Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

ハザードは試験官にオマカセで

2009-09-30 23:51:25 | Weblog

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路上試験で、駐停車した際にハザードを出す人がいますが、
それは無用です。

ハザードは「非常点滅表示灯」でしたよね。
すなわち、
“高速道路上”で、
“夜間”または“視界200m以下の場合”に、
“故障などで止むを得ず駐車する場合”に
用いるのが本来の用途です。

もっとも「通常の駐車の際に用いてはならない」というきまりは無いので
路上試験で使っても減点はされない理屈ですが、
車が完全に停止せず動いているうちに出したらダメです。
また、ハザードを消し忘れて発進してもダメです。
やらなくて良いことをやって
わざわざ減点のタネを作ることは無いでしょう。

ハザードは、必要があれば試験官が操作してくれます。
それは試験官の判断に任せれば良いのです。
受験生は、駐停車したら、左ウインカーを消すだけ。
このウインカー消し忘れは意外に多いですよ。
(多分、減点されていないと思いますけど。)

それと、
「ハザードを“焚く”」と言ったり、
ましてや「4チカ(よんちか)」と言ったりするのは、
プロかぶれしているように思われて心象を悪くするので、
まあ、やめとくのが無難でしょう。


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免許取消は本当は“撤回”

2009-09-28 23:51:35 | Weblog

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昨日は、教習を休んで、行政法の研修を受けてきた。
※「なぜ行政法?」と疑問に思われた方は、
パイロットアカデミーのサイトに小生のプロフィールを書いていますので、
良かったら覗いてみてください。

さて、その研修の中で、行政処分の「取消し」という用語の説明があった。
そう聞いて、商売がら「運転免許取消」をすぐに連想したが、
どうやら、それは「取消し」とは呼ばないらしい。

行政法では、「取消し」とは、成立時にさかのぼって効力を失わせることを言う。
例えば、違法な手続きで行政から許可を得たものが後に発覚した場合、
その許可は最初から無かったものとされることが、「取消し」。

なるほど、運転免許自体は違法や不正で取得したわけではないのだから、
免許証交付時にさかのぼって取り消されたのではたまらない。

では、許可した時には違法性は無く、
後から発生した理由によって効力を失わせることを何と呼ぶのか。
こういうのは、「撤回」と呼ぶそうだ。
すなわち、われわれが「免許取消」として認識しているものは、
実は「撤回」だったということになる。

ついでに言うと、
行政法での「免許」とは、「許可」と「特許」とを包括する概念で、
その「許可」の中の一類型に「自動車運転免許」があるという位置づけらしい。
さらには、「特許」というのも、
われわれが日常使う、知的財産権としての特許権とは全然意味が異なり、
文字通り“特別”な“許可”を与えることを言う。
(例えば「道路の一部を占用して良い」というような特別の許可)

う~む。ややこしい。
(と言うより、どうでも良い話のような気がしてきた…)


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路側帯は「歩行者の通行のため」

2009-09-26 23:53:28 | Weblog

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路側帯とは、「歩行者の通行のために設けられている部分」を言います。
学科試験でも技能試験でも、
路側帯の対処を迷った時には、この基本事項に立ち戻りましょう。

例えば、左折前に路側帯を越えてまで左に寄せるか、という問題も、
車は路側帯を通行できないのですから、「否」が正解です。

ただし、駐停車については別です。
「駐停車禁止路側帯」や「歩行者専用路側帯」でない場合には、
左側に75cm以上あければ路側帯内に停められます。
また、歩道が完備されている道路や高速道路においては、
歩行者の通行を考える必要が無いのですから、
きっちり左に寄せて停めることができます。
(むしろ、そういう所では、きっちり左に寄せて停めてください。)

先に挙げた“左折前の寄せ”についても、
歩道が完備されている道路では、
車道幅いっぱいに寄せることになります。

こういったことも、
「歩行者の通行のため」であることを考えてみれば納得できますし、
対処に迷わないで済むと思います。


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前から目を離す時はサイドブレーキを

2009-09-24 15:13:29 | Weblog

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ドライバーは基本的に前を見ていてください。
そして、運転操作と直接関係ない動作のために前方から目を離す時は、
必ずサイドブレーキを掛けておくよう、習慣づけることをお勧めします。

もちろん、前方から目を離すと言っても、
走行中に周囲の安全確認をするような場合は除き、
例えば、オーディオ機器や携帯電話の操作をしたり、
シートやミラーを合わせ直したりするような場合のことです。

これらの動作は、車を完全に停止している状態で行うことは当然なのですが、
その際に、フットブレーキだけに頼らず、ぜひサイドブレーキも併用してほしいのです。
と言うのも、特にAT(オートマ)車では、
フットブレーキが緩んで、いつの間にか車が動き出すことも珍しくありません。
ドライバーの注意がオーディオ機器や携帯電話に向いてしまっているため、
ペダルを踏んでいる足から力が抜けてしまいやすいうえ、
前を見ていないので、車が動き出したことに気が付かないからです。

また、サイドブレーキを掛けることによって、完全停止が確認でき、
さらには、停まりきらないうちに前方から目を離すことを防ぐ目的もあります。
ドライバーの油断を律する意味でも、
わずか1秒かそこらの動作なのですから、横着せず、確実に停まることを心がけましょう。

ちなみに、こと、カーナビに関して言えば、
サイドブレーキを掛けていないと操作できないようになっているはずです。
配線を変えたりしていない限り…


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内輪差で載るのは実は減速不充分が原因

2009-09-22 23:57:59 | Weblog

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左折の時に縁石に載り上げるのは、
(「内輪差を失念していたから」という心理的な原因はさておき)
直接的な技能的な原因としては、
ハンドルを切るタイミングが早すぎたわけです。

そう聞くと、「車の速度が遅すぎたんだ」と思うのでしょうね、
次の試行ではあまり減速せずに曲がったりする人もいますが、
それは間違いです。
ハンドルを切るタイミングが早過ぎるのは、
むしろ、車が速すぎたことによるケースがほとんどなのです。

矛盾しているように思えるかも知れませんが、ちょっと考えてみてください。
車がゆっくり走っていれば、
ハンドルを切るタイミングは計りやすくなります。
逆に、減速が不充分だと、ドライバーは慌ててしまい、
「ひと呼吸置いてからハンドル」という“ため”が取れなくなるのです。
そういうところにも心理的な要因は影響します。

「ハンドルを回す所の5m手前で減速完了」という基本ができていれば、
おそらく、内輪差で載ることも少なくなると思います。


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「靴の遊び」というのも考えて

2009-09-20 23:58:25 | Weblog

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緊急事態で急ブレーキを踏んだとしても、車はすぐには停まりません。
車が停止するまでには、
「空走距離」と「制動距離」というのがあります。

どちらも字面をじっくり見れば理解できると思いますが、
前者の「空走距離」は、
ブレーキが効き始めるより前の、ただただ走ってしまう時間、
(タクシーが客を乗せずに走ることではありません!)
後者の「制動距離」は、
ブレーキが作用している時間を言います。

そして、空走距離には「ペダルの遊び」も含まれると教本には書いてあります。
確かにその通りで間違いはないのですが、
でも、それを言うなら「靴の遊び」は含まれないのでしょうか。
ぶかぶかの靴は論外としても、足に合った靴を履いていたとしても、
おそらく、ペダルの遊びより大きいように思います。

もっとも、「ペダルの遊び」も「靴の遊び」も、ブレーキ時の空走距離だけでなく、
アクセルの踏み込み加減にも大きく影響しますけどね。
むしろ、アクセルの方がデリケートな操作を求められるので、
より神経を遣うべきとも言えるかも知れません。

慣れてくれば、「靴の遊び」を上手に使って
靴の中での足指の微妙な動きでアクセルの加減ができるようになってきます。
そうなれば、もうアクセルで苦労することはないでしょうし、
ブレーキ時の空走距離も、実感できるようになるはずです。


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「左方車優先」は、理屈より実感を。

2009-09-18 23:56:29 | Weblog

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同じくらいの道幅同士の交差点で、
どちらのセンターラインも交差点の中まで引かれていないときは、
道自体に優先順位は付きません。
この場合は、左側から交差点に進入してきた車が優先になります。
誤解しやすいのですが、
その車が直進であるか右左折しようとしているかは関係ありません。

教習を始めたばかりの人は、
「自分と相手とのどちらが左方車か」を、
理屈で、あるいは言葉の上で、考えがちになりますが、
難しく考える必要はありません。
「相手が自分の“前”に来るなら停まる」
と思っていればそれで良いのです。

交差点の両脇に高い塀があるような、
“見通しの悪い交差点”をイメージしてください。
自分が交差点に進入する時、右から来る車はよく見えません。
一方で、左から来る車は、見えているはずです。
見えているなら、こちらが停まれば良い、というわけです。

これは、机上で考えるよりも、
実際に見通しの悪い交差点を通過しながら覚えるのが
理解しやすいでしょう。


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右折だって徐行ですよ

2009-09-16 23:12:01 | Weblog

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右折も左折も“徐行”でやってください。

こんなことは、頭の中では理解しているつもりでも、
いざ路上を走ってみると、
意外にスピードを落とせないまま右左折する人が多いですね。

所内を走っている時は初めから徐行しているようなものでしたが、
路上では、通常50キロとか60キロで走っているところから、
短い距離で10キロ程度まで減速するのですから、結構大変なのは分かります。
ほとんど停止するような感覚でブレーキを掛けていかなければ間に合いません。
でも、そんなのは、徐行しない言い訳にすらなりません。

また、何を勘違いしたか、
「右折では徐行しない」と言う人もいたりします。
違いますよね。
右折であれ、左折であれ、徐行ですから。
もしかしたら
「直進車が来ないうちにさっさと右折してしまおう」
と考えての発言かも知れませんが、
それだって、徐行が完成した後の対処方法の話です。

慌てず落ち着いて、
「ハンドルを切る手前5mの所」までに減速が完了するよう、
しっかりブレーキを踏んでいきましょう。


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救命救護講習を受けてきました。

2009-09-14 23:21:53 | Weblog

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今日は、地元法人会主催の救命救護講習に参加してきた。
免許取得時講習の科目である「応急救護」とほぼ同じ内容とのことである。

恥ずかしながら(恥ずかしくもないか?)、小生、
1種免許・2種免許とも古い時代に取得しているため、
「取得時講習」というものを受講したことが無い。
だから、本で読んだり、受講した人の話を聞いたりしても、
具体的なイメージが沸かなかったのだ。

しかし、今回この講習に参加して、随分印象が変わった。
応急救護の技術的な知識を得られるのはもちろんだが、
その基本にある「人命の尊重」を意識づけることの意味は大きく、
新たに免許を取る人たちに、このような講習を受けてもらうことは、
大変に意義のあることと思った次第である。

それから、(これこそ恥ずかしい話なのかも知れないが)
「AED」が、まさか「電気ショックで心臓の“細動”を止めるもの」
というのは、今日の今日まで知らなかった。
「心臓に“何か”をしてくれる」ぐらいにしか認識していなかったので。

それにしても、「AED=自動体外式除細動器」って、
もう少しマシな呼び方は無いのだろうか。
「電気ショッカー」とか???
…ってのは冗談としても、他の造語でも良いし、
せめて単に「除細動器」とか、そういう分かりやすい日本語にしたならば、
もっと一般市民に理解してもらえるのではなかろうか。


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「追越禁止」と「はみ出し禁止」とで自転車対応に違い

2009-09-12 23:59:54 | Weblog

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黄色のセンターラインが引かれている道路は、
「追い越しのための右側はみ出し通行禁止」です。
では、そういう道で、
自転車を追い越すのは許されるのでしたっけ?

正解は…

「追い越し自体は許される」です。

うーむ。
これは質問が意地悪でしたね。

つまり、はみ出して通行してはいけないのですから、
センターラインより右側に出なければ良いだけの話です。
自転車だろうが、原付だろうが、はたまた軽自動車だろうが、
自分の車線内で完結するなら、追い越せます。
しかし、その逆に、
自転車であれ、原付であれ、もちろん軽自動車であれ、
追い越すために右側に出たら、それは違反です。
そりゃそうです。「はみ出し禁止」なのですから。

ところで、
冒頭の質問が意地悪なのは、
「追越禁止の場所であっても軽車両は追い越して良い」
というルールと混同しそうだからです。

「追越禁止の場所」とは、
「『追越禁止』という補助標識によって指定されている道路」や
「道路の曲がり角付近」や「坂の頂上付近」や「トンネル」などです。
これらの場所では、
仮に自分の車線内で完結するとしても追い越してはいけません。
しかし、相手が軽車両である時はこれの対象外なのです。

勉強している人の方が、この知識と混同して間違えやすかったかも知れません。
しかし、それではやっぱり「詰めが甘い」と言われても仕方がありませんよ。
路上練習しながら、そんな細かい学科の知識もおさらいしておくと良いでしょう。


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