Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

「基本を覚えたい」のか「安く早く取りたい」のか

2016-04-30 13:49:18 | Weblog

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「AT限定」の免許と
限定の無い、いわゆる「MT免許」との、
どちらを取るべきか、よく議論されます。
俗に「男はMT、女はAT」とも言われますが、
ちょっと別の観点から考えてみます。

AT(オートマチック)車は、
アクセルを踏むだけで進み、また加速し、
減速や停止も、ブレーキを踏むだけで良いので、
運転するのがラクなのは否定できません。
それに、今売られている普通乗用車は、
ほとんどすべてと言って良いくらいAT車ばかりですので、
普通の生活で使う分には、
AT限定免許で不自由することはないでしょう。

しかし、トラックや営業車などは
燃費の関係もあって、まだまだMT車も現役で活躍中ですから、
仕事で免許が必要な人は、AT限定では不都合があるかも知れません。

それから、ATの利便性の裏返しで、
アクセルを踏むとエンジンが回り、
動力をクラッチとギアで調節してタイヤに伝えること、
そして、エンジンブレーキを使うことや
停止する際にクラッチを切る必要があることが理解できる、
というのがMTならではのメリットでしょう。

整理しますと、
「車の基本を理解するならMT、ラクに運転するならAT」
とも言えそうです。

こういったことから、
本当は「MT免許」を取るのが望ましい、と言いたいところですが、
パイロットアカデミーでは、ちょっと事情が異なります。
というのも、
免許を取得する(もしくは再取得する)にあたって、
「基本をじっくり覚えたい」と思うか、
「早く安く取りたい」と思うか、と問えば、
10人が10人とも後者だからです。

であれば、まずはAT免許を取るのが良いでしょう。
もし「MT免許も持っておきたい」というのであれば、
免許取得後に限定解除(場内試験のみ)することを考えるのが
むしろ近道のようにも思えます。


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「鮫洲が日本一難しい」って誰が言った?

2016-04-28 15:18:35 | Weblog

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ネットを見ていると、
「鮫洲試験場は、日本で1番難しいと言われている」などと
書かれています。
まあ、簡単な試験でないのは事実ですが、
他の試験場と比較したわけでもなさそうなのに、
なぜ「鮫洲が“日本一”難しい」と言うのか、理解しかねます。

関東近郊に限った話でも、
コースの難易度では、神奈川の二俣川試験場がダントツでしょうし、
採点(合格率)は、埼玉の鴻巣試験場が厳しい印象がありますね。
何をもって「日本一」なのでしょうか?

鮫洲が難しいのは、路上試験コースにおいて、
交通量(特にトラック)が多いので、車線変更に苦労することです。
これは、運転に慣れない人には確かに難しいかも知れません。
でも、同じ東京の府中試験場では、
車の交通量は少ない代わりに、歩行者や自転車が多く、
それらに配慮した運転が求められますから、
過去に運転経験のあった方などは、
むしろ「府中の方が難しい」と感じられるかも知れません。

試験場での技能試験は、
どこでも難しいのは難しいのです。
加えて言うなら、試験コースの特徴と自分の弱点とを把握して
しっかり練習して行けば、
どこで受けようと、必ず対応できるはずです。

これから受験を考えていらっしゃる方は、
ネット上のそんな“戯言”に惑わされないでくださいね。


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ゲームやシミュレータで運転技能が上達するか?

2016-04-26 15:29:04 | Weblog

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パソコンやポータブルゲーム機や携帯電話で、
車の運転を模したゲームやシミュレータが提供されています。
こういったものは、これから免許を取ろうという人がやると、
実車の運転技能が上達するでしょうか。

結論から言って、
これらは、実車の運転技能にはあまり影響しません。
(皆さん予想どおりの答えでごめんなさい)

もっとも、「まったく無駄」と言うつもりもありません。
「運転って、こんなふうにやるんだな」と分かっていたほうが
いきなり実車のハンドルを握るよりも抵抗感なく練習できるとか、
狭路のS字コースや縦列駐車などで車体の動きがイメージできるなど、
やっておくことのメリットはありますし、
また、車を運転する行為への興味・関心を深めることが
「上達したい」という意欲を下支えする側面は無視できないからです。

でも、実際の車の運転で(こと教習や試験において)大事なのは、
1に「安全確認」、2に「加減速」、3、4が無くて、5に「車両感覚」
でしたね。
ゲームやシミュレータで練習したつもりになっても、
これらが身に付かないのは言わずとも知れたことでしょう。

ですから、やはり、実車での練習が一番です。
そして、ゲームやシミュレータは、
技能教本と同じように、
“理解を助けるツール”として活用するべきでしょう。


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「アルミ → アルツハイマー」? 「マーガリン → 花粉症」?

2016-04-24 21:59:19 | Weblog

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暖かくなってきたので、
一冬履きっぱなしだったスタッドレスタイヤを
夏用のラジアルタイヤに履き替えました。
ホイールはそのまま使うので、「組み替え」と言うのが正しいらしいです。

ところで、ホイールで連想したのですが、
「アルミがアルツハイマーの原因」と、どこかで聞いたことがあります。
確かに、アルミの弁当箱(アルマイト加工されていないもの)を使っていた世代で
アルツハイマー発症者が多いことから、うなずける仮説だと思います。
当然のことながら、政府も業界もこの説を否定していますが、
必死に否定しているのを見聞きすると、
逆に、「本当なのでは?」と思ってもしまいます。

同様に、
「マーガリンを食べると花粉症になる」という話もあります。
これも、若い世代ほど、あるいは近年になって急に、
花粉症に苦しむ人が多いのを見ると、
本当かも知れないと思ってしまいますね。
もちろん、これも、業界は必死に否定してはいますが。

…っと、
運転免許に全然関係ない話ですけど、
日曜だし、たまには雑談もさせてください。


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左腕での手信号

2016-04-22 17:09:46 | Weblog

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右折や左折をする際には、合図を出さなければなりません。
普通はウインカー(方向指示器)を使う場面ですが、
道路交通法第53条には、
「手、方向指示器又は灯火により合図をし」とあり、
手を使って合図を出す方が先に書いてあるのは、
ちょっと妙な感じがします。

それはさておき、
手による合図(以下、「手信号」と呼びます)は、
左腕を使う場合もあることは忘れないでください。

教習車では、運転席の窓を開けて右腕を出すことになるため、
手信号は右腕で行うものと思い込みやすいですが、
左ハンドルの車もありますし、
原付を含む二輪車は、左腕で手信号を出すのです。
というのも、
バイクは、右手でスロットル(アクセル)を握っているため、
手を離すことができないからです。

現実にウインカーを用いないバイクを見かけることは極めて稀とは言え、
法文上は、ライダーが左腕を直角に上に曲げていたら、
それは「右折」または「右への進路変更」の合図ということになります。
覚えておきましょう。


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合格おめでとうございます!

2016-04-20 18:58:04 | Weblog

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16039K様

本免技能試験合格のご報告ありがとうございました。

無事1回目の受験で合格でき、
ゴールデンウィークのお出かけにも間に合いそうで、
こちらとしても安心しました。

免許が失効していることに気付くのがあと何日か遅かったら、
仮免許から取り直しになり、もっと苦労したことでしょう。
ギリギリ助かったといったところですね。
今度の免許は更新忘れの無いように、ご注意ください。

おめでとうございました!


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二輪車は周りがよく見えない

2016-04-18 14:09:19 | Weblog


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一般的に、二輪車は、
周囲の状況に構わずに自分勝手な動きをすることが
多い傾向にあります。

これは、二輪ライダーには若年者が多く、
運転技能面でも人生経験面でも未熟であることも
理由の一つと言えるでしょうが、
重要な特性として、
「二輪車は周りがよく見えない」ということも挙げられます。

二輪車は、ライダーが路面の近くにいるため、
そのスピードのせいで景色が流れて見えてしまい、
はっきり見える範囲が狭いのです。
(四輪ドライバーにも視野が狭い人はいますが、それはさておき)

さらに、二輪車は、
路面のちょっとした凹凸にタイヤを取られることがありますから、
それを恐れて、路面ばかりを注視してしまいがちです。

そのため、二輪ライダーの目線は、
前後(上下)の動きに限られてしまい、
「視野を左右に広くとる」のは苦手と言われます。

本当は、
こういった特性をライダー自身に認識してほしいところですが、
それを言っても始まらないので、
四輪車としては、
「二輪車は、こちらが見ているようには見ていない」
というつもりで、気を付ける必要があるでしょう。


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仮免許試験を「所内教習の見きわめ」だと思ってませんか?

2016-04-16 17:48:45 | Weblog

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もちろん、所内教習の成果が計られるわけですが、
仮免許試験の採点には、もっと重要な観点があります。

それは…
「この人に路上を走らせて大丈夫か?」
ということです。

仮免許を与えるということは
(「指導員を同乗させて」という条件は伴いますが)
「路上を走って良い」と認めることです。
だからこそ、
狭路コースが上手に通れずに何度か切り返ししても合格する人は合格しますし、
課題をミス無くこなせても合格できない人は合格できないのです。

もちろん、しっかり練習して受験に臨まなければなりませんが、
「ミスしないように」ということばかり意識し過ぎると、
運転におおらかさが無くなり、
よく言われる「メリハリの無い運転」になってしまいがちです。
それだと、
「この人に路上を走らせるわけにはいかない」=「仮免許は与えられない」
ということになってしまいます。

翻って考えてみれば、
所内教習の課題は、すべて例外なく、路上で走るための練習なのです。
これを踏まえたうえで、
「仮免許試験=所内教習の見きわめ」と思っておられるなら正しい認識ですが、
ただ「所内教習でやった事を失敗しないようにやれば良い」と思っているとしたら、
合格は程遠いかも知れません。


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場内コースの下り坂は「D」のままで良い

2016-04-14 14:38:14 | Weblog

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東京の府中試験場の坂道コースは、
大きなS字カーブを描いているため、
勾配は緩やかに造られています。
なので、AT車でこの坂を下る際に、
「2」や「B(プリウスの場合)」を使う必要はありません。

そもそもAT車の変速は、
速度が増すに連れて高いギアに入る仕組みになっていますから、
「D(ドライブ)」のままで坂を下ると、
どんどんどんどん加速していってしまいます。
それを防ぐために、
「2」や「1(またはL)」や「B」が設定されているのでした。
ですから、それほどの急勾配でなければ、
「D」のままで下っても、何ら問題は無いのですよ。

むしろ、シフト操作に気を取られて前を見ていなかったり、
坂を下り終えた後に「D」に戻し忘れてしまったり、
という心配もありますので、
余計なシフト操作はしないのを、一応お勧めしておきます。

もちろん、「2」や「B」を使って下っても構いません。
それが本来の正しい操作なのですし。


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停止する前に左右を確認しても良い

2016-04-12 14:59:02 | Weblog

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一時停止の標識がある交差点では、
停止線の直前で完全に車を停止させ、
左右(「右・左・右」)を確認するのでしたね。
踏切でも同様です。

とは言っても、
停止線より手前のうちに左右を確認してはいけないという
決まりがあるわけではないので、
車が停まる前に左右を見ても構わないのですよ。
特に、両側に壁や看板が設置されているなど
交差点に接近しないうちの方がむしろ見通しが良い所では、
予め左右を見ておくことをお勧めします。

しか~し!
車が動いているうちに左右を見たとしても、
それは、
「一時停止での左右確認」ではありません。
改めて、車を停めて左右を確認する必要があることは、
お忘れなく。

でも!
それを踏まえても、なお、
予め左右を見ておくのは安全運転のために有効ですから、
道路状況に応じて、柔軟に対応しましょう。


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