Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

「進行妨害に至らない程度」って?

2014-07-30 14:19:59 | Weblog

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技能試験の採点表には、
「優先判断不良」という項目があり、
路上試験で20点、場内試験で10点を減点されることになっています。
具体的には、
「他の車両等の進路の前方に出、もしくは出ようとしたため、
進行妨害に至らない程度で他の車両等に
速度を減じさせ、停止させ、または方向を変えさせるなどの迷惑を‥」
というケースに適用する、と書かれています。

しかし、小生は、
この項目を適用されて“減点された”という例を、
聞いたことがありません。
(「進行妨害」で“試験中止”になった話は珍しくないですが)

実際の試験で、
優先車に対して停止させたり進路を変えさせたりしたら、
紛うことなく「進行妨害」ですし、
優先車がブレーキを掛けて減速したなら、
それも「進行妨害」になってしまいます。
まあ、アクセルを緩めて減速する程度でしたら、
「進行妨害に至らない程度」なのかも知れませんが、
それだと、そもそも「速度を減じさせ」に該当するのか疑問です。

あと考えられるのは、
例えば、見通しの悪い交差点で、
徐行して細心の注意を払いつつ交差点に進入したが、
結果として優先車の進路を妨害することになってしまった、
というケースでしょうか。
「進行妨害」(危険行為なので一発で試験中止)とするには気の毒だが、
事実、優先車を妨害したのだから減点しないわけにはいかない、
というときに適用するのかも知れません。

多分に推量の混じる書き方で申し訳ありませんが、
いずれにしても、受験生の皆さんは、
「優先車を妨害したら一発で試験中止」と思っておくべきでしょう。


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サイドブレーキは引きずるくらいのつもりで

2014-07-28 21:18:17 | Weblog

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MT(マニュアル)車の教習課程で最も苦労するのは、
やはり、「坂道発進」でしょう。
とは言っても、本番の試験では、
坂道発進で減点されたり失格になったりした人は少ないのですけど、
でも、教習中に苦労する人が多いのは確かです。

さて、坂道発進は、
「半クラッチを作ってサイドブレーキを外す」だけなのですから、
問題があるとすれば、
「半クラッチ」か「サイドブレーキ」のどちらかが原因です。

「サイドブレーキなんか、ただ下ろすだけなのに何を失敗するの?」
という声も聞こえてきそうですが、
それは、運転が出来る人。
サイドブレーキを外すタイミングがつかめない人って、
結構いますよ。
「エンストしないように」と意識しすぎているのか、
クラッチ操作の方に気を取られているのか、
いずれにしても、
クラッチがつながらないうちにサイドブレーキを解除するものだから、
車が逆行してしまう(坂を下ってしまう)のです。

そういう人は、
エンストするぐらいのつもりで結構ですから、
まずは、きちんと半クラッチを作ってください。
心配しなくても、今の車はエンストしにくく造られています。
サイドブレーキを引きずったまま走り出したら、
それからおもむろにサイドブレーキを下ろせばOK。

そういう意味で「サイドブレーキなんか」に
あまり力を入れないのが、スムーズに発進するコツなのです。


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ドンペリの透明感とアクセル加減

2014-07-26 23:38:03 | Weblog

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基本的にアルコールは苦手な小生ですが、
知り合いから「ドン・ペリニョン」を1本頂戴しまして、
先日、この歳にして初めて口にしました。
(1杯だけですが)

その時に驚いたのが、その透明感。
甘いも辛いも、もちろん苦いというのも無く、
喉にスーッと入っていく感じが、意外なほどでした。
日本酒も高級なお酒には余計な味が付いていないとよく言われますが、
それと同じなのでしょう。
ただ、物の本には「ドンペリは芳醇な香りが特徴」と書かれていますが、
不調法ゆえ、そこまでは嗅ぎ取れませんでした。
(こう書くと、お好きな方はきっと「もったいない」と思われるでしょうね)

さて、この抵抗感なく喉に入っていくのから連想したのが、
商売がら「上手な加速」について。

ベテランドライバーの加速は、
もたもたしていなくて、それでいて、決して急加速でもなく、
それこそ「スーッと」加速していきます。
上手な運転の車に乗せてもらうと、
加速のGが体に心地よいくらいです。

まあ、その境地にいたるまでには経験も必要ですが、
そういうことも意識しつつ、アクセルを踏むようにしてみてください。

あっ!
でも、ドンペリを飲んで運転しちゃダメですからね。
(…って、言うまでもないか)


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「確認してから合図」か「合図を出してから確認」か

2014-07-24 17:36:15 | Weblog

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進路変更時には合図と周囲の安全確認が必須ですが、
その順番は、
「確認してから合図」でしょうか。
それとも、
「合図を出してから確認」が正しいでしょうか。

これの教科書的な正解は、
「確認してから合図を出して、再び確認してから進路変更。」
ということになります。
しかし、パイロットアカデミーでは、
基本的に後者の「合図を出してから確認」で教えています。
その理由は以下2点によります。

まず、周囲の安全確認は、常に行っているという前提があるからです。
特に路上走行中は、
自分と周囲の状況に気を配りながら走っているはずです。
ミラーもちらちら見ているはずですから、
進路変更を始めようと思ってからわざわざ安全確認する必要はありません。

また、合図を出してから進路変更の動作に入るまでの3秒間が
手持ち無沙汰になってしまう、ということが、もう1つの理由です。
そして、「合図を出して確認してから進路変更」という順番にすれば、
3秒を経過しないうちに進路変更を始めてしまう心配もまずありませんし。

もちろん、合図を出す前に確認しても、構いません。
加えて、実際の試験では、
合図を出す前だろうと後だろうと、
とにかく確認してさえいれば、特に順番は問われません。

とは言え、
決して「確認は1回で良い」と公式に認められているわけではなく、
やはり「確認・合図・再確認」が本当は正解であることは、
頭に入れておいてください。


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左折完了時に車が左に向かってしまう症状

2014-07-22 13:39:44 | Weblog

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左折を終えたら、
これから自分が走るべき車線にまっすぐ向かうべきですが、
ハンドルを戻すのが遅れると、車体は左に向かってしまいます。

さて、こういう症状が出たときに、
ハンドルを戻し遅れるのは「切り過ぎ」が原因だと思い込んで、
次の試行時にはハンドルを少なめに回す人がいますが、
それは全く逆。

こういうケースでは、
殆どが「切り過ぎ」ではなく「切り足りない」のが原因です。
ハンドルが足りないものだから車が曲がって行かない、
車が曲がって行かないからハンドルをなかなか戻せない、
ハンドルを戻せないから左折が終わっても車体が左を向いたまま、
という図式なのです。

ハンドルの戻し遅れは、
「戻す」ことの問題でなく「切る」ことの問題であると認識して、
次の試行では、気持ち多めに回してみてください。


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サングラスでの運転は危険

2014-07-20 23:59:52 | Weblog

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この時季は日射しが強いので、
サングラスを掛けている人を多く見かけます。
でも、意外や意外、
車の運転には、サングラスは危険なのです。

多少(50%ほど)色が付いているのは大丈夫ですが、
濃い色の眼鏡では、
トンネルなどの暗い場所に入ると、
目が慣れるまでのしばらくは何も見えなくなります。

首都高速のようにトンネルだらけの道はもちろん、
一般道でも、交差点のアンダーパスや鉄道高架下のガードなど、
暗い場所はいくらでもあります。
加えて、車はスピードを出しているため、
突然そういった場所に入ってしまうことが問題なのです。

急に真っ暗になって驚きますが、
そういう時は、慌てずにサングラスを外してください。
視力の悪い人も、
まったく何も見えないのよりはマシですから、
迷わずサングラスを外してください。
と言うよりも、
初めからサングラスを掛けて運転しなければ良いだけの話です。

日光に当たると色が濃くなるレンズもあるようですが、
それも暗い場所で色が薄くなるには時間が掛かるようなので、
やはり運転には不向きと言えましょう。


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窓から顔を出す?それとも左から振り返る?

2014-07-18 23:45:20 | Weblog

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直進バックの際は、
ハンドルのてっぺんを片手で持って、
後ろを見ながら進んでください。

ところで、この「後ろを見ながら」というのは、
運転席の窓を開けて顔を出して後ろを見るのでしょうか?
それとも、左から振り返るように後ろを見るのでしょうか?

これについては、どちらも正解とされていますが、
パイロットアカデミーでは、後者をお奨めしています。

窓から顔を出してのバックは、
ラインとの位置関係を見ながらハンドルを微調整するには有効ですが、
視野が狭くなり、しかも、“真後ろ”が見えていないという危険があります。
教習や試験における直進バックは、
「方向変換」で車庫奥に向かってまっすぐ入って行く
(幅寄せしてから再び奥に向かうケースも含む)
のが典型ですが、
狭路コース入口や狭路コース内で「切り返し」が必要になるにしても、
どうであれ、「ラインに沿ってバック」ではないので、
窓から顔を出す意味が薄れてしまうのです。

そして、左から後ろを振り返ることで、
「自分が進む方を見る」という運転の基本を外さない、
という、心構え的な意味もあります。

まあ、前述の通り、どちらも正解なので、
特に運転経験のある方には、
無理に強制(矯正)するつもりはありませんが。


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ハンドルは“速く”ではなく“早く”回す

2014-07-16 15:56:48 | Weblog

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左折(典型的なもの)やクランクコース内のコーナーでは、
ハンドルを目いっぱい回すことになります。

ところが、そんな場面で、
おそらく「ハンドルを速く回そう」と意識しすぎるのでしょう、
右利きの人は右手ばかりでいっぱい回してしまうことが
よくあります。
左手を上手に使えていないと、
ハンドルが思うように手につかなくて、
却ってハンドルを回すのが遅くなってしまいますよ。

ハンドルの持ち替えは、
「両手で」・「交互に」が基本でした。
この基本を守って持ち替えることで、
ハンドルは止まらずにグルグル回りますから、
結果として、早く回すことができます。

ドライバーの意識としては、
「速く回す」ではなく、
「早く回す」ために
「両手で」・「交互に」を意識して、
ハンドルを回してみてください。


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クラッチを切った後

2014-07-14 15:29:08 | Weblog

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MT(マニュアル)車で運転中、
ギアを変えずに速度を落としていくと、
車体がガタガタ振動してくることがあります。
そうなったら、クラッチを切りましょう。

さて、問題はその後です。

そのまま停止するならクラッチは切ったままで良いですが、
再加速する場合や徐行を維持する場合には、
どのようにクラッチを操作すれば良いでしょうか。

まず、再加速する場合。
再びクラッチをつないでアクセルを踏んでいけば良いのです。
ただ、ギアは「その時の速度に適したギアを選ぶ」が基本で、
概ね10~20km/hでセカンド(2速)、
概ね20~30km/hでサード(3速)にするのですが、
これが、慣れないと難しいところでしょう。
もちろん速度によってはギアチェンジが不必要なときもあります。

次に、徐行を維持する場合。
半クラッチと断続クラッチを上手に使いましょう。
クラッチをゆっくりつなげていって、
ある程度の速度が出たらクラッチを切る、
というのを繰り返します。
必要があればアクセルを少しだけ踏みます。
ギアは、やはり「その時の速度に適したギアを選ぶ」のです。
いわゆる徐行(概ね10㎞/h程度)ならセカンド(2速)、
人が歩く程度(概ね5km/h程度)ならロー(1速)ということになります。

クランクなどの狭路コースでは、ハンドルの取り回しだけでなく、
このようなクラッチを使った速度調節技能も練習しましょう。


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合格おめでとうございます!

2014-07-12 11:19:11 | Weblog

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14061K様

本免技能試験合格のご報告ありがとうございました。

当日は台風かも、と心配しておられましたが、
むしろ猛暑の中での受験になりましたね。
でも、お蔭で(?)
自転車が少なかったので、
走りやすかったのではないでしょうか。

試験後、試験官から何も言われなかった、
と不満げでしたが、合格者に対してはそんなものです。
指摘事項が無かったことを喜びましょう。

おめでとうございました!


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