18日~19日に那須高原へ小旅行。
本当は軽井沢・万座温泉方面に行きたかったのですが、同行者である女房の
強い要望を聞き入れた、というか力関係で那須になってしまいました。まあ、こ
こで女房の言うことを聞いておけば、冬は自由気ままに万座へスキーに行ける
だろうという魂胆もあり、素直に女房に従った? つもりです。
18日の早朝、これなら那須に行く必要もないかと思うぐらい涼しい東京を出発。
8時過ぎ、那須街道沿いにある道の駅『友愛の森』に到着。
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実に広々とした道の駅で、あちこちに大きな石で造ったモニュメントがあります。
お店には、朝採って来たばかりという地元の野菜が並べ始められていました。
まず最初に訪れた名勝地は、乙女の滝。
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近づいてみると乙女という名前とは異なる、なかなか迫力のある滝です。
マイナスイオンやフィトンチッドを、たっぷりと浴びることができました。
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乙女の滝から山奥に車で入って行き、沼原(ぬまっぱら)湿原を目指します。
車を駐車場に止め、そこから1kmほど山道を歩いていきます。熊に注意という
看板があり、びくびくしながら獣道のような山道を歩いていくと、沼原湿原の案内
板がありました。
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湿原の標高は約1200mあり、歩いていても肌寒い気温でした。時計に付いている
温度計を見ると、時刻は午前10時、気温はわずか16℃。肌寒いはずです。
この日はあいにくガスがかかり、湿原の全貌を眺めることはできません。
女房曰く、「ただ足元を見ながら歩いただけ」に終わってしまいました。
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天気の良いときに、もう一度来てみたいという思いを残して駐車場へ。幸い熊に
出会うこともなく無事に車に戻ると、駐車場の出口が分からないぐらいの濃い霧が
かかっていました。
殺生石の近くで昼食はソバをいただき、お目当ての大丸(おおまる)温泉へ。
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長女がまだ赤ん坊の頃、あせもだらけの状態でこの温泉に入ると、あっという間に
あせもが引いたことがあり、また来てみたいと思っていた温泉です。川をせき止めた
ような自然味豊かな感じの露天風呂があり、周りに他の入浴客がいないタイミングを
見計らって、ちょっと泳いでみました。
先月オープンしたばかりのアウトレットモールで、専ら冷やかしのウインドーショッピ
ングを楽しんだ後、宿泊先のペンションへ。オーナー夫妻は女房の知人です。
ペンションの名前は『シュエット』(http://www2.ocn.ne.jp/~chouette/)。
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『シュエット』とは、フランス語で「フクロウ」のことです。そんな訳で、ペンションの
あちこちに「フクロウ」の絵や木像などが飾られています。
建物や庭は落ち着いたイギリス風で、大人のペンションです。
オーナーのご主人は元有名ホテルのシェフで、本格的なフランス料理とワインを
たっぷりと味わせてくれます。地元産のワインを下戸の私は舐める程度に、酒豪
の女房はほどよく飲み、ご主人の心づくしのフルコースのフランス料理を楽しみ
ました。
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ペンションには緑に囲まれた露天風呂があり、そこにも「フクロウ」がいました。
(写真の左手にある円形は、フクロウを彫った石です)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/ba/0f1a977a502789d87af05ec6035e297e.jpg)
露天風呂は本当に程よい湯加減で、夜と朝、2回ともゆったりと堪能してしまい
ました。
「今回は学校の部活の練習で来れなかったフランス料理好きの末娘と、次回は
一緒にどうぞ。」と女房に言われ、「それもいいな。」と妙に納得。
軽井沢や万座とは趣の異なる自然が豊かな那須高原に、次回は天気と見通し
が良いときに訪れたいと思った小旅行でした。