毎年送られてくる市の無料健診の通知、今まで一度も受けたことがなく、去年初めて受けようとしたら既に期限が過ぎて、今年こそはと思いある医院をとうとう予約した。ホームドクターもいないのでこの機会にとも思ったのだ。そして予約当日行くと、ネットで予約したのだがネットでは健診の予約は受けられないと言われた。朝飯は抜いたかどうかも聞かれて食べて来たと言うと(この時点ではどうにか入れ込もうと思ったようなのだが)、健診の時は抜かないといけないと言われた。どちらにしろ駄目だったわけだ。初めてだと基本を知らない良い例だ。結局来週予約して帰って来た。家から一番近い医院だから大した手間でもないから良いのだが、矢張り面倒くさいと言えば面倒くさい。
電動草取り機で庭の雑草取り。通路周辺のびっしり生えたオオバコと、最近増えつつある芝生を長くしたような雑草がその対象。電動草取り機の稼働時間が20分ほどなので作業時間も自ずとその時間となる。オオバコはそこそこ根が深いが電動草取り機を使うと難なく除去できる。問題は芝生を長くしたような雑草。地下茎で増えるようで、草とは思えない太い根が地中に張っている。一株一株の根辺りをフォーク状の先端で突き刺し振動で引っこ抜くわけだが、これがなかなか厄介で、地下茎が張り巡らされている分力を入れないといけない。この雑草の所為であっという間に20分。続きは充電後となり、結局終わるまで三日がかりとなった。何とか芝生を長くしたような雑草も除去できたが、残った地下茎でまた生えてくると思う。この先、この芝生を長くしたような雑草との戦いはしばらく続きそうだ。青々しく密生するので見かけは良いのだが。
よく行くビストロで働いていたスーシェフが自分の店を、家から歩いて五分くらいのところにオープンした。近々オープンするという話は聞いていて、場所もあの辺というのも聞いていた。しかし具体的にいつというのは分からずどうしたかなあと思っていたところ、本人に会ったらもうオープンしたと言う。昔はオープン情報は新聞で知るものだったが、今はすっかり様変わり。
プレオープンの時からそれなりに客は来ていてどうやって知るのか聞くと、SNSということだった。本人の知り合いだったり、業者関係だったり、そのSNSを通じて知るということだった。確かにこの方法の方が歩留まりが良い。高いお金をかけて新聞で広告を出しても、果たしてビストロに興味のある人間がどれほどいるだろうか。一般に知られる必要もないし。今や新聞広告というのは完全に古いスタイルとなってしまった。
家の近所にできたクラフトビール屋に初めて行った。他のクラフトビールでも思うが、矢張り高い。ハーフパイントの一番小さいサイズで800円(今回スタウトも飲んだ)。それで美味ければ問題ないのだが、これも今まで飲んだクラフトビールと同じで大して美味くない、というかクラフトビール特有の味、ちょっとフルーティーだったり苦味が効いていたりの味が好きではないということがはっきり分かった。嗜好品なのでこれは仕方ない。鮮度の良いラガーの瓶ビールの方が何倍も美味しいと思う。値段は五分の一くらいか。エールビールが好きではないというのは元々分かっていたことだから、それが中心のクラフトビールが好きではないということも当然の結果で、何度も同じことを繰り返している気がする。飲むたびにうまくないなあと。だから今回、もうクラフトビールは自ら飲まない、と固く決心した。
それにしても次から次とクラフトビール屋オープンしているが、そもそもそんなに需要があるのだろうか。嘗ての地ビールの二の舞になる予感がする。
ギンヤンマ自体は日本全国どこにもいる普通のヤンマだが、実は至近距離で撮ったことがないトンボでもある。というのは、ギンヤンマは滅多に止まることのないトンボだからだ。過去止まってたのは水草に産卵していた時だけ、当然距離がある。そんなギンヤンマが昨夜庭で止まっていたのだ。一夜の塒として家の庭を利用していたという訳だ。こうなるとじっとしているのでフラッシュを焚いても驚かない。そしてめでたく初の至近距離での撮影に成功した。止まっていたのは紅葉の木(次の写真 翌朝)。
この木には過去にも他のトンボが止まっていたことがある。止まりやすい条件をみたしているのだろうか。そして視線を移すと他のトンボが止まっていることに気付いた(ギンヤンマは既にいない)。百合にウスバキトンボが止まっていた(次の写真)。ウスバキトンボは庭を塒とするトンボの代表でもある。一般的にトンボは樹林などで休むとなっているが、実際はいろんな所の樹木、草(今回のように)を利用しているのだろう。