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仮免での路上教習でも、ペーパードライバー教習でも、
“車線変更”を苦手としている人は多いですね。
そういう教習生たちのほとんどは、
車線変更が上手に出来ない理由を、
「行けるタイミングと行けないタイミングとが分からない」
と釈明します。
でも、実は、
そういう発想自体が間違いなのです。
…と指摘すると、キョトンとされる教習生が多い(さもありなん)ので、
その意味を、ちょっと説明してみます。
まず、移動しようとする車線に車がいない(または、うんと遠い)場合、
これは問題なく、車線変更できるでしょう。
逆に、自分のすぐ横に車がいる場合、
こちらも即座に「行かない」という判断ができると思います。
迷ってしまうのは、隣の車線の車が“微妙な位置”に見えている場合です。
こんな場面で、件の「タイミングが分からない」という発言が飛び出すわけです。
彼我の距離や相対的な速度差によって異なる判断が必要になることもありますが、
こうしたケースにおける一般的な“模範解答”は、
「相手を先に行かせる」ということです。
自分が減速して隣の車を先に行かせ、その車を追走していく(「前見て加速!」を活用)のが、
スムーズに車線を移動するコツです。
もちろん、相手が譲ってくれているのが明らかであれば、
自分が先に行ってしまっても良いですよ。
このように、まずは“譲る”べき場面であるのに、
「自分が行けるかどうか」で迷ってしまっているので、
その発想自体が間違いと申し上げたのです。
ご理解いただけましたでしょうか。
そう説明しながら、こんな都々逸を思い浮かべました。
「俺が、俺が」の“が(我)”を張るよりも、「おかげ、おかげ」の“げ(下)”で暮らせ
「自分が行く」ことでなく、まず「譲る」ことを考える、
そして、譲ってもらえたなら、感謝しつつ車線を移動する、
何か人生訓のようなものを感じますね。
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2011/12/30 22:30現在、自動車(運転技術+全般)カテゴリーでは、第13位です。
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