粉雪の万座へ

万座の粉雪と雪景色、流れる雲と青空に魅せられ綴っています。

スイス・ユングフラウヨッホ

2017年01月31日 | 16~17シーズン

1月19日の朝、前日に引き続き快晴です。

アイガー北壁に一点、灯りが見えます。

何の灯りか分かりません。


この灯り、真っ暗な夜には天空に輝く星のように見えます。
アイガーの山姿が見える明るさになると、星ではなく人工の灯りだと認識できます。


グリンデルワルト駅舎のバックにそびえるアイガー。

グリンデルワルト駅の東にはヴェッターホルン。

駅前の郵便局です。脇に公衆電話があります。

クレジットカードで公衆電話を利用するようです。



この日も、グリンデルワルト駅からクライネシャイデック駅へ。
ここで列車を乗り換えて、ユングフラウヨッホへ。

既に、ユングフラウヨッホへ行ったことがある方たちに見送られて出発です。

ユングフラウヨッホへ向かう途中、標高3160mのアイスメーア駅に5分停車。
高度順応のために停車するようです。

停車時間を利用して、構内にある展望用の窓へ。

窓の外は氷の世界。初めて見る氷河です。

停車時間はわずか5分のため、あわてて車内に戻りました。


終着駅ユングフラウヨッホ、トップ・オブ・ヨーロッパに到着。
早速、記念撮影をする観光客がいました。

駅構内のトンネルを歩き進みます。

ユングフラウヨッホへの登山鉄道を計画した『アドルフ・グイヤー・ツェラー』です。

駅を出ると、なんと日本の郵便ポストがありました。


エレベータに乗って上がると、標高3571mのスフィンクス展望台。

ここに来るため、日本を出発する前日から高山病用の『ダイアモックス』を朝晩飲んでいました。
おかげで心配していた高山病になることなく、、トップ・オブ・ヨーロッパを楽しむことができました。

まずは、展望テラスからの動画をご覧ください。

メンヒの山頂(標高4107m)が目前。


メンヒをバックに記念撮影。

巨大なアレッチ氷河に言葉が出ませんでした。

ユングフラウの山頂(標高4158m)もすぐそこに。

ユングフラウヨッホ館内のアトラクションです。


残念ながら『氷の宮殿』は工事中のようで、どこにあるのか分かりませんでした。


世界一高いところにあるチョコレートのお店です。



氷河の高原プラトーに出ると、大自然の真っただ中へ。
動画でお楽しみください。 


雪山に、スイスの国旗が似合います。バックはユングフラウ。


メンヒ山頂まで、走って行けそうです。

アレッチ氷河、滑って行けそうです。


スイスのスキー場の施設で素晴らしい所の一つは、トイレです。
ユングフラウヨッホのトイレもおしゃれで、思わずカメラに収めました。


ユングフラウヨッホを満喫した後、再びクライネシャイデックに戻りました。

ユングフラウヨッホへ行かなかった方たちと合流し、駅前のレストランで昼食。
日替わりスープとラクレットをいただきました。

隣の方のも美味しそうだったので、撮影。ボリューム満点です。

食後は、クライネシャイデック周辺でまだ滑ったことのないところをスキーイング。
立ち止まると、アイガー北壁がドーンとそびえ立っていました。

皆さん苦手なTバーリフト。全員、何とか乗りこなしました。


連日ヨーロッパアルプスの雄大な景色を目にし、この日もユングフラウヨッホで大自然を楽しむと、なぜかスキーがどうでもよくなっていました。

ホテル前に戻ると、ちょうど馬車が走ってきました。

カメラを構えると、馬車の乗客の皆さんは手を振ってくれました。

宿泊先のホテル『ユングフラウロッジ』。小さなホテルです。

部屋の中もこじんまりとしていますが、一人だったので快適でした。

 

スキーから戻ると、毎日夕方買い物へ。
グリンデルワルト駅前のバスターミナルでは、雪像がだいぶ出来上がっていました。


夕食です。
ボリュームがあり過ぎて、毎晩食べきれませんでした。




この日のフェロースキー今井さんのブログです。

http://euro-snow.fellow-report.jp/?p=31959

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スイス・シルトホルンは007ワールド

2017年01月30日 | 16~17シーズン

1月18日の朝は快晴。

雲一つないアイガー北壁です。

山頂がわずかに朝日を浴びて輝いていました。

グリンデルワルトのホテルの窓には、プランターが置かれていました。
 
今は花が咲いてないので目立ちませんが、花の季節に見てみたいものです。


この日はホテルの前から専用バスに30分ほど乗って、シュッテヘルベルクへ。
運転手は、初日にチューリッヒ空港からグリンデルワルトまでお世話になった『肝っ玉母さん』でした。

シュッテヘルベルクは、巨大な滝をはじめ何もかもが凍りついていました。

シュッテヘルベルクからロープウェイに乗って降りた中間駅から、007ワールドが始まります。
ちょっと007を真似てみました。

ロープウェイを乗り換えるとき、日の丸が目につきなんだろうと見ると日本語の説明がありました。
 

これは乗換駅に貼っていたポスターと地図。
 

第2の乗り換え駅ビルクです。

展望台へ出てみると、それはそれは素晴らしい絶景でした。
左からアイガー、メンヒ、ユングフラウの三山を眺めて感動。
 

三山の反対側には、シルトホルン。ここでもポーズ。
 

『女王陛下の007』の舞台となった回転レストラン『ピッツグロリア』が目の前に。
 


ビルクにもありました、恐怖のクリフウォークが。
フィルストで少し慣れたというものの、逃げ出したい気持ちでした。
 


ピッツグロリアに到着すると、すぐさま展望台へ。

007が待っていました。

標高2970m。007と格闘してみました。
 

ここからモンブランが見えます。

モンブラン、わかりますか?
 

シルトホルン・ピッツグローリアからの展望を動画でご覧ください。

絶景を堪能してから、回転レストランで昼食です。

レストランは、すべて007ワールド。

壁もご覧の通り。

ここでも景色を楽しみながら食事。

スープのカップも007。

お皿も007。メニューは『スペッツレ』です。

トイレの入り口も007。こちらは女性用。

男性用の入り口はもちろん007。

ところがドアが開くと、中はこんな感じのため女性用かと戸惑ってしまいました。

よく見ると、個室用のドアでした。

男性用の目の前にはこんなものが。洒落てます。


食事を終えピッツグロリアを出ると、あっと驚くような急斜面。


景色は最高。

007になった気持ちで、急斜面をひと滑り。

滑っても滑ってもユングフラウ三山が目の前に。ヨーロッパアルプスは広大でした。

ちょっと一休みして記念撮影。

天気も景色もコースも、最高のスキーでした。



夕食はチーズフォンデュ。量の多さに圧倒されました。


この日のフェロースキー今井さんのブログです。

http://euro-snow.fellow-report.jp/?p=31790

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スイス・ユングフラウスキーサファリ

2017年01月29日 | 16~17シーズン

1月17日の朝、アイガー北壁の上部には雲がかかり、天候が少し心配。

この日もバスに乗って、グリンデルワルト駅へ。

グリンデルワルト駅からヴェッターホルンを望んで。

登山列車が来るのを待つ皆さん。
 

クライネシャイデックに到着。

登山鉄道の線路です。アプト式になっています。

駅の看板に、標高2061mが書かれています。
 

リフトに乗って、標高2394mのラウバーホルンへ。気温はマイナス15℃、よく冷えていました。
 

ここでも昨日に引き続き、幻想的なサンピラーを見ることができました。

次第に青空が広がってきて、ヨーロッパアルプスらしい景色に。。
 

ユングラウフヨッホが見えてきました。
 

飛行機の轟音が聞こえたので見上げると、スフィンクス展望台の上空を4基のスイス空軍?のジェット機が飛んでいました。
 

楽しみにしていたワールドカップのウェンゲン・ラウバーホルン大会滑降のスタートハウス。
残念ながらハウスの扉が閉ざされていて、スタート台に立つことはできませんでした。

また、大雪のために滑降レースは中止になり、コースの上にも雪が降り積もってレース気分を味わうことはできませんでした。

コース上の狭い急斜面。
こんなところを滑降するとは信じられませんでした。

ユングフラウとシルバーホルンをバックに、滑走姿を撮影してもらいました。

三角に尖った頂がシルバーホルンです。
 

下を見ると、ウェンゲンの家並みが見えてきました。

何処からともなく、「ドーン」という大砲の音が聞こえてきました。

大砲を打って小さな雪崩を起こし、大きな雪崩が街を襲うのを防いでいるそうです。
山のあちらこちらには、雪崩防止柵を施しているのが見えました。

いよいよウェンゲンの街です。

ウェンゲン駅に到着です。

駅の反対方向には、一昨日まで開催されていたワールドカップの横断幕がありました。
 

ウェンゲンのホテル街です。

ここには、小さなソリを引く人がたくさんいました。
 

 

 

ウェンゲンからロープウェイに乗って、メンリッヒェンへ。
 

素晴らしい山並みをバックに、記念撮影
 

このゴンドラに乗った時、拙い英語で同乗した青年に話しかけてみました。
彼は「ネーデルランドの小さな国から来た。」と言うので、私も「日本も小さいよ。」と言うと彼は笑っていました。

 

ユングフラウ三山、素晴らしい眺めでした。
 

こんなに雄大なスキー、ヨーロッパアルプスに来て良かったと実感したのでした。


帰りはグルントへ向かって滑りましたが、疲れていたので途中からロープウェイに乗車。


ヨーロッパアルプスのスキーコースは、広くて長いですね。


今回参加したスキーツアーは、毎晩夕食付きです。
したがって、何を食べようかと悩む必要がありません。
しかもスイスはお水が美味しいので、下戸の私には助かりました。
 

 

 


この日のフェロースキー今井さんのヨーロッパスノーレポートはこちら。

http://euro-snow.fellow-report.jp/?p=31613

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スイス・フィルストのクリフウォーク

2017年01月28日 | 16~17シーズン

16日朝のアイガー北壁。

毎朝、ここでアイガー北壁を撮るのが日課に。

バス停の先に見えるのは、ヴェッターホルン。

バスに乗って4つ目のバス停で下車。
目の前にあるロープウェイ乗り場から、フィルストへ。
フィルストへ向かう長い距離のロープウェイ、この途中駅でなんと方向転換します。

ロープウェイがフィルストに到着。着いたばかりのときは、青空が見えました。
 

次第に雲が出始め、そのうちに青空が消えてしまいました。

気温は昨日と同じマイナス15℃。最上部のリフトだけ風が強く、ちょっと寒くて閉口しました。

この日もっとも寒かった所、いや寒さも忘れた所です。

ガイドの今井さんに「あれは何ですか?」とたずねると、「クリフウォークです。行きましょう。」ということに。
高所恐怖症の私は行きたくなかったのですが、仕方なく皆さんについていくことに。

足元はこのとおり。

手すりから手を放すことができませんでしたが、撮影のために。
命がけでした。


クリフウォークを終えたところに、立派なレストランがありました。


ここで昼食。
昼食後、またクリフウォークを戻るハメになり、まったく参りました。

ガイドの今井さんはクリフウォークへ行く予定は立てていなかったようです。
ところが、高所恐怖症の私が質問をしたばかりに急遽行くことにした模様です。
したがって、食事をしたレストランも予定外の所だったみたいです。


午前中はクリフウォークで予定外の時間をつぶしたので、午後はスキーに専念。
フィルストエリアを滑りまくり。
 

広大なアルプスを滑った後、麓のバス停まで一気に滑走。ここも標高差が1000m以上ありました。

バス停近くの家の横に駐車している車をよく見ると、なんと日本の小型RV車。

グリンデルワルトでは、日本以上にリッターカークラスの小型の日本車が走っていました。


ホテルに帰ると、すぐに着替えて買い物へ。

こじんまりと雰囲気の良い商店街です。

この日本のお店、ヨーロッパ第一号店だそうです。


夕食前に、ホテルでフェロースキー主催のコミュニケーションパーティーがありました。
スイスにスキーや登山で何回も来てる人がたくさんいて、とても驚きました。

コミュニケーションパーティーでお互い打ち解けて、この日の夕食からやっと賑やかに。

 

この日のフェロースキー今井さんのスノーレポートです。

http://euro-snow.fellow-report.jp/?p=31516

 

 

 

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スイス・クライネシャイデックで初滑り

2017年01月28日 | 16~17シーズン

1月15日、グリンデルワルト駅から登山鉄道に乗車。

車内はほぼ満席状態。
 

ひと駅走ったグルント駅でスキー板専用の貨車を見かけ、日本でないことを実感。


グルント駅で列車はスイッチバックし、グリンデルワルト駅から約30分ほどでクライネシャイデック駅に到着。
 


スイスでの初滑りは、アイガーの山腹クライネシャイデック。
リフトに乗って上がったところは、標高2305mのホーネク。気温はマイナス15℃。
万座並みの寒さですが、幸い風がなく助かりました。

フェロースキーの今井さんのガイドで午前中何本か滑りましたが、視界不良のためどこを滑ったかよくわかりませんでした。

昼食はスイスの代表的な料理『ロシティ』をいただきました。

隣の方が注文したスープも美味しそうでした。

スープの器になっているパンの食べ方に注意しないと、洪水を引き起こしてしまいます。

昼食後、アイガーをバックに記念撮影。
 

午後は少しオフピステに入ってみました。万座の粉雪よりは重くて、思うようには滑れませんでした。
 

アイガーの山腹を走る登山列車を撮ろうとカメラを向けると、ユングフラウヨッホまで続くトンネルに入ってしまいました。


広大なスキーエリアのどこを滑っても、アイガーの麓を滑っている感覚でした。



帰りはグルント駅まで標高差1400メートルを滑り下りました。

足慣らしの割には、ちょっとハードなスイスでの初滑りでした。

ホテルに戻るとすぐに着替え、今井さんの案内でグリンデルワルトの街へショッピング。

お土産用のお手頃価格の腕時計を探し、日本人の店員さんがいるお店へ。
 

自分用の時計も探し、気に入ったものを取り置きしてもらうことに。
お店の方にはまた明日来ることを約束して、この日は何も購入しないでホテルへ。

ホテルに帰るためにはどの方面行きのバスに乗ればよいか分からないため歩いて帰りましたが、あっという間でした。

 

この日のフェロースキー今井さんのスノーレポートです。

http://euro-snow.fellow-report.jp/?p=31386

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スイス・グリンデルワルトの朝

2017年01月27日 | 16~17シーズン

1月15日の朝7時過ぎ、ホテルの部屋のカーテンを開けると目の前にアイガー北壁が。


明るくなって、グリンデルワルト全体が雪に覆われている様子が分かりました。
 

遠方には登山列車が見えました。

朝食後、ホテルの玄関前からアイガー北壁を撮影。

バスの絵があるのでバス停と思っていたら、なんとバスの駐車場と分かり大急ぎで移動。

ここが本当のバス停でした。

バスには一駅だけ乗り下車。
登山鉄道グリンデルワルト駅前のバスターミナルで待ち合わせです。

アイガー北壁、グリンデルワルトのどこからでも仰ぎ見ることができました。

 

 

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スイスへ旅立ち

2017年01月27日 | 16~17シーズン

1月14日、成田空港からこの飛行機に乗ってスイスへ。

飛行機の目的地はチューリッヒ。

機内では本を読んだり、映画『君の名は』を観賞したり。
半分寝ながら観たためか、どうしてこの映画が人気なのかと不思議に。

窮屈なエコノミの席で、退屈で苦痛の長いフライトの末にチューリッヒ空港に到着。

方向音痴なのに一人でしかも初めてのスイスのため、不安な面持ちでまずはスカイメトロ(空港内の地下鉄)乗り場へ。

成田空港で知り合ったスイス行きが常連のご夫婦のお尻、ではなく背中を追っかけて入国審査を無事に終え、スーツケースとスキーケースを受け取り旅行会社『フェロースキー』の係員の方に会うことができ、やっと一安心。

チューリッヒ空港から陽気な肝っ玉母さんが運転する専用バスに乗って、グリンデルワルトへ向かいました。

ホテルに着いたとき、もう外は暗くてどんなところにホテルがあるのかさっぱり分かりません。


ホテルに着くとすぐに夕食をいただきました。
参加者の皆さんとは初対面のため、それは静かな晩餐会でした。

 

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スキー上達講座

2017年01月11日 | 16~17シーズン

1月7日(土)、万座へ。

この日は風もなく空は快晴と、最高のスキー日和。雪質も積雪も
まずまずでした。

朝日山の積雪はまだまだといった感じ。雪が降っても強風のため、
積もらないようです。

万座スキースクールの『スキー上達講座』にし、7日は黒岩与一
校長に、8日は小渕圭樹先生に教えていただきました。

7日の午前中は、幸いに校長とマンツーマン。

2日間、苦手の横滑りの克服を中心にレッスンをしていただき、
なんとなく要領が分かりかけてきました。

8日はスキー仲間Tnさんと、今シーズン初めて万座で再会。
Tnさんは娘さんと来ていて、とても仲の良い父娘でした。

8日の午後から雪が降り始め、翌日は新雪滑走が期待できそう
でしたが、夕方万座を立ち帰路につきました。

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謹賀新年

2017年01月01日 | Weblog

あけましておめでとうございます。

今年はスキーヤーにとって、最良の雪に恵まれることを願っています。

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