Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

「方向変換」課題には右バックと左バックとがある

2021-09-30 11:59:09 | Weblog

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路上試験で点数の残っている人は、
構内コースで「方向変換」または「縦列駐車」をやります。

このうち「方向変換」の課題は、
俗に「車庫入れ」とも呼ばれますが、
その“車庫”が右側にあるもの(右バック)と
左側にあるもの(左バック)とがあります。

この「右バック」と「左バック」の教習は、
初めての方は、
できれば別の日に練習することをお勧めします。

と言うのも、
バック時にハンドルをどちらに回せば車がどう動くかが
分からなくなってしまうことが多いからです。

ベテランドライバーは、
「右へバックしたいなら、ハンドルも右に回せば良い(=だから簡単)」
のように言ったりしますが、
その理屈が、初めてバックの練習をする人には分からないのですよ。

また、「右」という言葉で覚えても技能は身に付かないため、
「“こちら”へバックしたい。だからハンドルを“こちら”に回す。」
というのを体で覚えてほしいとも思っています。

そのため、
右なら右だけを集中して練習する日を設けるのが効率的なのです。

できるだけ少ない教習回数で終わらせたいのは承知していますが、
詰め込み教習で頭が混乱しては逆効果ですから、
ゆっくりしっかり咀嚼しながら覚えていくのが良いんじゃないでしょうか。


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目の前の信号ばかりを見ない

2021-09-28 12:59:06 | Weblog

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路上を走る時は、
目の前の信号ばかり見ていないでくださいね。

例えば、
一つ先の信号で、歩行者用が点滅を始めていたら、
ほどなく車両用も黄色になることが予測できますよね。
あるいは、青が長く続いているなら、
自分が通過するころには黄色に変わるかも知れません。
そういうのを見ていてほしいのです。

無論、歩行者用を青にしたまま車両用を赤にする信号だってありますし、
自分が近づいてもまだ青ならばそのまま通過すれば良いわけで、
その時々の信号をよく見てそれに従わなければならないのは
言うまでもありません。
でも、予め心の準備が出来ているのと出来ていないのとでは
大違いですよ。

路上教習を始めたばかりのころは
信号機に限らず、近くばかりを見てしまいがちですが、
こういったことを含め、
意識して遠くを見て、視野を広く保ちましょう。


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パイロットアカデミーの指導員は通年ネクタイ着用

2021-09-26 20:59:05 | Weblog

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ここ数日は暑さがぶり返しましたが、
今日の東京は、ようやく涼しくなってきました。

ところで、パイロットアカデミーの指導員は、
通年でネクタイを着用しています。
さすがにジャケットを失礼させていただくことはありますが、
でも、ネクタイは外しません。
注)教習生の皆さんは、運転に不適切でないものでなければ、
どんな服装で来ていただいても構いません。

さて、これには、いくつかの理由があります。

まず、教習生(=お客さま)への“礼儀”という意味は
もちろん有ります。

それに、ノーネクタイだと服装が自由になりすぎて、
どこまで許容できるかの線引きが難しくなります。
最低限「ネクタイ着用」という縛りがあれば、
そんな大きくは服装が乱れる心配が無いという意味もあります。

そして、最も大きな理由は「気持ちの引き締め」のためです。
そもそも「他人様に物を教える」のは
本来、相手に対して非礼極まりない行為であるはずです。
指導員はそれを許された特別な立場に在るということを、
常に認識しておかなければなりません。
その戒めのためにも
孫悟空の輪よろしくネクタイを締めることで
指導員側の気も引き締まると小生は考えています。

というわけで、パイロットアカデミーでは、
この夏もネクタイ着用を通してきました。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、
これからは過ごしやすくなってくるのでしょうか。


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車での移動は時間が読めない

2021-09-24 08:59:13 | Weblog

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以前、あるワイドショー番組で
「プチ遅刻」なるものを取り上げたことがあります。
すなわち、
約束の時間に10分~15分ほど遅れることを
「プチ遅刻」と呼び、
その番組では「プチ遅刻なら許せる」とまとめていました。

でも!
可愛らしく「プチ」と付けたところで、
遅刻は遅刻じゃないでしょうか。

むしろ1時間も遅れるのは何か理由がありそうですが、
10分とか15分とか遅れるのは、
おそらく「遅れてもいいや。」と考えての結果でしょうから、
約束というものを軽く見ているように感じ、
非常に不愉快だった覚えがあります。

別の番組で、某お笑いタレントが
「オマエ、大御所との約束だったら、絶対に遅れないようにするだろ。」と
共演者を叱っていました。
こちらの方が理解できますね。

ところで、
改めて言うまでもなく、車での移動は、時間が読めません。
必ず約束の時間より早く到着するようにプランを作ってください。
俗に「所要時間の2倍を予定すべし」と言われますね。
通常30分で到着するなら1時間前に出発、
通常1時間で到着するなら2時間前に出発、
ということです。

たまに、
「到着が早すぎちゃうから、時間つぶししてから出発する」という人が
いますけど、やっぱりそれは逆。

「時間つぶし」は目的地付近に着いてから考えることです。
そのためにも、車内に、
“時間つぶしになるもの”を積んでおくことをお勧めします。

でも、それがスマホやマンガ本であったとしても、
くれぐれも運転中にはいじらないでくださいね。


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「1段ずつ変速」に拘らない

2021-09-22 11:59:15 | Weblog

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ギアチェンジは1段ずつ変速していくのが基本とされています。

しかし、減速チェンジ(シフトダウン)においては、
そうとも限りません。

と言うのも、減速が必要な場面では、
必ずと言って良いほど、ブレーキを先に踏むからです。

ブレーキを掛けている最中は
クラッチを切ると充分な減速が得られないので、
ぎりぎりまでクラッチをつなげたままにしておきます。
そして、クラッチを切ったら、
その時の速度に適したギアを選択するのでしたね。

したがって、
「4速」で走行中にブレーキで減速して「2速」にシフトダウン、
という“跳び越し減速”になるのが普通です。

これを、頑なに1段ずつ減速チェンジしようとすると
減速している途中でクラッチを切る必要が生じ、
しっかり減速できなくなってしまいます。

教本には、この「跳び越し減速」については
「応用」という扱いで解説されていますが、
むしろ、1段ずつ減速チェンジするのに拘らないほうが
スムーズな場合が多いですよ。


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交通安全運動の時期に思い出す話

2021-09-20 14:33:11 | Weblog

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明日(9月21日)から秋の交通安全運動が始まりますね。
この時期になると思い出す事があります。

もう10年以上前になりますが、
知人(教習生ではない)から
「不当な交通取り締まりを受けた」と
相談を受けました。

その人が言うには、
一方通行の出口から自分の車を駐車している車庫まで
わずか50mほどを走った(一方通行を逆走した)ところ、
車庫の前で警察官が待ち構えていて、
キップを切られたのだそうです。

で、相談の趣旨は…

「違反点数を何とかしてほしい」とでも言うのかと思いきや、
さにあらず、「かの警察官を告発したい」とのこと。
「一方通行を逆走する前に呼び止めるべきだった」
というのが彼の主張でした。

さすがに、小生も、これには二の句が継げませんでした。

なるほど、
事前に注意してあげれば違反行為自体が起きなかった、というのは、
一理ありそうな気もします。

しかし、現実的に、
逆走する前に逆走しようとしていると判断するのは至難の業ですから、
警察官としては、
一方通行逆走を現認してから動いたのも、無理からぬことと思えます。

また、警察官が“待ち構えて”いた場所が、
一方通行の出口付近ではなくて、ある程度進入した先であったことは、
“点数稼ぎ”のように思えなくもないですが、
それを目撃していた一般市民が指摘するならともかく、
つかまった当の本人が主張するのは、
まるで「泥棒に入る前につかまえてくれれば…」と
言っているようなものじゃないですか。

それと、ご本人には言いませんでしたが、
話しぶりから察するに、
どうやら、その一方通行を逆走して車庫に向かうのが日常的であったようです。
それでいながら取り締まりの不当さを告発したいというのは、
まさに「盗人猛々しい」を絵に描いたような話でした。

相談者には、
「告発しても労ばかり多く、メリットは無いですよ」と言ってあげて、
お引き取り願った、という話でした。


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今でも「ランプ」と呼んでいるんですね

2021-09-18 13:13:53 | Weblog

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首都高速では、
以前、一般道と接続する出入り口のことを「ランプ」と呼んでいました。
「ランプ(ramp)」とは、「傾斜路」のことで、
「(インターチェンジほど大規模でない)簡易的な出入り口」
といった意味があります。

ところで、当時、首都高速では、
分岐点のことを「インターチェンジ」と呼んでいました。
(例:箱崎インターチェンジ)

しかし、これが、
一般道と高速道路とを接続する「インターチェンジ」(日本道路公団での用語)
と紛らわしかったため、
首都高速公団は、分岐点を「ジャンクション」と言い換え、
それに合わせて「ランプ」という呼称も廃止して、
「入口」・「出口」と呼ぶようにしたそうです。

でも、一般的には、
まだ「ランプ」という用語は通用しているようですね。

先日、神保町から飯田橋へ向かう道中の交差点で、
信号機の上に「西神田ランプ」と書いてあるのを見つけました。
おそらく、その近隣では、
交差点名として「ランプ」が定着しているのだと思われます。

ネットをざっと眺めてみても、
今も、「飯田橋ランプ」とか「早稲田ランプ」とか、
普通に使われていますね。

こういうのは、いくら本家が呼称を変えたとしても、
一度社会に根付いたものは簡単には直らないのでしょう。


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切り返しは「まっすぐ1m」

2021-09-16 08:59:09 | Weblog

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狭路(クランクコース等)の中で曲がりきれないときは、
躊躇せず切り返しをしてください。
もし車体がポールにぶつかったら
その時点で試験は中止になってしまいますし、
1つの狭路内で切り返し1回だけなら減点されないのですから、
無理して通ろうとする意味がありませんよ。

ところで、その切り返しでは、
どのくらいの距離をバックしたら良いでしょうか。

無論、その時その時の“曲がりきれなかった度”によるところではありますが、
ざっくり「概ね1m」と覚えておけば、まあ間違いないでしょう。

切り返しが必要となった時点で、
ボンネットの前やドライバー横の景色を見ておき、
そして、1m後退した後にどう見えるかを想像して、
バックを始めてください。

ちなみに、切り返しの際のハンドルは、
曲がりきれなかった時のハンドルを逆に回す
(左に曲がりきれなかった時の切り返しでは右に回す)のが一般的ですが、
パイロットアカデミーの教習では
「逆に切る」のでなく「ハンドルまっすぐ」でのバックを教えています。
「どっちに回すんだっけ?」などと迷う心配もありませんし、
ハンドルを切らなければ内輪差も外輪差も生じないので、
ドライバーは「どれだけバックするか」に神経を集中させておけます。
試してみる価値はあると思いますよ。


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ハンドルをまっすぐにしても車体はまっすぐにならない

2021-09-14 10:59:12 | Weblog

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障害物を回避する際には、
その障害物と並んだ時に車体を車線と平行になるように向ける
のが基本です。
教習では、このことを、
「車線をはみ出したら車体をまっすぐに」と説明することがあります。

そう聞くと、
障害物をよけようと進路を右に向けたところで、
まだ車体が斜め右を向いているうちに
ハンドルをまっすぐに直してしまう人がいますね。
でも、それでは、車は斜め右に向かってしまいますよ。

はみ出し始めた車を車線と平行に向けるには
(理屈の上では)ハンドルを左に傾けなければなりません。
そして、車体がまっすぐに(車線と平行に)向いたら、
その時こそ、ハンドルをまっすぐにしてください。

整理しますと、
1.障害物をよけるためにハンドルを右に傾け進路変更、
2.車体をまっすぐにするためハンドルを左に傾ける、
3.車体がまっすぐになったらハンドルをまっすぐに戻す、
という手順になります。

もっとも、ハンドルをこんなふうに意識しなくても、
自分が進みたい方向(上記2の場面ではセンターラインのずっと先)を
ドライバーが見ていくようにすれば、
車体は自然にそちらへ向いてくれるはずですよ。


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原付の法定速度は30キロです

2021-09-12 21:59:39 | Weblog

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原付バイクの法定速度は時速30kmです。
これに対して、
多くの人が「遅い」という意見を持っているようです。
中には、法定速度を引き上げるべしと主張する人もいます。
しかし、小生は、
この速度のままで問題ないと思います。

たしかに「時速30キロ」は遅いと思いますし、
自動車から見て原付が邪魔だと思うことも少なくありません。

でも、
原付免許は、学科試験に合格すれば取れる免許です。
極端な話、
自転車に乗れない人でも取れてしまうのですよ。
そんな免許で公道を走ること自体、危険だと思いませんか。

そもそも原付は「原動機つき“自転車”」なのであって、
「バイク」だと思うのが間違いなのです。
一時停止を守らないのは言うまでもなく、
歩道を走る、一方通行を逆走する、信号を無視する、路上に駐車(「駐輪」じゃないですよ)する等々…
原付乗り自身、ライダーとしての意識を持っているか、極めて疑問です。

原付で物足りないと言うなら、やはり「自動二輪免許」を取るべきでしょう。
小型限定・AT限定で充分です。
きちんと教習(または試験)を受けて、
それなりの技術と自覚を身に付けたうえで公道に出てもらいたいと思います。


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