Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

猿真似では身に付かない

2018-06-30 17:59:04 | Weblog

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他人の運転する車に乗せてもらった時は、
ドライバーがどういう動きをしているのか、
よく見ておきましょう。
ただ、中には、お手本にできない運転をする人もいるので、
そのまま鵜呑みにしてはいけません。

また、上には「動きを見ましょう」みたいに書きましたが、
正しく言うと、単に運転動作を見るのではなくて、
その動作を起こした理由や意図を感じ取るようにしてください。
つまり、
「ハンドルを回し始めるタイミングがここだったのはなぜか」とか、
「何に気が付いたからブレーキを掛けたのか」とか、
ドライバーが口に出さずに考えている事まで想像しながら、
自分が運転しているつもりになって見ていてほしいのです。

車の運転は、
「認知 → 判断 → 動作」でした。
動作だけをただ真似るのは猿真似(さるまね)であって、
そんなのでは、自分の身に付きません。
せっかくの機会ですから、
「認知・判断・動作」一式セットで真似てみましょう。


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左に寄せると交差道路の右方が見やすくなる

2018-06-28 13:11:41 | Weblog

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高い塀で囲まれている交差点をイメージしてください。
そういう所では、左右の見通しが悪いので、
徐行で確認しながら交差点に進入しなければなりません。
こちらが一時停止であったとしても、
停止後に交差点に入るには、
やはり「徐行で確認しながら」ということになります。

さて、その際に、
自車を右側に寄せると、交差道路の左が見通せるようになり、
逆に、自車を左側に寄せると、交差道路の右が見通せるようになるのは、
お解りでしょうか。

では、そのどちらを選んだ方が良いかというと、
基本的には、後者、左に寄せるのをお勧めします。

というのは、日本は左側通行なので、
交差道路の右方から来る車が自分に近い所を通ることになるため、
それを先に確認したいからです。
また、自車を道路の左端に寄せておいてあげると、
こちらの道に曲がって来る車の邪魔になりにくいという理由もあります。

ただ、反面、左に寄せると、
交差道路の左方から近づいて来る自転車や歩行者は見えにくくなりますし、
こちらへ右折で入ろうとする相手から自分が見えにくくなっています。
その点には注意しましょう。


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センターラインが無い道での右折

2018-06-26 19:58:43 | Weblog

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右折は、
直近マークや導流帯が描かれていればそれに合わせて曲がりますが、
それらが無い交差点では、
交差点の中央に直近マークを想定してハンドルを切ることになります。

さて、その「交差点の中央」がどこか、というと、
「センターラインとセンターラインとが交わる所」と考えておけば良いでしょう。
当ブログでもそのように書いたことがあります。

では、センターラインの無い道同士が交わる交差点ではどうでしょうか。

そんなに難しく考えることはなく、
両方の道にセンターラインがあるものと想定して、
それらが交わる所に、これまた直近マークがあるものと想定して、
ハンドルを切れば良いのです。

ところが、
センターラインの無い道同士の交わる(言ってみれば“小さな”)交差点では、
小さな交差点であることを甘く見てか、
思ったよりすぐにハンドルを切らなければならないことに慌ててか、
この基本をおろそかにしてしまう人が多いのも事実です。
それだと、交差点の中央でハンドルを切ることができずに、
対向の右折車を妨害したり、
曲がった先の自分の車線にうまく入って行けなくなったりしますよ。

小さな交差点だからとナメることなく、
そして、どんな状況にも落ち着いて、
基本通りの事をやるようにしましょう。
(これは運転動作すべてに共通しますね)


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我々が今やるべき“後方支援”とは

2018-06-24 15:59:02 | Weblog

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6月18日の大阪北部地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りし、ご遺族への哀悼の意を表します。

サバイバーズ・ギルト( survivor's guilt = 生存者の罪悪感)に苛まれている方も
いるかも知れません。
また、現実に、自宅が全半壊したり、ライフラインがストップしたり、
大変なご苦労をなさっている方もいらっしゃるでしょう。

直接的な被害を受けていない我々としては、
ボランティアに行ったり、義援金を寄付したりという直接的な支援も良いのです
(そういう活動をなさっている方々を尊敬してもおります)が、
そうではない“普通の人”にもできる間接的な支援方法があります。

それは、
極力、「いつもの事をいつも通りにやる」ことです。
職に就いている人ばかりでなく、失業者や専業主婦を含め、
みんなが各自の社会的役割を果たすことで経済活動が成り立ち、
ひいては、被災された方への“後方支援”になりうると考えます。

逆に、地震を口実に我々が元気を無くしては、
世相も経済も沈滞してしまい、それでは亡くなった方も浮かばれません。
先の大戦後、
「死んでいった仲間たちの分まで生き残った我々が頑張ろう」と、
日本経済を立て直した先輩がたの意気込みを、
今こそ思い起こそうではありませんか。


☆高槻市在住の友人M氏へ

ご無事だったでしょうか。
非常に心配しているけれど、電話は論外としてメールも迷惑になりそうなので、
当分こちらからは連絡を控えようと思っています。
もし、このブログを読んでくれていたら、
ご家族の安否情報と、何か手伝える事が無いか、連絡してください。


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「寄せてまっすぐ」

2018-06-22 11:19:23 | Weblog

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左折や右折にあたっては、
曲がる側に、車を寄せておきます。
これは、右左折の瞬間に寄っていれば良いということではなくて、
概ね30m手前までに寄せておき、
ハンドルを回し始めるまで車をまっすぐ走らせるのがポイントです。

ところが、
車を寄せて行くと、
そのまま斜めに進んでしまう人がいますね。
左に寄せる場合に顕著ですが、
それだと、寄せ過ぎたり、縁石に接触したりすることがあります。

この症状は、
ドライバーの目線の持って行き方に原因があるケースがほとんどです。

左に寄せる際には、
縁石を見て、そこに向けて車を寄せて行きます。
ここまでは良いのです。
問題は、寄せた後。
道路の左端に寄ったら、今度は車体をまっすぐに向ける必要があります。

ところが、
ドライバーがいつまでも左の縁石を見つめていると、
車は左に寄り続けてしまいます。
このブログで何度も書いているように、
車はドライバーが見ている方へ進もうとするからです。
ですから、車が道路の左端に向かったら、
ドライバーはその目線を前へ移していかなければなりません。

目標としては、
「左折しようとしている交差点を通過した先の縁石」ぐらいです。
結構、遠くですよ。

ここでは左折の例で説明しましたが、
右折の場合は、
「右折しようとしている交差点を通過した先のセンターライン」へ
目線を持って行ってください。

これで、車体を寄せてまっすぐ走らせることができると思います。


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「水を空けられる」ってどのくらい?

2018-06-20 11:29:15 | Weblog

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辞書によれば、「水をあける」とは、
競泳やボートレースなどで一身長または一艇身以上の差をつけることであり、
これが転じて、
競争相手との優劣の差をはっきりつけることの意味で使われるそうです。

さて、では、車の運転で「水を空けられる」と言ったら、
どのくらいのことでしょう?

試験の採点基準に「水あけられ」なんて減点項目はありませんが、
その代わり(?)「発進手間どり」というのがあります。
これは、
「通常発進すべき状況の時から、おおむね5秒以内に発進しないとき」
「前車がおおむね15メートル以上進行しても発進しないとき」等の場合に、
10点マイナスとなるものです。
ただし、これは「特別減点細目」になっていて、
1回だけなら減点されないが、2回やると、遡って1回目から減点されます。

これを参考に質問に答えますと、
発進時における「水を空けられる」=「概ね5秒」または「概ね15m」
と理解しておいて良さそうです。

ちなみに、発進時ではなくて、
普通に走っている時の前車との間隔については、
近すぎる場合に「車間距離不保持」として減点されるものの、
遠すぎるのは減点項目として挙げられてはいません。
しかし、実際、スピードが遅すぎて前車に水を空けられたら、
「交通の流れを妨げるおそれあり」として減点される可能性があります。
やはり、
「道路や交通の状況に適した速度」を意識するべきでしょう。


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速やかに力強く加速、でも、急加速でなく

2018-06-18 11:39:03 | Weblog

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発進後やギアアップ後は、スムーズに加速しましょう。
力強くアクセルを踏み込んで、
速やかに適切なスピードに達するようにしてください。

しかし、そうは言っても、
急アクセル・急加速になってもいけません。

「力強いアクセル」と「急アクセル」の違いは難しいですが、
試験の採点基準では「概ね0.4Gの加速度」とされています。
イメージとしては、
「背中が背もたれに押し付けられるくらい」といった感じでしょうか。

具体的には、アクセルペダルを「雑に踏み込む」と、
急アクセル・急加速になってしまいます。
そうではなくて、
「踏み応えを確かめながら“押す”」ようにすると、
急でない、かつ速やかな加速が得られます。

車の操縦すべてに共通する話ですが、
アクセルに関しても、
「優しく、かつ、力強く」が、キーワードと言えるでしょう。


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学科教習を実施していないことのデメリット

2018-06-16 17:59:17 | Weblog

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指定自動車教習所(いわゆる「公認自動車学校」)では
当然のように行われている学科教習を、
パイロットアカデミーでは、実施しておりません。

その理由は、
学科の知識は、つまるところ教習生自身が憶えるしかないから。
そして、できる限り教習生の出費を抑えたいから。 ということです。

それは良い事のように聞こえます(良い事のように言っています)が、
反面、デメリットもあります。

理由の1つめに書いたように、
教習生は、学科教習を受講しなくて良い代わりに、
自分で計画立てて勉強しなければならないのです。
学習スケジュールを組むのも、その進捗を管理するのも、
模擬試験を受験したり、それを採点・検証したり、というのも、
すべて教習生自身が自己管理しなければなりません。
安く上がる分、苦労することは承知しておいてください。

もっとも、それは学科に限った話ではなく、
試験場で受験すること自体、
自ら情報を収集して、能動的に行動しなければならない事だらけなので、
パイロットアカデミーで受講されている教習生でしたら、
現時点で既に、条件はクリアしていると言って良いでしょう。


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合格おめでとうございます!

2018-06-14 10:59:08 | Weblog

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18015K様

限定解除審査合格のご報告ありがとうございました。

まずAT限定で免許を復活させてから、
その後に、限定解除するという計画でした。

本免(AT限定)技能試験合格後の取得時講習が
ご都合のよい日程で取れずに、少し日が空いてしまいましたが、
限定解除審査は1回でクリアできて、良かったです。

当面はMT車に乗るご予定は無いそうですが、
元々所持されていたのが限定なしの免許でしたからね。
免許制度の変更で4tトラックなどには乗れなくなってしまいましたが、
マニュアルの普通乗用車には再び乗れるようになりましたので、
ご本人的には満足されていることと思います。

おめでとうございました!


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制限速度を超えて走っても減点されない場面

2018-06-12 14:59:03 | Weblog

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標識や路面標示で最高速度が指定されている道路があります。
というより、都内や近郊の道路では、
速度制限が無い、すなわち法定速度(時速60キロ)まで出せる方が珍しいくらいです。

さて、そういった道路で、
その制限速度を超えて走ったら、どうなるでしょうか。

まあ、尋ねるまでもなく、
それは「速度超過」ですね。
試験だったら20点を減点されます。

ところが、制限速度を超えて走ってしまっても
減点されないことがあるのです。

障害物を回避したり遅い車を追い越したりする場面?
いいえ。 違います。
そういう場面でも、制限速度の範囲内で対処しなければなりません。

長い下り坂?
いいえ。
それも制限速度を超えて良い理由にはなりません。

それは、
最高速度を指定する標識や路面標示が見えない所です。

通常は、交差点を右左折して別の道路に入った直後に、
制限速度の標識が現れるものです。
逆に言うと、新たな道路を走り始めて最初の標識は
「最高速度を指定する標識」であるのが普通です。
しかし、おそらく行政上の何らかの手違いで、
しばらく走ってからでないと制限速度の標識が現れない道路もあります。
また、標識が有っても街路樹に隠れていたり、
路面標示が消えてしまっていたり、という道路もあります。
そういう道路では、
制限速度に気が付いた時点で、スピードを落とせば問題ありません。
標識や路面標示を見ないうちから
「この道は時速40キロ制限だ」と認識するのは、無理だからです。

これを、初めから「時速40キロで走っておくのが無難」などと思うのは
(実際こう教えている指導員もいるようですが)ナンセンスです。
右左折後は、
「状況に適した加速を。ただし制限速度には注意。」と覚えるべきでしょう。


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