマイナス3℃。道中の天気を心配し
ながら、万座へ向います。
三原から雪道になり、万座ハイウェーの料金所手前から雪が降ってきました。暴風雪に
よる視界不良を覚悟しながら車を走らせましたが、幸い吹雪くことはありませんでした。
8時過ぎに万座に到着して、最初に行った先は『ハウスユキ』。
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なんと『ハウスユキ』の前に、車が1台止まっていました。
そして驚いたことに、玄関の外灯が点灯しているではありませんか。玄関に向かって、
人がひとり通れる幅に除雪がしてありました。「中にだれかいるのかな?」と思いながら、
宿泊先の万座プリンスホテルに向かいました。
ホテルの中にあるスキー学校の受付に、梶先生がいました。梶先生から、私が希望した
レッスンコースを志賀高原で開催することを伝えられ、驚きました。というのも、自分が希
望していたことをすっかり忘れていたので、「希望していたこと? なんだったかなあ?」と
考えても、すぐには思い出せません。実は、こういったことが職場や家庭でもしょっちゅう
あり、物忘れのひどさを感じています。
梶先生と話しながらのんびりと準備をしていると、レッスン開始時間が迫っていることに気
づき、あわててゲレンデに飛び出しました。
スキーセンタでスクールの受付をして外に出ると、既に準備運動が始まっていました。
準備運動が終わって直ぐ、村里敏彰代表から「今日から参加する○○さんです。」と紹介
され、何も考える余裕もなく「よろしくお願いします。」と言うのが精一杯でした。
受講する『ベストスキースペシャル』は24日から始まっていて、25日からの参加は、私と
もう一人だけでした。
今シーズンの初滑りは足慣らしをすることがないままに、いきなりレッスンを受けることと
なりました。久しぶりに村里代表に教えていただくのに、まともな挨拶をする時間がない状
態で、なんともバツの悪い再会になってしまいました。
心配していた天候は予想したようなことにはならず、万座にとっては普通の空模様。
雪質、量とも、最高の状況でした。
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第5リフトの周辺には、見事な樹氷。
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初日の午前中は村里敏彰代表、午後は黒岩与一校長に教えていただきました。
お二人の的確な指導のおかげでしょうか、今シーズンの第1日目にしてはまずまずの
滑りができたような気がしました。
午後のレッスンが終了しても、ゲレンデにはたくさんのスキーヤーが滑っていました。
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朝日山ゲレンデを見ると、リフトはまだ営業していませんが、下の方で滑っている団体らしき
スキーヤーがいました。
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私は朝が早かったのでそそくさとホテルに帰り、温泉へ。
夕食はホテルの中華レストランで、村里代表や同じコースの方達と一緒にいろいろと
楽しい会話をしながらごちそうになりました。
村里代表とニュージーランドにご一緒した時の話をしていると、村里代表が「あのとき行
った所で、クイーンズタウン以外は今も全く変わっていません。昔のままですよ。」と言い、
私は「クライストチャーチも昔のままですか。」と訊ねると、「クライストチャーチも全く変わ
っていませんよ。」との回答。そんな話をしていると、またニュージーランドへ行きたくなり
ました。
さらに輪をかけて、「テカポのリフトや教会も、全然そのまんまですよ。」の言葉に、ニュー
ジランドの風景が昨日の事のように思い浮かびました。
翌朝、ホテルの部屋の窓からゲレンデを見ると、遠方の山が淡い朱色に染まり、きれい
な朝焼け風景です。
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早めにゲレンデに出ると青空が広がり、山々は白く雪に覆われ、最高の雪景色。
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坊主山も真っ白で、今にも滑走可能のように見えます。朝日山第2ゲレンデも、もうすぐ
滑れそうな状態です。
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プリンスゲレンデは、粉雪の万座にふさわしい実に滑りやすいバーンに仕上がっています。
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26日のレッスン開始。村里敏彰代表と黒岩与一校長も、青空のようにハツラツとしています。
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隣で、梶伸之先生の『上達講座』グループが準備運動中。
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『上達講座』には、旧知のIさんとAさんが参加していました。Aさんはウエアを新調して
いたため、はじめはAさんとは気づきませんでした。
午前中は、エレガントな滑りの黒岩校長に教えていただきました。
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昨日は黒岩校長の誕生日で、夜はお酒を飲み過ぎたそうです。
万座山を滑った際、珍しく黒岩校長がバランスを崩しのは前夜の飲み過ぎが原因でしょ
うか。
余談ですが、黒岩校長と私とは同い年で、誕生日は1週間ほど違うだけです。
午後は、村里代表に教えていただきました。村里代表は大きな身振り、愉快なおしゃべり
で教えてくれます。そして、時には歌を歌いながら説明してくれます。
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下から村里代表の滑りを見て、感心することしきり。
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リフトから青空に映える樹氷を見ることができ、粉雪の万座にぴったりの風景を満喫。
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白根山をのぞみ見て、思いは火口の急斜面の大滑走とコバルトブルーの火口湖へ。
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さて、ハウスユキは日新館が買い取ったそうです。この先、どのように使われるかは不明
ですが、個人的希望としては、再びスキーヤーに開放されることをひたすら願っています。