この前取ったワインセットのグラーヴを飲んだ。グラーヴといえばソーヴィニヨンブランかセミヨン。ぶどう品種だが、昔からボルドーの白の中心品種で、過去何度か飲んでいる。が、当然味など忘れている。知識は残るがワインの味はすぐ忘れる。しかし、元々ボルドーの白は良い印象がなかったので、体験数もかなり少ない。
今回の安ワインはどうだったのか。それが、思ったより良くて十分飲めた。過去のは、共通してコクが足らなかった印象だったが、今回のものは香りも果実風味が強く、そこそこコクもあり、普段飲みなら十分以上のものだった。不味くなかったので、ほぼ半分ほど飲んだ。元々量は行けないので、自分としてはかなり飲んだ部類だ。改めて香りを記憶しようと試みた。多分直ぐに忘れると思うが。
ワインの話に写真はカメムシか?と思うかもしれないが、どちらも臭いが(匂い)が特徴ということで...。
エプソンのプリンターで、インク交換の表示が出た時点で、実際どの程度インクが残ってるかを調べたという記事がネットに載っていた。これに関しては、経験上誰もが実感してると思うが、その後でも相当数使用できるのが普通だ。で、結果は20パーセントだったということだ。早く交換させたいがための表示、と誰もが思うようなセコイ仕掛けをやりやがって、と受け取る人は多いだろう。以前、エプソンに勤めてる人間(本社があるところなので多い)に、インク代の高さをなんとかしろと直接言った事があるが、インク代で稼いでいるからと言われた。仕方ないので、正規の五分の一ほどの互換インクで、誤作動と戦いながらプリンターを使ってるわけだが、これからは、企業イメージのことを考えても、本気で何とかしたほうが良いんじゃないか、と強く思うのである。
庭にいたトンボ。まずは「ウスバキトンボ」。例年庭に居るのをほとんど見たことがないが、今年は嫌に目に付く。明らかな異変は、この時期は本来アカネ類がいるはずなのに未だに暖かい地方のウスバキトンボがいるといころ。9月も終わりのこの時期に、ウスバキトンボはいないのが普通だった。それにしても本来主役たるアカネ類は、一体どこに行ってしまったのだろう。
次は「オオアオイトトンボ」。このトンボは例年通り。ちょくちょく庭に来るトンボで、過去一度だけビオトープで羽化したこともある。
最後は庭のトンボではなく、この時期毎年観察している場所の「マダラヤンマ」。今年も無事に発生を確認。それぞれ違う個体なのだが、如何せん距離が遠く、2メートル以内で撮ることは叶わなかった。日本のトンボの中で、美しさ一番をマルタンヤンマと競っている、とも言われている。
FMで、今日は一日プログレ三昧をやっていた。以前もやっていたが(勿論聴いた)、どうも思い出した頃にやっている印象がある。この手の音楽番組は、担当者の思い入れが強いので、内容もそれに応じてかなりマニアックになるが、それがまた魅力ともなる。パーソナリティに山田教授や高嶋兄弟の兄の方など好き者を揃えて、好き勝手に進めるのもこれまた楽しという趣向であった。
彼らの選ぶベスト10のトップにはそれぞれキング・クリムゾンが挙げられていたのは納得。あとは、ピンクフロイド、イエス、ELPなど有名どころが続くのだが、ジェネシスも多くがトップスリーに入れていた。当時からジェネシスだけは良いと思ったことがなく、結構プログレ好きからは評価されてるんだ、と改めて再認識させられた(それで好きになることはないのだが)。それ以外は知らないグループが多く、殆どキング・クリムゾンオンリーの自分からすると、こんなにいたのかとびっくりであった。日本のプログレグループ四人囃子(名前は知っている)など今回初めて聞いたくらいだ。演奏はいいと思うが、ボーカルがちょっと、というのが正直な感想だった。
久しぶりにワインをまとめて買うことにした。今回は白で、その内訳はサンセール、プイイフュメ、モンタニー、アルザスリースリング、コートドニュイ、グラーヴというもの。二十五六年前、ワインにに凝ってた頃に一通り飲んでたもので、つい懐かしさもあり頼んでしまったのだが、理由としてはもう一つ価格の安さもあった。当時だと、このラインナップだと2万円ほどした。それがその半値。となると、味は大丈夫なのだろうかということになるが、それは飲んでみないと分からない。更に、最近あまり飲んでないので、美味しいワインがどういうものか分からなくなっている可能性もある。しかし、いずれにしろ安ワインの範疇なので、本当に美味しいものを期待するのは間違っている気もする。
今回の朝の連続テレビ小説「まれ」は、ここ最近というかこの十年くらいの中で一番面白くない。これはドラマの質がどうのという問題ではなく(元々それは求めていない)、個人的な好みが大きく関係するのだが、そんな個人的な嗜好とは関係なく、脚本自体が良くないという事実もあることはある(ドラマとしてはこれが一番重要)。
一番思うのは主人公の鬱陶しさ。これはキャラクターの設定(脚本)と演出の両方の責任だろう。そのおかげで、パーツは整ってるが顔の幅が広い主演女優が益々嫌になってしまった。「花子とアン」の妹役で出たときに顔の幅は気になっていたのだが、それが更に助長された。ここは、嗜好の問題。そして脚本の一番の問題は、主人公が全く成長しないところだ。基本お気楽な話で良いのだが、主人公がずっと高校生の頃と変わらないというのは(全体が少女漫画のよう)一番鬱陶しくなるところだ。そして周りにベテラン俳優も多いが、これだけ生きないのも珍しい。これも脚本と演出両方の責任。時計がわりに見る人間からすると、今回のようなドラマは困りものであるが、それもあと少しの辛抱である。