Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

さあ青だ いやもう一度 右左

2007-06-30 16:03:52 | Weblog
先頭で信号待ちしている車は、
発進前に交差点の安全を確認してください。
安全確認は「右・左・右」が原則でしたね。

この確認はタイヤを止めている状態でやります。
ちょうど一時停止から安全確認して発進するのと同じ動作です。
しかし、試験の時には「発進出遅れ」という減点項目も有りますので、
速やかに、かつ確実に確認するよう、ご注意ください。

なお、2台目以降で信号待ちした車やずっと青信号が続いている時は
動きながら安全確認しても良いです。
というより、一々停止しては却って危険ですよね。

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方向変換(車庫入れ)でドライバーが見るポイント

2007-06-28 11:33:23 | Weblog
方向変換(※)課題では、バックする時に車体が扇型を描きますので、
それを踏まえて危険な箇所箇所を確認しなければなりません。
※「方向変換」
 車庫部分にバックで車を入れて、向きを変えて出口に向かう課題です。
 俗に「車庫入れ」とも呼び、一般的にはそう呼んだほうが通じやすいかも知れません。

まず、車庫前で、車庫の中の安全確認をします。
子供が遊んでいたりしないか、障害物が無いか。

そして少し前進しつつ車体を斜めにして後部を車庫に向けたら、
(試験場によって車体を斜めにしてはいけない所もあるようですので、
その場合は指示に従ってください。)
バックする前に、後ろの安全を確認してください。

バックを始めたら、扇の要(円弧の中心)となる後輪を見てください。
縁石の近くに寄せていくのですが、でも、縁石に載らないように。

扇型を描き始めたら、バックの時は前輪が“外輪差”を作りますので、
外側にふくらむ部分(ボンネットの角)を見ていきます。

車体が車庫の奥に向いたら、今度は後方を見ていきます。
後退中は前を見ないでください。
前を見る必要がある時は、一旦車を停止させたうえで、確認してください。
そして、車庫の壁(試験場や教習所ならポール)にぶつかる前に車を止めます。

文章で書くと長くなってしまいます(これでも書き足りない…)が、
要は「危ない所、危ない所」を順に見ていくということです。
安全に確実にさがってください。

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バックミラーで後ろの状況を確認

2007-06-26 17:17:47 | Weblog
走行中に後ろの状況を見てますか。

ルームミラーはちょくちょく見て、たまにはサイドミラーも見てください。
まあ、それはそうなんですが、とは言っても、
そのきっかけが摑めなくて、ずっと前しか見ていないドライバーも多いようです。

これは小生のやり方ですが、
信号を見るたびに、その見上げた視線のついでにルームミラーを見る習慣を付けています。
そうすれば、後ろにバイクやトラックがいる時には
黄信号で無理に止まらない、という判断の参考になります。
(二輪車や重たい車は急に止まれないからです。)

また、サイドミラーは、長い直線道路を走っている時が、見るチャンスです。
車線の中央をきちんと走れているかも確認できます。
もちろん、進路変更や右左折の時にサイドミラーで安全確認するのは当然ですけど。

このブログのタイトルは「前見て加速!」ですが、前ばかり見て運転しててもいけませんので。

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車に操縦されてはダメ

2007-06-24 21:05:24 | Weblog
「動いている車にドライバーが乗っかっている」という感覚ではなく、
「ドライバーが車を操縦しているんだ」という認識を持つことが必要です。

例えば、自分の進路前方に障害物が有ったら、
ウインカーを出して安全を確認してから避けて通るわけですが、
その動作にまごついている間に、気が付いたら
障害物のすぐ近くまで車が進んでいたなんてことは有りませんか。
あるいは、合図や確認が終わっていないのに、
急ハンドルで障害物を回避しようとしたりしませんか。
それがまさに「ドライバーが車に操縦されている」という状態です。

そんな時は、まず、減速することです。
極端な話、障害物に近づいた所で停止しても良いくらいです。
そして、落ち着いて、合図を出し確認をしてから動作に移れば良いのです。
これでこそ「ドライバーが車を操縦している」ということになります。

車を進めるも止めるも曲がらせるも、ドライバー次第。
くれぐれも人間様が車に操縦されることのないようにしてください。

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6月の入所受付中止について

2007-06-22 23:56:00 | Weblog
 ここ数日、パイロットアカデミーへの入所者が重なり、教習予約が取りにくい事態を生じてしまいました。
 経営的には大変ありがたいことなのですが、在籍中の方の教習が進まない可能性もあるため、泣く泣く、6月中の入所受付を一時中止することとしました。

 7月になったら受付を再開しますが、これも先着5名様に限らせていただく予定です。

 なお、在籍中の教習生の方および既に教習予約を入れている方については、責任を持ってきちんと指導いたします。

 これから入所を考えている方には迷惑を掛けますが、教習の質を確保するためのことなので、ご理解いただきたいと思います。

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廃車にかかる費用

2007-06-20 11:31:22 | Weblog
教習車の入れ替えに伴い廃車をしましたが、
意外に費用が掛かるので驚きました。
(2000ccMT車1台を処分)

解体業者への費用(自分で車を持ち込んだ場合)
 12,000円
フロンガス処理費用(コンビニで「フロン券」購入)
 2,580円
廃車登録印紙代+届出用紙(陸運へナンバープレート持込)
 760円

私は全部自分で持ち込んだり足を運んだりしましたので、
上記合計15,340円(+交通費)だけで済みましたが、
業者に頼むと代行料を加算されて請求されると思います。

教習車は車の傷みが激しいため値が付かないのは承知なのですが、
一般家庭の乗用車を処分する場合は、
買取業者が「無料で引き取ります」と言ったら
欲張らずにお願いしてしまったほうが安上がりになる場合もあります。
でも、自分が長年乗ってきた愛車が「値が付かない」と言われるのが
心情的に面白くないというのも察するに余りありますけど。

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車線変更時に右側車線を走る車をどう見るか

2007-06-18 22:57:16 | Weblog
車線変更が苦手という人は多いようです。
特に、片側2車線とかの道路で自分が右の車線に移ろうとする時に
「右を走る車が自分を入れてくれそうなのかどうか」
が見極められないということをよく聞きます。

「“彼我の距離”と“自分との相対的速度”を考えて…」と
説明する人もいますが、次のような場面ではどうでしょう。
例えば自分が40km/hで走行中、右に車線変更したいとします。
右側車線の車が、
a)右後ろ20mの地点で、50km/hから40km/hに減速した
b)右後ろ30mの地点で、30km/hから40km/hに加速した
この場合では、「a」の方が安全に車線変更できそうですよね。

つまり、“距離”や“速度”そのものよりも
“加速度”を認識する必要が有るということです。

これも慣れてくると、
相手ドライバーの顔(表情)が見えてきて、
(本当は見えていないのでしょうが、車の挙動で判ります)
譲ってくれそうかどうかが判断できるようになると思います。

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自分の進むべき道を見失わない

2007-06-16 23:23:44 | Weblog
自分がこれから走りたい方を見て進むのは運転の基本です。
今さら言うまでもなく何度も話題にしてきたことですが、
少し複雑な、応用編を説明してみましょう。

例えば、左折した直後にまた左折するような場合、
左に寄って曲がった後、左に寄せたまま進むわけですが、
最初の左折の時に、左折後に自分の車の描く軌跡をイメージするのです。
そして、自分の進む方を見てアクセルを軽く踏んで(「前見て加速!」)
ハンドルを戻していけば、思い通りに車を進めることができるでしょう。

左折した先に坂道が有るような場合でも、基本は同じです。
坂の向こう側に続く自分が走る車線を見るようにしてください。

この目線の動きに迷いが有ると、車が“あさって”を向いてしまいます。
自分が走るべき所を見失わないように、しっかり見据えて進んでください。
※書いてて人生訓のようになってしまいました…

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ハンドルは下半分で回さない

2007-06-14 15:44:27 | Weblog
ハンドルの正しい持ち方は、
時計の「10時10分」~「9時15分」の間で、両手で持ちます。
下半分は持ちません。
また、親指をハンドルの内側に入れると、握る場所を選んでしまいますので、
親指はバーに沿わせるようにして、中に入れ込まないように注意しましょう。

そして、ハンドルをたくさん切る時には当然持ち替えるわけですが、
例えば左に切る場合は、ハンドルを左へ回して左手が裏返る前に
(その時、右手は「10時」の位置です)
左手を「10分」の位置に持ってきます。
さらに回すと今度は右手が裏返るので、やはり「10分」の所に持ってきます。
右へ切る場合は、これの逆をやります。
言葉で書くと解りにくいですが、
要は「円周の3分の1ずつ回す」を繰り返してハンドルを切るということです。
#うーむ。。。どう書いてもやっぱり解りにくいですな。。。

持ち替え時にハンドルを止めないようにグルグル回す練習をしているうちに、
「ハンドルのてっぺん」でハンドルを動かしている感覚になってくるはずですが、
それで正解です。
いずれにしても、ハンドルを下半分で回すことのないようにしてください。

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介護タクシーの運転にも2種免許が必要

2007-06-12 17:56:37 | Weblog
 「介護タクシー」というものがあります。
 要介護の認定を受けた人が外出する際に設備の装備された車で移送するもので、介護保険の適用対象となり、自己負担1割で利用できます。

 従来は、訪問介護事業者が“サービスで”移送して、実質的に運賃相当額を含めた介護報酬を請求する例も有ったようです(旅館の車が宿泊客を最寄り駅まで送迎するサービスと同じ図式)が、2006年4月から法律が改正されて、介護報酬と運賃とを明確に区分しなければならなくなりました。
 そして、運賃を頂戴するなら「第二種免許」が必要ということになったわけです。利用者(=乗客)の安全を考えれば良いことだと小生は思います。

 しかし、介護事業者にしてみれば簡単にスタッフを増員するわけにもいかず、結局は現場の介護スタッフ1人1人に苦労させてしまっているのが実情です。
 介護事業が適正な利益を生み事業として成り立つような体制を構築する必要が有るのではないでしょうか。
 でも、今マスコミを賑わせているような、介護事業者の“不正”は許せませんけどね。

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