ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

2006

2006年12月31日 | Weblog
毎日文章を書いていると、ふと、何でこんなことをし
てるのかという思いにしばしば襲われる。
自分の記録のためとか、理由はいろいろ挙げられるの
だろうが、「ふと」という瞬間は不可避なのではない
だろうか。
そういう時には、書かなければすむことなのだが、一
旦やめると、そのままフェイドアウトしそうな予感が
する。
とそこで、折角今までやってきたのだから勿体無い、
という思いがむくむく持ち上がる。
何に対して勿体無いのか分からないが、そんな風に考
え始め、矢張り続けるか、ということになる。
大体、この反復なのではないだろうか。
少なくとも自分の場合はそうだ。

そんなことを思いながら、記録的な観点から自分の文
章を検証してみた。
すると、微妙に、その時の精神状態を反映しているこ
とが判る。
たとえば、昨日の文章などは、やや乱暴で、あまりよ
くはないということが推測できる。
そうやって他の文章を一つ一つ検証すれば、確かに記
録的な意味を認めることが出来る。
自分の精神史的な。
しかし、自分のためには良いとして、読んでいる人に
とってはどうなのかと言う、もう一つの重要ななこと
が残っている。
他人のそんなもの読んで面白いのか。
はっきり言って、この点についてはよく分からない。
自分で読み返しても、うん?と思うくらいだから。

と、いろいろ振り返ってみた大晦日なのだけれども、
来年もよろしくお願いします。
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