
もう10年以上前の話になりますが、
ある教習生(年配の男性)が「ちょっと、とのじ。」と言って
教習車を降りたことがありました。
この「とのじ」(あるいは「ともじ」か)という言葉自体は
初めて聞いたのですが、
その行動から「トイレ」を婉曲に言ったのだろうと推測できました。
「しゃ文字」や「湯文字」などの女房言葉と同様、
特定の業界で用いられている符牒の一つなのかも知れません。
そういった意味で、われわれ指導員が、
教習課題の「方向変換」を略して「方変(ほうへん)」と呼ぶのと
通じるものを感じました。
また、
「屈折型狭路コース」のことを「クランク」と呼びますが、
これだって、そもそも工具の名前ですから似たようなものかも知れません。
もっとも、今や、一般の人も「クランク」で意味が通じてしまいますので、
これは符牒の部類には属さないような気もしますが。
(むしろ工具のクランクを知らない?)
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