Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

自転車は追い越すのが基本だけれども…

2024-02-28 07:07:01 | Weblog

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自分の進路上に自転車がゆっくり走っていたら、
さっさと追い越すのが基本です。
普通の自転車でしたら、車のほうが速いのですから。
もちろん、対向車を妨害してはいけませんし、
行動を起こす前に周囲の安全を確認するのは必須です。

ところで、
対向車も見えず、その他の安全面も問題ない、という状況であっても、
自分がその先で左折するつもりだった場合には、
追い越しません。

わざわざ追い越して自転車の進路をふさぐのも意地悪ですし、
また、その自転車が自分の左側をすり抜けて来て、
肝を冷やすこともあるからです。
すり抜けられるのは左寄せが足りない証拠、というのは理屈ですが、
だからと言って、事故の要因を増やすことも無いでしょう。

もしかしたら、
「グズグズしていると後続車に迷惑が掛かる」
との思い込みが有るのかも知れませんが、
追い越せない状況なら、追従していくより仕方がないじゃないですか。
「後続車に配慮して危険な状況を作る」ってナンセンスですよ。


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出せる速度まで上げる

2024-02-26 08:59:09 | Weblog

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「のろのろ運転」は決して「安全運転」ではありません。
しっかりスピードを上げて走ってください。

では、どのくらいまでスピードを出せば良いのかというと、
ちょっと乱暴ですが、
一応「制限速度まで出す」と覚えちゃいましょう。

ここで言う「制限速度」とは、
標識等で最高速度が指定されている場所ではその速度、
標識等が無い場所では「時速60km」(いわゆる法定速度)
と理解してください。

もちろん、そうは言っても、
制限速度までスピードが上げられない状況だって当然あります。

その理由として(すぐ思い付くものだけでも)、
・先行車がゆっくり走っているとか、
・歩行者や自転車などが近くにいるとか、
・カーブや見通しの悪い交差点に近づいているとか、
・前方の信号が赤であるとか、
・進路上に障害物が見えているとか、
・雨や霧で視界が悪いとか、
・(特に所内教習・場内試験において)加速するのに充分な直線部分が無いとか etc.etc.
…こんなにいっぱい挙げられます。

でも、言いたいのは、
こういった「スピードが出せない(出すべきでない)事情」が無いならば、
“出せるだけ”のスピードを出すのが基本、ということです。
逆に言うと、
「制限速度まで加速しないのには“スピードを出さない理由”が必要」
ということでもあります。

でも、急加速はやっぱりダメ。
むやみにアクセルを踏めば良いというものでもないので、
そこは誤解の無いようにしてください。


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加速しながらの安全確認はなぜダメなのか

2024-02-24 08:03:40 | Weblog

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進路変更前には周囲(特にミラーの死角)の安全を
しっかり確認しましょう。
こんなことは、もう皆さん、耳にタコだろうと思いますが、
その安全確認中に、アクセルを踏み続けてはいませんか。

確認中は、アクセルを緩めて速度を維持するか、
状況によってはブレーキを踏んで減速する場合あります。

では、加速しながらの安全確認はなぜダメなのでしょう?

まず第1に、
加速していては危険時に対応できないからです。
考えてみれば、安全であるか否かを確認している最中なんですから、
わざわざ言うまでも無い当然の話ですけど。

第2に、
ミラーの死角を見ている時は、言わば“わき見”しているのです。
前の景色が見えていないのに加速するのは無謀というもの。
目視中に、先行車がブレーキを踏んでいたり、
突然歩行者が飛び出して来たりというのも、よくある話です。

第3に、
首を横に振りながらのアクセル加減が難しいことが挙げられます。
そもそもアクセルは前の状況に合わせて調整すべきものですが、
加えて、人間、同時に二つのことをやるのは大変です。
どうしても、首を振るのに釣られてペダルを踏みこんでしまったりします。

第4の理由としては、
その後の加速をスムーズに行うためです。
安全確認を必要とする場面は、
そのほとんどが、次に「加速を伴う動作」を行うことになります。
「右左折前の寄せ」も、「障害物回避」も、「追い越し」も、そして「発進」だって、
安全が確認できたら、加速していくのです。
したがって、その動作の前には、加速できるだけの余裕が必要になるわけです。

こういった理由から(まだまだ他の理由も挙げられるかも知れませんが)、
安全確認中はアクセルを踏むべきではありません。
確認が終わって、すなわち、安全であるなら、
その時にこそ、力強いアクセルを踏んでいってください。


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合格おめでとうございます!

2024-02-22 08:07:38 | Weblog

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23128Kさま

本免技能試験合格のご連絡ありがとうございました。

受験直前対策として、
路上教習2回、試験場内練習1回を受けられて、
今回の合格に到りました。

これまで何回か不合格を繰り返されていたそうですが、
もう少し早く(できれば最初から)
パイロットアカデミーへ来ていただければ、
そんなに苦労なさらずに済んだかとも思います。

お仕事の関係ですぐにも車に乗らなければならないとのこと、
今度の免許は大切にして、安全運転に努めてください。

おめでとうございました!


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左方車でも優先とは限らない

2024-02-20 19:45:35 | Weblog

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信号の無い交差点を直進で通過しようとしている場面を想像してください。
そこへ、
交差する道路の左からやはり直進で通過しようとする車が来たとしたら、
自分とその車と、どちらが優先でしょうか。

「左から来る車が優先」ですか?

学科の勉強を進めている人ほど、そう答えてしまいますが、
そうとは限りませんよ。

「左方車優先」は、
「交差する道路のどちらにも優劣が無い場合」に適用される考え方です。
すなわち、こちらのほうが明らかに広い道であったり、
センターラインが交差点を貫いている場合には、
こちらが優先ということになります。

まるで学科試験のヒッカケ問題みたいな話ですが、
実際の路上でこんな場面に遭遇すると、
混乱してしまう人が、意外に多いですね。
おそらく、学科試験の勉強で「左方車優先」という用語を憶えて、
それにとらわれ過ぎたためと思われます。

優先順位を正しく覚えて、
学科試験にも実車走行時にも落ちついて対応できるようにしておきましょう。


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萌え袖(モエソデ)は不適切

2024-02-18 19:45:57 | Weblog

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ファッションに関する事は小生の不得意分野の一つですが、
ブラウスやセーターの袖を手の甲まで伸ばして着るのを
「萌え袖(もえそで)」と呼ぶのだそうです。
幼く見えることで見る者を「萌え」させることから
そう呼ばれてるようです。

それを「みっともない」と思うのは古い人間な証拠ですが、
少なくとも運転するには不適切と断言できます。
だって、その状態では、
掌(てのひら)でハンドルを握れないわけですから、
咄嗟の時の対応が遅れてしまいますよ。

ところで、某自動車教習所のウェブサイトに、
モエソデの女子高生たちが嬉しそうにVサインしている写真が
使われているのを見つけてしまいました。

教習時には適切な服装指導をしているのだろうとは信じますが、
それを(運転している時の写真ではないとは言え)
教習所の“看板”に使うのって、いかがなものでしょう。
他校さまの話ですが、同業者として、
「載せる写真を選ぶべきでは?」と思ってしまいました。


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確認中はアクセルを緩める

2024-02-16 12:30:17 | Weblog

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仮免の試験(場内課題)では、
試験官の指示を受けたらすぐに準備行動に移すのが基本(※)です。
※「交差点の先を右左折する場合」などの例外はあります。

これは、ドライバー(受験生)が「さあ加速しよう」というタイミングで、
試験官から「○番の交差点を右。」と言われた場合も同じで、
指示があったら、
まず合図(右ウインカー)を出して、右側の安全を確認してください。
そして、この確認している間は、加速は中断してください。

ミラーの死角を目視で確認している間は、
言わば「わき見」している状態です。
ドライバーが前を見ていない時に加速を続けるのは危険ですし、
足に力を入れていると腕にも余計な力が入って、
無意識にハンドルを傾けてしまうこともあります。
なので、
目視確認中は、アクセルをそれ以上踏み込まずに維持するか、
それが難しければ、
アクセルペダルを緩めるのが初心者にはやりやすいでしょう。

踏み込み始めたアクセルを緩めるのは心理的にやや抵抗がありますが、
それを敢えてやることを覚えるのも練習だと思ってください。
それができないのは、
加速中に危険な場面に遭遇した時にも対処できない、
ということなんですよ。


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「寄せ過ぎ」では減点されない

2024-02-14 18:59:07 | Weblog

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左折の前には道路の左に車を寄せて行きますが、
あまりきっちり寄せなくても良いのですよ。

寄せ過ぎてしまうと、
内輪差で後輪が縁石に載ってしまったり、
それを避けるために大回りで左折してしまったり、
という症状が出やすくなります。

左に寄せる最大の目的は、
自車の左側にバイクや自転車が入って来ないようにすることでした。
つまり、バイクや自転車が通れる間隔を空けなければ良いのです。

とは言うものの、
左に寄せられていない場合には、
試験では、それだけで減点を食らってしまいます。
寄せ過ぎて大回りしても減点されてしまいますが、
その症状が出なければ(寄せ過ぎたというだけなら)減点されません。

また、試験場内の交差点なら、
どんなに寄せた状態からでもハンドルをしっかり回せば、
大回りしなくても曲がれるはずですし、
仮に、そのために左折後に走るべき通行帯を多少はみ出したとしても、
場内試験では5点の減点だけで済むのです。
(S字を描くように左折するのはいけませんが)

採点基準から考えても、
「寄せない」よりは「寄せ過ぎ」を選ぶべき、と言えます。


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左折1回だけで減点超過

2024-02-12 09:37:27 | Weblog

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技能試験は「70点以上で合格」なのですが、
これは、「7割できていればOK」ではなくて、
「30点までの減点なら許される」という意味です。

さて、この「減点30点」ですが、
これって、左折1回だけで軽くオーバーしてしまう点数ですよ。

「左に寄せる前の安全確認」
「左端への寄せ具合」
「寄せた後の減速」
「ハンドルを回す前の巻き込み確認」
「左の縁石から離れずに曲がる」
「左折後のふらつき」
…etc.etc.

左折に限った話ではありませんが、受験に臨むには、
課題の1つ1つを100%完璧に仕上げておき、
「人間なので多少のミスがあるかも知れないが、それでも減点30点以内に収まる」
くらいの心づもりで練習しないと、
とても合格には手が届かないですよ。


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「全力で」って言葉に本気度を感じない

2024-02-10 19:47:17 | Weblog

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※今日の記事は、自動車運転には全く関係ない話です。
また、少し偏った個人的見解の表明になりますが、
連休中でもありますし、どうか目くじら立てずにお読みいただければ。


国会答弁などでよく耳にする「全力で」という言葉、
どうしても嘘っぽく聞こえてなりません。
実際、1つの問題に“すべての力”を差し向けてしまったら、
他のやるべき事ができなくなってしまうわけで、
それはそれで困る事態になりますし。

昔、年金記録問題が社会的に騒がれたころ、当時の安倍首相が、
国会で「最後のお一人、最後の1円までお支払いします」と答弁したことがあります。
それを聞いて、小生は、
「あ、こりゃ口先だけで本気でやるつもりは無いんだな。」と思ってしまいました。
世の中に“絶対”が無いように、
「最後の一人、最後の1円まで合わせる」のは、現実的に無理なのですから。
事実、10年以上経過した今も、年金問題は解決していません。
とすれば、安倍首相の「最後の一人、最後の1円」というのは、
単なる“目標”を掲げたに過ぎなかったという話です。

冒頭に挙げた「全力で」も同様で、
「頑張ります」を強調してみただけ、
という程度に聞いておくべきでしょう。

似たような言葉で、
「ご理解とご協力を」とか「ご指導とご鞭撻を」とかも、
ただ慣用的に使っているだけで、
やっぱり本気度が伝わって来ませんね。

日ごろ気になっていたので、書いてみました。
たまにはこんな記事もお許しください。


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