Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

急アクセルとペダルの遊び

2008-07-30 23:28:14 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!


発進したらアクセルを踏んでいきます。
特に初心者は恐る恐るペダルを踏んでしまって
のろのろ運転になってしまう人もいますが、
ここは、ぜひ、思い切り良くペダルを踏み込んでいってほしい場面です。

しかし、それを意識しすぎると、
今度は急アクセルになってしまうこともあります。

そうなる原因は、ほとんどの場合、
“ペダルの遊び”が分かっていないからのようです。
アクセルに限らず、どのペダルにも、
踏んでもすぐに作用しない部分、すなわち“遊び”が有ります。
ペダルを踏んでもすぐには加速してくれないので、
つい、より多めに踏み込んでしまうことが急アクセルにつながるのでしょう。

ペダルは、「踏み応えを確かめながら徐々に強めていく」のが正解です。
「じわーーッ」という感じです。

でも!
急アクセルであっても、ペダルが全然踏み込めない人よりは余程マシです。
失敗しながら、丁度良い踏み加減をつかんでいってもらえば良いのですから。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
2008/07/30 23:00現在、自動車カテゴリーで第18位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへ(別ウインドウが開きます)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

発進直後に左折する場合の合図と動作

2008-07-28 23:46:29 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!


発進の合図は「右」に出しますよね。
そんなことぐらい先刻承知だと思いますが、
では、発進直後に左折する場合も、合図は「右」に出すのでしょうか?

答えは…
そうです。同じく「右」に出すのです。
左に向かうためか戸惑われる人も割と多いですが、
(もしかしたら「左折の30m手前」ということを意識してかも知れませんが、)
発進の合図ですから、その先どちらに進もうが、「右」で正解です。

そして、周囲の安全が確認できたら発進するわけですが、
直後に左折するなら左に寄ったまま進行すれば良いのですよ。
何も右に合図を出したからと言って律儀に右にハンドルを取る必要はありません。
どうせすぐ左に寄らなければならないのですから。
(それこそ「左折の30m手前」ですからね。)

こういう合図と動作は、
「路線バス」がバス停を発進して直後に左折する時にやっているのを
見かけませんか。
そんな目で路上を観察してみるのも自分の運転の参考になると思いますよ。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
2008/07/28 23:30現在、自動車カテゴリーで第17位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへ(別ウインドウが開きます)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サイドブレーキを使わない坂道発進

2008-07-26 18:11:12 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!


坂道発進はサイドブレーキを使うのが基本ですが、
サイドブレーキを使わない発進方法もあります。
(もちろんMT車での話です。)

そう言うと、多くの方、特に運転技術に自信の有る方は、
右足の爪先でブレーキを踏みつつ踵でアクセルを踏む、
「ヒールアンドトゥ」をイメージされるかも知れませんが、
そんな技を使うまでもありません。
もっと単純に、右足でブレーキを踏んだまま、左足で半クラッチを作るだけです。
この状態ができたら、エンストする前に右足をアクセルに踏み換えれば良いのです。
慣れてくればこれで簡単に坂道発進ができるようになります。

「慣れてくれば」と書きましたが、
この練習は半クラッチのタイミングをつかむのために効果が有りますので、
実はパイロットアカデミーでは、教習の初期段階でやってもらうことが多かったりします。
サイドブレーキを使わない坂道発進が上手にできるようになれば、
普段の発進もスムーズにできるようになるからです。

ただし、試験においては(所内試験でも路上試験でも)、
上り坂の途中で止まったら必ずサイドブレーキを使って発進してください。
試験車両のエンジン性能も、後部座席に人を乗せた時の負荷も分からないでしょうし、
坂の勾配を読み違えたりしがちだからです。
また、何より、
サイドブレーキを引く一手間を惜しむメリットがまったくありません。
試験の時は安全確実な方法を選択しておくべきでしょう。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
2008/07/26 18:00現在、自動車カテゴリーで第18位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへ(別ウインドウが開きます)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本免技能試験(路上試験)になかなか合格できない人へ

2008-07-24 23:42:21 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!


本免技能試験(※)は、
パイロットアカデミー教習生のほとんどが1回で合格していますが、
試験場では、
何度も不合格を繰り返している“常連”をよく見かけます。
※俗に「路上試験」とも呼びます。今は「路上」だけの試験じゃないのですけどね。

常連さんたちは、なぜ合格できないのか、その理由は簡単です。
練習しないで受験しているからです。
あるいは練習したとしても練習の方法が間違っているからです。

そういう人たちは、「法規を守っていたら路上で運転できない」とか、
そこまで極端でなくても、
「仮免(所内)試験と本免(路上)試験とは別物」との思い込みが強い傾向があります。
本免だろうと仮免だろうと、
当然、法規に則り、かつ、円滑な運転をしなければならないのは同じで、
マイルールを作ってしまったら合格は程遠い話なのですが…

路上での運転は、
「仮免試験で問われた基本動作に、“状況判断”と“その対応”を加えたもの」
と考えるべきです。
それを踏まえて、きちんと練習してから受験に臨まれれば、
次こそは良い結果が出せるのではないでしょうか。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
2008/07/24 23:30現在、自動車カテゴリーで第17位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへ(別ウインドウが開きます)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

のろのろ走ると追突されるか?

2008-07-22 23:14:19 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!


もう2年以上前の教習での話です。
アクセルの踏み込みが弱くて加速できていないことを指摘したら、
「追突されちゃいますよね。」と返されたことがあり、
助手席で仰天した事が有りました。
教習生は大学生風の女性だったのですが、
きっと、普段、車に乗せてもらっている時に、
彼氏が「遅いと追突されちゃう」と口癖のように言っているのでしょうね。
いや、まったくの推測(というか空想)ですけど。

落ち着いて考えれば、
スピードが遅いからという理由で追突されることはありえないでしょう。
逆に後続車の立場だとして、
前の車がノロノロ走っていると確かにイライラはしますが、
だから追突するという神経は疑います。

別にノロノロ運転を勧めるつもりはありません。
ノロノロ運転と安全運転とは似て非なるものですから。
でも、「追突されるから速く走ろう」とは思ってほしくないものです。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
2008/07/22 23:00現在、自動車カテゴリーで第17位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへ(別ウインドウが開きます)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハンドル切り始めの目標は速度によって変わる

2008-07-20 22:22:37 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!


ハンドルを回し始めるのに目標を使っている人もいると思います。
「右折する時は“ボンネットが直近マークを隠す寸前”でハンドルを回し始める」
といったような。

積極的にお勧めできる方法ではないのですが、
パイロットアカデミーでも、
教習の初期段階でコツをつかんでもらうために(&速成カリキュラムにおいて)
こういった目標を使って教えることがあります。
ただし、注意してほしいのは、
これはあくまでコツをつかむための暫定的な方法ですので、
教習が進んだ段階では、
車の動きをイメージしながらハンドルを回すようにしてください。

特に先に挙げた右折時の目標などは典型例で、
右折は、普通に走っている所から一気に減速して曲がる時もあれば、
対向車が通過するのを待って速度ゼロから発進して曲がる時もあります。
いずれの場合でも直近マークの、その名のとおり直ぐ近くを通るので、
同じ所でハンドルを切り始める理屈なのですが、
スピードが速い場合は目標を早めに取らないとハンドルが遅れてしまいがちです。
車の動き(今現在の動き)を体感し、これからどう動くのか(未来の動き)を予測して、
“ボンネットが直近マークを隠す寸前”という目標を、
状況に応じて自分なりに変更しなければなりません。

自動車の運転には臨機応変さが求められます。
“一つ覚え”ではいけないということです。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
2008/07/20 22:00現在、自動車カテゴリーで第17位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへ(別ウインドウが開きます)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

車両全体の大きさや動きをイメージ

2008-07-18 23:50:49 | Weblog

 ←※投票よろしくお願いします!


特に狭路課題(※)では、
車両全体の大きさや動きをイメージして運転してください。
※教習項目としての「狭路課題」とは「クランク型」と「S型」ですが、
 ここでは「後退種目」や「鋭角コース」も含め、
 広い意味で「狭い道を通る時」のことを考えたいと思います。

狭路では、(狭いからなおさらなのでしょうが)
つい、目の前の、ドライバーから見た景色ばかり気になりがちです。
しかし、実は、ボンネットばかり見ていても狭路はうまく通れないのです。
車の大きさを感じ取って、
速度とハンドルの回し具合で、車体とタイヤがどういう動きをするのか、
そういう感覚を持ちながら運転することが求められます。

車体の、「前がどこ」・「後ろがどこ」・「左がどこ」・「右がどこ」
(“右”は自分が座っているのでそんなに意識しなくても分かるでしょうが)
というのを常に考えながら、
4つのタイヤがどこに有って、どういう向きでどういう軌跡を描いているのか、
そして、車両はそのタイヤによってどのように運ばれているのか、
そういうことを意識してもらいたいのです。

このブログのタイトルは「前見て加速!」ですが、
こと、狭路課題においては、前を見てばかりいてはダメということですな。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
2008/07/18 23:30現在、自動車カテゴリーで第18位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへ(別ウインドウが開きます)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

車はドライバーが見た方へ

2008-07-16 23:15:33 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!


このブログのタイトル「前見て加速!」に通じる話ですが、
車は、ドライバーが見ている方へ進むものです。

例えば右左折やカーブを曲がる際に、
あたかもヘッドライトのごとくボンネットの方を見ながらハンドルを切ると、
車はきちんと曲がらず、不安定になります。
また、右左折やカーブを出る際に対向車線を見ていたならば、
車は対向車線へ向いてしまいます。

ですから、これから進むべき自分の車線の遠くを見てアクセルを踏む、
「前見て加速」が大事なのです。

これは、進路変更の際も同じです。
車線を変わる時や右左折前に寄せる時にも、
自分がこれから進みたいと思う方の遠くを見てアクセルを踏んでいきましょう。
状況により強めのアクセルにするか弱めのアクセルにするかの判断は必要ですけど。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
2008/07/16 23:00現在、自動車カテゴリーで第17位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへ(別ウインドウが開きます)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

営業職は車を運転するもの?

2008-07-14 21:24:19 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!


「営業マン&営業ウーマン(こう言わないと男女差別だそうな)は車を運転するもの」
と思い込んでいる人がいますね。
特に就職活動中の学生に多いような気がするのですが、
そんな先入観を持って就職してほしくないと思います。
確かに平日の日中には営業の車を多く見かけますが、
だからと言って、その逆は必ずしも真ならず。
営業は車を運転するものとは言えません。

では、まず、なぜ一般的に営業職が車を必要とされるのかを考えてみましょう。
1.訪問先間の移動に公共交通機関を使うと時間のロスが生じる。
2.営業活動が深夜に及ぶことがままある。
3.商品やサンプル(時としてクライアントも)を車で運ぶ可能性がある。
こういったところでしょうか。

これらに当てはまらなければ車は不要ということになるでしょうね。
例としては、車で運べないほどの大きな物(極端な例で言えば「ヘリコプター」とか)を売る営業や、
または、目に見えないサービス(例えば「TVCM」や「ウェブ広告」等)を売る営業が挙げられるでしょう。
もっとも、特に後者の例は、営業活動が深夜に及ぶことが多そうな気もしますが。
あと、外回りをしない「内勤営業」というのもありますし、「SE」だって営業と言えなくもないです。
そう考えていけば、「車を運転しない営業職」はいくらでもあります。

しかし!
「運転免許」に関しては、就職活動前に取得しておくことをお勧めします。就く職種にかかわらず。
少なくとも、免許が無いことを、就職できない言い訳になんか使わないでくださいね。
それに、真面目な話をすると、
社会人になると時間を取るのが難しくなりますし、運動神経も鈍ってきます。
学生も忙しいのでしょうが、何とか時間を工面して早めに免許を取っておきましょう。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
2008/07/14 21:00現在、自動車カテゴリーで第17位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへ(別ウインドウが開きます)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バックで左に曲がる時のハンドル

2008-07-12 14:15:43 | Weblog

 ←投票よろしくお願いします!


バックでハンドルを切る時には、
外輪差により前輪が外側にふくらむ軌跡を描くので、
後輪はできるだけ内側を通らせたいものです。

バックで右に曲がる時は、
(右ハンドル車では)運転席の窓から顔を出して右後輪の動きを見ながら、
できるだけ縁石に近い所をタイヤが通るように(もちろんぶつからないように)
ハンドルを切りましょう。

しかし、左後輪は運転席から見えないので、左に曲がる時は苦労します。
左バックする時だけサイドミラーを下に向けて左後輪の動きを見る方法
も間違いとは言えませんが、
ミラーに写った像でタイヤと縁石の距離感をつかむのは難しいですよ。
(大型車や二種免許においては“深視力”を使う場面ですが)
また、バックが終わって前進し始める際にミラーを戻すのに手間取りますし、
ミラーを戻し忘れるリスクも伴いますので、
あまりお勧めはしません。

後輪は、セダン型の車でしたら、後ピラーの下にあります。
ですから、
例えばブロック塀の路地へバックで入るならその塀の角が、
(教習所では一番角のポールを目標にしても良いでしょう)
“後部窓ガラスの三角の部分”に見えた所でハンドルを切れば良い理屈です。

この目標は、縦列駐車でも使えます。
駐車スペースの直前の車と並べた所で自車を止めてバックを始めたら、
その並べた相手の車体後部が“後部窓ガラスの三角の部分”に見えた所で
ハンドルを切って駐車スペースに入って行けば良いのです。

ただし、車のサイズや運転者の体格等により見え方は当然違いますから、
何度か練習してみて、自分なりの「この辺に見えた時」というタイミングを
早い段階で掴んでおきましょう。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
2008/07/12 14:00現在、自動車カテゴリーで第17位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへ(別ウインドウが開きます)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする