Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

曲がりきれない時の切り返し

2007-03-01 23:48:00 | Weblog
狭い道(教習課題では「クランク型コース」や「S字型コース」)を
曲がる時は、気持ち大回りをします。

言うまでも無く“内輪差”というものが有って、後輪は前輪より内側を通るからです。
「内輪差で通れない」なんてのはドライバーとして2番目(!)に恥ずかしいことです。
1番恥ずかしいことは、“ガス欠”。
車はガソリンで走るのに、その燃料を切らすなんて、車を操縦する資格が有りません。
“内輪差”は、“ガス欠”の次に恥ずかしいことだと思ってください。

そして、内輪差をかばって大回りをした結果、曲がりきれない時は
“切り返し”をしましょう。
ぶつかりそうになったら、ハンドルをまっすぐに戻してバックします。
この時にハンドルを反対側に回してバックしても良いのですが、
そうすると今度は“外輪差”が出来てしまうので、
慣れないうちはハンドルまっすぐでバックするのをお奨めします。

ちなみに、仮免技能試験では、1狭路の中で1回の切り返しは減点されません。
2回目の切り返しから減点されていきます。
それでも、減点されたとしても「ぶつけたら終わり」なのですから
危ない時には遠慮なく切り返しをしてください。
実際に免許を取って路上を走る際に、
「無理してぶつける」のと「切り返しをして通過する」のと、
どちらを選ぶかと考えれば答えは簡単に出ますね。
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