Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

右左折した先の障害物に慌てない

2024-08-30 10:44:45 | Weblog

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右折や左折をした後、進路上に障害物があると、
どう対応したらよいか迷ってしまうことがあります。

でも、慌てることはありません。

右折であれ、左折であれ、
曲がった先の第1車線へ向かうのが基本ですから、
こういう場面であっても、
原則どおりに対処することを考えてください。
まずは左車線を目掛けて右左折した後、
目の前に障害物があったなら、落ち着いて(必要に応じてブレーキを踏み)、
合図と確認の後に障害物を回避すればよいのです。

間違っても、障害物に驚いて、
確認もせずに慌ててハンドルを切るようなことだけは
絶対やらないでくださいね。

しかし、その手順を踏んで走れるだけの距離の余裕が無い場合には、
直接、回避ルートに合流する形で(複数車線があれば第2車線に向けて)
右左折しても構わないことになっています。

なので、曲がった直後に障害物があるのが見えていたなら、
初めからラインをはみ出すなり、第2車線に向かうなり、
回避ルートに向かいましょう。
そのためにも、
早めに、曲がった先に目を向けるようにしてください。


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「クランク」と「S字」の違い

2024-08-28 08:59:15 | Weblog

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教習課題の「狭路」とは、
広義には、
方向変換や二種免許の鋭角コースも含むことがありますが、
一般的には、
所内教習における「屈折型(クランク型)」と「屈曲型(S字型)」
の2種類を言います。

さて、その狭路のうち「クランクコース」には
縁石上にポールが立っていますね。
コースによっては、鎖がぶら下がっているタイプのものもありますが、
同様と考えてよいでしょう。

一方、
S字コースにはポールが設置されていないことはご存じだったでしょうか。
全国すべての試験場を調べたわけではありませんが、
少なくとも、
東京(府中・鮫洲)、神奈川(二俣川)、埼玉(鴻巣)、千葉(幕張)は、
クランクにはポールが有り、S字には有りません。

どうしてこういう違いがあるのでしょうか。

これは、
クランクコースは“車体”の動きを把握する課題であるのに対し、
S字コースは“タイヤ”の動き(特に内輪差)を把握する課題だからです。
そのため、
クランクは、(タイヤがどう動こうと)車体をポールにぶつけたらダメですが、
S字は、脱輪さえしなければ、車体は縁石からはみ出しても構いません。

“車体の動き”と“タイヤの動き”、
この2つをもって“車両感覚”を把握することが
狭路課題の練習目的と理解しましょう。


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「優先判断不良」という減点項目の不思議

2024-08-26 04:48:50 | Weblog

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技能試験の採点表には、
「優先判断不良」という項目があります。
これを食らうと、
路上試験で20点、場内試験で10点を減点されることになっています。
具体的には、
「他の車両等の進路の前方に出、もしくは出ようとしたため、
進行妨害に至らない程度で他の車両等に
速度を減じさせ、停止させ、または方向を変えさせるなどの迷惑を‥」
というケースに適用する、と書かれています。

でも、これって不思議です。
なぜなら、
優先車に対して停止させたり進路を変えさせたりしたら、
紛うことなく「進行妨害」ですし、
優先車がブレーキを掛けて減速したなら、
それも「進行妨害」になってしまいます。
まあ、アクセルを緩めて減速する程度でしたら、
「進行妨害に至らない程度」なのかも知れませんが、
それだと、そもそも「速度を減じさせ」に該当するのか疑問です。

あと考えられるのは、
例えば、見通しの悪い交差点で、
徐行して細心の注意を払いつつ交差点に進入したが、
結果として優先車の進路を妨害することになってしまった、
というケースでしょうか。
「進行妨害」(危険行為なので一発で試験中止)とするには気の毒だが、
事実、優先車を妨害したのだから減点しないわけにはいかない、
というときに適用するのかも知れません。

多分に推量の混じる書き方で申し訳ありませんが、
どうであれ、受験生の皆さんは、
「優先車を妨害したら一発で試験中止」と思っておいてください。


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左折大回りの意外な原因

2024-08-24 08:24:16 | Weblog

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技能試験で減点される理由の最も多いのは、
まず「確認不足」、
次いで「左折時の大回り」です。

左折では、
後輪が縁石から離れないように曲がるべきですが、
それができていない人が多いのです。

そして、試験官からそれを指摘されると、
受験生の多くは、ハンドル操作のミスだと思ってしまうようです。
曰く、
「ハンドル回し始めのタイミングが遅かった」
「ハンドルを回す速度が遅かった」
「ハンドルを回す量が足りなかった」etc.etc.

確かに、大回りしてしまうのは、
直接的には、
ハンドルを切り遅れたか、ゆっくり過ぎたか、切り足りなかったか、
のいずれかによるのは間違いないでしょう。

では、それらハンドル操作のミスは、なぜ起きたのでしょうか。
おそらくは、
「縁石をよく見ていなかった」・「減速が不充分だった」の
いずれか(または両方)が、その理由の大半を占めると思います。

でも、考えてみれば、
この2つは、すなわち「ドライバーの目線」と「加減速」という、
運転における基本中の基本ですよ。
これらがきちんとできていないなら、
左折に限らず、他の課題もできていない可能性だってあります。

左折大回りはハンドルだけの問題ではないのです。


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「加速できない」は単なる言い訳

2024-08-22 10:42:37 | Weblog

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カーブは、原則として
「スローイン・ファストアウト」(ゆっくり入って速く出る)で曲がります。
これは、カーブ内に前の車がいる時でも同じです。

まれに、カーブ内で前の車に近づきすぎて、
「加速できません」なんて言う教習生がいますが、
でも、それって、単なる“言い訳”に過ぎませんよ。

前の車との車間が短くなりそうなら、
自分が加速する分を見越して、
カーブ入り口で減速して、車間を広めに空けておけばよいのです。
アクセルには強弱ってものがあるのですから、
一辺倒でなく、状況に応じて踏み分けましょう。

「前の車に近づいちゃったので加速できません」ではなく、
「加速するために前の車と離れておく」と考えてこそ、
「人間さまが機械を運転している」と言えるんじゃないでしょうか。

もっとも、そうは言うものの、
前の車が思ったより遅かったりして、
どうしても加速できない状況も、あるにはあります。
そういう時には、
加速しない(場合によってはカーブ内で減速する)のも、
やむを得ないでしょう。
ただ、あくまでこれは例外であると認識していてください。


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ミラーの死角はそんな後ろじゃない

2024-08-20 07:59:23 | Weblog

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進路変更する前には、
ミラーと目視で安全確認をしてください。

さて、その目視ですが、
後ろを振り返るように見ているドライバーがいますね。
でも、試験でそれをやると、
減点を食らってしまうことがあるのですよ。
後ろを振り返る(=運転姿勢を崩す)こととともに、
ミラーを活用していないことが、減点の対象になります。

ドライバーが目視した“後ろ”というのは、
もしかして、サイドミラーに映っている部分ではないですか?
どなたかに(教習中だったら指導員にでも)
車の横に立ってもらえば一目瞭然ですが、
真横より少しだけ後ろ気味の所がミラーに映っていないはずです。
ミラーの死角って、そんなに後ろではないのですよ。

ミラーに映っている部分はミラーで見れば良い話。
むしろ、ドライバーが“後ろ”を見ている間、
“前”から目を離してしまっていることが問題です。

進路変更時の安全確認は、
「ルームミラー」・「サイドミラー」・「目視」の3点セットでした。
目視ですべてを確認しようとするのでなく、
ルームミラーやサイドミラーも活用して、
ミラーの死角こそ目視するようにしてください。


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合格おめでとうございます!

2024-08-18 09:59:14 | Weblog

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24064Kさま

本免技能試験合格のご連絡ありがとうございました。

当初予約していた受験日は少し先でしたが、
タイミングよく早められて受験でき、
また、特定教習もそれに併せて早めに受講できたそうで、
無事に免許復活できて、よかったです。

ご自宅は東京の東側で、府中での受験や路上教習に
東京を横断する形で通われましたが、
その頑張りが報われましたね。

おめでとうございました!


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一時停止後の発進を慌てない

2024-08-16 09:07:00 | Weblog

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一時停止の標識がある交差点では、
タイヤをピタリ静止させて左右を確認してください、
そして、交差する道路を通行する車がいたら、
それを妨害してはいけません。

MT(マニュアル)車の運転経験があった方に出やすい傾向ですが、
優先車が自分の前を通り過ぎないうちに
ブレーキを緩めてしまう人がいます。
MT車では、それでもクラッチをつなぐまでは車は動きませんが、
AT車は、ブレーキを放した途端にクリープ現象で発進してしまいますよ。

理屈で言えば、
自分が動き始めて停止線を越えたとしても、
相手車の進路に進入しなければ妨害はしていないはずです。
しかし、
その相手車がこちらの車が動き始めたのに驚いて、
ブレーキを掛けるなり、ハンドルで回避するなりの動作を起こしたら、
「他車妨害」で試験中止になってしまいます。

ですので、
せっかく停まって待ったのですから、
1秒にも満たない時間を惜しんで慌てて発進せず、
相手が自分の進路上から姿を消すまで待ちましょう。


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ハンドルを握ってシート調整

2024-08-14 14:59:09 | Weblog

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車に乗り込んだら、
まず、シートを調整します。
次に他の人が乗る場合(教習車や試験車もこれに当たります)は
シートを後ろまで下げて降りるのが次の人へのエチケットとされているため、
乗車した時には、シートが一番遠くなっていることもあります。

さて、そのシートを引き寄せる時、
ドライバーのちょうど目の前にハンドルがあるので、
片手でハンドルを握っておくとやりやすいですよ。

また、シートを合わせたら、次にはハンドルを調整するので、
あるいは、そのハンドル調整を意識しつつシートを合わせられるので、
そういった意味でも、
ハンドルを握ってシートを合わせると都合がよいと思います。

それから、
「ドライバーはハンドルから手を放さない」が鉄則(無論、例外はあります)ですので、
それを体に覚え込ませる意味でも、
「乗車したらまずハンドル」と意識しておくとよいでしょう。

ハンドルを握ってシートを調整しなければいけない(そうしなければ減点される)
というものではないですが、
良かったら参考にしてみてください。


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エンストするぐらいのつもりで半クラッチ

2024-08-12 10:59:23 | Weblog

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MT(マニュアル)車の教習では、
多くの教習生が「坂道発進」で苦労していますね。
でも、意外に、本番の試験では、
坂道発進を失敗して減点や失格になる人は実は少ないのですけど、
教習で苦労する人が多いのは確かです。

さて、坂道発進は、
「半クラッチを作ってサイドブレーキを外す」だけなのですから、
問題があるとすれば、
「半クラッチ」か「サイドブレーキ」のどちらかが原因です。

「サイドブレーキなんか、ただ下ろすだけなのに何を失敗するの?」
と言ってしまえるのは、運転が出来る人。
慣れないと、
サイドブレーキを外すタイミングがつかめないのですよ。
それは、「エンストしないように」と意識しすぎているのか、
クラッチ操作の方に気を取られているのか、
いずれにしても、
クラッチがつながらないうちにサイドブレーキを解除してしまうものだから、
車が逆行してしまう(坂を下ってしまう)のです。

そういう人は、
エンストするぐらいのつもりで結構ですから、
まずは、きちんと半クラッチを作ってください。
心配しなくても、今の車はエンストしにくく造られています。
サイドブレーキを引きずったまま走り出したら、
それからおもむろにサイドブレーキを下ろせばOK。

そういう意味で「サイドブレーキなんか」に
あまり力を入れないのが、スムーズに発進するコツですよ。


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