Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

レンタカーでの路上練習がお勧めできない理由

2021-08-30 11:59:09 | Weblog

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「仮免許を取得したらレンタカーで路上練習したい」
という話を聞くことがあります。
しかし、そのやり方には賛成できません。

その理由の第一は、レンタカーの契約上の問題です。
レンタカーは、仮免許の人には貸してくれませんから、
おそらく、免許を持っている方が借りる形を考えているのでしょう。
でも、申告した運転者以外の人が運転するのは、
いくつかの例外ケースを除き、契約違反となりますよ。
「事故を起こさなければ問題ない」とうそぶく人もいますが、
その「事故を起こす可能性」は、極めて高いわけですし。

理由の二つ目は、指導者の問題です。
助手席で同乗指導するのはどなたでしょうか。
もし友人や家族を指導者にするつもりでしたら、
「教える/教わる」の立場になると、人間関係を壊す危険性もありますよ。
車中で詰まらない喧嘩をし始めるのが目に見えるようです。

また、その指導者は、
障害物回避や車線変更の正しい手順を教えることができるのでしょうか。
そもそも、“法規走行”を、本当に理解しておられるのでしょうか。
路上練習の効果という観点からも、極めて疑問です。

やはり、多少の授業料は掛かっても、
プロの指導で路上練習することを、強くお勧めします。


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意外? バイクは横移動が苦手

2021-08-28 09:59:24 | Weblog

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バイクは、
横に進路を変えるのは、そんなに得意ではありません。
ちょこまか動きながら走っているように見えますが、
それは、お互いが走っている状態でそう見える、
一種の錯覚です。

二輪ライダーなら常識ですが、
バイクは、車体を傾けて進路を変えます。
ハンドルをクイッと曲げるわけではないので、
進路を右や左に移すのには、
意外に、距離を要するのです。

スピードを落とせば横移動に要する距離は短くて済む理屈ですけど、
バイクは下手な急ブレーキを掛けると転倒してしまうため、
ブレーキを躊躇する傾向にあります。

加えて、二輪ライダーの意識(あるいは“気性”というべきか)の中で、
「減速する」という選択肢が思いつかない人も多いように思えます。
そもそも“停まったらこける”のは二輪車の宿命なので、
「できれば減速したくない」という気持ちもあるのでしょう。

四輪ドライバーとしても、
バイクはこういう特性を持ち合わせていることを承知しておき、
近くを走るときには、ぜひ配慮してあげたいものです。
もっとも、それより先に、二輪ライダー自身が、
こういった危険を認識したうえで走るべきなのは言うまでもありませんけどね。


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バス停に停まっているバスと停まろうとしているバス

2021-08-26 09:59:14 | Weblog

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バス停に停まっているバスは「障害物」です。
ただ、それは完全に停止している状態の時であって、
バス停に停まろうとしているだけなら、
まだ「走行中の車」であることに注意しましょう。

例えば、
オレンジ色のセンターラインが引いてある
(=追い越しのためのはみ出し通行禁止)の道路を走行中、
自分の前を走るバスがバス停に停まろうと速度を落としたとき、
ラインを越えてそのバスの横を通過することは、出来ません。
その行為は「追い越し」になってしまうからです。
こういう場面では、
バスが停まるまで待ってから、障害物回避します。

また、バスが完全に停まっても、
その横を通過するのは慎重さを要します。
バスから降りた乗客や、
意外な盲点ですが、バスに乗ろうと駆け込んで来る人がいるからです。

障害物(停まったバス)との間隔を広めに取り、
もしくは、充分な間隔が空けられない場合は徐行して、
しかも、他の交通を妨害しないように、前に出ましょう。

なお、停まっているバスが右ウインカーを出したら、
バスの発進を妨害してはいけません。
すでに回避行動を始めている場合を除き、
その障害物回避を中断して、バスの後ろで待ってください。

ましてバスが動き始めたら、それをよけるのは
やはり「追い越し」になるわけで、
オレンジラインを越えての進路変更は違反です。
そういうのにも注意しましょう。


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シフトダウンが必要な坂は路上には少ない

2021-08-24 12:59:48 | Weblog

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坂道では、
勾配に合ったギアを使います。

仮免許を取るまでの所内教習では、
(上り坂の途中で坂道発進の練習をしない場合は)
2速で坂を登り、2速のまま坂を下る
と教わっている人が多いと思います。

ところが、
路上でギアを2速に落とすべき坂道は滅多にありません。
東京の路上試験コースで言えば、
府中・小金井コースの「多磨霊園裏の下り坂」だけです。
鮫洲コースの“太鼓橋”を通過する際も、
速度によっては3速が適切なときもありますが、
2速にまで落とす必要はありません。

路上では、むしろ、高いギアのまま、
アクセルをしっかり踏んでいくべき坂道が多いです。
これを、教本どおりにギアを落とそうと減速してしまうと、
坂に負けて登れなくなってしまいますよ。

もっとも、先に挙げた多磨霊園裏の下り坂もそうですし、
東京以外(例えば神奈川の二俣川)の路上試験コースには
2速に落とすべき坂道も有るには有ります。
また、歩行者や他の車の動きによっては、
「坂だから」という以前に減速すべき場面もあるので、
そういうときには当然ギアを落とすことになります。
ですので、所内教習における「2速での坂道通過」は
決して無意味なわけではなく、
しっかり練習しておかなければならない課題であることは確かです。

でも、「坂だからシフトダウン」と思い込んでいると、
勝手が違ってしまうことがありますよ。


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助手席側のドアを開けて説明?

2021-08-22 22:04:33 | Weblog

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コース開放している教習所や試験場で、
他校の教習車が
助手席側のドアを開けたまま左折しているのを見掛けることがあります。

おそらく、
左の寄せが足りないとか、逆に、寄せ過ぎとか、そういうことを、
指導員がドアを開けて説明しているのだろうと思われます。

しかし、車が停止している時なら、
教習生が助手席のドアのほうを覗き込むこともできるでしょうが、
走りながら、まして、左折のハンドルを回しながらでは、
教習生はそれを見ることができないので、
ドアを開ける意味が無いんじゃないでしょうか。

加えて、「ドアを開けた状態で車を走らせる」のは、
ドライバーの心構え的にも好ましくありません。

もっとも、
なぜドアを開けているのかをその指導員に訊ねたわけでもないので、
もしかしたら、すごく重要な意味があるのかも知れませんけど…


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「下手な鉄砲は数撃っても当たらない」

2021-08-20 08:59:15 | Weblog

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不合格を繰り返している人が、
よく「もう、○回も受けているのに合格できない」
などと言うことがあります。

でも、そういう人には、こう尋ねたいですね。
「前回不合格から今回の受験までの間にどのような補習をしましたか?」と。
もしや、補習せずに受験したのではないでしょうね。

大学受験の浪人生に例えるなら、
「何年間“勉強”した」ということに意味が有るのであって、
「何回受験した」とか、まして「何校受験した」とか、
そんなのは全く無意味です。
ただ受験を繰り返したって勉強していなければ合格の可能性が高まるわけでないのは
ご理解いただけますね。
「下手な鉄砲は数撃っても当たらない」のですよ。

また、補習したという人も、
その補習内容が適切であったかどうか、考えてみた方が良いかも知れません。

最も陥りやすいのが、
「試験官から指摘された事だけを補習する」というミスです。
確かに不合格の場合は、試験官から不合格理由を教えてもらえます。
しかし、それは減点の大きかった事項を挙げてくれるだけで、
「そこを直せば合格できる」と保証されたわけでもありません。
それをどうも勘違いしてしまう受験生が多いようです。

受験はギャンブルではありません。
大事なのは受験回数ではなくて、その間の練習度合い(質と量)です。
不合格になってしまったら、
しっかり補習してから、次回受験に臨んでください。


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仮免学科試験が本免学科試験より難しいと言われる理由

2021-08-18 12:59:12 | Weblog

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俗に、仮免許の技能試験は、
本免許のそれに比べて難しいと言われています。
実際、仮免を取るのに苦労した人も、
本免はそれほど苦労しなかった、という話はよく聞きます。
もっとも、
仮免を取った後も練習して運転技能は上達しているはずなので、
それをもって単純に難易度を比較できるわけではないですが。

ところで、学科試験についても、
本免許よりも仮免許の方が難しいと言われます。
これだって、
まったく勉強して来ない人も受験する仮免学科試験と
仮免許の知識はあるはずの人が受験する本免学科試験とでは、
合格率での単純な比較はできませんが、
それを割り引いても、感覚的に、仮免の方が難しいように思えます。

これは、
“落とせる点”に差があることが理由と考えられます。

本免の学科は「100点満点で90点以上」が合格のところ、
仮免の学科は「50点満点で45点以上」が合格となっています。
つまり、合格ラインは同じ「9割」でも、
本免では10点落とせるのに、
仮免では5点しか落とせないのです。

ご存じのように、
運転免許の学科試験には、“ひっかけ問題”が多数出題されます。
基本的な知識は充分であっても、
ひっかけ問題で点を取りこぼす人も多く、
仮免の方が、それが大きく響くわけです。

でも、そうは言っても、
学科試験の不合格は、どんな言い訳をしようと、
「勉強不足」以外の何物でもありません。
本免だろうと仮免だろうと同情の余地はありませんので、
学科なんか(“なんか”です)では絶対に落ちないでくださいね。


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免許が取れない人はいません

2021-08-16 13:59:07 | Weblog

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えっと…
いきなりタイトルを否定してしまいますが、
世の中には、身体や精神に障がいがあったりして、
どうしても免許が取れない人も、いるにはいます。

しかし、普段不自由なく生活できている人であれば、
免許が取れないということは絶対にありませんよ。

ただ、
人には得手不得手というものがあって、
あまり苦労せずに運転技能を身に付けてしまう人と、
その辺の要領が良くない人とがいるのも事実です。
でも、苦手だったら、その分、努力すれば良いだけのこと。
「成らぬは人の為さぬなりけり」です。

もっとも、パイロットアカデミーで教習を受ける目的が
「早く(あるいは安く)免許を取りたい」ということであるとしたら、
中には、公認の自動車教習所(自動車学校)に通われた方が
その目的を果たせそうな方もいらっしゃいます。
そういう場合は、
遠慮なく、そのようにアドバイスさせていただきます。

こういったことを踏まえたうえで、
「自分にも免許が取れるか」なんて疑問に思うのはナンセンスです。
やっぱり、
「免許が取れない人はいない」のですよ。


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合格おめでとうございます!

2021-08-14 07:59:16 | Weblog

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21067K様

本免技能試験合格のご連絡ありがとうございました。

技能試験の予約が取りにくかったのと
お仕事の関係で、
最後の路上教習からブランクを空けての受験になってしまいましたが、
無事1回目で合格できて、良かったです。

また、この期間中に特定教習を受けておいたのも、
運転の感覚を思い出しておけたという意味でも
賢明だったと言えるでしょう。

今度の免許は更新忘れしないようにお気を付けください。

おめでとうございました!


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左折するのに右折するテクニック

2021-08-12 16:13:30 | Weblog

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ある日の出来事です。

2車線(片側1車線)の道を走っているとき、
前方の信号が赤に変わりました。
そこは、片側3車線の広い道との、大きな交差点でした。
小生の前には、左ウインカーを点滅させているトラックが1台だけ。
そのままで行けば、2台目で信号待ちをする予定でした。

すると、前を走っていたトラックは、
交差点の手前でいきなり右折したのです。

「左折したかったはずなのに、気が変わったのかな」
くらいに思っていたら、そうではありませんでした。

トラックは、大きな交差点を、
やっぱり左折したかったのです。

その大きな交差点の手前の道へ右折で入り、
左折して、さらに左折したのでしょう。
トラックがいなくなったために先頭で信号待ちしていた小生の目に、
前方の広い道を右から左へ直進で通過する件のトラックが映りました。

赤信号が長くなりそうだと思ってか、
あるいは左折だと歩行者の横断を待つのを嫌ってか、
どうであれ、なかなかの“頭脳プレー”だな、と感心した次第。

いつかどこかで使えるテクニックだとは思いましたが、
土地勘の無い道では却って時間が掛かることもありますし、
また、左折を取りやめて急に右折すること自体が危険なので、
教習生にはお勧めしません。


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