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粉雪の万座へ

万座の粉雪と雪景色、流れる雲と青空に魅せられ綴っています。

’08~’09シーズンを振り返って・・・その1

2009年04月11日 | 08~09シーズン

5年前から再び万座に通うようになり、年を経る毎にシーズン中に訪れる回数が
増えています。


<青空、蒼穹>
とにかく青空に恵まれました。小説風に表現すると、『蒼穹の万座』。
 
万座と言えば粉雪、そして、猛烈に寒い吹雪きが定番。
とは言っても、青空の下で粉雪の新雪・深雪を滑ることの爽快さは最高。


<万座スキー学校>
黒岩隆夫先生、小川俊明先生、斉藤潔先生、滝沢厚男先生、梶伸之先生、小柳
宏文先生に教えていただきました。受講日数18日は過去最高、滞在日数19日
は過去3番目ぐらいでしょう。ちなみに、20代半ば頃は年間の受講日数は10日
ほどでも、20日以上滞在していたように思います。

 


高校生の次女が初めて万座に同行、スキー学校に入校。彼女はボードに初挑戦。
(娘は真ん中の白っぽいウェア)

<スキーウェア>
スキーに出かける際は快く送り出してくれる女房に、ウェアの新調には反対され
ました。しかし、その反対を押し切って購入。
 
色は気に入っていて、周囲の人にも好評でした。ただし、期待したほどは暖かくなく、
寒い日はスキーウェアの下にダウンウェアを着用。すると、ちっとも寒くなく、この着こ
なしを教えてくれた小川先生に感謝、感謝。教祖様さまです。


<ご夫妻>
ご夫妻でスキー学校に参加されている、数組のカップルとご一緒する機会があり
ました。皆さん仲むつまじく、うらやましい限りでした。
 


<サプライズ>
左写真正面の斜面の右下で、雪崩発生。雪崩の直後を初めて見ました。
 


“The Surprise” After

2009年03月20日 | 08~09シーズン

“The Surprise”コースに参加するようになって5シーズン目を迎え、やっと深雪を
少し自在に滑れるようになり、新雪・深雪滑走を益々楽しめるようになってきました。


“The Surprise”コースを楽しむために不可欠なものに、天候・新雪・深雪などの自
然があり、スキー技術・度胸など本人に起因するものがあり、インストラクタ、参加メン
バの人柄などがあります。これらの中で一番大きな要因は、インストラクタと参加メンバ
の人柄であると最近感じています。
 


サプライズコースに限らず、万座スキー学校に集う人々が善男善女であることが、私が
万座に再び通うようになった一番の理由のような気が今しています。
勿論その善男善女の中に、万座スキー学校のインストラクタの方々が含まれるのは言
うまでもありません。


“The Surprise” Phase 3 蒼穹の雪原

2009年03月19日 | 08~09シーズン

15日、万座の空は蒼穹。坊主山の上空には雲ひとつありません。
 


スノーシューを背負って、集合。皆さん、お天気に恵まれてにこやかな笑顔。
 


リフトに乗っているだけでも、実に楽しそう。
 


朝日山山頂にて、スノーシューに履き替えます。
 


まずは、山田峠方面に向かって歩きます。写真正面の山は、昨年登った白根山。
 


雪原の上は蒼穹。
 


前方に横手山山頂が見えてきました。
 


しばし休憩。その間に、黒岩先生とメンバーの一人が、昨年滑った斜面を見に行きます。
 


黒岩先生に呼ばれて行くと、昨年滑った斜面付近で雪崩が起きたところでした。
 
雪崩の直後を見たのは初めて。今回最大のサプライズ。


蒼穹をバックにポーズ。
 


坊主山頂上に向かって、直登。
 


頂上まであと少し。
 
頂上に着いたところで、私もポーズ。


頂上では景色を楽しんだり、記念撮影をしたり。
 


休み終えるとスキー板に履き替え、再びスノーシューを背負います。
 


これから坊主山を大滑降。
 


爽快です。
 


でも新雪の世界は、油断をするとこのとおり。転んで雪煙を上げた瞬間をパチリと撮影。
 
転んでも、本人も周囲の人々も明るく楽しい笑顔。


これほど爽快なスキーはありません。
 
 


ここからは林間コース。
 


林間コースで、私は深雪をイメージどおりに自由自在に滑走ができ大満足。
滑りながら「最高、楽しい」と声を発していました。
 
他の皆さんも、気分は最高のよう。



午後はスノーシューを置いて、基本レッスン。
 


黒岩先生も、小柳先生もリラックスした滑り。。
 


リフトに乗る姿もゆったりとしています。
 


蒼穹に真っ白な樹氷と飛行機雲が映えます。
 


坊主山には我々が滑ったシュプールが、栄光の足跡のように見えます。


今シーズも蒼穹の下で、爽快なサプライズを味わうことが出来ました。
新雪・深雪の山野にエスコートしていただいた黒岩先生と小柳先生に、深く感謝する
次第です。


“The Surprise” Phase 2 笑顔

2009年03月18日 | 08~09シーズン

3月14日、昼休みに薬を飲み部屋で寝ていると、幸いにも頭痛が取れてきました。


午後は朝日山ゲレンデに集合。
 


天候も私の身体も次第に回復してきて、良いことがありそうな予感が。
 


リフト乗って、朝日山の頂上へ。
 


頂上から少しゲレンデを外れて林の中を進むと、突然開けた空間が現れそこは深雪の
パラダイス。
 


まだちょっと不安感を持っている方もいますが、さらに進むます。
 


すると、広く開けた絶好の新雪・深雪コースに遭遇。
不安感を持った人も、インストラクタの黒岩先生、小柳先生もどんどん深雪に飛び込ん
でいきます。
 


滑るほどに、不安感は吹き飛んでいきます。
 


皆さん、それは楽しそうに滑っていきます。
 


でもここは深雪。油断するとこの通り。
 


転ぶとこんなに埋もれることも。
 
不思議なことに、転んでも皆さん実に楽しそうないい笑顔。


この方、悲鳴を上げながら滑っていきますが、転べば転ぶほど笑顔に。
 


写真ではわかりにくいですが、サルノコシカケがありました。
 


夜はミーティング後、お酒とおつまみを持ち寄って勝手にパーティ。
 


笑顔、笑顔の楽しい会話が、いつまでも続いていました。
 


【予告】 次回のタイトルは『“The Surprise” Phase 3 蒼穹の雪原』


“The Surprise” Phase 1 リベンジ

2009年03月17日 | 08~09シーズン

3月14日(土)の早朝、寝ていると外で雨が降っているような音が聞こえ、目覚めます。
夢であってほしいと思いながら寝返りを打つと、持病の頭痛がわずかながらして嫌な
雰囲気に。もう一眠りして7時に起床。雨音は聞こえません。外を見ると雪が降っていま
す。


7時30分の気温は、0度。道路や車の上に、湿った雪が降り積もっています。
 


10時前のプリンスゲレンデ。雪は次第に粉雪に変化していきます。
 


いよいよ今シーズンも、待ちに待った万座スキー学校・黒岩隆夫先生の“The Surprise”
コースがスタート。


天候が思わしくないため、まずはゲレンデで新雪滑走対策用のトレーニング。
その後、熊四郎コース入口へ向かいます。途中からコースを外れて林の中へ。これから
どこへ行くのだろうと不安げな方、深雪滑走できる期待にワクワクしている方など様々。
私はリベンジを胸に・・・。
 
そして、日進館裏へと進みます。


この辺りに来ると、いつも黒岩隆夫先生は私に「ここだよ。」と話しかけてきます。
 


忘れもしない2005年。再び万座を訪れ続けるキッカケとなった、サプライズコースに
初参加のときのことです。(写真はそのときのもの)
 



日進館裏手前の林間で深雪を滑っていて、顔面から大転倒。その時かけていたサ
ングラスのレンズがはずれ、雪の中にあえなく紛失。
それからは、転倒箇所に来るたびに黒岩隆夫先生が「ここだよ。」と言うのです。


爾来、新雪・深雪に覆われた急峻な斜面にリベンジする思いで、雪面に身体ごと飛び
込んでいく「勇気と度胸」と「絶対に転ばないぞという意地」を持って、深雪滑走に臨ん
でいるのです。
そして、新雪・深雪に覆われた自然の山野を自由自在に滑れるようになりたい一心で、
万座スキー学校に通い続けることに。


“No guts.No glory.Go for it!”
『根性なしに栄光なし。行ってみろ!』の心意気で、いざリベンジ。


今回の結果は目指すところの60点ぐらいでしょうか。納得のいく滑りにはまだまだ到達
しませんが、年々良くなって来ていることを実感して、やや満足。


参加者全員、無事に日進館裏へ滑り降り、ほっと一息。
 


最後に、黒岩隆夫先生が滑り降りてきました。
 


サプライズ第1日目の午前は思いのほか粉雪の深雪滑走を満喫でき、まずまずの滑り出し。


ただし、私の頭痛はひどくなり、昼食はパン1個とバナナ1本を食べるのがやっと。薬を
飲んで、一人だけ部屋で昼休み。リベンジしたことの反動でしょうか。


【予告】 次回のタイトルは『“The Surprise” Phase 2 笑顔』


“The Surprise” Before

2009年03月16日 | 08~09シーズン

3月13日(金)、9時30分頃の万座温泉スキー場プリンスゲレンデです。
天候は曇り、気温は0℃ぐらい。寒くない万座です。


14日から始まる万座スキー学校・主任『黒岩隆夫先生』の“The Surprise”へ参加
するにあたり、前日に来て足慣らし。これまでにレギュラーコースやエキスパートコース
を受講したときにもらったワッペン5枚を手に、スキー学校常設コースの一般レッスン
を申込み。

ラッキーなことに、担当は黒岩隆夫先生。レッスン中、先生からサプライズでの新雪滑
走を意識したアドバイスが時々出ますが、こちらは思うようにうまく滑れず少し憂鬱に。


この方も私と同じ考えで、同じ行動を3日間共にします。

部屋も同室で、とてもお世話になりました(ハウスユキに宿泊する方は、善人ばかり)。


午前中は曇り空でしたが、昼過ぎから雪がちらつき始めました。
 
写真はリフトが終了する寸前の午後5時前。吹雪いて来て、明日からのサプライズが
期待出来そうな雰囲気に・・・。


【予告】 次回のタイトルは『“The Surprise” Phase 1 リベンジ』


志賀・一の瀬スキーツアー

2009年03月03日 | 08~09シーズン

2月28日~3月2日、某スキー協会のスキーツアーに初参加しました。行き先は志賀
高原・一の瀬スキー場。


28日早朝、ホテルの部屋から外を見ると、志賀高原の空は快晴です。
 


リフトが動き始めると軽く足慣らしをした後、一の瀬ゲレンデの最上部へ。
北アルプスなどの白銀の山並みに、しばらく見とれていました。このあと悲劇が・・・。
 
デジカメで景色を撮り終えて回りを見ると、スキー協会の方々が誰もいません。リフト
乗り場まで滑り降りても見当たらず、あちこちを探してもやはり見つかりません。


一日中グループで滑る予定でしたが、初日の大半は『志賀高原一人ぼっち』の寂しい
スキーになってしまいました。
 


初日の失態を教訓に、二日目は景色を楽しむのは二の次にして、ひたすら同じグル
ープの方たちの背中を追っていました。おかげで、サンバレーのホテルで新鮮なリン
ゴとイチゴを、横手山山頂では美味しいパンの昼食を味わうことができました。


スキーツアーへ出発前にデジカメの電池に充電することを忘れたため、二日目に写真
を撮ろうとしたところで遭えなく電池切れ。油断していました。


3日目はチョッピリ新雪を滑ることができ、“The Surprise”の予行演習が少し出来ま
した。


今回参加した某スキー協会の方たちは、心からスキーを楽しむと共に人とのふれあい
を大切にする善人ばかりで、その人柄や年齢以上に元気ハツラツとした生き方に敬服
する次第です。
初参加の私に、気さくに親切にしていただいたスキー協会の皆様に感謝いたします。


青空の万座へ、again

2009年02月17日 | 08~09シーズン

2月14日朝8時過ぎ、万座スキー学校に到着。気温はなんとプラス5度。


14日~15日は、小川俊明先生の『エンジョイスキーイング』に参加しました。
 
10時前のプリンスゲレンデは曇り空でしたが、次第に晴れ間が広がってきました。


昼過ぎには、『青空の万座』になりました。
 
今シーズンは万座に来るたびに、雲ひとつない青空に出会っています。


15日の朝7時30分、気温はマイナス2度。天候『晴れ』。
 


15日も『青空の万座』
 


青空の下で『エンジョイスキーイング』を堪能。
 


第5ゲレンデ上部から、八方や妙高が見えます。
 


天気が良い上に高温ときては坊主山の積雪量が気になり、このままでは3月の『サプラ
イズコース』のときに坊主山や白根山周辺を滑れなくなるのではと心配に。
 


白い雪と青空に、赤いスキーウエアが映えています。


小川先生に珍しく、『滑りが変化してきている』と褒められました。最近自分でも、滑り
に今までにない新たな感覚を感じて来ていたので、それが錯覚ではないようだと、うれ
しくなってきました。


午後は薄い雲に覆われてきました。


粉雪の深雪を自在に滑れるようになりたいと、数年前から再び万座スキー学校に通
うようになりました。
今シーズンは万座を訪れるごとに、青空に恵まれています。おかげで滑りのベース
作りには好都合の天候で、新たに立てた目標に少し近づけた気がしています。
ただし、粉雪の深雪を滑る機会には恵まれていないことが心残りです。


来月の『The Surprise』までに、万座が粉雪に埋もれることを祈っている毎日です。


またも快晴の万座

2009年02月10日 | 08~09シーズン

2月7日、朝の浅間山です。
(万座温泉へ行く途中、見晴台付近にて撮影)
噴煙は随分と収まっています。


2月7日~8日、万座スキー学校・黒岩隆夫先生の『基礎スキー講座』に参加してきま
した。


この日も万座は快晴。
 
今シーズンはこれで5回目の万座ですが、毎回快晴に出会っています。


樹氷と青空が爽快なコラボレーションを見せています。
 


黒岩先生も青空の下で、爽快にスキー。
 



8日7時30分の気温はマイナス10℃。


朝食の後、歩いてプリンスゲレンデへ。

プリンスホテル前には、こんな雪像が造られていました。


一気に第5ゲレンデ上部へ行き、熊四郎コースに一番乗り。
岩場の箇所も十分な積雪があり快適にクルージングと思いきや、強風で雪煙が舞い
上がって視界不良になり、減速。おかげで、まだ深く窪んでいる沢のところを安全に滑
ることが出来ました。


9時30分、集合場所の朝日山第2リフト乗り場へ。

朝日山ゲレンデは猛烈な風が吹き荒れており、急遽レッスン会場をプリンスゲレンデ
に変更。


この日の黒岩先生はリフトに乗ってもレッスン時も、女性といい感じ?
 
 
黒岩先生の教え方は、手取り足取りで親切・丁寧、熱心そのものです。
今回も、滑りに良い収穫がありました。


写真では分かりづらいのですが、樹氷にツララが垂れ下がっています。
 


午前中のレッスン終了後、熊四郎コースを滑ってハウスユキで昼食。


この日も昼過ぎには、青空が晴れ渡ります。
 


白根山山頂の右肩に雪煙が上がっており、強風が吹き続けている様子がよく分かり
ます。昨シーズン、白根山に登っても頂上にはほとんど積雪がなかったことが思い起
こされました。
 


午後のレッスン終了後、熊四郎コースを滑ってハウスユキへ。
1日に熊四郎コースを3回も滑ったのは、初めてのような気がしています。


新雪を求めて

2009年01月26日 | 08~09シーズン

1月24日、今シーズン4回目の万座です。


この日は冬型の気圧配置のため、お天気は最悪の状態になりそうな気配。
 


万座スキー学校・滝沢厚男先生の『スキーレシピ』に参加しました。
 
滝沢先生に教えていただくのは、これが初めてです。


ゲレンデの状態はアイスボールがゴロゴロとしていて、まるで舗装していない砂利道を
滑っているような感覚でした。思わず「舗装した雪面を滑りたい」と叫びたくなります。
 
お天気は晴れたり曇ったり、ときには吹雪いたりと気まぐれな空模様でした。
遠くに見える坊主山が真っ白な新雪に覆われており、行って滑りたくなります。


25日の朝、7時30分の気温はマイナス12度。なんとなく、晴れそうな雰囲気です。
 


9時過ぎ、万座の上空は雲ひとつない快晴。
 


最高のお天気です。
 

レッスン開始時、滝沢先生が「新雪を滑りに坊主山に行こう」と言うではありませんか。
この言葉に心が躍ります。
 
坊主山を目指して、足取りも軽く。


この辺りはツボ足で歩くと、ご覧のようにモモまで足が埋もれることが。
 


次第に坊主山に近づきます。
 


時折、滝沢先生が積雪量を確認します。
 

ひたすら、雪原を歩きます。
 

途中、白根山に登ろうということになり、頂上を目指します。
 

頂上の少し手前で記念撮影。強風にもかかわらず、皆さん楽しそう。
 

横手山がよく見えます。



頂上手前の新雪を滑っては登り、滑っては登りを繰り返します。
 



粉雪の新雪は、最高でした。


近づいてみると、白根山山頂も坊主山も滑るには積雪量が少ないと判断。残念でした
が、来たルートを引き返しました。


万座では珍しいスノーボールのゲレンデやオフピステの新雪を滑ったあと、フォーメー
ションでの楽しい滑りを味わい、2日間の「スキーレシピ」を終えたのでした。


ホワイトアウトの万座

2009年01月13日 | 08~09シーズン

1月10日(土)、今シーズン3回目の万座です。


スキー場に向かう途中、万座ハイウェイの料金所を過ぎたあたりから吹雪いてきて、
時折全く前が見えないホワイトアウト状態に。慎重に運転して、朝8時30分頃スキー
学校に無事到着。


早速スキーウエアに着替えて、プリンスゲレンデへ。
 
ゲレンデは差ほど吹雪いてなく、平穏な状況に一安心。午後から参加する『エンジョイ
スキーイング』に備えて、軽く足慣らし。

午後1時30分より朝日山第2ゲレンデにて、小川俊明先生の『エンジョイスキーイング』
開始。午後になってから気温は次第に下がりマイナス10度以下になり、本格的な吹雪
になってきました。吹雪の中、我々のほかに、某スキークラブも黒岩隆夫先生にレッス
ンを受けていました。
 
リフトに乗っていて気づいたことが一つ。小川先生が乗ったリフトは、どんなに強風が
吹いても揺れません。他の人が乗ったリフトは、ブランコのように揺れているのですが。
不思議なことです。


吹雪で視界はよくありません。
 


滑っていると、猛吹雪で突然ホワイトアウト状態になることがあります。
(猛吹雪を撮影)
ホワイトアウトの中を滑る感覚は、真っ白い世界を漂うような何とも言えない不思議な
感覚です。


あっという間に2時間のレッスンを終え、ハウスユキへ。


マイナス10度以下の吹雪の中でも、顔と指先以外は程よい暖かさでした。
その理由は、スキーウェアの下にダウンウェアを着込んでいたからです。写真の左がそ
のダウンウェア。(かつて万座に通い始めた時分に購入した、普通のスキー用ダウン。
つまり、スキーウェアを二枚着ていたことになる。)

昨シーズン、小川先生が「他のインストラクタが寒いと言っていても、俺は寒くないのだ。
なぜなら、スキーウェアの下に登山用のダウンウェアを上下とも着込んでいるから。」
と教えてくれたので、真似てみたのです。その効果は絶大で、寒がりの方にはお勧めの
着こなし方です。



1月11日(日) 7時30分の気温はマイナス13度。
 


初めは曇り空でしたが次第に青空が広がり、風もなくなってきて最高のスキー日和に。
 


青空を雲が間近に流れる様子は、私の大好きな風景。
 
スキーレッスンはポールを滑ったり、ブーツのバックルをはずして滑ったりと盛り沢山。

バックルをはずして滑ると太ももの筋肉が痛くなるようですが、私の場合は何ともない
どころか軽やかそのもの。考えられる理由は三つ。
一つは言われたとおりの運動をしていない(出来ていない)。
二つ目の理由は、日頃しているテニスの効果。テニスの効果だとすれば、うれしい限り。
三つ目は、サポート機能のあるタイツの効果。今シーズンから、他社よりも疲れにくいが
セールスポイントのF社のタイツを使用しています。


この日の夜はミーティングの後、お楽しみの本格的なカクテルパーティ。
万座をこよなく愛する方の厚意による、定例となってきた万座スキー学校関係者ならび
に受講生を対象としたイベントです。



1月12日(月) 朝8時の気温はマイナス10度。
 
朝の早い時分は青空が広がっていましたが、次第に雲に覆われてきました。


 
視界は利いていたのでポールレッスンを交えながら、3日間のテーマであるベース作り
に徹した滑りを行い、午前中で無事『エンジョイスキーイング』終了。


昼過ぎからスキー場は大雪になってきましたが、万座鹿沢口駅のある三原は明るい
青空。
渋川では遠方見える山々は、どれも雪化粧。
 


猛吹雪のホワイトアウト、青空と流れる雲、ベース作りのスキー、ポールレッスン、
温泉、カクテルパーティ、インストラクタや万座に集うスキー仲間との語らい等々を楽し
むことができた3日間でした。


次回のお楽しみになったことは、新雪・深雪に覆われた山野を滑ること。まだ積雪量が
不十分のためですが、これから更に降り積もることを祈るばかり。
次回は1月24日~25日、滝沢厚男先生の『スキーレシピ』に初参加予定。楽しみです。


 


万座で迎春

2009年01月02日 | 08~09シーズン

年末の29日に、高校生の末娘と二人で万座へ。
万座はご覧の通りの快晴。一日中、雲ひとつない青空が広がっていました。
 

スキー学校は大賑わい。


私の娘もスクールに入って、スノーボードに初挑戦。
石塚奈央子先生に一から教わり、午前中の後半にはリフトに乗ってなんとか滑ってい
ました。
 
当初はスクールに入るのを嫌がっていた娘ですが、石塚先生の教え方が気に入ってか
午後も入校。午後はリフトをフルに使ってレッスン。
子供の写真を撮ったりレッスン風景を眺めていて、「親馬鹿かな。」と自問自答。


万座の雪景色を楽しみながら、久しぶりに丸一日一人でフリースキー。
 
第5ゲレンデ上部から北アルプス・八方尾根を眺望。坊主山もかなり白くなってきました。


浅間山の左肩に、かすかに富士山を見ることができます。(写真では分からないか?)
 

青空に映える樹氷が、清清しく感じられます。
 


30日 朝7時過ぎの気温はマイナス3度。万座にしては暖かな朝。


娘は朝ゲレンデに出かけるインストラクタと一緒に、事務長が運転する車に乗せてい
ただきバスターミナルへ。そして、朝一番のバスで万座をあとに。
子供曰く「高校生は忙しい」のだそうです。


この日、今シーズン初の朝日山第2ゲレンデ滑走。
  
熊四郎コースの積雪量は、まだまだの様子。


第2ゲレンデのコンディションは、最高。
 
午後からレギュラーコース3Days第3期に参加。
5Daysと合同開講のため、集合場所のリフト乗り場は参加者で溢れていました。
顔なじみの方が多数いて、和やかな雰囲気に包まれていました。


31日の朝は前日までの好天とは打って変わり、気温マイナス12度で雪が舞っています。


真ん中に立っている方が、3DaysのインストラクタであるSAJデモ斉藤潔先生。


黒岩隆夫先生は、5Days第1班を担当。


お楽しみの昼食会模様。斉藤先生はカレーをおかわり。
 


午後は時折晴れ間も。


夜はミーティングの後、みんなで年越しパーティ。
私にとって、4度目の万座での年越しです。前回の年越しは3年前。
その前(1、2回目)は独身時代でした。

家庭がありながら年末年始に一人でスキーに来ている人は、
1 スキーが好き
2 家庭を捨てている
3 家族に見放されている
のいずれかだろうと言うと、同部屋のNさんがすかさず「私は1番だ。」とおっしゃる。
自分はと考えると「1番と3番」かと。なぜなら「元旦までスキーに行ってくる。」と言うと、
我が女房に「もっと長く行ってもいいよ。」と言われたのでした。

年が改まると同時に、有志で万座温泉薬師堂へ初詣。
内二人(MさんとTさん)はなんと防風機能が全くないフリース姿のため、「寒い」を連発。
そりゃそうです。外はマイナス12度の深夜、風も吹いていたのです。


2009年元旦、朝の気温はマイナス11度。
静かな年明けです。
 


ハウスユキと日の丸をバックに、3Daysの受講生8名で2009年元旦の記念撮影。
右下の写真は、前列の人の手で『2009』を表現しています。分かります?
 


元旦のプリンスゲレンデ。


3日間のレッスンでは、終始滑りの基礎作りに時間を割いていました。
股関節を折り曲げで腹筋に力を入れ、両足の間と踵に重心を置き、足を前に動かし、
エッジを立てないで面で滑ることに専念。
 
同じスキーウエアに身を包んでいるのは、F夫妻です。
斉藤先生が見ても判別がつかないほどに、お二人の滑りは兄妹のようによく似ており、
似たもの夫婦そのもの。


自分自身にとって今回のレッスンの大きな収穫は、
1 腹筋に力を入れて滑るとギャップに当たっても安定した滑りができる
2 股関節をオーバーなほどに折り曲げてちょうど良く、後傾にならない
3 アイスバーンではエッジを立てないで、面で滑ると転ばない
4 急斜面でも終始ゆっくりとした運動でスキー板を操作すると楽に滑れる


特に腹筋に力を入れて滑るというのは、斉藤先生自らの内感から発見したもので、
その独自的発想は私にとって新鮮かつ絶大な効果をもたらせてくれました。


8名の受講生全員の滑りが進化した、充実した3日間でした。