Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

サンデードライバーにいらつかないで

2023-04-30 07:59:13 | Weblog

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連休中は、
いわゆる「サンデードライバー」の運転する車が増えます。
そして、それらが円滑な交通の妨げになることも往々にしてあります。

そういう車の後に続いた場合でも、決していらつかないでくださいね。
まして、煽ったりするのは以ての外です。
煽ったところで、相手ドライバーの腕が上達するわけでなし、
むしろ、相手が周りの状況を見ないまま急加速してしまったりするのが、
よほど危険ですから。

そういう車の後ろに着いてしまったのは不運でしたが、
イライラせずに、
安全に追い越せるなら追い越しても良いですし、
それが無理なら、諦めて追従しましょう。

初心ドライバーを温かい目で見守ってあげられる、
そんな度量を持ち合わせているドライバーこそ、
「ベテラン」と呼ぶにふさわしいのではないでしょうか。


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持ち替え時にも「10時10分」

2023-04-28 18:59:15 | Weblog

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ハンドルは、基本「10時10分」の位置で持ってください。
直進時ばかりでなく、カーブでハンドルを切る際にも、
この「10時10分」を意識して持ち替えると良いですよ。

例えば、内周の左カーブでは、
左手を持ち替えて「10分」の位置に持ってきて、
さらに回したら、次に右手を持ち替えてやはり「10分」の位置に持ってきます。
これを繰り返すことにより、
カーブの中でもハンドルは「10時10分」で持っていることになります。

難しいのは、外周の右カーブです。
内周と同じように持ち替えたのでは切り過ぎてしまうので、
カーブに合わせてハンドルを加減するわけですが、
その場合は、
「このカーブが曲がれる」という位置まで回してハンドルを固定します。
具体的な手順としては、
カーブに入ったら左手でハンドルを回していき、Rに合わせたところで、
まず右手を「10分」の位置に、次に左手を「10時」の位置に、
というように順に持ち替えて、「10時10分」の形を作ります。

そして、ハンドルを戻す時には、
左カーブでも右カーブでも切った動作の逆をやり、
直線に向いた所で、ハンドルまっすぐの状態で
やっぱり「10時10分」に持ち直します。

なんだか文章に書くと分かりにくくなってしまいましたが、
実際に運転してみれば、そんなに難しくないですよ。


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アクセルを“煽る”と却ってエンストしやすくなる

2023-04-26 13:04:23 | Weblog

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MT(マニュアル)車での発進時は、
エンジンの回転を安定させた所へクラッチをつないでいきます。
クラッチがつながり始めるとエンジンの回転数が落ちますから、
そこにアクセルを足していくのが正しい手順です。

しかし、発進(ことに坂道発進)の際に、
“煽る”アクセル
(「ぶうううんん、ぶうううんん、ぶうううんん…」というような)
を踏んでしまう人がいますね。

このようにアクセルを“煽って”しまうと、
回転の落ちた所にクラッチをつなぐことになるため、
却ってエンストしやすくなります。
たまたまエンストせずに発進できたとしても、
どこでクラッチがつながったのか体感しにくいので、
練習効果の面からも好ましくありません。

また、AT(オートマ)車では、“煽るアクセル”をやっていると、
急発進になったりして、これも危険です。

このブログ内で、
「アクセルはペダルの踏み応えを確かめながら」
と書いたことがありますが、
そんな気持ちで、エンジンの回転を安定させてみてください。


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教習課題は「方向転換」ではなく「方向変換」です

2023-04-24 17:59:13 | Weblog

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仮免取得後に練習する所内課題(後退種目)として、
「バックして向きを変えて元のコースに戻る」というものがあります。
俗に「車庫入れ」とも呼ばれている課題ですが、
正しくは何と呼ぶのでしょうか。

「方向変換(ほうこうへんかん)」?
それとも、「方向転換(ほうこうてんかん)」?

どちらでも意味は通じそうですが、
教習や試験での課題名としては、「方向変換」となっています。
われわれ指導員は「方変(ほうへん)」と略したりもします。

でも、教習生や問い合わせの電話をくださる方は
「方向転換」と言う人が多いですね。
むしろ「方向変換」と呼ぶ人の方が少ないくらいなので、
ちょっと心配になって国語辞典で調べてみると…

へん‐かん〔‐クワン〕【変換】
[名](スル)
1 入れ変わること。また、変えること。
 「交流を直流に―する」「仮名を漢字に―する」
2 数学で‥(以下略)

てん‐かん〔‐クワン〕【転換】
[名](スル)
1 別のものに変えること、特に、傾向・方針などを、違った方向に変えること。また、別のものに変わること。
 「政策の―をはかる」「話題を―する」「配置―」
2 精神分析の用語‥(以下略)

…と書かれていました。
(どちらも「goo辞書」より)

こう比べてみると、
やはり課題名になっている「方向変換」が正しいと言えそうです。
ただ、「“方針”転換」という言葉もあるため、
それと混同して「方向転換」と呼んでしまう人が多いのかも知れません。

まあ、日本語として間違っていない限り、
意味が通じればどっちでも良いっちゃあ良いんですけどね。

あ。 でも、指導員は、
ちゃんと「方向変換」と正しく呼んでくださいね。


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合格を約束しない

2023-04-22 07:59:36 | Weblog

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パイロットアカデミーは、
教習内容に絶対の自信を持っており、
結果として本免技能試験(路上試験)の合格率が高いことが自慢の一つです。

しかし、「合格率が高い」とは言うものの、
実際、1割ほどの教習生は1回目で不合格になり、
複数回受験して合格されたり、
あるいは受験を断念された方もいらっしゃるのが現実です。

なので、当社のHPや広告には、
「合格できます」とか「合格させます」といった宣伝文句は
使わないようにしています。
「このポイントだけ押さえておけば合格できる」の類いも、
根は同じなので、好きではありません。

世の中には、
こういう“安請け合い”をしている教習所さまも見かけますが、
あれって大丈夫なんだろうか、と他人事ながら心配です。

そもそも、合格するか否かは、ご本人次第。
我々はその“お手伝い”に過ぎないはずです。
どちらが主体なのか、お互い認識しておきたいものです。


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方向変換で出やすくするための幅寄せ

2023-04-20 12:31:14 | Weblog

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本免試験の「方向変換」課題は、
必ずしも車庫の真ん中にバックしなければならないものではありません。
しかし、自分が出て行きたい側に寄ってしまって
(例えば、右に出て行きたいのに右に寄り過ぎて)
出にくくなる場合があります。
そうなったときは、
「幅寄せ」を使って、反対側(上の例では左)に車を寄せましょう。

「幅寄せ」と聞いて、
隣の車が自分側に寄って来ることをイメージする人もいるでしょうが、
教習課題としては、
一定のスペース内で自車が右なり左なりに寄せることを
「幅寄せ」と呼びます。

ところで、幅寄せには、
「前進しながら寄せる方法」と「後退しながら寄せる方法」とがありますが、
パイロットアカデミーでは前者(前進で寄せる)を推奨しています。
というのも、バックでハンドルを取り回すのは初心者には難しいからです。

幅寄せの手順としては、
例えば左に幅寄せしたいなら、
まず、ゆっくり前進しながらハンドルを目いっぱい左に切ります。
そしてハンドルを切ったら、そのまま車を進めてください。
当たり前の話ですが、ハンドルを回しただけでは車は寄ってくれませんからね。
しかも、これを少し欲張り気味に寄せておくのがコツです。

しっかり寄れたら、
今度はハンドルを反対(この例では右)に切って車体がまっすぐになるまで進みます。
この時にハンドルを躊躇する人がいますが、反対に回すのも目いっぱいです。
そして車体がまっすぐになったら、
ハンドルをまっすぐにしてバックすれば「幅寄せ」の完了です。

これを覚えておくと、
免許取得後の実際に車庫入れする場面でも使えますし、
試験でも、後退に余計な緊張をしないで済むと思いますよ。


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走行中にルームミラーをちらちら見ておく

2023-04-18 11:59:07 | Weblog

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進路変更しようとする際には、
(正しくは「進路変更する前には」ですね)
必ず周囲の安全を確認してください。

この安全確認については、教習では、
「ミラーの死角を目視すること」に重点を置いて練習しています。
それは試験で減点されやすいポイントだからなのですが、
“ミラーの死角だけ”を見たところで、
ミラー自体を見なければ、確認したことにはなりません。

とは言っても、
進路変更をしようと思ってから、
「さて、まずルームミラーを見て、次にウインカーを出して…」
なんて具合にやって行くと、
進路変更できないまま車が進んでしまいます。

そうならないようにするには、
普通に走っている時から
ルームミラーをちらちら見ておくように心がけてください。
普段からルームミラーを見ながら走っていれば、
進路変更しようと思ったら合図(ウインカー)から始めれば良いので、
テンポ良く確認が完了します。

その手順の一つとして、
「信号を見るたびに、その目をルームミラーへ持っていく」
というのをお勧めします。
これを習慣づけると、
信号通過の都度ルームミラーを見ることになるため、
黄信号で行くか行かないかを迷った時の判断にも使えますし。
他に、
「予告ブレーキ(ポンピングブレーキの1回目)を踏んだらルームミラーを見る」
というのでも良いでしょう。

別にこの通りでなくてもご自分のやり方でよいのですが、
どうであれ、ルームミラーをちらちら見ながら走るとスムーズに確認できますよ。


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自身を危険な存在だと自覚していない人

2023-04-16 10:26:22 | Weblog

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路上運転において
歩行者が絶対優先であるのは言うまでもありませんが、
中でも「子ども」と「年寄り」には、特に注意が必要です。
これは、ただ単に「交通弱者」というだけでなく、
子どもは、周囲の状況を見ていない、
年寄りは、自らの体力や判断力を過信しがち、
という傾向があるからです。

同じ交通弱者と呼ばれる「車椅子の人」や「白い杖を突いている人」は、
もちろん注意を払わなければならないですが、
彼らは、自身が危険な存在だと自覚しているためか、
無理な横断や急な飛び出しは、まず、しません。
ですので、こちらも、“常識的”な注意を払っていれば良いでしょう。

同様に、「夜の無灯火自転車」も、
自分が危険な存在だと認識できていないので、要注意です。

もっとも、それを言うなら、
自動車の運転においても、
危険な、そしてそれを自覚できていないドライバーというのも
たくさんいますよね。
笑い事でなく。


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合格おめでとうございます!

2023-04-14 15:29:50 | Weblog

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23032K様

本免技能試験合格のご連絡ありがとうございました。

お住まいが鮫洲試験場の近くだという“地の利”はありましたが、
合格したのは実力ですから、胸を張ってよいことです。
試験後に試験官から
「方向変換で切り返ししたのは良い判断でした」と評されたのは、
ある意味、練習した甲斐があったというべきでしょう。

お勤めの休みを取って受験していたとのこと、
上司や同僚にも良い報告ができて、良かったです。
今度の免許は更新忘れの無いように、お気を付けください。

おめでとうございました!


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坂を登っても“道”を見ましょう

2023-04-12 12:59:14 | Weblog

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仮免技能試験(場内)でも、本免技能試験(路上)でもありえますが、
上り坂の頂上で空(そら)を見てしまい、
下り坂での自分の車線が把握できていないことがよくあります。
仮免課題の「坂道発進」の直後にこうなってしまう例が多いですね。

どういうことかと言うと、
上り坂でドライバーが空を見上げる姿勢になるのは想像できると思いますが、
その姿勢のまま頂上に着いてしまって、
平らな場所でも“空”を見たまま“道”に目が向かないのです。

ですから、ドライバーの目線は、
坂を登っている時から自分の走るべき車線に向けるように意識しましょう。

一方、下りは下りで、
足元(路面)ばかり見てしまいがちですから、
今度は少し上を向いて、視野を広く取るように心がけましょう。
そして、MT車もAT車も、
ポンピングブレーキを使って、ゆっくり下って行ってください。


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