Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

発進可否の判断は教習生自身で

2019-08-30 12:59:02 | Weblog

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教習の時は、
指導員から「発進しましょう」と指示されて発進することが多いと思います。
しかし、試験の時は、
試験官からの発進指示を待つのは、
「試験開始時の発進」と「路上での停車課題後の再発進」と「縦列駐車後の再発進」
の3つだけです。

仮免課題の「坂道発進」では、上り坂で停まる前に
「一旦停止したらすぐに発進してください」と言われているはずですので、
停止後に発進指示を待つ必要はありません。
また、「方向変換」は、そもそも停止する課題ではないので、
試験官から発進の指示は出されません。
教習では、
こういった場面でも指導員が「発進しましょう」と言うかも知れませんが
(安易に発進を指示する指導員の側にも問題はありますが)、
試験では、試験官から発進を促がされると、
「発進遅れ」で減点される可能性がありますよ。
(実際に減点されているかどうかは微妙だと思いますが)

発進の指示を待つ必要の無い場面では、
ドライバーは、
発進できるかどうか、自分で判断してください。

安全確認がしっかりできていれば、
発進するかしないかの判断は難しくないはずです。
逆に言えば、発進可否の判断ができないのは、
安全確認に自信が無いことの証左でもあります。

教習生は、
指導員からの発進指示に頼りきらず、
ご自身で発進可否を判断するように心がけてください。


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「ブレーキ踏みながらハンドル」は御法度だが例外あり

2019-08-28 12:59:16 | Weblog

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ハンドルを回す時にはブレーキは踏まないのが鉄則です。

カーブ内で減速すると遠心力が強く働いてしまう、
右左折においてはスリップする危険性すらある、
といった直接的な理由に加え、
ハンドルを戻すためのアクセルを踏める準備をしておく必要が有る、
そもそも減速不足の状態でハンドルを切ること自体が危険、
等々、いろんな理由から、
ブレーキを踏みながらのハンドルは“御法度”と認識してください。

しかし、これには例外があります。

それは、
「狭路への左折入り」と「狭路内」と「停止直前」です。
これらの場面では、
ブレーキを踏みながらハンドルを切っても構いません。

まず、狭路は、
“右折入り”では、対向車線を横断するのでブレーキを踏まずに曲がりますが、
“左折入り”では、速度を落としたままハンドルを回して狭路に入っていきます。
それから、狭路の通過中も、ブレーキは踏んだままで構いません。
3つ目の「停止直前」というのは、
カーブ内で渋滞している時など、危険回避のために停止せざるを得ない場合の話なので、
まあ、当然と言えるでしょう。

さて、これら3つの例外には共通点が有ります。
お分かりになりますか?

それは、
「その動作の直後に“加速”が無い」ということです。
加速しないから、ブレーキを踏んだままでよいのです。
直後に加速しなければいけない場面では、
原則どおり、ブレーキを踏まずにハンドルを切ってください。


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障害物回避中は車体を平行に

2019-08-26 19:59:01 | Weblog

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自分の進路上に障害物があったら、
それを回避して進みます。
ただ、多くの方(8割以上の方)は、
車線をはみ出したら、すぐに元の車線に戻ろうとしますね。

しかし、そのやり方では、
どうしても左の安全確認がおろそかになってしまいますよ。
「戻ろう、戻ろう」という意識が働いて、
ドライバーが左を見るより先に
ハンドルを左に切ってしまうのです。

このブログで何度も書いているように、
安全確認は、動作を始める前にやらなければ意味がありません。
現に、試験本番で、そういうやり方で障害物を越えて、
「確認不十分」の減点を食らった人は数え切れません。
またそれで、試験官と
「確認していなかった」/「いや、確認していた」
で言い争う受験生も珍しくありませんね。

では、元の車線に戻る前の安全確認を確実に行うには、
どうしたら良いでしょうか。

そのためには、
はみ出したら、一旦、車体を平行にしてください。
イメージとしては「車線変更」と同じです。
実際、隣の車線も同じ向きの通行帯なら
完全に車線変更したって構いません。

障害物と並んだ地点で、
「車体まっすぐ、ハンドルもまっすぐ」の状態を作っておくのがコツです。

そうすれば、
落ち着いて左を確認してから、進路変更することができます。
必要なら、はみ出した状態で(ハンドルはまっすぐのままで)、
ブレーキを踏むのも、状況によってはアリですよ。


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試験コースを憶える必要なし

2019-08-24 16:49:29 | Weblog

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試験場での受験(二輪以外)では、試験官が経路を教えてくれます。
指で示しながら「みぎ」・「ひだり」と言ってくれるはずです。

なので、受験生は、受験前に試験コースを憶えておく必要はありません。
まあ憶えておいても損は無いのですけど、
コースを憶えることなんかよりも、
基礎的な練習にこそ力を入れてほしいと思います。

試験官は実に分かりやすく道案内してくれますよ。
場内試験では、ウインカーを作動させるタイミングで、
路上では、それより少しだけ早めに、指示してくれます。

ですから、受験生は、
所内の試験では、
指示されたら「はい」と返事してウインカーを出せば
ちょうど良いタイミングのはずです。
路上試験では、
数秒間景色を見てから、合図と確認をすれば、
これもちょうど良いタイミングで進路変更できると思います。


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車がふらつく意外な原因

2019-08-22 10:59:02 | Weblog

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カーブを出た後や右左折が終わった後に
車がまっすぐ向かず、ふらついてしまうことがありますね。
この症状は、
「まっすぐにしよう」という意識が強すぎることが原因だったりします。

ドライバーが車体をまっすぐに向けようと意識しすぎると、
車体が右へ向いたらハンドルを左に切り、
そして車体が左へ向いたらハンドルを右に切り…
という動作を繰り返すことになるわけで、
ほら、
文字で読んだだけでも、車がふらつくのが目に見えるようです。

なので、
ハンドルを意識しないで車体をまっすぐに向けるようにしましょう。

と言っても、そんなに難しい話ではありません。
自分の進むべき車線の遠くを見て、アクセルを踏んでいってください。
このブログのタイトル、「前見て加速!」ですね。
そうすれば、車体は自然とそちらに向かってくれますよ。

物理的には、ハンドルがまっすぐに戻るからこそ、車がまっすぐ進む理屈ですし、
カーブに合わせてドライバーがハンドルを調整しなければいけないこともあります。
「ハンドルを使わない」わけではなく、
「ハンドルを意識しすぎない」のがコツと覚えてください。


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カーブでハンドルを切る量(奥の手)

2019-08-20 14:59:02 | Weblog

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カーブでのハンドルは、
「道を見て、道に合わせて回す」のが基本です。

でも、所内教習で、どうしても周回カーブが曲がれない時は、
「右カーブ(外周)では、ハンドルを半回転」
「左カーブ(内周)では、ハンドルを3/4回転」
回してみてください。
カーブ前半で、それぞれ左右の手を1回ずつ持ち替えて回し、
中間地点付近では「10時10分」の位置で握っておきます。
カーブ後半では、前半の逆モーションでハンドルを戻します。

この方法は、
本来は、車の挙動を体感してもらうために、
ハンドル操作を一時的に意識しないようにするために用いる、
言わば“奥の手”です。

ですから、こんな事を書いておきながら何ですけど、
このやり方でカーブを曲がるのは
初めのうち(教習2~3回目くらいまで)だけにしておいてください。

この目安にいつまでも頼っていると、
「ハンドルを見て(道を見ないで)ハンドルを回す」という癖が付いてしまいます。
そうなると、教習所のコースは走れても、
試験場になると走れない、ましてや路上などお話にならない、
というお粗末な運転になってしまいますからね。


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合格おめでとうございます!

2019-08-18 15:57:54 | Weblog

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19047様

免許取得のご連絡ありがとうございました。

埼玉の鴻巣試験場で仮免・本免とも1回目の受験で合格、
その後、取得時講習を受講して、
先日、免許証が交付されたとのことでした。

所内教習はともかく、
路上教習も都内でしか練習していませんでしたが、
もともと鴻巣には土地勘があるそうで、
また、教習でも簡単に鴻巣コースの特徴を説明したのが
効果があったようで、良かったです。
もっとも、どの道を走るのであっても、
運転で(あるいは路上試験で)注意するべきことは同じなんですよね。

合格記念品(本革製パスケース)を郵送しますので、
ぜひ、ご活用ください。

おめでとうございました!


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大型車の列が早く進む理屈

2019-08-16 12:19:57 | Weblog

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Uターンラッシュ真っ只中ですね。
中でも、高速道路の料金所は、渋滞が目立ちます。
昨今はETCを搭載した車が増えてきたので
昔よりはスムーズに流れるようになったと思いますが、
それでも、料金所では、車の列ができてしまっているようです。

ところで、料金所の列に並ぶ際、
“大きい車の列”と“小さい車の列”、どちらの後ろに並びますか。

心理的にバスやトラックの後ろには付きたくないものですが、
実は、大きい車の列に並んだほうが早く進むのですよ。

と言うのも、料金所では、
車が通るたびに減速(ETCの場合)または停止(現金払いの場合)するところ、
大きい車の列のほうが、小さい車の列よりも、
車の台数(=減速・停止の回数&時間)が少ないので、
それだけ速く流れる理屈だからです。

料金所で同じくらいの長さの列が複数できている時は、
今度から、大型車の後ろに並んでみてはいかがでしょう。


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のろのろ走って追突される?

2019-08-14 21:59:05 | Weblog

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以前(といっても10年くらい前)、
教習生に「のろのろ走らないで」と注意したら、
「追突されちゃいますよね。」と返事をされたことがありました。

いやいや、いくらスピードが遅いと言っても、
それが理由で追突されることはありえないでしょう。
逆に後続車の立場だとして、
前の車がノロノロ走っていると確かにイライラはしますが、
だから追突するという神経は疑わざるを得ません。

その教習生は大学生(女性)でしたが、
おそらく、普段、彼氏にでも車に乗せてもらっている時に、
ドライバーが「遅いと追突されちゃう」を口癖にしているのかも知れません。
いや、まったくの推測(というより妄想)ですけど。

別にノロノロ運転を勧めるつもりはありません。
ノロノロ運転と安全運転とはまったく別物ですから。
でも、
「追突されるから速く走ろう」というのは、
ちょっと違うんじゃないでしょうか。


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普通免許の前に二輪免許を取っておくことのメリット

2019-08-12 14:59:17 | Weblog

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普通免許の取得を特に急いでいないなら、
そして、いずれは二輪免許も取りたいと思っているなら、
二輪の方を先に取得してしまうのが有利です。

そのメリットを列挙してみましょう。

まず、学科試験が免除になります。
どちらが先でも同じに思えるかも知れませんが、
普通免許を取るためには、
仮免と本免、両方とも学科試験を受けなければなりません。
一方、二輪免許を取るための学科試験は1回だけ受ければよく、
二輪免許を所持していれば、普通仮免の学科試験も免除になります。

“万が一の不合格”というリスクも避けられますし、
何より、学科試験を受験する時間と手間が掛からないのが有利です。
試験場に行って、学科試験の受験手続きをしている人たちを横目に通り過ぎて、
さっさと技能試験の申し込みができちゃいます。

そして、二輪免許を取ったら、路上を走ってみましょう。
路上を走ってみると、教本に書いてある法規が現実的に理解できてきます。
例えば「あの標識はこういう意味だったな」というように。
学科の知識ばかりでなく、
技能教本に書いてあることも、実践で理解できます。

また、他車の流れや歩行者等の動きも分かってきますので、
自車をどう運んだらこれらに合わせて走れるかも、体で覚えられます。
言うまでも無く、それは、普通車の教習に非常に役立ちます。

さらには、どうせ走るなら、試験場の近辺を走ってみましょう。
特に試験コースを公開している所では、そのコースを走らない手はありません。
実際の試験コース自体は公開していないとしても、
路上試験はその付近の道路を使って実施されるわけですから、
交差点の造りや景色などを覚えておくと、圧倒的に有利になります。

もっとも、そうは言っても免許取り立てですから、
くれぐれも事故や違反の無いよう、気を付けて走ってください。


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