粉雪の万座へ

万座の粉雪と雪景色、流れる雲と青空に魅せられ綴っています。

スイス・ツェルマット余話Ⅲ

2018年06月10日 | 17~18シーズン

スイスの代表的な山の一つ『マッターホルン』。
日本の富士山とは山容が全く異なりますが、孤高の山です。

山の右側で陰になっている部分が、北壁です。
その稜線の中腹に、登山の起点となる『ヘルンリ山小屋』(赤丸で囲んだところ)があります。

山小屋は2013年~2015年にかけて、改装されたそうです。

今年ツェルマットへ行ったときにはこの山小屋のことはほとんど知らず、マッターホルンを眺めていても全く気にも
止めていませんでした。


先週、マッターホルンに関わる二つの本を読み終えました。
一つは、ヘルンリ山小屋の管理人であり、山岳レスキューやガイド、スキーインストラクタでもあるクルト・ラウバー
が書いた『マッターホルン最前線』。もう一つは新田次郎の作品で、日本人で初めてマッターホルン北壁を登った
登山家を主人公にした『栄光の岩壁』。


ツェルマットへ行く前に読んでいれば、マッターホルンを見る目が違っていただろうと少し悔やんでいます。

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スイス・ツェルマット余話Ⅱ

2018年05月01日 | 17~18シーズン

昨年行ったグリンデルワルトで、ユングフラウ三山をはじめとするスイスアルプスの絶景とスキーコースや設備の
充実に魅せられ、今年はツェルマットを訪れました。

マッターホルンの雄姿は写真では推し量ることができないほど圧倒的な迫力があり、スキーコースも長大で日本の
スキー場とはスケールが桁外れでした。

そんなツェルマットを案内してくれたベテランガイドの小瀬さん。

もう一人のガイド河野さん。

お二人のガイドはともに高速でどこまでもノンストップで滑走し、いつもどこまで滑って行くの?という感じでした。


しかも、私の足前では引き離されるばかりのハイスピードでした。

一日の滑走距離や標高差は感覚的に言うと、「毎日富士山の頂上から麓まで滑る感じ」でした。
それを高速で長距離をノンストップで一気に滑って行く醍醐味は、「最高」のひと言でした。

ツェルマットで堪能したスキーの醍醐味を、来シーズンも小瀬さんのガイドでイタリア・ドロミテで満喫する予定です。

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匠のサプライズⅡ

2018年04月27日 | 17~18シーズン

4月21日、前日開通したばかりの草津~万座~志賀ルートを走って志賀高原へ。
翌日には、白根山(湯釜)の火山噴火警戒レベルが引き上げられ通行禁止に。
実にラッキーなドライブでした。


朝日山を通り過ぎたところで車を止め、万座山・北アルプス方面の景色を堪能。


万座と渋峠との間にある雪の回廊。今年は例年より、かなり低いと感じた雪の壁でした。


軽井沢の梶先生主催の『匠のサプライズⅡ』の会場、一の瀬ファミリー。
全面に雪があり、ひと安心。


レッスン開始前に、Od夫妻とゲレンデの最上部へ。
北アルプスがよく見えました。

昼食は、高天ヶ原のレストランでいろんなピザをみんなでシェア。



22日は、来シーズンのスキー板の試乗会に初参加。

あらかじめリストアップしていた板を4本試乗。
買い換えを考えていましたが、試乗した板より現在使用している板の方が感触が良く、しばらく悩みそうです。

22日は午前中だけ滑って、今シーズンの滑り納めとしました。

 

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万座:スプリング シチュエーション キャンプ

2018年04月11日 | 17~18シーズン

3月23日、万座へ。

雪は降ってないものの、はっきりしない天気。


スキー学校に入り、基本的な滑りをチェックしてもらいました。

この日のインストラクタは鮫島先生。
説明が論理的でとても分かりやすく、頭と体の両面で教えていただかないと理解できない私にはうってつけの先生でした。

スイスで買ったスキーウェアを着ての記念撮影。

こちらは後姿。

 

3月24日、7時の気温はマイナス4℃。

空は雲一つない快晴。

ゲレンデに出ると、Tnさんのお嬢さんとバッタリ。
しばらくするとTnパパがやってきました。

天気がいいので、まずは山頂へ。

雲海の上に北アルプス。素晴らしい眺めでした。

北アルプスをバックに記念撮影。

良い天気と春休みに入ったこともあって、家族連れで大賑わい。
これぐらい賑やかなゲレンデの方が好きです。

 この日は、網野先生の『スプリング シチュエーション キャンプ』を受講。

時間の経過とともに変化する春の雪質に合う滑り方を教えていただきました。
ストックを持つ腕を肩まで上げ、遠くを見ながら股関節にストックを挟むような感覚で滑るといった感じ。
すると不思議なことに、苦手のコブ斜面を一度も失敗することなく滑り降りることができました。



3月25日、7時の気温はマイナス3度。

この日も快晴。

朝日山を見ると、誰かが滑ったシュプール数本。

レッスン中、万座の空に珍しくグライダーが上昇気流に乗って長時間舞っていました。

草津白根山とその左の坊主山。

坊主山にはシュプールがなく、滑りたいと思ったのですが・・・。

 

3月26日 7時半、気温は3度と暖かな朝。

ここに車を止め、ハイクアップの準備。

スキー板にツールをつけて、初めて一人で朝日山をハイクアップ。

どこを見ても気持ちの良い快晴。



既に数本のシュプールがある雪面を快調にハイクアップ。

難なく第一リフト降り場に到着。
ところがこの先から大変な目に。

ここから急斜面になった途端、シールを貼っていても雪面の表面が崩れてスキー板がずり落ちてしまい、
ハイクアップが困難に。
仕方なく板を担ぎ、ツボ足で登攀。

山頂に近づくと車のエンジン音が聞こえて来るので、不思議に思っていました。
やったの思いで山頂にたどり着くと、なんと除雪車が。

除雪車の運転手も、私の姿を見て驚いているようでした。

ここから見える万座山とその後方に見える北アルプスは、お気に入りの景色。

万座のホテル群が小さく見え、ここまで登ってきた優越感と爽快感に浸っていました。


ちょっと滑ってシュプールを確認。
自分のシュプールがどれかよくわからず、ちょっと残念な気持ちに。

頻繁に雪面の滑走性が変わり滑りづらい斜面でしたが、何とか転ばずに下まで滑走。
気持ちのいい一本でした。

もう一本滑ろうかと思いましたが、今シーズンは『もう一本』は滑らないことにしているのでここまで。

2年ぶりの朝日山。
元ゲレンデでも、リフトが休止で誰も滑っていない雪山の滑走は格別に爽快でした。

 

 

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スイス・ツェルマット余話Ⅰ

2018年04月08日 | 17~18シーズン

ツェルマットにミレーの専門店があり、入ってみると気に入ったブルー系のウェアがありました。
20%オフの値札と日本では販売されてないモデルかなと思い、まず試着しました。
その日は買わないで、ホテルへ帰りました。

その夜、気に入ったウェアを着ている夢を見ました。
次の日も店に行き、買ってしまいました。



店の人にオレンジ色のパンツを勧められました。
スイスでは似合うと思いましたが、日本のスキー場には合わないだろうと買わないでおきました。
帰国してから神田のスキー専門店へ行き、紺色のパンツを購入しました。

3月下旬の万座で、買ったばかりのウェアを早速着て滑りました。

スイスで買ったスキーウェアは、日本でも売られていました。
しかも、スイスより3割ぐらい安く、ショックでした。


生産量が少なく、日本への輸入があまりないスイスワインを持ち帰りました。
とても美味しいワインで、お土産はいらないと言ってた女房がほとんど飲んでしまいました。



日本では販売されてない『リベラ』。
昨年は美味しいと感じなかったのですが、飲み慣れたのか、今回はスイスでほぼ毎日飲みました。
1本だけ日本へ買って帰り、一人で全部飲んでしまいました。

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スイス・ツェルマットから帰国

2018年04月05日 | 17~18シーズン

3月3日、朝5時過ぎ、ツェルマット駅です。   

駅の壁面には日本語をはじめ、様々な国の言葉がかかれていました。

途中で車に乗り換えて、チューリッヒ空港へ。

スイスの景色の見納めです。

帰国の飛行機には、順調に搭乗手続きができました。

搭乗口前にはたくさんの人がいて、飛行機に乗ると満席でした。

この飛行機で成田へ。

スイスは赤色やオレンジ色の使い方が上手というか、似合う国です。

シンプルなデザインが気に入っています。

帰国は無事に、予定時間に成田・日本へ到着。

機内で隣に座っていたフランス人です。現在はドイツで仕事をしてるとのことです。


機内で彼が日本語の勉強をしていたので話しかけると、渋谷にある日本語学校へ短期留学するとのことでした。
母国語のフランス語のほかにドイツ語、英語とスウェーデン語も話せるそうで、羨ましい限りでした。
彼とずっと話をしていたら、あっという間に日本に帰り着きました。

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スイス・トロッケナーシュテーク

2018年04月04日 | 17~18シーズン

3月2日、朝7時の気温はマイナス4℃と、前日よりさらに暖かな気温。

マッターホルン、ガスで姿がまったく見えませんでした。

初めて山へ向かっていく除雪車を見ました。

 

天気が良ければイタリア・ヴァルトナンシュへ滑っていく予定でしたが、残念ながらイタリア側のコースがクローズ。
そこでまずは記念撮影後、ここトロッケナーシュテークを滑ることに。

視界が悪いため景色を楽しむこともできず、ただひたすら滑っていました。

それでも一時、マッターホルンが薄らと見えました。

昼食はレストラン『フーリ』で。

木をふんだんに使った建物でした。

メニューです。

こちらのメニューは日本人用。

開くと、メニューが日本語で書かれていました。

私は『おばあさん特伝ポトフ』を注文。
肉と野菜がふんだんに入った美味しいポトフでした。

こちらは若者が注文した『太目ソーセージと目玉焼き乗せロシティ』。
とてもでっかいソーセージでした。

ツェルマットでの最後のランチを皆さんと楽しくいただきました。

この日は街で買い物をするため、早めにゴンドラに乗って下山。

ツェルマット最終日の滑走記録です。

ほとんど景色を楽しまないでロングコースをビュンビュン滑ったため、今回最長の滑走
距離の37Km、標高差は4570mでした。

 

買い物では、昨夜夢の中で着ていたミレーのスキーウェア(右)を購入しました。

夕食のメインメニューは『サーモン』。
金属アレルギーの身体に『サーモン』は良くないのですが、ほかに食べる物がないため
あきらめて全部食べました。

ホテルのレストラン内です。

スイスらしい清潔感あふれる、木を多用した暖かな雰囲気の内装でした。

スイス・ツェルマットで、何もかも素晴らしかったスキーツアーに乾杯。

またヨーロッパ・アルプスでスキーできることを祈念して、ツェルマット最後の夜を過ごしました。

 

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スイス・『アルプスの真珠』サースフェー

2018年04月01日 | 17~18シーズン

3月1日7時の気温はマイナス9℃。昨日より10℃も高い気温です。

7時にツェルマット駅を出発した登山電車と、かすかに見えるマッターホルン。
残念ながら、山頂の朝焼けは望めませんでした。

ツェルマットから車に乗って、サースフェーへ。
『アルプスの真珠』と言われるサースフェーの地図を見ると、かなり広いスキーエリアのようでした。

まずゴンドラに乗りました。

ゴンドラが着いたところは、標高3000mにあるフェルスキン。

フェルスキンから、世界最高所にある地下鉄『メトロ・アルピーン』に乗りました。

終着駅は標高3500mのミッテルアラリン。

ミッテルアラリンから軽快に滑って行きます。

フェロートラベルのガイド河野さんが立ち止まり、教えてくれたものは巨大な氷河。

迫力満点でした。

サースフェーには、あちこちに氷河がありました。

ここでも氷河に見入っていました。

氷河の景色を堪能した後は、もちろんスキー。

万座のスキー仲間Omさんの滑りです。

こちらはUhさん。
お二人とも、カッコいい滑りです。

これは私。

次に向かったところは標高2570mのプラッティエン。

標高4017mのヴァイスミースをはじめ、4000m級の山がいくつも見えました。

ヴァイスミースをバックに記念撮影。

急斜面が続くロングコースを滑って、レストランがある街を目指します。

静かな街に到着。

昼食は、レストラン『ラ・コルジュ』で。

清潔感あふれるお店でした。

お待ちかねの昼食です。

私はポトフを注文。

食事前に記念撮影。

食後は、レストラン横の橋の上で記念撮影。

サースフェーでは氷河の上も滑りましたが、広いのでどこが氷河か、まったく分かりませんでした。

このクワッドリフトのフードは、手動でした。
スイスは日本と異なり、手動のフードが多いかった気がします。

サースフェーの街へ予定より早く下山。

山に雪崩防止柵がありました。

車に乗る前に、記念撮影。

帰りの車で運転手が何かを見つけ騒ぐので、窓の外を見ると野生のシュタインボックが草を食べていました。


ホテルに戻ると、この日もすぐに着替えて外出。

ホテルの近くにある公衆電話です。使う人がいるのか、分かりません。


街ではミレーの専門店へ行き、スキーウェアを試着。
デザインがとても気に入りましたが、衝動買いを抑えてホテルに帰りました。

夕食のメニューです。

前菜とメインメニューの写真を撮り忘れ、デザートのみ撮影。

 

この夜、ミレーの店で試着したスキーウェアを着てる夢を見ました。

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国境を越えてイタリア・チェルビニアへ

2018年03月28日 | 17~18シーズン

2月28日、マッターホルンが赤く染まる朝焼け『モルゲンロート』を期待して、6時40分頃から外で待機しました。
しびれるような寒さでした。

朝7時。

気温はマイナス19℃でした。


ツェルマット駅を出た登山電車が通過。こんなに早い時間からと、驚きました。

7時10分 ほんのりと赤く染まっているような気が。


ズームアップして撮影。

時間の経過とともに、朝焼けは白色に。

 

 

8時50分、今日こそはイタリア・チェルビニアへ行けるかと不安な面持ちで、ゴンドラ乗り場に集合しました。 

ゴンドラの中から見る空は快晴。
マッターホルンがくっくりと見えました。

9時40分、途中駅の掲示板に、寒いため滑ることができる子どもは9歳以上との注意書きが。
この時点では、イタリア側のコースはオープンになっていました。

ここからロープウェイに乗り継いで、クライン・マッターホルンへ。

スイスのロープウェイは、絵になるデザインです。

こんな岩山のてっぺんに終着駅があることに、驚異を感じました。

富士山(3778m)より高いクライン・マッターホルン展望台(3883m)から見るマッターホルンの姿です。

ヨーロッパアルプス最高峰のモンブランが見えました。


ズームアップして撮影。

山頂から延びる大雪原です。


マイナス24℃の展望台は風速44km/hで、体感気温はマイナス36℃。極寒の世界でした。

極寒と強風のため、イタリア・チェルビニア側のコースは閉鎖されていました。
時間つぶしとショッピングを兼ねて展望台の売店へ。
ここでしか販売していないオリジナル商品があり、マグカップとカウベル、ピンバッチを購入しました。
いずれにも、マッターホルンの山姿が描かれています。


外に出ると、オープンしてない筈のイタリアを滑っているスキーヤーがいるので、とりあえず国境へ向かいました。

掲示板ではクローズのイタリア側でしたが、なぜかオープンになっていました。


マッターホルン、イタリアに来ると山名がイタリア語の『モンテチェルビーノ』になり、山の姿もかなり変わってきます。

イタリア側のコース、それは見事に整備されていました。

モンテチェルビーノを見上げながら、しばし休憩。

フェロートラベルの小瀬さんがいろいろと説明してくれましたが、ほとんど忘れてしまいました。

チェルビニアの街に到着。

小さく静かな街でした。

しばらく街を散策。

スイス・ツェルマットとは異なり、イタリア・チェルビニアは街中の道路が石畳でした。


街のロータリーで記念撮影。

チェルビニアから見るモンテチェルビーノです。



昼食はレストラン『ダ・マリオ』で。料理はもちろんイタ飯。

賑やかな店内でした。

イタリアワインがずらりと並べれらていました。

パスタの盛り合わせをいただきました。

デザートも美味しくいただきました。

楊枝があったので手にすると、なぜか袋に『サムライ』と書いてありました。

食後はもちろんスイスへ戻りました。

スイスへ戻る途中も、モンテチェルビーノを仰ぎ見て撮影。

皆さんと集合写真も撮影。


イタリアとスイスの国境を跨いで記念撮影。

国境です。
国境を越えてもパスポートがいらず、日本の県境みたいなものでした。


この日も最後のひと滑りは安全のため避けて、ゴンドラで帰りました。

滑走距離は26.8km、標高差は4200mでした。


ホテルに戻ると、すぐに着替えてツェルマットの街へ。
ツェルマットは環境保護のため、車は電気自動車ばかり。
電気自動車のタクシーです。

小型トラックも電気自動車。

バスも電気自動車。

タクシーの後ろにスキー板を載せます。

電気自動車が行き交う様を見ていると、ヨーロッパ・スイスは電気自動車に関するノウハウを数多く持っているだろう。
翻って電気自動車がまだ少ない日本は、電気自動車開発が出遅れているのではと心配になりました。

昨年スイスで買ったお土産用のチョコレートは、子どもに「こんなのコンビニでも売ってる。」と言われました。
我が家の最寄りの駅中のスーパーでも同じチョコレートを見かけたので、今年は日本で売られてないものを物色。
ここ『レダラッハ』のチョコレートは日本では売ってないだろうというので、店内へ。

おしゃれな店内でした。

メイン商品は量り売りでした。

量り売り商品のかけら?の詰め合わせがあり、手ごろな価格だったので購入しました。
帰国してネットで検索すると、銀座三越店があることが分かりました。

チョコレートを買った後、さらに街をぶらついていると、Uhさんが探し求めていたスタンドバーを発見。
迷わず立ち寄り、乾杯。
屋外ですが、電燈のような部分がストーブになっているので、結構暖かでした。

夕暮れのホテル街。

宿泊したホテルホリデーの玄関には、万座の元ハウスユキにあったのと同様の昔のスキー板とストックが飾られていました。

ホテル内のバーです。残念ながら、一度も利用しませんでした。

ホテルのメニュー、私たちのテーブルには日本語で書かれたもの。

パンプキンスープ。

この日のメインの牛肉。

そしてデザート。

ホテルの食事は私向けの適度なボリュームとあっさり味で、毎日美味しくいただきました。

 

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スイス・絶景のスネガ~ゴルナーグラート

2018年03月21日 | 17~18シーズン

2月27日は早朝から快晴。
マッターホルンが赤く染まる朝焼け『モルゲンロート』を見ようと、7時過ぎに外へ出ると遅すぎたようです。
『赤く』ではなく白く光り輝く朝焼けでした。
 

青空が広がる良い天気にイタリア・チェルビニア行きを期待しましたが、第一級の大寒波が到来。
このためクライン・マッターホルンはマイナス31℃で、山頂のゴンドラ設備が凍結して運休とのこと。
そこで、ゴルナーグラート経由でスネガへ向かうことに。
電光掲示板を見ると、ゴルナーグラートもマイナス25℃。これまで未体験の気温です。
 

ゴンドラに乗って、ゴルナーグラートへ。
 

マッターホルンをバックに滑って、ゴルナーグラートからスネガへ。
 

スネガから見るマッターホルンは、それはそれは絶景でした。
 

 


皆さん、スキーを楽しむこととマッターホルンを見るためにツェルマットへ来たようです。


マッターホルンをバックにポーズ。
 

 

標高3103mのロートホルンでも記念撮影。
 

筆舌に尽くしがたい広大で勇壮な景色です。

ゲレンデも広大でロングラン。
スキー板とストックをマッターホルンの手前に置いて昼食です。
 

昼食は標高2620mにある『フルアルプ』。
温かいポトフをいただきました。
 

マッターホルンを眺めながらの食事は格別でした。
 

食後の記念撮影。そして、スキー。
 

マッターホルンに向かって快走。
 

爽快なスキーに、カメラマンに応えてちょっと気取ったポーズ。
 

スネガは、どこからでもマッターホルンを見ることができました。
 


登山電車に乗って、再びゴルナーグラートへ。昨日と違って、景色を堪能できました。


ホテルのさらに上にある展望台へ向かいました。
 

標高3100mkホテルの中、そして、展望台で記念撮影。
 

ここも絶景。巨大な氷河が見えました。
 

スキーも景色も最高でした。


少し疲れていたことと、下りの登山鉄道の景色も素晴らしいというガイド小瀬さんのアドバイスに従って、電車で下山することに。
 


滑走記録です。

景色を楽しむだけでなく、ガイドの河野さんがロングランで滑り続けていたので、滑走距離は24Km。
標高差は5800mでした。


夕方、一人で買い物へ。
夕暮れのマッターホルンも見ごたえありました。
 

駅の近くでマッターホルンとは反対方向に向かって数人が写真撮影をしているのでなんだろうと目を向けると、山の名前は分かりませんが夕焼けに山頂が赤く染まっていました。
 

 

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スイス・ゴルナーグラート: マッターホルンの雄姿

2018年03月18日 | 17~18シーズン

2月26日、曇り空であまり視界が良くない天気に、「これではマッターホルンが見えない」とガッカリ。

ホテル前の坂下方向を見ても眼前に山。

反対側の坂上を見ても山。
ツェルマットが谷間の街であることがよく分かります。


ゴルナーグラート登山鉄道ツェルマットの駅舎内です。


電車が来るのが待ち遠しく、あちこちをウロウロ。


ようやく電車が来ました。
スイスの雪山には、赤やオレンジの車体が似合います。

登山電車は静かにゆっくりとしたスピードで、確実に急勾配を登って行きます。

ツェルマットの街が下に小さくなる中、昨日行った教会が見えました。

さほど混まず全員が座れ、静寂な車内でした。


しばらくの間電車は霧の中を走り、たまに車窓から見えても雪の壁だけ。


標高3089mのゴルナーグラートに到着。

気温はマイナス23℃。万座より寒い気温に驚きましたが、それでも風が弱くて助かりました。
日本では風速は秒速で表示されますが、ここスイスでは時速。
15㎞/hは秒速だと4m程度です。

山頂にあるのは天文台かと思ったら、ホテルでした。
そのホテルをバックに集合写真。

標高3100mに建つその名も『3100クルムホテル・ゴルナーグラート』は、スイスアルプスで一番高いところに
あるホテルのようです。

次第にガスが薄れ、晴れてきそうな気配でした。

太陽がもう少しで顔を出しそうでした。
この日のガイド小瀬さんが山々の説明をしてくれますが、憶え切れません。

広大で長い距離の斜面を滑ってリフト乗り場に行くと、たくさんのスキーヤーがリフト待ち。
それでも高速リフトなので、待ち時間は思ったほどはありませんでした。

ガイドの小瀬さんは高速で長い距離を一気に滑り、「どこまで滑って行くの? まだ止まらないの?」といった感
があり、あっという間に昼食時間に。
昼食はレストラン『シュヴァルツゼー』で。

メニューはスイスの郷土料理ロシティ。食べる毎に好きになって来ました。

 

レストランに入ってしばらくすると、マッターホルンが次第に姿を現して来たので外へ。

ついに山頂が見えました。

名峰というにふさわしい山姿でした。

万座のスキー仲間と記念撮影。
感激のあまり、スキーウェアを着るのも忘れていました。

リフトに乗ってもマッターホルンにうっとり。

マッターホルンは見る場所によって、山の姿が全く異なります。

どこから見ても雄姿が絵になります。

昼食後、青空の下でスイスアルプスのロングランスキーを堪能。

それにしても広くて長い距離のバーンでした。

整備されたコース脇のオフピステは氷河で、危険なクレバスが潜んでいるので滑走は厳禁とのことでした。

 
この柵の向こう側は、イタリアとのこと。

明日以降、チャンスがあればイタリア・チェルビニアやヴァルトルナンシュへのツアーが予定されていて、期待で
胸が膨らみます。

午後3時半、ツェルマットのバス乗り場まで無事に滑り降りてきました。

スマホのアプリで、時間別にリフトなどの利用状況が分かります。

滑走距離や移動した標高差も分かります。
26日の滑走距離は28Km、標高差は4200mでした。

チロル風の家並みが絵に描いたようでした。


宿泊先のホテルのすぐ近くからもマッターホルンが見えました。

街から見えるマッターホルンは勇ましい山姿でした。

ホテルに帰り着替えて少し休んだだけで、再び駅前へ。

駅前を通り越し、スタンドバーを探し求めて街を散策。

前日Uhさんが目をつけていたバーのドアを開け中に入ると、あいにくほぼ満席でした。
空席を探してうろついていると、運よく席が空きました。
店内のテレビにはスキーレースのビデオが流れていて、さすがはアルペンの国と感心しました。

三者三様の飲み物を注文。

飲み始めて間もなく、街を散策しているフェロートラベルの河野さんを見つけ、手を振ると気づいてくれ、すぐさま
店内に入ってきて写真撮影となりました。

夕食前、フェロートラベル主催のコミュニケーションパーティがあり、自己紹介。
ファミリー、ご夫婦、スキークラブ、一人、グループなど様々な参加メンバでした。

 

 

 

 

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スイス・ツェルマットの街

2018年03月13日 | 17~18シーズン

2月25日の朝6時半過ぎに、ようやくスイス・チューリッヒ空港に到着。
成田を出発してから23時間、自宅を出てからは35時間かかってのスイスでした。

チューリッヒ空港で待ち構えていたフェロートラベルの小瀬さんに迎えられ、専用車に乗ってツェルマットへ。
途中、車に乗ったまま珍しいカートレインに乗車。


昼前にツェルマットに到着。
ホテルアルペンリゾートで昼食を摂り、宿泊先のホテルホリデーについたのは午後1時過ぎでした。


トリプルルームに男3人のため少し窮屈感があったものの、静かでベランダがある先ず先ずの部屋でした。

 

しばらく部屋で休んだ後、フェロートラベルのスタッフの案内で、ツェルマットの街を散策。
ゴルナーグラート鉄道の駅前です。

まず、ゴルナーグラート行きのツェルマット駅構内に立ち寄り。

マッターホルンが待っていました。

ツェルマットの街は、昨年行ったグリンデルワルトより随分と都会?でした。

次に、古い高床式の穀物倉庫を見学。

ネズミが進入しないように作られた『ネズミ返し』は、この地方独特のもののようです。

日本の正倉院が思い浮かびました。

 

建物の壁に、マッターホルンに初登頂したエドワード・ウィンパーのレリーフがありました。


教会がありました。

教会の中には、誰でも自由に入ることができました。

天井に『ノアの方舟?』、窓にはステンドグラスがあり、重厚さと歴史を感じました。


ホテルでの夕食は、トマト風味のチーズフォンデュでした。
チーズフォンデュにしてはチーズの香りが強くなく、日本人向けのあっさりとした味で完食しました。
お酒を楽しみにしていたUhさんがワインを注文し、スイスワインかと思ってラベルを見るとフランス産でした。
下戸の私は一口だけ、美味しくいただきました。

一日遅れのスイスの夜は郷土料理と美酒で身も心も和らぎ、部屋に戻るとすぐさまOmさんはいつものように
バタンキュー。あっという間に熟睡していました。

 

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右往左往してスイスへ

2018年03月12日 | 17~18シーズン

2月24日、予定通り8時前に成田空港第一ターミナルで万座のスキー仲間UhさんとOmさんと合流。
スイスへのスキーツアーの集合場所へ向かう途中で、旅行会社フェロートラベルの小瀬さんに出会うと、
なんと我々が乗るハズの飛行機は急病人出てスイスへ引き返し、成田へ飛んで来てないとのこと。あ然
としたまま、集合場所で待機するハメに。

次善策を対応していた小瀬さんがやって来て、「JALでフランクフルトまで行けるのから、第二ターミナルへ
移動しましょう。」とのことで、重いスーツケースとスキーバッグを持って第二ターミナル行きのバスに乗車。

搭乗時刻が迫っていたので、大慌てでJALのカウンタにて手荷物を預け、チェックインの手続きを開始。

ところが、スイス航空からJALへの情報連絡がスムーズに行かず、手続きが間に合ったのはツアー参加者
の3分の1だけに。


成田に取り残された我々が呆然としているところをANAの方がいろいろと手を尽くしてくれ、次のプランに二転
三転があったものの、最終的に昼過ぎの便で上海、香港経由で明朝チューリッヒに到着するコースが一番早く
スイスへ行けるとのこと。

そこで、再び重い荷物を持ってエアーチャイナのカウンタがある第一ターミナルへ戻りました。
エアーチャイナのカウンタでは、手続きがスムーズに完了。

初めての中国行きに、ちょっぴりワクワク。


上海の街を上空から眺めることを期待していましたが、残念ながら雨模様で視界が悪く景色を楽しむことは
できませんでした。
上海空港では遠方の景色がまったく見えず、中国に到着したという感触は皆無でした。

入国審査でパスポートを出すも突っ返され、なんのことやらさっぱりわからず。
無言のジェスチャーだけの対応に、すったもんだの末やっと原因が分かりました。

入国カードの提出が必要だと分かり必要事項を書いて再度入国審査をすると、すんなり通されました。


中国・上海を楽しむ間もなく、再び出国審査して香港行きの便に搭乗。

夜遅く香港に到着。
香港に来たのは2度目ですが、前回も今回も乗り継ぎだけで空港からは一歩も出ずでした。


香港でようやくスイス行きに搭乗手続き。

スイス・チューリッヒまでもう一息。

いよいよスイス航空に搭乗です。

香港からスイス・チューリッヒまでの所用時間が成田からチューリッヒまでと同じ13時間と分かり、やっと振り
出しに戻った感がありました。

右往左往してのスイス・チューリッヒまで23時間の旅は、遠くお尻や背中が痛くなる長旅でした。

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再び志賀高原へ

2018年03月08日 | 17~18シーズン

2月17日(土)、今シーズン二度目のスキークラブによる志賀高原ツアーへ。

すっきりしない天気ながら、まずまずの雪質でした。



2月18日(日)の昼過ぎは、スキーより平昌オリンピックのフィギュアスケート観戦を優先。
羽生結弦の気合い溢れる滑りに圧倒されました。

 

2月19日(月)は快晴。前夜に新雪が降り積もった雪面はこの上なく滑りやすいバーンに整備されており、
なんとなく上手くなった気がしました。



積雪量・雪質ともに申し分のない志賀高原でしたが、心は5日後に出発するスイスへ向かってしまいした。

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初万座

2018年02月06日 | 17~18シーズン

2月3日、今シーズン初めて万座へ。

昨秋テニスで足を痛めて以来、運動はドクターストップ状態のため万座行きを控えていましたが、先週スクール
の小渕先生から電話あり、急遽行くことにしたものです。

いつもより少し遅く家を出たばかりに高速道路で渋滞に会い、万座に到着した時にはすでに午前のレッスンが
始まっていました。

朝日山の斜面はほぼ雪に埋もれていて、ブッシュが僅かに顔を出しているだけでした。

大回転コースを見ると、気持ちよさそうなシュプールが。
足を痛めてなければ、是非とも滑りたいところでした。

坊主山は、まだ誰も滑っていないようでした。

万座山に登ると、妙高山方面がよく見えました。

草津白根山から離れた右手の尾根の向こう側が、今回噴火した場所になるそうです。

この日は午後のレッスンを受講し、小渕先生にマンツーマンでプルークでの基本的な滑りを教えていただきま
した。
苦手の右ターンは、気を抜くとくの字姿勢が作れず内傾に。矯正してうまく滑ることができたとき、本人の感覚と
しては違和感がありますが、小渕先生からはお褒めの言葉をいただきました。懇切丁寧に教えてもらっていると、
レッスンの2時間があっという間に過ぎ去りました。

レッスン後は2本だけフリーで滑り、定宿の豊国館に戻ると玄関でこれから家に帰るところのAsさんと会うことが
できました。昨春退職したので、今シーズンはスキー学校でインストラクターをしているとのことでした。

スキーブーツを脱ごうとしていると、顔を合わせた女性が「あっ!」と言うのでよ~く見ると、仕事でお世話になっ
ている方でした。足を痛めていなければ受講しようと思っていた『コブ講座」を受けているとのことで、うらやましい
限りでした。

夕食時は、旧知のSg嬢とスキー談義。話がつきませんでした。

 

2月4日の朝7時、雲一つない快晴。 

気温はマイナス13℃。

8時30分、リフト営業前のバーンは綺麗に整備されてとても滑りやすそうでした。

青空が果てしなく広がっていました。

青空をバックに、雪に覆われた真っ白な山。

リフト乗り場の脇には、可愛い雪像がありました。

坊主山へ行くには、絶好の天気でした。 

富士山は心の眼で見て、やっとあれかなというほどに、かすかにうっすらと見える程度でした。 

朝一番に景色を楽しんだ後、この日も小渕先生に基本的な滑りを中心に教えていただきました。
一人で滑っていると雑な滑りになってしまいますが、レッスンを受けると基本に忠実な滑りを心がけることができ、
欠点も分かりやすく指摘してもらえ、ステップアップに欠かせません。

昼食後は、豊国館の通称プールと呼ぶ露天風呂で昨夜に引き続きひと泳ぎ。
温泉から上がり外に出ると、雪が舞っていました。天候の急変に、万座が標高1600m以上の山であることを
再認識。

次は万座へいつ行こうかと、悶々としています。

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