Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

「右矢印」で転回も可能に

2012-02-28 23:59:50 | Weblog
 ←※投票よろしくお願いします!

矢印信号(「←」「↑」「→」)は、
「矢印の方向に進行することができる」
という意味でしたね。
つまり、右向きの矢印(「→」)が点灯している時は、
右折車は進めますが、
それ以外の車は、メインの信号に従わなければいけません。
したがって、
メインの信号が赤になり、右矢印信号が点灯している時に、
その交差点で“転回”(Uターン)したら、信号無視になってしまいます。
転回は「右に向かう」のとは違うのですから。

これに関連した記事を、昨年6月に当ブログで書いていますので、良かったらご一読を。
 ↓

「交差点で転回したら信号無視に?」

…と、これまではそう説明してきましたが、
それが有効なのも、あと1か月だけの話です。

やはり、これで戸惑うドライバーが多かったのでしょうね。
昨年秋に道路交通法施行規則が改正され、
平成24年4月1日からは、「右矢印」で転回もできるようになります。
(道路交通法施行規則「別表第一の二」)
まあ、皆さん基本的には納得できる府令改正と言えるでしょう。

一方で、
右矢印で転回が可能ということにすると危険な交差点も有ります。
例えば、「右矢印」と同時に直交道路の「左矢印」が出る所とか。
多くのドライバーが
「矢印信号が出ている時は、他の交通は止めている」と
認識しているので(明文の規定はありませんが)、
矢印信号に従った車同士が交差点内で衝突することが想像できます。
そういう交差点では、今般の府令改正に伴い、
転回禁止にする(標識を設置する)、
信号パターンを変える、といった対応を迫られることになるでしょう。

単に「転回できるようになる」というだけでなく、
交通の流れが変わってしまう可能性がありますので、
注意しておく必要がありそうです。
それにしても、
この件についてドライバーへの周知が足りないような気がしますが…


※当ブログは「人気ブログランキング」[「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」の3つ]に参加しています。
2012/02/28 23:30現在、自動車(運転技術+全般)カテゴリーでは、第14位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、引き続き1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

賢者は愚者に学び、愚者は賢者に○○○。

2012-02-26 23:59:11 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

「へつらう」とか「おもねる」とか、
「使われる」とか「虐げられる」とか、じゃありません。

ご存じの方には失礼な書き方になってしまいましたが、
正解は「愚者は賢者に学ばず」ですね。

思想家モンテーニュの言葉とも、
宰相ビスマルクの言葉とも言われますが、
つまり、
どんな者・どんな物・どんな事からも学び取れることが
“賢者”の賢者たる所以であり、
逆に、学ぶべき相手からでさえ何も得られないからこそ
“愚者”になってしまうということ。
さらに言えば、
“賢者”と“愚者”との区別は、
生まれつきの違いではないという意味も含んでいますね。

これは、自動車運転の練習にも通じます。
他人の運転を見て、
それが上手でも、あまり上手でなくても、
自分の参考にできる人は、やっぱり上達が早いです。
「運動神経」とか「運転のセンス」とか、
そういうものが全く関係ないとは言いませんが、
「何でも吸収していこうとする意欲」の方がよほど大切なのです。

もっとも、これは運転に限った話でなく、
人間生きていく中ですべてに共通して言えることでしょうけど。


※当ブログは「人気ブログランキング」[「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」の3つ]に参加しています。
2012/02/26 23:30現在、自動車(運転技術+全般)カテゴリーでは、第18位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、引き続き1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「マッハGoGoGo」の交通事故

2012-02-24 17:58:06 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

『だんご3兄弟』で知られる“歌のおにいさん”、速水けんたろう被告に
一昨日、「禁錮2年、執行猶予3年」の有罪判決が言い渡されたそうです。

報道によれば、
速水被告は、去年7月、乗用車で交差点を右折しようとした際、
オーディオ操作に気を取られていて、
自転車で横断中の女性を撥ねて死亡させたとのこと。
平成版『マッハGoGoGo』の主題歌も歌っている彼が
自動車事故の加害者になってしまうとは、
何とも皮肉な話です。

この事故で亡くなった方はもちろん気の毒ですが、
加害者も、イメージを大切にする芸能界で
今後の仕事に少なからず影響するのだろうと同情します。
一瞬の油断が、
被害者・加害者双方の人生を狂わせます。
誰も得することがありません。

「自動車は走る凶器」ということを
常に認識して運転しなければならないと、
(自戒を込めて)つくづく思わされる事件でした。


※当ブログは「人気ブログランキング」[「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」の3つ]に参加しています。
2012/02/24 17:30現在、自動車(運転技術+全般)カテゴリーでは、第18位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、引き続き1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

後ろの車を気にしすぎない

2012-02-22 20:48:46 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

運転中、やたらに後ろの車を気にする人がいますね。

曰く、
「後ろの車が車間を詰めているので怖い」とか、
「ゆっくり走っていたら後ろの車に迷惑」とか、
「後ろの車のドライバーがこっちを睨んでいる」とか、
挙句には、
「ブレーキを掛けたら後ろの車に追突される」とか…

路上教習では、
ミラーを使って後ろの様子をチラチラ見るように教えていますし、
後ろの車に迷惑を掛けないように運転するべきなのは、その通りです。
でも、上に挙げたようなのは、
気持ちは理解できないでもないですが、
ちょっと気にしすぎですよ。
ある意味、自意識過剰の面すら窺えますね。
まあ、「後ろの車に全くお構いなし」というのよりは救われますが、
それも程度問題でしょう。

「後ろの車に迷惑を掛けない」を常に心がけつつも、
「後ろの車を気にしすぎない」というのが、望ましいところです。
ちょうど、
「ご近所に迷惑を掛けないように生活する」と
「近所の目を気にしすぎない」の関係に似ているような。


※当ブログは「人気ブログランキング」[「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」の3つ]に参加しています。
2012/02/22 20:30現在、自動車(運転技術+全般)カテゴリーでは、第19位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、引き続き1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

合格おめでとうございます!

2012-02-20 20:23:39 | Weblog

 ←※投票よろしくお願いします!

12012様

本免技能試験合格のご報告ありがとうございました。

海外への転勤前に免許を取りたいとのご希望がありましたので
短期間での詰め込み教習になってしまいましたが、
何とか消化不良を起こさずに身につけてくれました。

取得時講習も早い日程で予約できたようで良かったです。
ぜひ向こうでも安全運転を。

おめでとうございました!


※当ブログは「人気ブログランキング」[「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」の3つ]に参加しています。
2012/02/20 20:00現在、自動車(運転技術+全般)カテゴリーでは、第17位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、引き続き1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

交差点を曲がった所にバス停!

2012-02-18 21:29:12 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

バスが停まって交通の流れを妨げるのを防ぐために、
通常走行する通行帯の左に、
バスが止まれる分のスペースを設けたバス停があります。

東京の府中・鮫洲の路上試験(現行)では、
交差点を曲がった所にそんなバス停のあるコースを走ります。
府中では「浅間町」を右折した直後、
鮫洲では「北品川郵便局入口」を左折した直後が、それです。

このような場所で、
一番左の車線を走ろうとすると、バス停に入ってしまいますよ。
交差点を直進するコースなら、
バス停が見えているので間違えることはないのですが、
曲がった先というのが意地悪なところですね。

もし間違えてバス停に入ってしまったら、
慌てずに、まず減速してください。
そして、正しい手順で車線変更しましょう。
一番悪いのは、
曲がった後でバス停に気付いて、そこに入るまいと、
ヒョイっと安全確認も無しに急ハンドルを取ることです。

まあ、交差点の先にバス停に有っても対処できるように、
注意深く曲がれば良いという理屈ではあります。
が、やはり、
1度でも実際の路上試験コースを走っておくと
断然有利と言えるでしょう。


※当ブログは「人気ブログランキング」[「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」の3つ]に参加しています。
2012/02/18 21:00現在、自動車(運転技術+全般)カテゴリーでは、第15位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、引き続き1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はみ出しは遠慮なく

2012-02-16 23:59:45 | Weblog

 ←※投票よろしくお願いします!

「障害物回避」の課題において、
障害物との側方間隔が充分に空けられない人は多いですね。

その原因は単純明快、
右側へのはみ出しが足りないこと、これに尽きます。
おそらく、対向車を妨害しないように、と考えてのことと思いますが、
そのために障害物のすぐそばを通過するのは、もっと危険です。

そもそも、対向車については、
はみ出す動作を起こす前に来ていないことを確認したはずです。
それに、万が一、対向車が来てしまったら、待たせておけば良いのですし。

え?
対向車にブレーキを掛けさせたら「優先車妨害」にならないかって?
はい、なりますよ。(キッパリ!)
でも、それを言うなら、
対向車がハンドルでよけてくれるのだって優先車妨害に違いないのですから、
そんなことは、はみ出す量を少なくする理由にはなりません。

安全確認したのなら遠慮なくはみ出して、
障害物との間隔を充分に空けて通過しましょう。

なお、対向車と譲り合ってすれ違うとき等、状況によっては、
「少しだけはみ出して徐行」が正解である場面もあります。
でも、それも、
「側方間隔が空けられないときには徐行」と覚えるべきであって、
「徐行すれば側方間隔を空けなくて良い」とは解釈しないでください。


※当ブログは「人気ブログランキング」[「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」の3つ]に参加しています。
2012/02/16 23:30現在、自動車(運転技術+全般)カテゴリーでは、第13位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、引き続き1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プレイボーイ風の所作

2012-02-14 23:27:33 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

数年ほど前の話ですが、
教習車回送中に、突然、子どもが飛び出してきました。
その場は急ブレーキを掛けて何事も無く回避できましたが、
問題はその後に起こりました。

どうも車の走りがおかしいのです。
アクセルを踏んでも、なかなか加速していきません。
エンジンは回っているようですが、
ちょうど、サイドブレーキを引きずったまま走っているような、
そんな感じでした。
もちろんサイドブレーキは解除されています。

「もしや、さっきの急ブレーキでブレーキ系統がいかれたか?」
と思いましたが、数分後に原因が判明しました。

確かに急ブレーキが原因には違いないのですが、
別に故障でも何でもなく、
助手席に置いてあった荷物がすべり落ちただけのことでした。

すべり落ちた荷物が
助手席の足元の補助ブレーキ(教習車ですから)を踏んでいたのです。
それを見て、
思わず声を出して笑ってしまいました。

それ以来、強めのブレーキを掛けるときには、
助手席の荷物が落ちないように、
左腕を伸ばして押さえる習慣が付きました。

でも、ブレーキを掛けるときに
左腕を助手席の前に差し出すのって、
プレイボーイぽくて粋な仕種じゃないですか?


※当ブログは「人気ブログランキング」[「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」の3つ]に参加しています。
2012/02/14 23:00現在、自動車(運転技術+全般)カテゴリーでは、第12位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、引き続き1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クセが無ければ & マジメに練習すれば

2012-02-12 23:58:36 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

免許の一発試験は、
クセが無ければ、そして、マジメに練習すれば
巷で言われるほど難しくありません。

初めて試験場で走るのは、
緊張感に加えてアウェイ感も手伝って、
1回目で合格するのは確かに難しいかも知れません。
でも、何度も不合格を繰り返すのは、
何か変な癖があるはずです。

あるいは、真面目に練習していなかったのでしょう。
特に過去に免許を持っていた人は
受験を甘く見ている節があります。
大学を卒業した人でも、
何らかの事情で高校へ入り直さなければならなくなったら、
ちゃんと勉強するでしょ?

試験で問われるのは
「運転ができるか」ではなく、
「法規に則った運転ができるか」です。
すなわち、教本に書いてあることを小馬鹿にせず
愚直に身につけられるか、ということに懸かっています。

繰り返します。
免許の一発試験は、
クセが無ければ、そして、マジメに練習すれば
そんなに難しくありません。
逆に言えば、
クセがあると、または、マジメに練習しないと、
やはり難しいと言えます。


※当ブログは「人気ブログランキング」[「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」の3つ]に参加しています。
2012/02/12 23:30現在、自動車(運転技術+全般)カテゴリーでは、第16位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、引き続き1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バックでのハンドルは慣れないと難しい

2012-02-10 18:55:39 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

慣れないうちは、
バックしながらハンドルを回すのは難しいです。

なぜ難しいかと言うと、
ドライバーが後ろを見ている状態では、
「右」へ向かいたいときにハンドルを「左」に、
「左」へ向かいたいときにハンドルを「右」に、
つまり逆に回さなければならないからです。

「右」とか「左」とか頭で(文字で)考えずに、
「“行きたい方”へハンドルを切る」と覚えれば良い、
とは言われます(教習でそう教えることもあります)が、
それだって、車の動きが把握できているのが前提の話です。

加えて、バック中は舵を取る前輪が後ろにあるので、
ハンドルを切ってから車が曲がっていくまでにタイムラグが生じるのも、
難しいと言われる理由でしょう。
前進時のハンドルとは挙動が違うので、戸惑ってしまうのです。

では、バックでのハンドルが苦手だという人は
どうしたら良いでしょうか。

そりゃ、「慣れるまで練習する」のが一番です。
が、パイロットアカデミーに通う教習生は
「免許を早く取りたい」と思っている方が多いので、
あまり時間を掛けているわけにもいきません。

そこで、試験場での技能試験に限っては(“受験テクニック”の部類に属しますが)、
「バックしている最中はハンドルを動かさない」と
覚えてしまうのも一策です。
後退中にハンドルを動かす必要があれば、
いったん車を停めて、
ドライバーが前に向き直ってから、落ち着いてハンドルを回して、
それから再びバックを始めれば良いでしょう。
“据え切り”は本当は好ましくありませんが、試験では減点されません。

ちなみに、場内試験において後退が必要な場面では、
すべて、ハンドルは「まっすぐ」か「全部回す」のどちらかで
対処できるはずです。
ご参考になれば。


※当ブログは「人気ブログランキング」[「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」の3つ]に参加しています。
2012/02/10 18:30現在、自動車(運転技術+全般)カテゴリーでは、第14位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、引き続き1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする