粉雪の万座へ

万座の粉雪と雪景色、流れる雲と青空に魅せられ綴っています。

バレンタインデーのサンマルティーノ

2019年03月14日 | 18~19シーズン

2月14日はバレンタインデー。
ドロミテの奥座敷?  サンマルティーノ・ディ・カストロッツァへ行ってきました。
長ったらしい名前なので『サンマルティーノ』としか覚えられません。

ゴンドラ乗り場に、昔のゴンドラがありました。
遊園地にある子ども用のように小さくて可愛らしい乗り物でした。
 


ゴンドラから降りて雲を見上げると、雲の端に淡い虹色を見ることができました。
写真を撮りましたが、写真ではほとんど分からなくて残念です。
ここでも雄大な山々が広がっていました。
 


小さなスキーエリアかと思っていたら、次々とコースがつながり伸びていました。
 


本当にドロミテはどこへ行っても、広大です。
 


リフト降り場にはスキーヤーがたくさんいます。
 


でも、スキーコースがたくさんあるためか、ゲレンデはそれほど混んでなく快適に滑ることができました。
 


遅めのランチは、山の麓のレストランで。リフトを模したテーブルがありました。
ゆったりとしたソファもありました。
 


スキーは早めに切り上げ、買い物へ。
ファッサのどの街にも、噴水を凍らせたモニュメントがありました。
 


街を歩いていると、遠方に夕陽に輝くきれいな山を見ることができました。


夕食はこの日もパスタをいただきました。
イタリアには本当にいろいろなパスタがあります。
 


バレンタインデーということで、ツアーメンバーの女性陣から男性陣へワインをプレゼントされました。
折角なので、下戸の私もなめる程度にいただきました。
イタリアのワインも食事も美味しくて、ほとんどメインを食べてから写真を撮りました。
いただいたワインは、撮り漏らしました。
 


ホテルのオーナーは、日本のアライスキー場へ行ったことがあるとのことでした。
そのときに着けたビブスと往年の名選手ステンマルク(右端)と撮った写真です。
 


食後、場所を変えて同室のHtさん、滑りの名手Stさんとガイドの小瀬さんを交えて夜遅くまで歓談。
何を話したか、もうすっかり忘れてしまいました。
 


ガイド小瀬さんのレポートもご覧ください。

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蒼穹の逆セラロンダ

2019年03月10日 | 18~19シーズン

2月13日、いよいよ逆セラロンダにチャレンジです。

『セラロンダ』とは、ドロミテの真ん中に位置するセラ山群を一周することです。
リフトに乗って滑り、次のリフトに乗ってまた滑るを繰り返しながら1日がかりで一周します。
時計回りが一般的で、反時計回りを『逆セラロンダ』と言います。

セラ山群の上空は、雲一つない快晴。セラロンダ日和です。
 


滑りはじめ、最近の日本ではありえない長時間のリフト待ちに会いました。
ヨーロッパは2月にもバケーションがあるそうで、子どももたくさん滑っていました。
 


限りなく何度も、リフトに乗っては次のリフト乗り場に向かって滑ります。
 


ガイドの小瀬さんが、参加者全員の滑りを連写で撮ってくれました。
何枚も撮影してもらったのに、私は様になっているのはわずか数枚。
反省して、翌日からは丁寧に滑ることを心がけました。
 


ここは子ども向け?に、趣向を凝らしていました。
コース上の人形の手に当たると人形がくるくる回って、面白い音が出ます。
 


ランチに入った店内で、ビザの生地をかっこ良く作っていました。
 


様々なパスタやピザ、サラダを皆さんとシェア。スキーと同様に、素晴らしいイタリアンでした。
そして、参加者の皆さんも人柄が良い方ばかりで、スキーの楽しさと料理の美味しさが倍増でした。
 


雪原に何かを描いていました。よく見ると、ハート形の模様。
一体、何のために作っていたのでしょうか?
 

 

岩山の頂上近くに十字架が見え、ヨーロッパアルプスであることを改めて感じました。
 


午後も、リフトに乗っては滑って次のリフトへ。
滑っても滑ってもスキー場が限りなく広がり続け、ドロミテの広大さに感嘆しました。
 

 
ドロミテの上空には飛行機が音もなくひっきりなしに飛び交い、何本も飛行機雲が見えます。
滑り続けているのでカメラで捉えるチャンスがなかなかなく、やっと1機撮影に成功しました。
 

 
誰もいなくなったドロミテのど真ん中。日中の喧噪が嘘のような、全く音のない静かなドロミテ山中。
ドライバーのミキさんに連絡を取り、予定外のここまで車で迎えに来てもらうことに。
ドロミテの山々が夕日に照らされて、ちょっぴりオレンジ色に染まっていました。
海外スキーがベテランのHtさんが、「これはとても貴重だ。」と言うほどのラッキーな体験でした。
 


帰路の途中、あまりにも夕焼け空の景色がきれいなため車を止め下車し、美しさに見とれていました。
 


ホテルへの帰着が遅くなったため、入浴もそこそこに夕食の時間に。
 


この日もを美味しい食事を楽しみながら、スキー談義。
 


ドロミテ名物のセラロンダ。本当に限りなく広大でした。
蒼穹の下で滑り続け、ドロミテ山中で夕暮れを迎える貴重な体験ができ、忘れ得ぬ一日となりました。


ガイド小瀬さんのレポートもご覧ください。

 

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ドロミテの女王 マルモラーダ

2019年03月09日 | 18~19シーズン

2月12日の朝食です。
朝食はバイキングで、毎日ほぼ同じメニューです。
私のお楽しみはジャム。たくさんの種類があり、日替わりでいただきました。


朝から快晴でした。
スキー場へ向かう車中から、ドロミテの女王『マルモラーダ』が見えました。
ドロミテ最高峰のマルモラーダ(標高3343m)、強風が吹いているようでした。


ロープウェイでスキー場へ登ると、絶好の撮影日和。一人で、そして同室のHtさんと記念撮影。
 


セラ山群が光り輝いて見えました。


セラ山群を時計回りで回るセラロンダはオレンジ、反時計回りで回る逆セラロンダはグリーンの標識に従います。
 

リフトの運行状況や雪崩の危険性によるゲレンデ状況から、マルモラーダを滑ることに決定。
ドロミテ最高峰マルモラーダ滑走の期待に、胸を膨らませて滑っていました。
 


イタリアのドロミテも、スイスと同じように急峻な岩山にロープウェイやリフトがかかっています。
 

 

マルモラーダに向かう途中で腹ごしらえ。
この日も野菜たっぷりのスープをいただきました。
 


マルモラーダにかかるロープウェイに乗ると強風でブランコのように揺れ、相当不安な乗り心地でした。
残念ながら最上部のロープウェイは、強風で運休でした。しかたなく、上から二番目のロープウェイで下車。
上から二番目の降車駅は標高2950m。とてつもない強風に、思わず身体がフラつきドキリ。
 


強風が吹く中、ドロミテの素晴らしい景色が広がっていました。
 


しばらく進むと長いトンネルがあり、滑り抜けると広大な氷河の斜面です。
 


湖面が氷結した湖に向かって、急峻な氷河を延々と滑っていきます。
 


滑っても滑っても、ゲレンデが続いていました。
 


滑り終えてホテルに戻ると、目の前や東方の山の頂きが少しだけオレンジ色に輝いていました。
 


夕食のメニューリストです。時々、へんてこりんな日本語訳がついています。
でも大丈夫。ガイドの小瀬さんが、ちゃんと正しく訳して説明してくれます。
 


アスパラガスのパスタ、絶品でした。
 


メニューリストでは『焼き貝の千島ソース』となっていましたが、貝ではなく魚です。
何の魚か小瀬さんが説明してくれましたが、忘れました。
 

夕食時間は夜7時30分から始まり、毎晩2時間ぐらいかけていました。
ツアー参加者の皆さんとスキーを中心とした楽しい会話と一緒に、美味しく料理をいただきました。


ガイド小瀬さんのレポートもご覧ください。

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爽やかラテマール

2019年03月08日 | 18~19シーズン

2月11日の朝、ホテルの部屋から見える山です。
なんとなく、晴れてきそうな空模様でした。
 


宿泊地のビィーゴ・ディ・ファッサは、静かで小さな街です。
 


早く朝食を食べようとレストランへ行くと、まだドアが閉まったまま。時間厳守のレストランでした。


毎日ホテルとスキー場との間を効率よく送迎してくれた、ベンツの専用車です。
ドライバの『ミキ』さんは、イケメンのイタリア人。とても感じの良い人でした。
 


この日ガイドの小瀬さんが選んだのは、『ラテマール』エリア。
スキー場入り口にある地図で、レイアウトを説明してくれました。
しかし、方向音痴の私には何のことやらサッパリ分かりませんでした。


スキー場入り口からロープウェイで上がると、ゲレンデが延々と広がっていました。
 


気温が低く強い風が吹いていましたが、爽やかさを感じる『ラテマール』でした。
 


今回のツアー参加者は10名。皆さん海外スキーのベテランで、スキーの足前も確かな方たちばかり。
小瀬さんが高速で滑れる人だけに声がけして集まったスキーヤーだけあって、バンバン滑ります。
 


昼食時間以外はほとんど休みも取らず、広大なドロミテをひたすら滑って行きます。
おかげで、方向音痴の私にはどこを滑っているのかサッパリ分かりませんでした。
 

 

昼食はペペロンチーノを注文。
ところがとても辛いので、ミートソースを注文した方に交換していただきました。
ツアー参加者の皆さんは親切で気立てが良く、とても助かりました。
 


ラテマール山塊に向かって伸びるリフト。
イタリア・ドロミテにいることを実感する岩山でした。
 


万座に匹敵する強風が吹いていました。
樹木がない吹きさらしの山肌にJバーリフトがあり、一見シャイなNbさんだけが行きたがっていました。
小瀬さんをはじめ他のメンバは強風に腰が引け、退避しました。
 


ラテマール山塊をバックに快適にクルージング。
イタリアのバーンは本当によく整備されており、爽快なスキーを楽しむことができます。
 


この日の締めくくりとして、小瀬さんが撮ってくれました。
先頭を滑るStさんはテクニカルの資格を持ち、いつもカッコイイ素晴らしい滑りをしていました。
 


夕方、ホテルの目の前の山が夕日に赤く染まることを期待していましたが、白く輝くだけでした。
 


ホテルに戻ると、早速ケーキをいただきました。至福のひとときです。


ケーキを食べ終わると、同室のHtさんと近くのスーパーへ買い物に。


店内には、イタリアの美味しそうな食材がたっぷりとありました。
 


ホテルへの帰り道、明かりが灯るビィーゴ・ディ・ファッサの夜景とホテル。静かで良い雰囲気でした。
 


夕食でも、イタリアだからとパスタをいただきました。
 


デザートのフルーツも美味でした。
 


ガイド小瀬さんのレポートもご覧ください。

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曇り空のカレッツァ

2019年03月07日 | 18~19シーズン

2月10日、西ドロミテでのスキー初日は、あいにくの曇り空。

ガイドの小瀬さんが足慣らしに選んだスキー場は『カレッツァ』。
ドロミテの中では比較的小さな規模でした。と言っても、日本だと大きな部類に入るでしょうか。

小雪がちらつく曇り空のため山頂が見えず、景色を見る限り日本とほぼ同じ感じでした。
 


リフト乗り場に来ると表示板に日本語がないので、日本でないことを認識。
 


昼食で入ったレストランは、イタリアなのになぜかドイツ語を喋る店員。
私は昨日から体調がいまいちだったので、具材がたくさん入った野菜スープをいただきました。
日本のスキー場でも、こんなスープを食べることができればありがたいと思う一品でした。
 


午後になると、時折ドロミテらしい山容を見ることができ、イタリア・ドロミテを実感しました。
 


ゴンドラに乗って気に入った『スキー立て』です。
ゴンドラの床に四角い穴があり、そこにスキー板を入れます。
 


カレッツァの名物コースは、それは長い長い緩斜面の林間コース。5kmほどあるでしょうか。
滑っても滑っても続くコースで、4,5分はかかります。
二度目に滑ったときは、もう結構と言いたくなるほどのロングコースでした。
万座になれた私には十分に長大なカレッツァで、足慣らし以上に滑って大腿部が少々筋肉痛に。

 

気持ち早めにホテルへ帰り、お楽しみのアフターヌーンティーサービスを味わいました。
日替わりのケーキとコーヒーや紅茶を無料でいただけます。
少しでも早くいただこうと、スキーウェアのままでケーキをパクパク。
ケーキ好きの私にとって、最高のおもてなしでした。
 


おしゃれなホテルのレストランです。
 


サラダはバイキング形式でたっぷり食べることができます。
朝食時に、夕食のメニューを選んで注文します。
ところが悲しいかな、夕食時には自分が何を注文したか忘れてしまっています。
 


注文したメニューであろうがなかろうが、何を食べても美味しいのでノープロブレム。
味も見た目も最高のイタリア料理でした。
 

レストランにはアメリカ人が多くいて、とても賑やかでした。
その賑やかさは、まるで居酒屋。アメリカ人の陽気さに圧倒されました。

ガイド小瀬さんのレポートも、是非ご覧ください。

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