Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

「指差し称呼」するかしないかは“お好み”で

2022-11-16 11:26:59 | Weblog

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自動車の運転において何より最優先なのは、
改めて問うまでもなく、「安全確認」ですね。
試験の採点でも厳しく見られます。

ところで、試験場での技能試験で、
「右よし、左よし」というように“指差し称呼”しながら
安全確認する受験生を見かけることがあります。
パイロットアカデミーではそういう教え方はしていませんが、
指差し称呼を奨励している教習所さまもあるのでしょう、きっと。

たまに、教習生さんから(おそらく心配になって)
「指差し称呼した方が良いでしょうか」と尋ねられることがありますが、
「しても良いけど、しなくても良いですよ。」と即答しています。

指差し称呼のメリットは次の2つが考えられます。
1.確認したことを試験官にアピールすること
2.確認する行為自体を、もしくはその手順を、忘れないこと

でも、「試験官へのアピール」なんてのは
全く意味がありませんよ。
試験官は、指差ししようがしまいが、
受験生が確認したかどうかぐらい、判りますから。

もう一つの「行為または手順を忘れない」というのは
理由になるかも知れません。
建設業や製造業等の職場における安全教育では、
指差し称呼が推奨されることも多いですし、
その意味では「やった方が良い」とも言えます。

しかし、指差し称呼には、落とし穴もあるので要注意です。
と言うのも、人によっては、
“指差し”あるいは“声出し”という動作を意識するあまりに、
肝心の“確認”がおろそかになってしまうことが起こりうるからです。
まさに本末転倒。

結論として、
指差し称呼したいなら、すれば良し、
したくなければ、しなくても良し、
これはもう、その人の“好み”次第の話なのです。


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