ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ザトウムシ

2011年08月30日 | 生き物 自然

 

昨日のニュースで目を引いたのは、「ザトウムシ」は三億年前からいまの形というもの。三億年前にすでに完成された形というのはちょっと凄いのではないか、しかもそれが「ザトウムシ」、と思ったのだが、一般的には殆ど関心をもたれないのだろうなとも思った。そもそも「ザトウムシ」って何?の世界なのではないだろうか。

イラスト(タブレットではないので線が上手く引けない)の虫が大体のイメージ。山方面に行くとお目にかかる、足の長い蜘蛛のような虫で、われわれ(クソガキ仲間)は「ユウレイグモ」と呼んでいた。よくやったのは、足をちぎりその足が動くのを見て楽しむという遊び。当時は、完全に蜘蛛だと思っていた。イラストのものは実際より足が少ないが、兎に角この足の長さが特徴的で、決して気味の良いものではなかったが、かと言って恐れの対象でもなく、むしろ遊び道具となっていたのだから身近な存在と言える。そんな「ザトウムシ」が三億年前からこの形なのだ。ということはこれからは、「ザトウムシ」も畏敬の念を持って見なくてはならないということだ。

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ゲロメッティY

2011年08月29日 | Weblog

 

ゲロゲロ少年Y改めジャコメッティY、略してゲロメッティY登場(この名前の方が面白いので以後これで)。やや興奮の面持ちで小さなメモを見せる。そこには4軒の店の名前が書かれていた。一体何かと聞くと、「ガレットを食べてきた店の一覧です」と言う。どうやら、ガレットが今のYの関心ごとのようである。4軒のうち2軒は聞いたことがある店だったが、残りの2軒は知らなかった。「どうですか?」とYが聞いてきたが、どうですかと言われても、「よくいくよ」(呆れ気味に)としか答えられない。それに、ガレッを食べるだけでそんなに色んな店に行く気にはならない。近くにあれば行くだろうがわざわざ東京まで行ってねえ。

一軒の店の伝票もあったので仔細に観察すると、ガレット(コンプレ)のほかに、ニシンのマリネ、牛の赤ワイン煮とビストロメニューまで食し、ビールが美味しくて(Y談)3本たのみ、おまけに食後酒まで飲んで、しめて8千円以上使っていた。おいおい、ガレットを食べてこの金額を使うか?と呆れてしまった。流石ゲロメッティY、相変わらずの非常識振りである。「で、いろいろ食べての感想は」と聞くと、「ガレットは美味いです」ということだった。それだけかい!

まあこれで、松田の死のショックも少しは癒えたのか。しかし、何だかんだ言っても、最終的にはビールさえ美味く飲めれば幸せなのではないか、という疑念を抱かせるゲロメッティYであった。

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シネマセレクト

2011年08月28日 | 音楽

 

松本の「シネマセレクト」主催の映画「庭にお願い」という、ドキュメンタリーを観に行く。嘗て、中劇シネサロンで同じように「シネマセレクト」という企画で映画をかけてた時は、ちょくちょくお邪魔したものだ。記憶にあるのではゴダール「告白」「新ドイツ零年」サミュエルフラー「ストリート オブ ノーリターン」「ショック集団」などだ。実に十何年ぶりかのシネマセレクトだった。

今回何故に行く気になったかと言うと、ドキュメンタリーで取り上げている音楽家「倉地久美夫」という人物の音楽に興味があったからだ。「菊地成孔」が組んだりしているというのもポイントだった。で、初めて見る(というか聴く)「倉地久美夫」の音楽は、形としてはギターの弾き語りなのだが、メロディアスではなく、時に詩の絶叫のような語りのようなどこか「CAN」の「ダモ鈴木」を思わせるような、変な音楽である。ただ、スタイルを真似ただけのノイズミュージック系とは違い、彼にとっては自然なスタイルと感じさせるものだった。本物であると思った。T君好みの音楽であるとも思った。ドキュメンタリー映画としては特別なものはないが、彼の音楽を知るには十分だった。

終了は9時頃でちょっと遅いが、「クチーナにし村」でパスタでも食べようと思った。会場は店から数分の所だった。店内にはまだ数組のお客さんがいた。白ワインと自家製キタッラ(温泉卵乗せアーリオオーリオのマーシュ:イタリア名を忘れた英語だとロケット:風味、大体そんな内容)を頼む。温泉卵などというと、ともすればB級的なものになりがちだが、マーシュの風味がいい具合に効き且つ上品な味でかなり美味かった。そしてシェフに、この前行った富山旅行の話を聞く。金沢にも足を伸ばし、「近江市場」や「金沢21世紀美術館」にも行ったらしい。それを聞き、如何にも金沢を知ってるかのごとく作品の見方までアドヴァイスした私は、実はまだ金沢には行ったことがない。正確には、遥か昔に一度だけ、途中下車で二時間ほど駅周辺をうろついたことがあるだけなのだ。その間したことは駅ビルでラーメンを食べたことだけ。話してて、自分でも調子がいいなと思うことは思った。

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パスタの秘密

2011年08月27日 | 食べ物

 

パスタに適した小麦はデュラム小麦のセモリナ100パーセントというのは最早常識(か?)。それをアルデンテの状態で食すというのも常識。最初の頃は、あの生茹でっぽいパスタがどうにも硬くて美味いとは思えなかったが、人間慣れるものである。今や、全く問題なしで、硬いほうが美味いと感じる。但し、そのタイミングが難しい。ちょうど良いタイミングを見極めるのが相当難しいのだ。特にフェデリーニなどの細めはピークが短いから尚更である。往々にして、より硬めということになる。

そして次なる展開は。今度は小麦の種類がどうのではなく、その産地が問題になる。コシヒカリが魚沼産かどうかというのと同じだ。それまでは価格も手ごろで、アルデンテで美味しいディチェコのパスタで全く問題なかったのだが、産地によって味が違うと聞くと、生来の好奇心がむくむくと湧いてくる。値段はディチェコなどの倍。過去にパスタ以外で同じようなことをいろいろ試したが、値段ほどの差はないというのが多かった。そして今回はパスタである。まずはトスカーナ産のスパゲッティ。食べてみると明らかに違う。しかもモチモチした食感のモチがいいのだ(モチモチだけに)。美味しい状態のピークが長いという、顕著な違いがあった。それにしても、昔は喫茶店のナポリタンで喜んでいた人間が、今やトスカーナがどうのこうのである。時代は変わった。

そのトスカーナ産で十分なのだが、次にもう一つあった。それはグラニャーノ産だ。テジニャーナではない。カンパニア州にある小さな町で、正にイタリア版魚沼といったところだ(行ったこと無いが多分)。お値段は、トスカーナより更に上。表面がざらざらしてソースの絡みが良さそうなのは外見上判断できる。そして味は。試しに噛んでみると微かな甘みを感じる。これは大きな違いかもしれない。しかし、茹で上がりのモチモチ度はトスカーナの方が上に感じた。ここは好みが分かれるところだ。小麦の味の違いを取るか食感のモチモチ度をとるか。私の場合は、モチモチ度でトスカーナ産であった。

と、パスタそのものも、ものによって結構違うことが分かった。尚、イタリアの写真は「クチーナにし村」提供どす。

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餃子の秘密

2011年08月26日 | 食べ物

 

ビールのお供で一番すきなのは「餃子」、だからたまに(極稀に)スーパーの惣菜コーナーにあるものを買うことがある。一度として美味いものにあたったことが無いにも関わらずだ。で、昨日初めてのスーパーでその餃子を買った。そこのスーパーは、他のスーパーより品揃えがちょっと本格的であるので(東京で言えば、いなげやにちょっと紀伊国屋が入っているといった感じ、飽くまでもちょっとだが)、少しはましかと淡い期待もあったのは事実である。

そして食べてみた。ところがこれが、想像を上回る不味さで参ってしまった。元々餃子に多くは求めてない、というか普通に美味ければそれで十分だ。普通のラーメン屋(変にこだわりのラーメン屋が増えてそれも無くなりつつある)で出す、普通の餃子で十分なのだ。そんな野菜(多目が好き)とひき肉(本格的な叩いたものではなく)だけの餃子で何故これだけ不味くなるのかという話なのだが、一般的にスーパーなどのものが美味くない理由は、ひき肉野菜以外にいろいろ入れるからなのだが(旨み調味料、砂糖、でんぷん、保存料など)、今回のものはそういう理由ではない。肉そのものが不味いのだ。考えられるのは、ひき肉が余り、それを惣菜のほうに回し消費したのではないかということだ。賞味期限前だが今一鮮度に欠けるもの、という状態のものかもしれない。例えば、ベーコンや生ハムなどでも、三四日冷蔵庫に置いとくと風味がガクッと悪くなり肉の臭みを感じるが、その臭みの強いのが今回の餃子だった。ザーサイなども入れてごまかそうとしてるようだったが、とてもそんなものでは誤魔化しきれない。

というわけで、もうスーパーでは餃子は絶対買わないと固く誓ったのであった。

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小さな不運

2011年08月25日 | Weblog

 

梅雨の晴れ間のような天気で、自転車にはちょうど良いと思いちょっと遠出をしたら(と言っても全長25キロ程度)、雨に降られてしまった。ったく。その途中で買った電球はサイズが合わないしで、小さなBAD LUCKが重なる。電球のほうは、改めて出直し。昼ビールを飲んでいるので車というわけにはいかない。出るころには、またぽつぽつ雨粒が落ちはじめていたので自転車もやめて(自転車も飲酒運転は駄目ですぜ...)歩きにする。目指すホームセンターは1.5キロほど先。ところが雨のほうは暫くすると完全に止み、傘は用なしとなった。裏目裏目の展開である。仕方ないので、道中の田んぼや小川を覗き込みながら歩く。これはこれで良い展開か、と思い直す。ただ、周辺の田んぼは除草剤たっぷりで、生物相があまりにも貧弱で覗き甲斐がないのである。小川にヨシノボリ系の魚が少し見られただけだった。買った電球(常夜灯)はサイズもぴったり。最低限のことだけはした、ってことか?

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陰謀?

2011年08月24日 | Weblog

 

いよいよカダフィー政権崩壊間近になってきたようだ。が、反政府勢力に統治できる人材が不足していると言われているので、崩壊後すんなり安定化とはいかない情勢ののようである。と、ここでキャスターのような尤もらしい解説をしてもしょうがない。見てて思ったのは、今回のトリポリ攻撃の裏には、NATOの特殊工作員などの暗躍があったのだろうということである。戦争状態のときは、特に、映画の世界のような話は普通にあるのだろうと想像する。

同じようなことは、IMF理事のストロカーンの起訴取り下げでも見られる。目的が失脚であるとすれば、上手い事達成されたわけだから、起訴も必要ないということになる。唯、ある勢力の目論み通りにことが運んだとすると、ちょっと出来すぎという感じはする。始めの時点で陰謀臭いと感じた人は多いと思うが、あまりにも分かりやすくてまさかねと思ったのではないだろうか。その裏をかいて、あまりに単純なものは盲点になると読んで仕掛けたということなら、仕掛けたほうが一枚上手ということになる。といろいろ考えるのは面白いが、面白いで止めておかないと、全てが陰謀史観的な見方になり、一人悦にいるというトンデモの世界の住人になる恐れがあるので気を付けないといけない。

あと、紳助の問題はどうでもいいことである。大きなものを失ったかのような取り上げ方をするのだろうが、所詮は消費の対象である。

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三葉虫 のような ロボット のような

2011年08月23日 | 生き物 自然

 

それにしても鬱陶しい天気が続く。そんな雨の合間に鳴く蝉のまあ弱弱しいこと。気分も盛り上がらないどす。というわけで本日はこれにて終了。

と思って画像をアップするためにファイルを覗くとこれが目に付いた。所謂、異様な姿の昆虫となるのだろう。三葉虫のような姿、大きさは3センチほどで活発に動き回っていた。成虫ではなく何かの幼虫なのかもしれない。試しに「オサムシ」(手塚治虫の名前の由来で有名な)の幼虫を検索して見ると、系統としては近いものがあった。それにしてものこの姿。本当、世の中色んな昆虫がおりまんなあ。

 

 

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異質な組み合わせ

2011年08月22日 | Weblog

 

プリンスのライブ映画「Sign Of The Times」を観てるが、この頃のプリンスはやはり最高だ。

ところで、街を歩いていると、この店は何屋?と不思議に思うような店がたまにある。それらは気にはなるが確かめようがなく、謎は謎のままで時たま思い出しては何だろうと思うの繰り返しだが、今回紹介する店はそういう類ではなく、はっきり何屋と分かるのだが、二つのものを扱ってるその組み合わせが特殊というタイプの店だ。その二つのものは「古本」と「野菜」。つまり、「古本屋」と「八百屋」が合体してるのだ。これが八百屋と肉屋ならば、同じ生鮮でスーパーなどでも隣り合わせであったりして違和感はない。八百屋とcafeだったらどうか。有機野菜を売りにしたcafeなんて如何にもありそうなので、そういうのは考えられなくもない。同じ食べ物という共通性もあるし。では古本屋とcafeの場合は。これは具体的に何軒かあるのを知っている。ということは、cafeを介して古本屋と八百屋が邂逅してもおかしくはない。ということにはなりまへんなあ。

考えられるのは、元々が古本屋で、例えば家に畑があり、自家消費だけではもったいないので余りを古本屋で売ろうとなったとか、知人に頼まれてそれを売ってるとかで、現実的な理由はあるかもしれないが、それではあまり面白くない。実際店の陳列の仕方を見ると、本と野菜がグラデーション的に混じって、境界がはっきりしてないのだ。まるで、野菜に侵食された古本と言った風情なのだ。ここはやはり、このまま、不思議な店の王道を歩んで行ってもらいたい。

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小自然

2011年08月21日 | 生き物 自然

 

涼しいどころか寒いくらいの夜に、BSのグレートネイチャーほにゃららを観る。スケールの大きい、所謂大自然はそのスペクタクルで人を惹きつけるが、それは花火を間近で見たような感覚と共通するもので、確かにある種の感動を呼び起こすのだが、どうも最近はそういうスペクタクルよりは、身近な小さな世界のほうにより興味を覚え、しかもそちらの方が感動するといった、ますますマイナーな人間になりつつあるのを自覚する。要するに、大自然よりは1メートル四方程度の水の中の、様々な生き物の世界の方が面白いということだ。今なら、小学校の授業でありそうな「田んぼの生き物調査」などは喜んで参加したいと思う。まさか、こんなことになるとはねえ。

 

 

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テレビドラマ

2011年08月20日 | Weblog

 

涼しくなったと思ったらいきなり秋霖の季節か。もう少し漸進的に変わってくれるとありがたいのだが、自然は希望通りには行ってくれないでやんす。

どうやらT君の「満島ひかり」好きは本物のようで、それならばと「川の底からこんにちは」という映画を薦めてきた。最初の15分くらいの極端な(ちょっとわざとらしい)人物描写に慣れれば、そこそこ笑え最後まで観られるので、うるさ型でもないT君は十分楽しめると思ったのだ。何と言っても「満島ひかり」が川の底から這い上がる頑張る姿は、きっとT君も気に入るだろう。そう言えば、彼女主演のテレビドラマも楽しみにしているらしい。テレビドラマの99パーセントはろくでもないものという認識はT君も持ってるようだが、このドラマはT君曰く、脚本がしっかりしているということであるらしい。朝の連続テレビ小説(単なる習慣)以外ドラマを観ない人間としては、それについては何とも言えない。

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合わない監督

2011年08月19日 | 映画

 

ビオトープアネックスのコオイムシ、本当に飛んで行ってしまったのか気になり、一面を覆っているマツモを持ち上げて見ると元気におりやした。何を食べてるか知らないが、餌には不自由してないようだ。一応ビオトープの形態は保っているってことだ。

園子温(初めのころはエンコ.オンだと思っていた)の「冷たい熱帯魚」を観る。BASED ON 埼玉愛犬家殺人事件ということのようだが、映画は舞台を熱帯魚店に変え実際の事件より更にえげつない内容にしている。殆どスプラッタームービーと言ってもいいくらいの描写がこれでもかというくらいに出てくる。要するに殺人の仕方とその処理の仕方がえげつなく描かれているのだ。その手の映画が駄目な人は絶対観ないほうがいい、ということだけは断言できる。

で、映画としてどうなのかという事になるのだが、その衝撃的な内容(或いはえげつない)が映画的な部分に寄与しているとは思えない。いつも感じるのだが、この監督の作品はどうも映画的と思えないのだ。これがもしテレビであったら(この監督のテレビ番組、時効警察などは好きだった)結構良いということになるのだが、映画とすると何かが欠けていると思えるのだ。ショットの力というものだろうか。ただ、「でんでん」の怪演がかなり効いているのは確かだ。

そしてもう一つ、鬼門のテレンス.マリックの「シンレッドライン」。過去一度観て殆ど寝てしまった作品だったが、今回改めて観てその理由が判った。やはり映画のリズムだ。そのリズムはタルコフスキーに似てる。時々挿入される思索的な独白がさらに拍車をかける。どうも冗長としか感じられないのだ。これで、この監督が合わないことだけははっきりした。

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松本 蝉時雨

2011年08月18日 | Weblog

定点観察地(今まで観測地と書いてきたが、観測するわけではないので観察に変更)の休耕田を見に行く。コオイムシが一杯いたところだ。因みに、そこから持ってきたわがビオトープアネックスのコオイムシは、順調に脱皮を繰り返し成虫になった模様。ただ、成虫になったとたんに姿が見えなくなった。ひょっとすると新天地を求めて飛んでいってしまったのかもしれない。

話をもどして休耕田。今回は多数のチビゲンゴロウやコシマゲンゴロウなどが確認できた。そして目に付いたのがガムシの幼虫(去年羽化させようとして失敗)。暫く見ていると、突然上陸し、顔の先端で周辺を嗅ぎ始めた。犬が地面を嗅ぐイメージ。蛹になるためには土に潜るのだが(カブトムシをイメージすれば分かりやすい)、どうやらそのための上陸のようだ。こんな真昼間に始めるんだと感心して見ていると、みるみるうちに土の中に潜り始めて、あっという間に消えた。そんなガムシの幼虫の尤も分かり易いイメージは、映画「トレマーズ」の芋虫。写真がそれだが(借り物)、見ても分かるように、ちょっとグロっぽいかもしれない(軽減するために装飾を施した)。体長は6センチほど。いやあ、ええものを見さしてもろうた。

 

 

その後松本市内に。「クチーナにし村」。開店時間に合わせ店内にと思ったが5分早かった。T君は今盆休みだが、ここは来週夏休み。旅行にいくらしい。ええですなあ。暫くすると、旅行客らしきグループが次から次と入ってきた。この時期松本市内はまだまだ旅行客が多い。Tac通信二号の記事はパスタについてで行く予定で話を聞こうかと思ったが、忙しくなってきたので早々に退散。帰りにグラニャーノ産のスパゲッティを購入。トスカーナ産も一味違ったが、グラニャーノ産は更にという話だ。

それにしてもの蝉時雨。相当にうるさい。

 

 

帰り道、今まで見たことがない行列がある蕎麦屋の前に。多分「おひさま」関連で「鶴瓶」がテレビ取材した関係だろう。確かに店の雰囲気は昔ながらの大衆食堂といった感じで良いのだが、味的には決して.....だ。まあ、旅の思い出というやつなので他人がとやかく言うことではないのだろう。

 

 

 

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花火大会

2011年08月16日 | Weblog

 

昨日は諏訪湖の花火大会。雨も降らず、絶好の花火日和だった。しかし私は、遠くに花火の音を聞きながら(結構振動も伝わってくる)いつものような夜を過ごす。相変わらず凄い人だったのだろう。

T君は、花火大会当日の夕方よりお盆休みだと言う。花火大会後はどうせ暇なので、定休日に合わせまとめて盆休みにするということらしい。初夏のヒグラシから始まって盛夏のアブラゼミ、そして今日は晩夏のミンミンゼミと、いよいよ夏の終わりも近いかという気分になってくる。矢張り、お盆というのが大きい。昔から、お盆が終わるというのは夏休みの終了を意味し(田舎の夏休みは短い)、これで楽しさもなくなると思い相当寂しくなったものだ。その体験はしっかり記憶され、夏の終わりを意識すると、何故か今でも寂しいという感情に近いものを感じる。ああ、夏休み、ってところか。

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ステーキ

2011年08月15日 | 食べ物

 

お盆真っ只中、人が多そうと予想された夜の松本、思ったほどではなかったが普段の日曜と較べればやはり賑やかではある。高原地帯の店がこの時期えらい騒ぎであることを考えると、市内には避暑客はあまり流れ込んでこないということなのだろうか。

何だかんだ言いながら、いろんな意味で重宝な「クリヨードヴァン」のテラスにて夜のカフェ。流石にこの時期だとテラスにも客はいる。そして日曜なので、車の通行量が少ないのがありがたい。カールスバーグの生ビールとはらみのステーキ300グラム(最近メニューに登場の重量指定)を注文。ステーキはフリットが付いてくるのでこれだけで十分。噛み応えのある(柔らかいというわけではないが固すぎでもない)赤身肉のステーキは、好みである。ソースは一切なく塩コショウ、あとは好みでマスタードというシンプルな味付けで、予め切って出してくれる。これも切る手間なくてありがたい(中には不満を持つのがいるかも)。間違っても上等な肉の類ではないが、個人的にはこれで十分。カフェで食べる正統派なステーキである。オーストラリアンビーフ辺りだと思うが、下手な国産牛或いは和牛の、変な香りがあるものより(脂の部分が変質?)こういう肉の方が美味いと思う。その辺は焼けた肉の香りで判断する。でも、肉重量制の割にフリット(フライドポテト)は少なめなのが、ちょっと残念。こんなに出てくるのか!というのを期待してしまった。

 

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