Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

二輪車に関する知識も必要

2019-12-30 14:39:04 | Weblog

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本免許の学科試験は、
普通車も自動二輪車も大型特殊も、
(一種免許は)すべて共通です。

なので、いずれかの免許を持っていれば
学科試験は免除になります。

ということは、逆に言うと、
普通免許を取得するために受験するのであっても、
二輪車に関する知識も問われる、ということでもあります。

例えば…
・バイクのエンジンの掛け方
・アクセルやブレーキの操作方法
・カーブや交差点での曲がり方
・クラッチと変速操作
 (これはAT限定の人がMTのことを勉強するのと同じです)
・二輪車の分類と必要な免許の種類
 (これは法規の問題なので、教本を読めば対応できます)
・二人乗りその他、二輪車ならではの制限事項について
 (これも法規の問題か) etc.etc...

これらに関しては、
二輪車には乗るつもりが無くても、
常識的な範囲で結構ですから、勉強しておいてください。

なお、「大型特殊免許」も学科試験は共通なので同じ扱いになりますが、
注意を要するのは「後輪操舵の車両では内輪差ならぬ外輪差が生じる」ぐらいで、
それ以外の、エンジンの掛け方やアクセル・ブレーキの操作方法等は、
普通車と同じなので、
あんまり意識しないでも対応できるんじゃないでしょうか。


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一発免許には不向きの人

2019-12-28 18:39:03 | Weblog

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公安委員会指定教習所(一般に「公認教習所」と呼ばれる)を卒業すれば、
適性検査と学科試験だけで免許を取得できますが、
パイロットアカデミーは公安委員会の指定を受けていませんから、
教習生は、試験場で技能試験も受験しなければ免許を取得できません。

このシステムを、
俗に、「一発免許」と呼びます。
「試験場での直接受験」というのが正式な言い方かも知れません。
「飛び込み(飛び込み受験)」という呼び方をする地方もあるようです。

さて、一般免許は、
公認教習所へ通うよりも、通常、費用や時間が掛からないのがメリットですが、
その分、本人は苦労することを覚悟しておかなければなりません。

なので、次のような人は、一発免許には向いていません。
費用や時間を掛けてでも、 公認教習所に通った方が良いでしょう。

1.自分で情報を集められない人
 試験場へのアクセス方法、受験手続きや受験料等、
 電話やネットで得られるはずの情報を、自分で調べようとしない人。
 全部お膳立てしてほしい人は公認教習所に通うべきです。

2.仲間がほしい人
 勉強や仕事でも、一人でやるのが苦手な人っていますね。
 公認教習所だと一緒に入校した同期生とか学科教習などで“ともだち”ができ、
 励みにもなると思います。

3.失敗に弱い人
 試験場で受験して不合格になることも珍しくありません。
 不合格になったら反省しなければなりませんが、必要以上に落ち込んでもいけません。
 精神的なダメージを受けやすい人は直接受験を避けた方が良いでしょう。
 パイロットアカデミーでも、妊婦の方に、その精神的ダメージを考慮して、
 一発免許ではなく公認教習所をお勧めしたことがあります。

逆に、以上の例にあてはまらない方は、
一発免許にチャレンジしてみる価値はあると思います。


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「やめたほうがいい」と勧めるケース

2019-12-26 14:59:06 | Weblog

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教習指導員の中には、
厳しく教える人(小生もその一人かも)がいます。
でも、どんなに厳しい指導員でも、
絶対に口にしてはいけない“禁句”があります。
それが、
「ばかやろう」と「下手糞」と「やめちまえ」です。

「ばかやろう」
たかが運転ごときで教習生の人格を否定してはいけません。
指導員との信頼関係を壊すばかりで、
教習生の技能向上に寄与しない言葉です。

「下手糞」
教習生が上手に運転できないのは当たり前なのであって、
運転できるようにしてあげられない指導員にも責任があります。
こんな発言をするのは、自ら指導スキルが低いことを示すようなものです。
また、これも教習生の技能向上に全く効果が有りません。

「やめちまえ」
教習生は“お客様”です。
お客様に向かって「おまえはもう来るな」と発言するのは、
この商売自体を否定することになります。


ところが、実は、小生自身、
パイロットアカデミーでの教習をやめて、
いわゆる公認教習所に通うことを勧めたことはあります。
(感情的に「やめちまえ!」と言ったわけではないです)

というのも、
パイロットアカデミーへ通う教習生の大多数は、
「運転免許を安く(または早く)取りたい」と希望されています。
しかし、技能の進捗度を見て、
このまま一発免許を目指しても、本人が苦労するばかりで、
「安く」も「早く」も取れなさそうだった教習生に、
「やめたほうがいい」と勧めたものです。

もちろんパイロットアカデミーの売上は減らしましたが、
プロとして、冷静にアドバイスしたことで、
お客様の理解は得られたと(勝手に)思っています。


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ならし走行 = 採点されない

2019-12-24 12:59:38 | Weblog

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仮免の技能試験では、
乗車地点から50mくらい、
採点せずに走らせてくれる区間があります。
これを「ならし走行」と呼んだりします。

さて、この区間では採点されないことになっていますから、
いろんな事を試してみてください。

まず、
「少し強めのアクセル」(“急アクセル”というほどでなく)と
やはり「少し強めのブレーキ」(これも“急ブレーキ”というほどでなく)
を踏んでみて、ペダルの遊びや踏み加減を確認しておきましょう。
MT(マニュアル)車は、
可能なら、この区間でギアチェンジをして、
シフトレバーやクラッチの感覚も掴んでおくのをお勧めします。
運転経験のある方でしたら、
“ダブルクラッチ”をやってみるのも効果的です。

それから、
ハンドルを軽く左右にふらつかせて、
「ハンドルの遊び」も見ておきたいです。

ならし走行区間は、
せっかく採点しないと言ってくれているのですから、
ただ漫然と走るだけでは勿体ないですよ。


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大型免許を取れば食いっぱぐれない、のか?

2019-12-22 23:59:57 | Weblog

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学生時代(まだ昭和の頃)バイト先の先輩が、
「いつどうなっても食いっぱぐれないように大型免許を取った。」
と自慢していました。

その時は、なるほどなあと感心し、
後年、小生が大型免許を取るきっかけにもなったのですが、
今から思えば、
「免許を取れば食いっぱぐれない」なんて、浅はかですよね。

トラック運転手として生計を立てるなら大型免許は不可欠ですけど、
運転手と言う職業に拘らないのなら、免許が無くたって、食える人は食えます。
さらに遠慮なく言わせてもらえば、
食えない人というのは、免許を取ったところでやっぱり食えないものです。
俗に「足裏の米粒」(取っても食えない)なんて揶揄されることもあります。

このブログを読んでいる方も、
免許は「メシを食う手段の一つ」と認識して、
自分の人生をしっかり考えてほしいと願っています。


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「左折大回り」は「減速」に問題あり

2019-12-20 12:59:10 | Weblog

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試験で不合格になった理由として、
「左折時の大回り」を指摘される受験生は少なくありません。
左折する際には左後輪が縁石の近くを通らなければならないのに、
それが離れてしまったことで、減点されるのです。

左折時に大回りしてしまう症状は2種類あって、
1つは、左寄せが足りなかった、あるいは、一度は左に寄せたのに再び離れてしまった、というもの。
もう1つは、ハンドルを切り始めるタイミングが遅かった、というもの。

前者のケースは、別稿に説明を譲るとして、
ここでは、後者のケースについて考えてみることとします。

「ハンドルを切り始めるタイミングが遅かった」なら、
受験生の心理として、次の受験の時には、
「じゃあ、ハンドルを早めに切り始めてみよう」と思うのは極めて自然でしょう。
しかし、そうすると今度は、
内輪差で縁石に載り上げてしまう、という失敗も起こりがちです。

そもそも、
「ハンドルを切り始めるタイミングが遅かった」のはなぜでしょうか。

それは、もちろん、
ドライバーがハンドルを切り始めるタイミングをつかめていなかったからです。

では、なぜ、ハンドル切り始めがつかめないのでしょうか。

多くの場合、その原因として、
「減速不足」(正しく言うと「減速し終わるポイントの見誤り」)が疑われます。
左折時には、
ハンドルを切る所の“5m手前”までに減速しておかなければならないのに、
減速し終えるのが“ハンドルを切る直前”だったりすると、
ドライバーが(タイミングを計ることもせずに)慌ててハンドルを回すことになります。
それで、結果、
大回りになったり、逆に、内輪差で載り上げたりするのです。

左折ポイントの5m手前までにしっかり減速し、
ハンドルのタイミングを計ってから回し始めるようにすれば、
大回りの症状(2つめのケース)は、おそらく改善されると思います。


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合格おめでとうございます!

2019-12-18 12:59:05 | Weblog

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19119K様

本免技能試験合格のご連絡ありがとうございました。

ちょっとした裏ワザ(もちろん合法的な手段)を使って、
短期間で合格できましたね。
取得時講習も近い期日で受講できるとのこと、
年内には免許復活できる見込みで、良かったです。

これで、車で帰省することができますね。
存分に親孝行してきてください。

おめでとうございました!


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加速のためのシフトダウン

2019-12-16 16:29:56 | Weblog

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前の車を追い越したり、高速道路の本線に合流したり等、
短い距離で加速したい時には、
シフトダウン(減速チェンジ)すると、
ストレス無く加速できます。

意外に思われる方もいるかも知れませんが、
低いギアのほうがエンジンの力がタイヤに強く伝わるので、
加速するには有効なのです。

ところで、
これがMT(マニュアル)車なら、
ドライバーが手で変速すればシフトダウンできますが、
AT(オートマ)車の場合は、どうしたらよいでしょうか。

一部には手動でシフト操作できるAT車もありますが、
そうでない(普通の)AT車の場合、ギアを落としたい時は、
アクセルペダルを思いきり踏みこんでください。
そうすると、
それを車が感知して、自動的にシフトダウンしてくれます。
これが、「キックダウン」という機構で、
追越しの時に用いることから「パッシング・ギア」とも呼ばれるそうです。
(「パッシング・ギア」? あまり聞かない用語ですけど…)

もっとも、
試験でキックダウンを使う場面はまず無いでしょうし、
むしろ、意図しないキックダウンは減点の対象となりますので、
これを教習項目から外している教習所さまもあるようです。

でも、パイロットアカデミーでは、
敢えて教習の中で(それでも1~2回ほど試行するだけ)
やってもらうことがあります。
「ここまで踏み込むとキックダウンしてしまう」
ということを体感してもらう意味が有りますので。


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厳寒地ではサイドブレーキを掛けない

2019-12-14 19:59:19 | Weblog

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いよいよ寒くなってきました。
もっとも、まだまだ冬の入り口、
本格的な寒さはこれから到来するのでしょう。

ところで、外気温が氷点下になると、
ブレーキパッドが凍りつき、
サイドブレーキを解除できなくなることがあります。
なので、
厳寒地で、特に朝早く出発する予定のある人は、
駐車する際にサイドブレーキを掛けないでおくのが賢明です。

サイドブレーキを掛けない代わりに、
MT車は、ギアを「バック(R)」または「ロー(1速)」に
(下り坂なら「バック」、上り坂なら「ロー」、平地ならどちらでも)
入れておきましょう。

AT車では「P」に入れておくしか無いので
本当は坂道に停めるのはお勧めしないのですが、
やむを得ない場合は、タイヤをタイヤ止めで固定したうえで、
可能ならばハンドルを切った状態で駐車しましょう。
万一車が動き出したときに迷惑は最小限で済むようにしておきます。

いつもサイドブレーキを掛ける習慣のある人も、
氷点下になりそうな時や、スキー場に駐車する時などは、
ちょっと気を付けましょう。


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自宅でイメージトレーニングを

2019-12-12 08:00:38 | Weblog

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自動車の運転技能も、学校の勉強と同じで、
予習・復習することで身につきやすくなります。
もっとも、かく申す小生自身、
学生時代に予習・復習なんてやってませんでしたが…


さて、予習に関しては、
教本の該当ページに目を通して来る程度で良いですが、
復習に関しては、
イメージトレーニングを併用するのが効果的です。
「100%うまく行った時の完璧な姿」を思い浮かべて、
できれば、手足を動かしながら、
実際に運転しているつもりでやってください。

しかし、思い浮かべたイメージと実際にハンドルを握るのとでは
感覚が違うのは当然です。
それは、次回の教習で実践してみるしかありません。
また、実際に運転してみると、新たな疑問点も沸いてくるでしょうから、
指導員に遠慮なく尋ねてください。


そういうことの繰り返しが、教習を効率的に進めます。
「教習時間中しか練習しない」というのは、
結果的に、余計な時間と費用を費やすことになってしまいますよ。


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