Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

失敗してみるくらいの気持ちで

2013-06-30 23:59:08 | Weblog

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前回の記事(「減速中にクラッチを切らないで」)で、
「エンストしたくない気持ちが強すぎてクラッチをすぐ切ってしまう」
というようなことを書きましたが、
アクセルペダルを踏むのにも似たような心理が働く人がいるようです。
つまり「急加速したくないのでアクセルがしっかり踏めない」というものです。

しかし、この言葉を、
急加速になる癖があるのを直そうとしている人が言うのならまだしも、
急加速したことも無いような人が口にしても、
なんだか、アクセルが踏めない言い訳をしているようにしか聞こえません。

初心者はむしろ急加速するくらいの勢いでアクセルを踏んでみましょう。
とは言っても、あくまで「強く踏む」のであって、「踏んづける」のはダメです。
ペダルの踏み応えを足裏に感じつつ、力を入れていってください。

教習車には、助手席に補助ブレーキがありますが、
アクセルの踏み足りないのは、こちらでは手伝うことができません。
失敗を怖がらずに、むしろ「失敗してみる」くらいの気持ちで、
しっかりペダルを踏み込んでいきましょう。

本当に急加速して危険な場合には、
補助ブレーキを踏むので、安心して失敗してください。


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減速中にクラッチを切らないで

2013-06-28 23:38:35 | Weblog

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おそらく、エンストしたくないとの気持ちが強すぎるのでしょう。
ブレーキを踏むや否やクラッチも踏んでしまう人がいますね。
もしかしたら、右足と左足とが無意識のうちに連動してしまうのかも知れませんが、
理由はどうであれ、クラッチを切ってしまうと、
エンジンブレーキが働かなくなって、危険ですよ。

また、タイヤが駆動系とは関係なくカラカラと回ることになるため、
車の挙動が不安定になって、これまた危険ですし、
さらには、再加速が必要になった時(多くは咄嗟の時)に
クラッチをつなぐという余計な手間が必要になります。
いずれにしても、良い事はありません。

一方で、クラッチを切るのが遅れたためエンストしたとしたら、
エンジンを掛け直せば良いだけのことではないでしょうか。
試験の採点基準でも、エンストは1回やっただけでは減点されません。

減速中はクラッチを切らず、
しっかりエンジンブレーキを利かせてください。
そして、クラッチは、エンスト寸前ぎりぎりの所で踏むようにしましょう。


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「左折を制する者は一発試験を制す」

2013-06-26 12:57:29 | Weblog

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「夏を制する者は受験を制す」という格言(?)があります。
大手受験予備校が夏期講習のキャッチフレーズに使った言葉だそうで、
もう何十年も言い古されていますが、
これをもじって、運転免許取得に際して、
「左折を制する者は一発試験を制す」と言う人がいます。

これがなかなか言い得ているのです。
一発試験(試験場受験)で不合格になる人の、
おそらく半数以上が、「左折」で減点されているからです。

「寄せる前の確認が無い」、
「左寄せが不充分」、
「減速が不充分」、
「ハンドルを回す直前の巻き込み確認が無い」、
「大回り」、
「ふらつき(ハンドル戻し遅れ)」、
「左折後の加速が不充分」etc.etc.…
こんな具合に、
「減点ポイントの百貨店」とも言えるのが「左折」なのです。

逆に言えば、ここに挙げた減点ポイントがマスターできているなら、
左折以外の課題についても要領がつかめているはずです。

「左折」は、教習課程の割と早めの段階で練習する課題ですが、
だからと言って馬鹿にせず、1つ1つの動作をしっかり身に着けてください。
それが結果的に免許取得への近道ですので。


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カーブでの進路変更は禁止されているか?

2013-06-24 20:08:49 | Weblog

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カーブの先を右左折するように試験官から指示された場合、
右左折手前で曲がる側に車を寄せるのですが、
カーブを曲がりながら進路変更して良いのでしょうか。

これの正解を先に言ってしまうと、
「法律上、カーブ内での進路変更は禁止されていない」
ということになります。
カーブ内で禁止されているのは「“追越しのための”進路変更禁止」でした。
つまり、「“右左折のための”進路変更」は禁止されていないのです。

しかし、右左折のためであれ、
やっぱり、カーブ内での進路変更は避けるべきでしょう。

と言うのも、ドライバー(特に教習生)は、
カーブに合わせてハンドルを回すことに神経を注いでいるので、
その途中で、安全確認をして、進路変更をするというのが、
難しいですし、かつ、危険だからです。
試験においても、カーブ内での進路変更は、
「みだりに進路変更」か「安全運転意識」で減点される可能性が高いので、
わざわざそのリスクを負うこともないでしょう。

試験官から「カーブの先を『右』(または『左』)」と指示されたら、
カーブ内では、合図と確認だけやっておき、
カーブを出ると同時に寄せて行くと良いでしょう。


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試験場での練習、なぜAコースから?

2013-06-22 13:36:14 | Weblog

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東京の府中試験場は、
土曜日と祝日にコースを開放してくれています。
教習課程が一通り終わったら
受験前に一度走っておくと良いかも知れません。

ただし、試験場コースは利用時間が限られていますし、
他の車の練習を妨害することになるため、
試験場で基本技能の教習は出来ないものと思ってください。
あくまで、“最終調整”程度にお考えください。

ところで、他の車も、
やはり最終調整のつもりなのでしょう。
「仮免Aコース」・「仮免Bコース」の順で走る車が多いですね。

そうすると、
同じ順路を何台かの車が連なって走ることになります。
先頭車なら問題ありませんが、
2台目以降は、前の車と同じ動きをすることになり、
練習になりませんよ。
まして、前の車が間違った動きをしたら、
それを真似ないようにしなければなりませんし、
こちらの動作が正しかったのかドライバー(教習生)が不安になることもあります。

なので、試験場のコース開放を利用して練習するときは、
「仮免Cコース」から始めるとか、
最初に外周を2周ほど回って試験場の大きさを体感してもらうとか、
敢えて、他の車と違った動きをした方が良いでしょう。


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合格おめでとうございます!

2013-06-20 09:53:02 | Weblog

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13048 様

本免技能試験合格のご報告ありがとうございました。
蒸し暑い中の路上試験、お疲れさまでした。

仮免許に関しては練習不足を承知で受験していただいたこともあって、
少し時間が掛かってしまいましたが、
試験の要領や雰囲気が分かり、その後の教習が充実したことを考えると、
結果的に有効だったものと思っています。

一方で、本免許は1回めの受験で合格できて、良かったです。
取得時講習の予約も取れているとのことで、
当初の目標であった「夏前」に間に合いましたね。

おめでとうございました!


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ハンドルは握らない

2013-06-18 19:02:33 | Weblog

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たしかに、「ハンドルを“握る”」とは言います。
でも、実際には、
「握る」のではなく、「指を掛ける」というのが正しいでしょう。
少なくとも、親指(拇指)をバーの内側には入れないでください。

例外的に親指まで使って握るのは、
片手でハンドルのてっぺんを握るときだけです。
教習生が具体的に直面するのは、
バック(後退)する時にドライバーが後ろを振り返るために、
片手でハンドルを持つ場面、ぐらいでしょうか。
その他、車幅ギリギリの狭い道や歩行者が異常に多い道を走る時にも
ハンドルのてっぺんを握っていると操舵しやすいことがありますが、
教習や試験では、そういう場面を想定しなくて良いでしょう。

ハンドルは、普通は、親指以外の4本をバーに掛けて、
バーの後ろ側からドライバー側に軽く引き寄せるような力を加えるか、
環の内側に向かって軽く力を加える、のどちらかになるようにします。
余った親指は、バーに添わせておきましょう。

では、なぜ、親指を握り込んではいけないのでしょうか。

それは、親指を握り込むと、
ハンドルのスポーク部分を避けて、
つまり、握る場所を選んでしまう、というのが問題なのです。
ハンドルを持ち替えるたびに、どこを握ろうか考えてしまうと、
当然、ハンドル操作がもたつくことになり、
ひいては車の運転そのものがスムーズでなくなります。

変なクセが付くと後で修正するのが大変ですので、
初めから正しい形で覚えておきましょう。


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出来ていなくても先に進むこともある

2013-06-16 23:59:34 | Weblog

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パイロットアカデミーにも「教習課程」というものがあります。
ただ、それに縛られるものではなく、
時に順序を変えたり、1回の教習で幾つもの課題をこなしたり、
そういう融通が利かせられるのが、弊社システムのメリットと言えるでしょう。

ところで、一般に技能教習は、
1つの課題が修了したら次の課題に進むのが原則ですが、
パイロットアカデミーでは、
練習不充分なまま先に進むことがあります。

それは、教習生さんが、
何度も同じ課題(例えば「左折の基本」)を繰り返し練習することで、
やる気が失せてしまうのではないかと心配して、というのが最大の理由です。
加えて、次の課題(例えば「左折の応用」)をやってみると、
前の課題(「左折の基本」)で教わったことの意味が痛感できる、
という効果も期待してのことです。

また、一通りの教習課程をさっさと終了(「修了」ではない)させて、
まずは1回、受験してきてしまう、というのが、
人によっては免許取得の早道になることがあります。
練習不充分ですから1回目の受験では当然のごとく不合格になるのですが、
試験官から指摘された事を踏まえて補習すれば、
練習の効果は格段に上がるはずです。

そんないろんな意味がありますので、
先の課題に進んだからと言って、前の課題が修了だとは思わないでください。
さらには、一通り教習過程が終わったからと言って、
決して補習をおろそかにしないでください。


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自転車との車間

2013-06-14 22:26:17 | Weblog

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今日の東京地方は、午後になって雨が止み、
路上を走る自転車が多かったように思います。

自分の前を走る自転車への対処は難しいのですが、
追い越せるなら、追い越すのが基本です。
普通は、自転車よりも車の方がスピードが速いので、
数字の上では追い越せるはずです。

でも、見通しの悪いカーブや坂の頂上付近とか、
中央線を越えて追い越す場合には
「追い越しのための右側はみ出し禁止」の道路とか、
対向車が来てしまった時とかは、追い越せません。
また、前方の信号が赤に変わったなど、
その自転車を追い越して先に行く意味が無い時も、
無理せずに、自転車の後を追従して行きましょう。

ところで、自転車の後を追従して走る場合には、
自転車の速度が遅いこともあって、
車間を空けずに走るドライバーが多いですね。
それって非常に危険なのはお分かりでしょうか。

自転車は、転倒しやすい乗り物です。
転ばないまでも、ふらついたり、
石ころとかをヒョイとよけたりすることがありがちです。
最近では、メールだかゲームだか知りませんが、
携帯をいじりながら走っている自転車もよく見かけます。
そんな自転車のすぐ後ろを走っていたら、
何かの拍子で轢いてしまう危険性がありますよ。

一般道での望ましい車間距離(m)は、
「速度(km/h)-15」以上と言われます。
この距離があればブレーキが間に合うとされている算式ですので、
これを、相手が自転車の時にも活用すると良いでしょう。


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バックでの幅寄せの方が寄せ幅が大きいので…

2013-06-12 19:23:01 | Weblog

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幅寄せ(車庫の中で片側に寄ってしまった場合に真ん中に入れ直す方法)には、
3通りのやり方があります。

1つめは、まっすぐ前進して、バックしながら寄せる方法、
2つめは、前進しながら寄せて、まっすぐバックする方法、
3つめは、前進時・バック時の両方で寄せる方法、です。

寄せ幅が一番大きくなるのは3番目の方法であるのは当然として、
1番目と2番目とを比較すると、1番目の方が寄せ幅は大きくなります。
車(大型特殊以外)は、前輪で舵を取るように作られていますから、
ハンドルを切った状態では、前進よりもバックする方が横方向に大きく動くのです。
縦列駐車の際に駐車スペースに車を収めるのをイメージしていただくと、
バックで頭がぐいぐい寄っていくというのがお分かりになるかと思います。

そのため、パイロットアカデミーでは、
方向変換課題で、車庫の片側に寄ってしまった場合には、
「2つめ」のやり方で修正するように教えています。
いや、間違いではないです。「2つめ」です。
「1つめ」では寄せ幅が大きすぎて、また、バックしている最中であることもあって、
どのくらい寄せられているのかが、教習生には分かりにくいからです。

前進しながらハンドルを回して、必要な幅だけ寄せられたら、
ハンドルを逆に回して車体をまっすぐに立て直し、
そして、まっすぐバックする、というのをやってもらっています。


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