Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

S字コース内でハンドルを回し続けない

2018-07-30 18:59:11 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

S字コース(屈曲型狭路)は、
得意と不得意とが分かれる課題ですね。
そして、興味深い共通点として、
「S字が不得意」と言っている教習生の多くは、
S字コース内でハンドルを回し続けているようです。

ここで、
「えっ? 回し続けちゃダメなの?」と思った人は、
おそらく、S字が苦手な部類に属する人でしょう。

S字コースを通る時は、
カーブを曲がれるだけハンドルを回したら、
そこで固定しておくのが基本です。
もっとも、固定しておかなければダメというわけでもなく、
結果としてハンドルを回し続けることはあったにしても、
初めから回し続けるつもりでハンドルを回すのは、
やっぱり違っていると言わざるを得ません。

ちょうど、周回コースのカーブで、
必要なだけハンドルを回したら、
カーブの中間ではハンドルをその位置で固定するのが
基本ですよね。
それと同じ理屈です。

ハンドルを回し続けてしまう人は、
もしかしたら、
「車を左に向けるためにはハンドルを左に回していなければならない」
と思い込んでいませんか。
ハンドルを左に回した状態で固定しておけば、
そのままで車は左に向かうことを、理解しましょう。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気ブログランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プリウスで練習しなくても合格できますよ

2018-07-28 14:29:03 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

東京の府中試験場と鮫洲試験場では、
AT試験車として、トヨタのプリウスを使っています。
たまに、コンフォート(タクシーでよく見かける車種)も使われるようですが、
普通一種免許(路上)や普通仮免許(場内)の試験は、
99%、プリウスで行われると思って良いでしょう。

そのためか、
「練習車はプリウスです」というのを宣伝文句にしている同業者もいます。
もちろん、練習したのと同じ車種で受験できれば、有利には違いありません。

しかし、
車の運転技能は、車種によってそんなに変わるものではありません。
それに、免許の試験では、
「車を上手に取り回せるか」よりも「車を安全に操縦できるか」に
ウエイトを置いて見られています。

ですから、教習生の皆さんは、
「プリウスで練習しなければ合格できない」とは思わないでください。
それは逆に言うと、
当日の試験がもしコンフォートで実施されたらお手上げ、ということであり、
また、免許取得後も、プリウスにしか乗れないことになってしまいますよ。

大丈夫です!
練習車がプリウスでなくても、合格できます。
現に、パイロットアカデミーの教習生は、
違う車種で練習して、合格してきていますよ。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気ブログランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドライバーは“お尻”を意識?

2018-07-26 20:09:35 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

車には「内輪差」というものがあって、
ハンドルを回して進むと、前輪よりも後輪が内側を通ります。
ですから、特に左折の時には、
左後ろのタイヤが縁石に載らないように注意しながら
ハンドルを回してください。

そのため、ドライバーは、
左後ろのタイヤがどこを転がるか、
その軌跡をイメージしておかなければなりません。

ところで、普通乗用車のリアシートは、
タイヤホールの上に腰かけるような格好で設けられています。
つまり、後ろのタイヤは、
言ってみれば、後部座席に座っている人の“お尻の下”にあるわけです。
なので、ドライバーは、
左折の時には、
“後ろの人のお尻”が縁石の近くを、かつ縁石に載らずに通る、
という意識でハンドルを回すと良いでしょう。

一方、教習生の中には、
ボンネットや前輪の位置を目標にして
ハンドルを回し始めるように教わった人もいるかも知れません。
実際、パイロットアカデミーでも、そのように教えることがあります。
それはそれで、コツをつかむには早道なのですが、
「たまたまうまく曲がれてしまった」のでは、
車やコースが変わったら太刀打ちできません。

ハンドル回し始めのポイントを使うことも否定はしませんが、
その場合でも、ドライバーは、
“後ろの人のお尻”を意識しながら左折するようにしてください。
(いや、ヘンな意味ではなくて…)


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気ブログランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

見るのは“ランプ”よりも“柱”

2018-07-24 13:59:04 | Weblog


←※投票よろしくお願いします!

所内コースではそれほどでもないのですが、
路上では、信号灯が空(そら)に浮かんでいるように見えるため、
距離感がつかみにくくなります。
特に夜は、
周囲の景色が暗い中にランプが明るく灯っているので、
信号までの距離が実際よりも近くに見えがちです。

しかし、考えてみてください。
ドライバーが把握するべきは、
“信号灯(ランプ)との距離”ではないはずです。

信号を見てドライバーが判断しなければならないのは、
その交差点を通過できるか、
その停止線までに停まれるか、といったことではないですか。

ですから、信号を見たら、
もちろん最初はランプを見るわけですが、
その後、信号機の付いている“柱”を見るようにしてください。
正確には、“信号柱の立っている交差点”を見る、というべきでしょうか。

目線を地面に移せば、
“交差点”や“停止線”との距離は把握しやすくなりますから、
黄信号や赤信号を見た時の対処に戸惑うことも少なくなるでしょう。

さらには、走る道によっては、
「信号に従うべき横断歩道」と「信号と関係の無い横断歩道」とが
あったりしますが、そういうのも、
“柱”を見るようにすれば、見定めやすくなりますよ。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気ブログランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

右直事故、意外に直進車の方が悪いケースも

2018-07-22 16:59:33 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

右折車と直進車が衝突したとしたら、
基本的には、右折車の方が悪いことになります。
そりゃ、直進車(優先車)を妨害したのだから悪いに決まっています。
でも、直進車の方がもう少し気を配ってくれたら
事故にならなかったのでは、と思えるケースも少なくありません。

最も分かりやすい例を挙げると、
自分(直進の四輪車)と並んで二輪車が走っているような場面。
なまじ右折車を先に行かせてあげようとすると、
その二輪が左からすり抜けて行って右折車とぶつかる、
いわゆる「サンキュー事故」になる可能性があります。

似たようなケースでは、
右折しようとしている車を見つけた時に、
スピードを落とす直進車がいますね。
それを見て、右折車は「譲ってくれている」と思い込んで、
右折を始めてしまうことがあります。
でも、こちら(直進車)としては譲るつもりはないので、
そのままぶつかってしまいます。
直進車にしてみれば、安全のために減速したのかも知れませんが、
だったら、“ブレーキを踏む準備”ぐらいで良かったのではないでしょうか。

それと、黄信号で突っ込んでくる直進車も意外に多いですね。
信号待ち1回が我慢できないのでしょうか。
右折車はヘタしたら信号2つ(交差道路の青信号と自分側の青信号)待つようになるのですよ。
もちろん直進が優先車ですから右折車側が文句を言う筋合いではないですが、
傍から見ていても、「ゆとりの無い運転」で、危険に思えてなりません。

繰り返しますが、右直事故は右折車の方が悪いのです。
でも、そんな責任の所在の問題ではなく、事故を防ぐために、
直進車側も少しは気を配って、そして、ゆとりを持った運転を心掛けましょう。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気ブログランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

合格おめでとうございます!

2018-07-20 13:59:22 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

18034様

本免技能試験合格のご報告ありがとうございました。

少し苦労してしまいましたね。
でも、諦めずに受験を重ねられた結果、
今回ようやく合格点をもらえたので、
こちらもホッとしました。

「本免技能試験を5回受験」というのは、
練習不足を承知で受験した方やご事情のあった方を除くと、
パイロットアカデミー教習生の最多記録(失礼!)となりましたが、
その間、めげずに補習に取り組まれたのには頭が下がります。

苦労して取得した免許ですから、
大事にされて、安全運転に努めてください。

おめでとうございました!


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

車のドアと襖(ふすま)の開け閉め

2018-07-18 14:15:04 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

和室のマナーでは、
襖は、まず少しだけ開けて、
その後、自分が入るに必要な幅だけ開けます。

それって、車のドアの開け方でも同じです。
車のドアも、まず少しだけ開けます。
あ、その前に、安全確認が必要ですが、
和室のマナーで言えば、
襖の前で「失礼します」などと声を掛けるのが、
安全確認に相当するでしょう。

そして、自分が出入りするのに必要な分だけ開けるのも、
和室と車とに共通するところですね。

しかし、閉めるのは、
和室の襖と車のドアとでは大きく違います。

自身が入った後、ゆっくり手前まで引いていくのは、
襖もドアも同じですが、
襖は、最後までゆっくり静かに閉めるのに対し、
車のドアは、最後はバタンと音を立てて閉めるのです。
概ね10cmくらいの所まで引き寄せたら、
そこからは強めに引いてください。
この力加減を遠慮してしまうと、半ドアになってしまいます。

こんなふうに比べてみるのも面白く、
また、憶えやすいんじゃないでしょうか。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気ブログランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スピード取り締まりで捕まるのは先頭車だけ、とは限らない

2018-07-16 14:29:38 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

今日は「海の日」、三連休の最終日で、
また、お天気にも恵まれ、ドライブ日和でしたね。
そのせいか(?)、都内のあちこちで
“ねずみ獲り”を見掛けました。

ところで、スピードガン式のネズミ獲りでは、
車列の中の車を捕まえるのが難しいので、
自ずと、捕まるのは先頭車ということになります。

車列の中の車がよく使う、
「流れに乗って走っていただけ」という言い訳
(それで速度超過が許されるわけではないのですけど)
が、先頭車は使えません。
それどころか、その“流れ”を作っている当の本人ですから、
どうあっても言い逃れはできません。

では、スピード取り締まりで捕まるのは先頭車ばかりか、と言うと、
そんなこともなくて、
最後尾の車が捕まることだってあります。

それは、白バイの追尾によるもの。
白バイは、ドライバーの死角に入って速度を測定し、
一定距離を走った所で、停止を命じます。
最後尾の場合、
後続車を気にせず追尾したり停止させたりできますから、
白バイも遠慮が要りません。

また、車列の中の車がよく使う、
「ゆっくり走ると後ろの車に迷惑」という言い訳
(それだってスピード違反の免罪符たりえないのですけど)
が、最後尾では使えませんし。

どうであれ、つまらないお叱りを受けて
楽しいはずのレジャーが台無しにならないように、
いや、それよりも、
事故を起こして人生を台無しにしないように、
安全運転を心がけましょう。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気ブログランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二輪免許所持者ならではの強みと弱点

2018-07-14 15:19:22 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

二輪免許を所持している人は、
普通免許取得に際して、学科試験が免除になるほか、
技能の習得にも、強みがあります。

一番大きいのは、
アクセルを開くのが身に付いていることでしょう。
発進時や、カーブ・右左折の後半や、進路変更時など、
バイクなら加速して車体を立て直していく場面で、
自然にアクセルを踏めていけますね。

また、道路状況(路面の凸凹とか混雑具合とか)を早めに察知したり、
他の車の動きを予測したり、というのも、
日ごろ運転されていることの強みと言えると思います。

一方で、二輪ライダーならではの弱点もあります。
その最大のものは、「視点が近い」ことでしょう。
バイクはどうしても路面が気になるため、
二輪乗りは得てして、“下”を見ながら走りがちになります。

「上下」(前を見たり下を見たり)に目を動かすのでなく、
「前を見て視野を広く」というのを意識するようにしてみてください。

これら強みや弱みがあるものの、
二輪免許所持者は、そもそも「運転することが好き」という、
免許取得にあたって最大のモチベーションを有するのですから、
その意味でも、初めて普通車を運転する人より“覚え”は良いはずです。
頑張ってください。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気ブログランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

縦列駐車スペースから出るのも「発進」です

2018-07-12 13:59:03 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

縦列駐車が完了したら、
その旨を試験官に告げます。
「縦列完了です」でも、「終わりました」でも、「できました」でも、
どれでも良いです。
それを聞いて試験官が、
「では、発進してください」と指示するはずですから。

そうしたら、「発進」の手順で発進してください。
すなわち、
ミラーで後方の確認をして、合図を出して、ミラーの死角を目視して、
しかる後に、前を見てアクセルを踏んでいきます。
コースの構造上そんなに加速できない所もありますが、
それでも、発進ですから、少しはアクセルを踏んでほしいところです。

この時、
発進の合図(ウインカー)を出し忘れる人が意外に多いですね。
また、確認が終わらないうちに動き始めてしまう人も少なからずいます。

単に「駐車スペースから出る」だけと思っているのか、
それとも、縦列駐車がうまくできたことで気が緩んでしまったのでしょうか。
いずれにしても、やっぱり「発進」ですから、
不用意に動き出すことのないようにしてください。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気ブログランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする