Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

サイドブレーキを使わない坂道発進にメリット無し

2023-08-30 16:59:33 | Weblog

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MT(マニュアル)車での坂道発進は、
サイドブレーキを使うのが基本です。

たしかに、
サイドブレーキを使わない発進方法もあります。

こう書くと、もしかしたら、
ヒールアンドトゥ(右足の爪先でブレーキを踏みつつ踵でアクセルを踏む)
をイメージされる方がいるかも知れませんが、
そんな技を使うまでもありません。
もっと単純に、
右足でブレーキペダルを踏んだまま、左足で半クラッチを作るだけです。
この状態ができたら、
エンストする前に右足をアクセルに踏み換えれば良いのです。
慣れてくれば、これで簡単に坂道発進ができるようになります。

さて、今「慣れてくれば」と書きましたが、
このやりかたは、
半クラッチのタイミングをつかむための練習としても効果が有るので、
実は、パイロットアカデミーでは、
教習の初期段階でやってもらうこともあります。
サイドブレーキを使わずに坂道発進ができるようになれば、
普段の発進もスムーズにできるようになるからです。

ただし、これは練習での話。
試験においては(所内試験でも路上試験でも)、
上り坂の途中で止まったら
必ずサイドブレーキを使って発進してください。

試験車両のエンジン性能も、後部座席に人を乗せた時の負荷も分からないでしょうし、
得てして、坂の勾配を読み違えたりしがちだからです。
また、何より、
サイドブレーキを引く一手間を惜しむメリットがまったくありません。
そんな運転技術を披露したところで採点が有利になるわけでもなし、
試験の時は安全確実な方法を選ぶべきでしょう。


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合格おめでとうございます!

2023-08-28 17:59:57 | Weblog

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23051K様

本免技能試験合格のご連絡ありがとうございました。

免許取り消しからの復活、見事でした。
試験官から「良かったですね」と声を掛けられたとのこと、
運転技能を褒められたのか、
年齢的に(失礼ながら)「頑張りましたね」の意味かは分かりませんが、
でも、本当に良かったですね。

さっそく明日にでも2種免許の学科試験を受けたいとか、
その前向きな姿勢には敬意を表します。
パイロットアカデミーは、今は2種免許向けの教習を実施しておりませんが、
そちらでも成果を上げられますようお祈りしております。


23081K様

本免技能試験合格のご連絡ありがとうございました。

今日は交通量が少なくて助かったというようなお話でしたが、
合格できたのは実力ですから、胸を張ってよいでしょう。
試験官からは特にコメントは無かったとのこと、
合格(予定)者にはそんなものです。 それが普通です。

取得時講習も割と近めの日程で予約できたそうで、
もう一息で免許になりますね。
ぜひ、安全で楽しいカーライフを!


お二人とも、おめでとうございました!


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「登録料」を頂戴する理由

2023-08-26 17:32:33 | Weblog


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パイロットアカデミーの料金システムは、
1回ごとの「教習料」の他に、
初回教習時に「登録料」をお支払いいただくことになっています。

これは、つまり、
「コンサルティング料」の意味だとご理解ください。
初回教習時には、お客さまの技能を見極めて、
教習カリキュラムと受験スケジュールのご案内を差し上げますので。

まれに、
「1回だけ教習を受けるのでも登録料が必要ですか?」との
お問い合わせをいただくことがありますが、
教習回数の少ないお客さまであっても、
コンサルティングは必要なので、それに対する報酬を頂戴する次第です。

そして、もう一つ、
この「登録料」で会社の利益を出させていただいている、
という側面もあります。
1回ごとの「教習料」は極力安くしようと
原価ギリギリで設定しております関係で、
「登録料」が無いと、弊社の経営が成り立たないのです。
(それでもまだ赤字経営ですけど)

その意味でも、
教習回数が少なくても(教習回数が少ないからこそ)
登録料を頂戴するわけです。
どうかご理解ください。


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右折で交差点を斜めに通過しない

2023-08-24 08:59:14 | Weblog

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右折は、左折と異なり、
交差する車線を1本(またはそれ以上)横切ってから曲がることになります。

直近マーク(菱形◇や逆三角▽のマーク)が有る交差点では、
マークの右手前の辺に沿って、
直近マークが無い交差点では(直近マークが無い交差点でも)、
やはり直近マークが有るものと想像して、
交差点の中央付近で曲がって行ってください。
つまり、マークが有ろうと無かろうと、
交差点の中央付近までまっすぐ進んだ後に、
おもむろにハンドルを回し始めるのが正解です。

これを、交差点に入るや否やハンドルを回し始めると、
交差点を斜めに通過することになってしまいます。
右折のハンドルは、少し遅らせ気味に切るのがコツです。

そして、
右折後は、第1車線(一番左)に入るのが原則でしたね。
第1車線が路駐車両等で通れない時に(こういう場面が多いのも事実ですが)
これらを避けるように走行するのは構いませんが、
何も障害が無いのに初めから第2車線を目指してハンドルを切ってはダメです。
この点も誤解の無いようにしておいてください。


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信号待ちの先頭車と2台目以降の車

2023-08-22 17:59:08 | Weblog

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信号待ちの先頭車は、
青信号に変わってもすぐに発進してはいけません。
信号が変わったばかりの時は、
(赤信号なのに)交差点に突っ込んでくる車や、
(赤信号なのに)無理して横断しようとする歩行者もいますので、
自分が進めることを確認してから発進してください。

「さあ青だ いやもう一度 右左(みぎひだり)」は、
昭和43年の“歩行者向け”交通安全スローガンですが、
車でも同じ心構えが必要ですね。

一方、2台目以降の車は、
いちいち確認せずに、前の車に続いて進んで構いません。
というより、
必要ないのにわざわざ停止したり徐行したりするのは
円滑な交通を阻害してしまいますよ。

もっとも、そうは言っても、
・青信号(または進んでよい矢印信号)が続いていること、
・交差点の先に自分が進める余地があること、
・他の危険な状況が無いこと、
については確認しなければなりませんし、
状況が変われば、停止や徐行が必要な場合もあります。


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め・は・み・ね

2023-08-20 10:59:06 | Weblog

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このブログで、
自動車運転に関して「ルー・シー・サイ・モク」、
日本語の特徴として「か・さ・た・ぱ」については、
以前に書いたことがありますが、
「め・は・み・ね」については書いていなかったと思います。

これは、
春は芽のもの、
夏は葉のもの、
秋は実、
冬は根のものが、
旬で味が良く滋養があるという意味なのだそうです。

たしかに、
季節ごとの植物の特徴やそれを食べる人間への効能を
よくとらえた言葉ですね。

昨今は、スーパーの食料品売り場を見てもあまり季節感はありませんが、
「め・は・み・ね」に気を付けて食材を選んでみたいと思います。

ちなみに、今日の関東地方は、
8月下旬というのにまだ猛暑(暦の上ではもう秋なのですけど)、
まだ葉物を意識して摂取するのが良さそうです。

※今日の記事は自動車運転とは全く関係ない話題ですみません。
 日曜なので、こんな無駄話もご容赦ください。


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「メリ」と「ハリ」、どちらも大事

2023-08-18 09:23:52 | Weblog

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特に試験場受験においては、
メリハリのある運転が求められます。
試験官の口からもよく出てくる言葉です。

受験生は、つい「ノロノロ運転」になってしまいがちですが、
のろのろ走るのは、
決して「安全運転」でも「丁寧な運転」でもありません。
スピードを出すべき場面ではしっかり加速してください。

一方で、速度超過は論外としても、
ずっとアクセル踏みっぱなしというのも、いただけません。
スピードを落とすべき場面では、しっかり減速してください。

求められているのは「メリ」と「ハリ」の両方です。
「メリメリ」でも「ハリハリ」でもダメなのです。
「メリ」と「ハリ」とを極端に使い分けるくらいの気持ちで
運転してみてください。

刻々変わって行く状況を把握して、
等速走行を続けるべきか、加速すべきか、減速すべきか、
常に頭を働かせながら走るべし。
ビジネス書とか人生訓とかでも述べられていることですね。


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速く回そうとしないのがハンドルを速く回すコツ

2023-08-16 14:59:09 | Weblog

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クランクコース(屈折型狭路)のコーナーでは、
ハンドルは、いっぱい回してください。
短い間に回し終えないと曲がりきれないこともあります。

ところが、「速く回そう」と思ってハンドルを切ると、
思ったほどいっぱい回ってくれなかったりします。

それは、きっと、
正しい持ち替えができていないのが原因と思われます。

普通乗用車のハンドルは、
いわゆる「10時10分」で握るのが正しいとされます。
ハンドルをいっぱい切らなければならない時は、
その「10時10分」を繰り返すように持ち替えると、
ハンドルは速く回ってくれます。

しかし、ドライバーが「速く回そう」と意識してしまうと
持ち替えの動作を焦る余りに、持ち替えの幅が小さくなってしまうか、
でなければ、片手(多くは右手)ばかりに仕事をさせてしまって、
結局は、
ドライバーが懸命に切っている割りにはハンドル自体は回ってくれない
という状態に陥りがちですよ。

ハンドルをいっぱい切らなければならない場面でこそ、
「速く回そう」ではなく「正しく持ち替えよう」と意識してみてください。
これでハンドルは、面白いように速く回ってくれるはずです。


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自分が進むべき方を見る

2023-08-14 10:59:14 | Weblog

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車は、ドライバーが見ている視線の先へ向かって進みます。

酔っぱらって歩いている時に、きれいな女性を見かけると、
自然とそちらに足が向いてしまうのと同じ????

冗談はさておき、
だからこそ、右左折やカーブを出る際には、
自分がこれから進むべき車線を見てアクセルを踏んでいく(=「前見て加速!」)のが大事なのです。

逆に、右左折やカーブを曲がる際に、
あたかも前照灯のごとくボンネットの方を見ていると、
ハンドルの回し加減がつかめず、車は不安定になります。
また、もし対向車線を見ていたならば、
不思議なことに、車は対向車線へ向かってしまいます。

教習中に、「あなた、対向車線を見てたでしょ。」と言うと、
「どうして判ったのですか?」と驚かれますが、
ドライバーの目を見なくても、車の動きで判るのですよ。

このことは、進路変更の際も同じです。
車線を変わる時や右左折前に右や左に寄せる時にも、
やはり自分がこれから進みたいと思う方の遠くを見て、
アクセルを踏んでいきましょう。


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路上練習申告書は「5回目」の教習時に書きます

2023-08-12 07:59:17 | Weblog

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仮免許を取得したら、路上練習(2時間程度×5日間以上)をして、
「練習しました!」という書面(『路上練習申告書』)を持って行かなければ、
本免許の試験(今は本免技能試験という扱いになっています)を受けられません。

この紙は、東京様式では、
・○月○日○時から○時まで
・どの車で(車のナンバー)
・誰が同乗して(指導者の免許証番号)
・どんな項目を練習したか、
を記入することになっています。
他府県では、
練習場所を記入したり、指導者の免許証コピーが必要な所もあるようです。

パイロットアカデミーでも、
路上教習を受講された日時については、申告書に記入することが可能です。
ただ、当社では、教習の都度でなく、
5回目の教習時に5回分をまとめて記入しますので、
その点、ご承知おきください。

というのも、
1回ごとに記入すると、指導員の免許証番号等が知れるところとなり、
ご自身で続きを勝手に書く(路上練習したことにする)ことも可能だからです。
かつて、これをやってしまった教習生がいて、
ちょうど同じ日の同じ時間帯に同じ指導員が2人の教習生を教えたことになって、
非常に困った事態となったことがありました。
その事件以来、パイロットアカデミーでは、
路上練習申告書は(原則として)5回分をまとめて書くことにしております。

なお、自主的に(または他校で)路上練習した方(申告書に記入してある方)は、
それを含めて「5回目」となる教習の際に、指導員に申告書をお預けください。


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