Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

路上の坂道は徐行しない

2022-02-28 19:34:05 | Weblog

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教本の書き方も悪いのでしょうが、
「坂道では徐行する」と覚えている人が多いですね。

たしかに、教習所内のコースでは、
坂道はわざと急勾配に造られていますから、
下りでは、必ず徐行しなければなりません。
登るときも、
教習では坂道発進の練習のために一旦停止することが多く、
また、すぐに頂上に近づいてしまうため、
普通は徐行で進むことになります。

しかし、路上では、
徐行するのはごく限られた場面だけです。
急勾配と言えるほどの坂道は、
府中(東京)の一部と二俣川(神奈川)の一部を除き、
関東近県の路上試験コースにはほとんどありません。

むしろ、勾配の緩い坂では、
速度を落とすと、エンジンが息切れして坂を登れなくなり、
円滑な交通の妨げになります。

ですので、路上練習・路上試験においては、
見てすぐに分かるほど急勾配の坂でない限り、
原則として同じ速度のまま走行するようにしましょう。


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長所伸長型が本当に良いのか?

2022-02-26 16:49:55 | Weblog

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今日の学校教育に関しては、
長所伸長型、すなわち「生徒の長所を伸ばす」のが良い教育だ
との主張が多数派のようです。
しかし、
自動車運転の(ことに免許センターでの一発試験の)練習に際しては、
短所是正型(悪い所を直す)にならざるを得ません。

なぜなら、免許を取るための試験は(学科試験も含め)、
仮免許でも本免許でも、すべて“減点式”で採点されるからです。
どんなに上手に運転できても、残念ながら、それは加算点にはならず、
逆に、ミスをしたら、容赦なく減点されていきます。
そのため、試験対策的には、どうしても“悪い所を直す教習”が必要なのです。
特に試験が近づいた段階ではそれが顕著になりますが、
そうしないと合格できないので、どうかご理解ください。

そうは言うものの、
たまに「良くできました」と褒めることもあります。
でも、それは、本当に良く出来た場合だけでなく、
“ダメ出し”ばかりではお互い気が滅入ってしまうので褒めてみただけ、
ということも少なくありませんので、真に受けないでください。
また、本当に上手に出来た場合であっても、
先に書いたように、試験で加点されるわけではないので、
それに慢心せず、弱点を潰していくように努力しましょう。

なお、ペーパードライバー教習に関しては、
「試験に合格できるように」という目標があるわけでなく、
それよりも、運転の楽しさを知ってもらいたいので、
できるだけ長所伸長型で教えるように心がけています。
もっとも、ペーパードライバー教習でも、
安全に車を操縦できなければ、もちろん直しますよ。
ご安心ください。


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通過する車のお尻を見た後で

2022-02-24 13:59:11 | Weblog

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一時停止して優先側の車が通過するのを待っている際や、
交差点を右折しようとして直進対向車が通過するのを待っている際、
その直進車が通過しきらないうちに
自分が動き始めてしまうことがありますね。

おそらく、
こちらがそこに行き着くまでには少し時間がありますから、
それまでに直進車は行き過ぎてしまうと思ってのことだと思います。
あるいは、MT車(マニュアル車)は
ブレーキから足を離してもクラッチをつなぐまでは車が動き出さないので、
過去にMT車を運転していた人は、
つい、ブレーキペダルから足を上げてしまうこともあるかも知れません。

でも、理由はどうであれ、
その直進車が何らかの理由で突然停止したような場合には、
進行を妨害してしまったり、
下手をすると、側面に衝突してしまったりしますので、
直進車が行き過ぎるまで停まっていてください。

そもそも直進車を先に行かせるつもりでいたわけですから、
その零コンマ何秒を急ぐ必要はありません。
相手が、少なくとも自分の進路上から完全にいなくなってから、
車を動かし始めてください。


また、その際には、
巻き込み確認をしてからハンドルを回してくださいね。
ハンドルを回す前には安全確認しなければならないのですが、
交差点内で停まって直進車をやり過ごすうちに、
それをうっかり忘れてしまうことがあるようです。

そのためには、
通過した直進車の“お尻”を見てから発進すると、良いでしょう。
そうすれば、巻き込みの確認もできますし、
前半に書いた「直進車が通過しきらないうちに車を動かし始めてしまう」
という症状も改善されるはずです。


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対向車線を見るとはみ出してしまいますよ

2022-02-22 18:14:50 | Weblog

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カーブでは、基本、外側ラインを目でなぞります。
右カーブ(試験場や教習所のコースでは外周カーブ)では外側の縁石や水切り線を、
左カーブ(内周カーブ)では自車線の外側ライン(多くはセンターライン)を、
それぞれ見ていくと、
カーブの緩急に合わせたハンドルが取れます。

「カーブの内側を見る」と(もちろん他の教習所さまで)教わったというかたもいますが、
内側を見ながらハンドルを回すと、回し過ぎてしまうはずです。

さて、
左カーブ(内周カーブ)ではセンターラインを見ていくわけですが、
ここで、
センターラインの向こう側、すなわち対向車線を見てしまう人がいますね。
教習を始めたばかりのかたや路上運転に慣れていないかたは、
きっと対向車が気になるというのもあるのでしょう。

でも、車はドライバーが見た方へ進みますから、
それだと、自車が対向車線の向こう側へはみ出してしまいますよ。

「センターラインを目でなぞりつつ、自分が進むべき車線の遠くを見る」
(ここでも、やっぱり「前見て加速!」)
を意識していくと、うまく曲がれると思います。


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意識しないように意識する?

2022-02-20 18:59:08 | Weblog

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パラドックスか禅問答のようなタイトルですが、
つまり、こんなことです。

例えば、「ハンドルの持ち替え」には、
「正しいやり方」と言われる方法があります。
それこそが、最も効率的かつ最も危険が少ない方法であるはずなので、
特にこれから免許を取る人は、正しいやり方を覚えてください。
(長年自己流で運転していた人にまで無理を言いませんが)

徹底的に練習して、ドライバーが意識せずとも
ハンドルが正しく持ち替えられるようにしておきましょう。
実際の運転では、ドライバーは、
気を付けなければならない事が他にたくさんありますので、
ハンドル操作なんか、体が自然に動かないといけないのです。

でも、この「意識しなくても体が動く」という域に達するまでは、
逆に、正しいやり方を意識して、練習しなければなりません。
この時点で適当なことをやってしまうと、
変なクセが付いてしまって後で苦労しますから。

これは、「ハンドルの持ち替え」に限った話ではなく、
「ブレーキの踏み加減」とか、「発進の仕方」とか、
あるいは、「障害物回避」といった“一連の動き”でも、同じです。
手順を意識せずに運転できるようになるためにこそ、
意識して正しい手順を練習しておきましょう。


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合格おめでとうございます!

2022-02-18 13:36:02 | Weblog

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21117K様

本免技能試験合格のご連絡ありがとうございました。

お仕事のご都合もあって技能試験の予約がなかなか取れず、
やっと今日、受験できたとのこと、
最後の教習から2か月近くブランクが空いてしまいましたが、
無事に1回で合格できて良かったです。

特定教習を受講済で、既に免許証が交付されたとのこと、
今度の免許は更新忘れの無いようにお気を付けください。

おめでとうございました!


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「加速して徐行」というのもあります

2022-02-16 09:49:04 | Weblog

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発進したら、スムーズに加速していきましょう。
ところが、
発進直後に右左折するようなケースでは、
ブレーキを放して加速せずに(クリープを使いながら)
そのまま曲がってしまう人が多いですね。
試験でこれをやると、
ノロノロ運転と見られる可能性があります。

なるほど、確かに右左折は徐行で曲がります。
しかし、
それでも、発進のためのアクセルは必要ですよ。
アクセルを踏んで一旦は加速するけれども、
すぐに減速し(必要によりブレーキを踏む場合も)、
徐行で右左折、という手順になります。

「加速して徐行」と口にすると妙な感じはしますが、
短い距離であっても、
「加速すべき所、減速すべき所」をしっかり弁える、
と換言すれば理解しやすいでしょうか。
そういうのも、一種の“メリハリ”と言えるでしょう。


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所内教習は昼でも夜でも効果は同じ

2022-02-14 07:59:11 | Weblog

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パイロットアカデミーは、現在のところ、
仮免許(以上)をお持ちの方だけを対象としておりますが、
路上教習ばかりでなく所内教習を希望される方もいらっしゃいます。
本免許の試験では「方向変換」・「縦列駐車」の課題がありますし、
ペーパードライバーの方が「車庫入れ」の練習をしたい、というケースもあります。

もっとも、パイロットアカデミーの所内教習は、
提携している教習所さまの都合で、
平日は、夜間にしかできません。
(土曜・日曜・祝日は日中に教習できる日がありますが)

夜ということに抵抗感を持たれる方もいるようですが、
所内教習に限っては、夜でも問題なくできますよ。
路面や縁石が見えないほど薄暗いと教習に支障がありますが、
ナイター設備がきちんと整っているコースを使うなら、
昼でも、夜でも、教習の効果は変わりません。

「夜は見える景色が違う」というご意見も出て来そうですが、
どうせ練習したコースで受験するわけではないので、
勝手が違うのは、昼でも夜でも同じですよね。

唯一、不都合点として、
「教習後の帰りが夜遅くなってしまう」ということだけは
どうしようもありませんが、
それ以外には、夜間教習を忌避する理由は無いはずです。
むしろ、そんなことにこだわって練習が遅れることの方が
よほど勿体無いのではないでしょうか。
練習できる時にどんどん教習を進めておくべきです。

ただし、以上は所内教習の話。
路上教習に関しては、
ペーパードライバーの方が敢えて夜間の走行練習をしたいというのでもない限り、
昼間のうちに走ることをお勧めします。
特に、路上試験受験間際の方は、
“試験コースの昼間の景色”を見ておくと断然有利ですので。


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損得を計算したら必ずソンする仕組

2022-02-12 17:59:07 | Weblog

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自動車事故を起こしてしまったときに備えて、
自賠責保険(強制保険)の他に、任意保険にも入っておきましょう。
もちろん、“任意”なのですが、
億単位の補償ができる一部の人を除き、
普通の人は、保険を掛けておくのがドライバーとしての責務と言えます。

自動車で路上を走るということは、
人の生命までも奪うかも知れない機械を転がしていることと
認識しておきましょう。

ところで、保険を、
「掛けた保険料」と「戻る保険金」とで損得計算する人もいますが、
そう考えると、必ず「損」になりますよ。

そもそも、保険制度というのは、
多くの人がお金を出し合って、事故を起こした人を救済する、という、
格好良く言えば「相互扶助」の仕組なのです。

なので、保険は、
「払う一方で受け取らないのが望ましいもの」と思っていると
精神衛生的によいですよ。


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運転どおりの教科書?

2022-02-10 13:01:22 | Weblog

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パイロットアカデミーでは
教習生を教習車で最寄り駅まで送迎しています。

随分前の話になりますが、その送迎中に、
夜だったので見通しの悪い交差点を通過する際に
ヘッドライトを上下に動かして照らしたところ、
後部座席に乗っていた教習生が、
「教科書どおりの運転をされますね」と声を掛けてこられました。
きっと彼女なりに褒めてくれたのだと思います。

でも、運転していた小生は、
「教習生が指導員を褒めてどうする?」という微妙な心境もあって、
「それは逆で、我々が普段やっていることが教科書に載っているだけ。」
と返答しました。

咄嗟の受け答えでしたが、
後から振り返って、我ながら上手いことを言えたものだと、
自画自讃しています。
教本には、
「法規を守りましょう」ということだけでなく、
「こんなふうに運転すると良いですよ」ということも書かれています。
そして、こと後者に関しては、
先人達が経験して獲得した数多くの運転テクニックが累積されているのです。

「教科書どおりの運転」ではなくて、
むしろ「運転どおりの教科書」とでも言うべきでしょう。


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