Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

バス共通カードの発売終了

2010-03-30 12:52:30 | Weblog

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東京都交通局(都バス・都電)を含む関東の殆どの各バス事業者が、
明日、平成22年3月31日をもって、「バス共通カード」の発売を終了する。

京王バス・国際興業バス等は既に発売を中止しており、
東武バス等は4月上旬までは発売するそうで、多少の前後はあるにしても、
この時期に相次いで取り扱いが終わることに違いはない。
背景には、PASMOやSuicaの普及があり、
これも一つの時代の終焉と言って良いだろう。

小生は年に数回ほどしかバスに乗らないのだが、
850円のプレミアが付くのに釣られて5000円カードを買ってしまい、
まだ2000円以上の残高がある。
購入済みのバス共通カードが使えるのは今年の7月までだそうな。
“得”をしないのは仕方ないとしても“損”をするのは面白くないので、
せめて残額850円以下までは使わないと。
(払い戻しに手数料200円を取られるのも腑に落ちないのだが。)

SuicaやPASMOみたいにコンビニで使えたりすれば良いのにとも思うが、
そもそもそんな便宜が図られていれば、
淘汰されずに生き残る途があったのかも知れない。


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速すぎの真の原因は“減速不足”

2010-03-28 23:17:38 | Weblog

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左折の練習中に、
ハンドルを回すタイミングが遅れて大回りをしてしまうことがあります。
そんなとき、おそらく「さっきは速すぎた」と思うのでしょうね、
次の試行では直線のうちからノロノロ走ってしまう教習生がいます。

確かに、ハンドルの切り遅れは、
そのほとんどが「速すぎた」ことが原因です。
そこまでは正解。
しかし、「速すぎた」ことの真の原因は、
“減速不足”なのであって、直線部の走行速度の問題ではありません。

左折のために左に寄せる所までは、普通の速度で走ってください。
進路変更中はむしろ加速するぐらいです。
寄せ終わってから、しっかりブレーキを掛けて減速します。
そして、減速し終える目標は、「ハンドル切り始めの5m手前」でしたね。

「減速」が基本通りできていると、
「左折」のハンドルもタイミングが取りやすくなるはずですよ。


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合格おめでとうございます!

2010-03-26 21:23:34 | Weblog

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10026様

本免技能試験合格のご報告ありがとうございました。

予期せぬ理由で仮免許受験日が延期になるハプニングはありましたが、
結果として、仮免も本免も各1回めで合格できましたね。
それなりに苦労はされましたが、
もう自信を持って運転できるはずです。
安全で楽しいカーライフをお過ごしください。

おめでとうございました!


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目の前の二輪車を見落とさないで

2010-03-24 22:17:33 | Weblog

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漫然と前の車(四輪車)に続いて走っていると、
目の前にいる二輪車が見えなくなることがあります。
正確には「目に入っているのに意識できていない」という状態ですね。
夜はテールランプが光るのでマシなのですが、
意外に、昼間のほうが見落とすことが多いようです。

直前の二輪車が見えていないと、
先行している四輪車が赤信号などで停止した際、
その二輪車に追突してしまう危険があります。
二輪車の場合、命に関る話ですので、大変な事です。

ちょこまかすり抜けて走るバイクも煩わしいのですが、
車線の真ん中を行儀良く走っているのを見落とすのは
完全にこちらに非が有ります。
自分の進路上の状況を認知するのは運転の基本です。
そしてその状況が刻々と変わって行くことを認識しながら、
気を抜かずに走ってください。


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「交通整理」=「信号」

2010-03-22 23:51:50 | Weblog

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「交通整理」と聞くと、
警察官などが手で車の流れを誘導することをイメージする人が多いようです。
それも交通整理の一種には違いありませんが、
こと運転免許の学科試験においては、それでは正解とは言えません。

これから学科試験を受けるという人は、
「交通整理」を「信号」と読み替えてしまいましょう。
問題文で、
「交通整理の行われていない交差点で‥」と問われたら、
「信号の無い交差点で‥」と変換して考えちゃって構いません。
そのほうが違和感無く覚えられると思います。

ただし、
その「信号」には、
「信号機による信号」と「警察官等による手信号・灯火信号」とがあること、
さらには、ここで言う「警察官等」とは「警察官と交通巡視員」を指すこと、
については、外さずに押さえておきたいところです。

ですから、
例えば、工事現場の作業員が手で車の流れを誘導しているようなのは、
交通法規上の「交通整理」には該当しません。
一般的に使われる用語とは意味合いが少し異なりますので、
誤解しないようにしておきましょう。


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架空の車線をイメージ

2010-03-20 23:39:13 | Weblog

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大きな交差点では、
車線のラインが途切れていることが多いです。
交差点内までラインが引かれている場所も無いこともありませんが、
極めて珍しい例と言えるでしょう。

さて、ラインが途切れる場所に差し掛かった時に、
どこを走れば良いのか迷ってしまうのは、
そこまで漫然と運転していた証拠です。

ドライバーは、
“自分の走るべき道”をしっかり見ていてください。
ここで言う「道」とは、「道筋」というのに近い概念であって、
本来「車線」の意味ではないのですが、
通常は、車線を見ていれば自然とこれができてしまう理屈です。

そして、車線が途切れる場所では、
自分の走るべき“架空の車線”をイメージして、
そこに車の進路を向けて行ってください。
そうすれば、交差点内で迷うという失態も演じないで済むはずです。

常に“自分の走るべき道”を意識して運転するようにしましょう。


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警視庁が「初心運転者の交通事故状況」を公表

2010-03-18 23:46:13 | Weblog

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いわゆる“公認教習所”の話なのでパイロットアカデミーとは関係ありませんが、
最新情報としてお知らせします。

3月17日、警視庁のホームページ内で、
「初心運転者の交通事故状況」が公表されました。
これは、
「平成20年に免許を取った人が、免許取得後1年以内にどれだけ事故を起こしたか」を
出身教習所別に集計したものです。
「初心運転者の交通事故状況(平成21年中)」(PDFファイル)

このデータだけで教習所の良し悪しは決められませんが、
他に適切な指標が無いので、
一応、教習所のレベルを計る一つの材料にはなるでしょう。
毎回“上位常連”の教習所などは、
指導方法が悪いか、はたまた、検定が甘いか、
きっと、何か問題があるはずです。

でも、「指導方法が悪い」のは教習生も嫌うでしょうが、
「検定が甘い」のは、意外にも教習生には評判が良かったりするのが、
何とも歯がゆくなります。
まあ、皆さん、少ない教習回数で卒業したいでしょうから、
検定の甘い教習所が好きなのも理解できないでもないですが、
免許を取れればそれだけで良い、とは考えてほしくないですね。

ついでに言えば、
指定教習所を卒業する以外にも免許取得の選択肢があることを、
もっと多くの人に知ってもらいたいものです。


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譲るって難しい

2010-03-16 23:28:30 | Weblog

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例えば、こちらが直進中、対向車が右折しようとしていて、
その車の後ろに渋滞ができていた場合など、
まあ普通は、譲ってあげたくなります。

でも、路上教習中の人や運転に慣れていない人は、
「譲る」ことをあまり考えないでください。

譲るのは本当は難しいのです。
自分が減速したら左横を自転車が追い抜いて行くかも、とか、
右折させた先の路地で子供が遊んでいるかも、とか、
譲るには、そんなことまで想定しておく必要があるのです。
これができないうちは、
やはり「優先順位どおり」と覚えておくべきでしょう。

ただし、(例えば赤信号で)どうせ自分が停まるのなら、
少し手前で停まってあげれば良い、程度は配慮してあげてください。
また、「われ先」を奨励しているわけでもありませんので、
そこはどうか誤解なさらぬように。


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クランクでのハンドル回し始めの目標

2010-03-14 14:26:56 | Weblog

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前回(こちら)書いたとおり、
目標教習が嫌いなパイロットアカデミーでも、
クランク課題では、ハンドルを回し始める目標を教えることがよくあります。

その目標(※)とは、
具体的には、「横の縁石が“ハンドルを延長したライン上”に重なった時」です。
ここでハンドルを目いっぱい回せば、コーナーを曲がりきれるはずです。

この目標は、クランクの出入り口でも使えます。
余計な情報でしょうが、
“狭路の中”での「切り返し」は1回目は減点されませんが、
“出入り口”での「切り返し」は、いきなり減点されますので、
ご注意ください。

もっとも、この目標は、
「隅切りの無い所での左折」であれば、
クランクに限らず、いろんな場面に応用できる理屈です。
S字コースや方向変換コースの出入り口は言うまでも無く、
「鋭角コース」(二種免許の試験課題)の曲がり方も同じ目標が使えます。
また、免許が取れた後でも、
例えば「車庫から車を出す時」にでも使ってみてはいかがでしょうか。


※この目標を“企業秘密”にしている教習所様もあるようですが、
 隠すだけの価値もありませんので、ここで披露してしまいました。
 (“披露”と気負うほどのテクニックでもありませんが。)


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目標教習は邪道です

2010-03-12 23:46:33 | Weblog

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パイロットアカデミーでは、
極力、ハンドルを回し始める目標を教えないようにしています。
実際の路上で、
縁石やポールの目標を使って運転するわけではないので。

しかし、クランク課題においては、
「ここに縁石が見えたらハンドルを回す」
という目標を教えることが少なくありません。
ハンドルを回し始めるべきポイントは、
本当はご自分で試行錯誤しながら掴んでもらうのが望ましいのですが、
それでは時間が掛かり過ぎてしまうからです。
「先に正解を教えてしまって模範解答を体で覚えてもらう」
という方法も、あながち間違いとは言えないでしょう。

でもそれは、やっぱり“邪道”と認識してください。
目標を使ってハンドルを回し始めたとしても、
やはり車体の動きを意識しながら運転することが大事です。
そうでないと、せっかくの練習が免許取得後に活かされませんので。

なお、そういうわけで、
車両感覚が掴めている教習生には、目標を教えないこともありますが、
それが本来の姿であって、決して“手抜き指導”ではありませんので、
ご理解ください。


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